最新の観てきた!クチコミ一覧

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金襴緞子の帯しめながら

金襴緞子の帯しめながら

劇団俳小

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/12/19 (金) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★

う~ん・・
個人的には、少しわかりにくい感じがしました・・。

ネタバレBOX

大体、これから結婚するというのに相手もよくわからない、というのもなんだかひっかかるし・・。

ちょっと設定に無理があるように感じて、作品世界に入りきれないように思いました。
日本語がなくなる日

日本語がなくなる日

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2008/12/23 (火) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

すばらしいっすね。
ええ、
すばらしいっす。

物語の設定が良かったです。
ぐいぐい引き込まれました。

芝居ってなにも笑いだけが勝負じゃないですもんね。
そういう大事なことを知らされた気がします。

ネタバレBOX

なんてゆーか、
うまいなぁ・・・作りが。

映画を観てる感じだった。

で、有島さんが良かったですね。
終わった後、隣の隣の席に座ったとき、実際はこんなにキレイな人だったんだ・・・と、失礼ながら驚いてしまいました。
俺たち、忠臣蔵部

俺たち、忠臣蔵部

マーク義理乃姉妹

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/12/19 (金) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

蝋燭で区切る場面の秀逸
忠臣蔵とつながったオムニバスのようなシーンの連続・・・。陳腐なもの、ユニークなもの、いろんなパターンがありましたが、なんだかんだとたのしめて、お買い得感一杯でした。

ネタバレBOX

松の廊下を殺人現場に仕立てたり、吉良と浅野の同性愛はちょっと陳腐な感じ・・・。

一方で吉良邸の地下で繰り広げられる、百物語風のところはとても面白くで思わず身を乗り出してしまいました。

とくに落ちずに吹き消した蝋燭を付け直すところには笑った・・・。
男だけの舞台だと、こういうギャグもいい味になります。
日本語がなくなる日

日本語がなくなる日

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2008/12/23 (火) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

しっかりした内容
リアリティと適度にコミカルが混ざった脚本で、個人の好みとしては面白い舞台だった。場内は満員で、開演前に急遽最前列を後ろに下げて、座布団で見る特等席(?)を用意するほど混んでいた。日本語がなくなるかどうかはともかく、最強のインフルエンザ流行が危惧されている現状を思うと、外出時にはマスクをしたほうがいいと、再認識した次第。

戦争と市民

戦争と市民

燐光群

イムズホール(福岡県)

2008/12/22 (月) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

体験は語る
防空壕や空襲など戦争は体験した者しかわからない。
が、語りついでいく必要はある。 
体験者が出演する貴重な演劇を観れてよかったと思う。 

ネタバレBOX

戦争以外にも生活に関するいろいろな問題点がうきぼりに
なった芝居。短時間(2時間半)にかなりつめこまれていて
息苦しくなってきたけど、目をそらしちゃダメだと思った。
proof

proof

コロブチカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/12/25 (木) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

素敵なクリスマスプレゼント
私はデイヴィッド・オーバーンという方も「proof」というお話も知らなくて、今回のコロブチカさんの「proof」を拝見して思ったことしか書けないのですが…

とにかく登場人物みんなが全て近しく、愛おしく、抱きしめたくなる。
そんな気持ちになるお芝居でした。

終演時、なんだかよくわからない涙がこぼれ出しそうになるのを一生懸命我慢しながら、おもいっきり役者の皆さんに拍手をしました。
物凄くたくさんの愛情をもらったような気がして、その感謝の気持ちを伝えたくて、できる事ならずっと拍手をし続けていたかったです。

イイ大人のくせして桁外れに人見知りな自分は、役者さんたちが見送ってくださる終演後のロビーはいつも逃げるようにして帰宅するのが常なのですが、今回は素直に感激の言葉を伝える事が出来ました。
自分でも驚きましたがそれほど感動していたんだと思います…って、ちょっとハズかしいですね(照)

コロブチカさんの「proof」
私にとっては今年の〆に相応しい、本当に素敵な素敵なお芝居でした。
コロブチカの皆さん、ありがとうございました。

つたない文章でしか表現できなくてごめんなさい。
でも、拝見できて、本当に良かった。

proof

proof

コロブチカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/12/25 (木) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

上手く甘える。
コロブチカ旗揚げが『proof』と聞いたとき、あまりよい印象を持たなかった。
おやつの時間堂『proof』のイメージが未だに強い中で、
コロがあえて『proof』を演る意味をあまり見出すことができなかったのだ。
しかし、今はそうは思わない。

戯曲の懐で上手く甘えられているな、というのが第一印象だ。
甘えというのは、別に役者や演出が仕事をしていないという意味ではない。
戯曲を知らなければ、上手い甘え方だってできない。

ただ、強度のある戯曲は、それだけで非を打つのが難しいから、
どうしても、細かな部分を役者や演出の問題として観てしまう。
まあ、それでも、なんとなく観られてしまうことは、別に不幸ではない。
役者と演出にとって、幸せかどうかは分からないけど。
(その点、翻訳の谷賢一の仕事はなかなかに素晴らしい……)

誰が『proof』をつまらなくやれるのか。誰が完璧な『proof』をやれるのか。
この二つは同じくらい難しいのでは、とふと思う。

少なくとも、コロブチカにとって安全な船出ができたことは、喜ばしい。
次回があることを期待します。

ネタバレBOX

黒沢演出は、素材の印象を大事にしたうえで、調和をとる。
だからだろうか。
なかなかこれ以上詰める余地なし!という演出を観たことがない。

今回は、割と大きい芝居をするメンバーが揃ってしまい、
押さえるべき所の繊細さがあまり感じられなかったように思う。
そのへんのバランス感覚は難しいとはいえ、キャスティングは大事。
夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

キティフィルム

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2008/12/16 (火) ~ 2008/12/26 (金)公演終了

満足度★★

それなりに
面白かったことは面白かったんだけどね。タップ,アクロバット,サーカスなどのパフォーマンスは素晴らしかったし。でも,芝居としては小松がモゴモゴ言ってるし,途中からは展開が速すぎるし(仕方ないか),不満は残ってしまう。期待していっただけに残念。

家族

家族

リクウズルーム

中野スタジオあくとれ(東京都)

2008/12/24 (水) ~ 2008/12/25 (木)公演終了

満足度★★★★

全力疾走
内容や理屈なんて関係なしの、想像を絶する情報量を、何の躊躇いもなく劇中で用いられる全ての手段を使って表現する。その多すぎる情報に圧倒されっぱなしで、そうであるはずなのにその情報が無意味な秩序により笑いを引き起こす。どこらへんが家族なのか、ほんのすこしも理解することは出来ず、最後まで突っ走るシュールさが、むしろ何も残らないという清々しさを逆に残す。

すごい面白かった。

ただ、欠点としては少し長すぎた感はある。もう少し短くまとめた方が、あっさりしていてよかったと感じた。

ネタバレBOX

カール・マルクスとビル・ゲイツのくだり辺りから、どんどんシュールなギャグが増えていった。

赤い何かをかぶった男性?が舞台の最初の方からずっといて、彼がその何かを外し、自らを「価値観」と名乗った時、私はついにデウスエクスマキナの登場かと思ったのだが、彼さえも舞台に収拾をつける気がないという、予想をいつまでも裏切り続ける最後。

あと、劇中でごはんが炊けるのだが、あれのせいでごはんを炊くたびに劇のシーンを思い出してしまう、という。
あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

そういう世代になりつつある方へ
あれから… いろんな、いろんなことがあったんだよ。

まだ少女だった頃一緒に過ごしていたふたりが、三十年後に偶然出会う。
あの頃は、まだ自分たちにどんな未来が待っているかなんて、想像すらできなかった。
仕事も結婚も、まだまだ遠い世界のことのようだった。

こんな風になってるなんて、これっぽっちも思っていなかった。

ネタバレBOX

中盤はどんどんと重苦しさを増していき、人生って、重ねれば重ねるだけ苦しくなるものかとやり切れなくなる。

失敗を繰り返して少しずつねじれていった時間は、もうどうにもならないくらいに手に負えなくなってしまって。

しかし、もうどうしようもなくなった時、どん底のはずのその場所で、なぜだかひどく滑稽なやりとりが始まる。
言えずにためていたはずの言葉が呼んできたものは、なぜだか笑い声だった。


終わりだと思ったところにも、「これから」はきっとある。

可笑しくて切なくて、すごくいいシーンだった。


あの頃を思い出し、これからを夢見ることができました。
どうもありがとう。



リクエストできるなら、カーテンコールはサキ先生で出て来てほしかった…
東京ノーヴイ・レパートリーシアター

東京ノーヴイ・レパートリーシアター

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2008/12/18 (木) ~ 2009/05/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

古典ではない現代劇
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。

貧しいジョバンニと友人を助けるために死んだカムパネルラ、二人の少年が銀河鉄道に乗って幻想的な宇宙を旅する物語。

以下はねたばれBOXにて。

ネタバレBOX

銀河系の仕組みについての午后の授業やジョバンニが活版所で活字拾いをするシーンの茜色の照明がなんとも美しく幻想的でした。
授業の教室の枠と列車の枠、工場の枠が見事に演出され、照明と重なってそこは、童話の世界そのものでした。

病気の母と、漁に出たきり帰ってこない父のことやカムパネルラのことなどを話すジョバンニは自然に、ごくごく普通の日常の会話のようで、違和感がなくワタクシは直ぐに物語りに溶け込む事ができて、最後まで「銀河鉄道の夜」の中の住人になれました。

ケンタウル祭の夜、ジョバンニは同級生のザネリたちに会い、からかわれて、銀河祭りに行くザネリたちと反対に、一人町外れの丘へ向かいます。
そしてジョバンニは一人寂しく孤独を噛み締め、

「どうしてこんなに悲しいのだろう、心持を大きく綺麗に持たなくてはならない。心持を沈めて幸いを探す旅に行くんだ。」

そう思って星空へ思いを馳せてジョバンニは眠りこんでしまうと、突然、耳に「銀河ステーション」というアナウンスが響き、気がつくと銀河鉄道に乗っていました。見るとカムパネルラも乗っていました。

親友カムパネルラと銀河めぐりの旅をしばし楽しみ、ジョバンニは「ここではりんごを剥いたり笑ったり、いろいろな風にしているんだろうなー。」と、つぶやきながら、列車の中で北十字とプリオシン海岸の話や鷺を捕る人の話を聞いたり、ジョバンニの持っている特別な切符の事も教えてもらいます。

旅の終わりにジョバンニはカムパネルラに、どこまでも一緒だと誓うが、カムパネルラは消えてしまいます。

「どうして僕はもっと愉快になれないのだろう。どうしてこんなに一人寂しいのだろう。」

悲しみのうちに目覚めたジョバンニは、まもなくカムパネルラが命を犠牲にして友達を救った事実を知り、この瞬間、ジョバンニは銀河鉄道の旅が何を意味していたのか気づき、悟るきっかけになります。


日蓮宗を信仰していた宮沢賢治の代表作を忠実に構成し幻想的に演出していた作品でした。「銀河鉄道の夜」は童話だけれど、ワタクシにとって大人の童話と言えるバイブルです。他の4作品も観たかった。ほんとうに素晴らしい劇団でした。

劇場は籐の白い椅子が26個ゆったりと置いてあり、ひじょうに贅沢な空間です。何処に座っても前列で観ている感覚。
初見の劇団でしたがとてもレベルの高い劇団でした。
戦争と市民

戦争と市民

燐光群

盛岡劇場 メインホール(岩手県)

2008/12/14 (日) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぞわぞわする
もっと硬派なお話かと思っていたら、ぐいぐいと話の中に引き込まれ、あっという間に終演。
何度も涙腺が緩み、鳥肌がたちました。
とても面白かったです!

クリスマス・ギャングスター

クリスマス・ギャングスター

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/12/24 (水) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

銀行強盗で人生リセット?
ドラマの導入と収束が強引過ぎて、コミカルなシーンも笑えなかった。
挿話が多過ぎて、脚本にテンポが無いのは、致命的。
それでも、役者さんは、皆熱演だった。

あゆみ

あゆみ

toi

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/06/18 (水) ~ 2008/06/24 (火)公演終了

toi「あゆみ」
人生の断片をこれだけ数多く提示すれば、見ている者の頭の中には、はっきりしたストーリーが浮かびあがる。当日パンフレットの中で作者が「とくにストーリーはない」といった趣旨のことを書いていたが、それは多分「見た人によって異なるストーリーとして受け止められる」、そんな観点から出たコメントだろう。創造力を小気味よく喚起する芝居でした。

ネタバレBOX

主人公の女の子がこどもを生んで母親になる。そして母親の母親が死んでしまうシーンで、私は「母親が死ぬとき、はじめてこどもでなくなるんだな」と感じた。

最後の全員のダンスシーンは余分でしたね。
日本語がなくなる日

日本語がなくなる日

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2008/12/23 (火) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

繊細だけど理詰め
知的で非常にセンスの良い題材の扱い方。
初北京蝶々でしたが、今まで見なかった事を後悔しました。
出てくる人物それぞれが非常に繊細に描かれていて、それでいて世界観や出来事はありえない事を理詰めで築きあげた隙のなさ!

尾倉ケント氏演じる通訳・家庭教師とこまつみちる氏演じる医者にはとても心を動かされました。

ラストシーンの美しさも素晴らしかったです。

ネタバレBOX

新型インフルエンザによって滅びようとする日本。
そんな日本から遠く離れた南極基地。
遠く離れた地にありながら、故郷である日本を失ってゆく様が感じ取れる描き方がうまいです。

話は南極基地の一室で終始するのだけど、圧倒的な理詰めの世界観で背後に地球規模の世界を描き出してる。

話が頭でっかちにならずに、しっかりと人間のドラマとして構成されている辺りも、見ていて心を揺さぶられます。
こまつみちる氏のラブシーンや筆談、尾倉ケント氏の最後の豹変した切れっぷりに、追い詰められた人間に現れるふたつの両極端な人間像が映されていました。

これだけ詰め込んで100分にまとめて、それでいて詰め込まれた感が全くしない構成の仕方がうまいです。

今まで見たい見たいと思いつつタイミングが合わずに見に行けなかった。
北京蝶々、今後はちゃんと見に行きます。
あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

あの頃の未来に僕らは立つことになる。
偶然なのか、夫婦を主題に扱った作品が12月は多かった。
PARCOプロデュース『Good Night Sleep Tight』、ブラジル『軋み』。
後者は“夫婦は他人”という点に主眼を置いていたように思うし、
前者も三谷幸喜がインタビューで語っていたと記憶している。
今作も、そういった意味では“夫婦は他人”という描き方をしている。

もうひとつ主題があるとすれば、まさに“あれから”ということになる。
私からすれば、壮年の夫婦は“これから”なのであって実感も薄い。
でも、「夜空ノムコウ」の歌詞の実感くらいは少しはあるわけで。

派手な演出など何もない。
が、KERAの“自称・レイト・ワーク”に相応しい普遍的な作品であろう。

ネタバレBOX

開幕した途端、怒声が飛び、重苦しいトーンが空間を占める。
この重苦しいトーンは、近作で顕著に見られる傾向だ。
「またか」との思いはないでもないが、徐々に作品の色が出始める。
そのへんがまた、“観たい”と思わせる引力がある。

ただ、KERA MAPの方向性はいまいちよくわからない。
KERAのスタンスの問題なのかもしれないが、うーん、と首を一捻り。
CLASSICS vol.2

CLASSICS vol.2

AND ENDLESS

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/12/12 (金) ~ 2008/12/25 (木)公演終了

満足度★★

難解
うーん。難解。
前半は正直、話が見えなさすぎてちょっとイライラ。
後半盛り返すも、前半の???を挽回できず。
わかりやすい所は普通に面白かったので、無理に難しい言葉とか、深すぎる表現とか使わなければいいのに…

終演後のトークショーは「泣く泣くカットされた未公開シーンを演じる」という活気的なものだった。
これは今まで体験したことない不思議な感覚を味わえるスゴイ企画だ。
このサービス精神。他団体も是非見習って欲しい。

あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが!
感服です。

特にこの前までにシアターコクーンで面白くないものを
観させられていたのでそのギャップもあり、楽しかったです。

まったり系ネバネバ人生劇場とでもいいましょうか。
昼ドラよりはアッサリしているかな。
それを丁寧に、かつうまく伏線を張り、キャラを活かし、
小さいけれど良い意味での想定外を起こして、
めくるめくケラ・ワールドを見せてくれました。

S席で8500円でしたが、価値ありです。

来年は、「しとやかな獣」は既にチケット取ってるから
4月と6月の分を取らなきゃね。

箱の中の女

箱の中の女

梅田芸術劇場

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/25 (木)公演終了

満足度★★

なんだろうね
音楽劇としてはいま一つ、演劇としてはまったく興味持てず。
ストーリーに深みなく、単調かつ演出も単純。

個人的に波長が合わないとかよりも、
根本的にこの作品を組み立てていく方向性が
間違ってたんじゃないのかな、
などと考えつつ後半は見てました。

S席9000円だったのですが、この内容では高すぎ。
そおねぇ、5000円が妥当なんじゃない?

なお、時間は75分、15分休憩、85分の構成。

箱の中の女

箱の中の女

梅田芸術劇場

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/12/10 (水) ~ 2008/12/25 (木)公演終了

満足度★★

特に一青窈のファンじゃあないけれど
歌は好きだったから、特に歌詞が。
だけれど・・芝居はど素人ですねん。。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

まあ、芝居は下手でも一青窈の声が聞ければいいかなー。ってなノリで行ったけれど、やっぱ、ノリだけじゃあダメなのが解った!

演出の関係なのか、歌が聞きづらく、歌が聞きづらかったら他はいいとこないじゃん!(・・!)みたいな不満がでちゃうわけ。

しかも芝居のセリフも棒読みでどこをどーしたら、あんな棒読みできんだろ?と首を傾げたくなりそなセリフ。

ストーリーと歌がでんでん繋がってないし、一青窈が舞台に居ないで他の役者が舞台に居た時の方が安心して観られる。というのも痛い。
要は一青窈が登場する度に、舞台の雰囲気が壊れると言う最低の舞台。

主役が居ない方がいい舞台って、なんだろねー。。
観客の様子も不満の色がありありで、ファンだという後ろの席の男性までもが不満たらたらでした。

観ている時間がもったいなかった舞台。

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