
マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
言葉の美しさに魅了されました
物語のしたたかさに加えて
台詞たちの美しさに魅了されました。
その言葉に引きずられることなく
きちんと武器にして物語を重ねていく
役者たちの力にも瞠目しました。

夕立の忘れ物
神保町花月
神保町花月(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

グッバイ・マイ・ダーリン
世田谷シルク
小劇場 楽園(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
満足度★★★
大衆はマリーよりも危険
「良かった」と書かないといけないような雰囲気。何だか危険を感じる。
谷氏は文体を真似るのは上手いようだ。プログ記事の『もっとお菓子をちょうだい』を読んで感心したし、『JANIS』の時のセリフも「らしい」セリフだった。でも、セリフを聞いていてパソコンのキーボード打っている姿が眼に浮かんでしまうのだ。
小劇場で活躍している役者は古典はやらないのだろうか。せいぜい学校や養成所でやらされた程度かな。
シェイクスビア風に作り上げられた文体に振り回され、あるいはセリフを振り回してしまっている。
意欲作だというのは分かった。しかし、出来上がったものは思っていたのとはだいぶ違うんじゃないだろうか。それでも観客は良かったとほめる。もしそれで満足しているのだとしたら、やはり危険だ。

昏睡
青年団若手自主企画 山内・兵藤企画
アトリエ春風舎(東京都)
2009/08/17 (月) ~ 2009/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★
昏睡の中で見た(悪)夢7編
丁寧、精緻に演出されていると感じた。
役者も熱演で、エピソードとエピソードを、まるでモーフィングのように繋いで、テンションや設定を変化していく様は凄い。
ちょっとした仕草や視線、髪の毛による表情の見せ方などで、見事に変わる(粉を使っての白髪表現は、もうひとつだったが)。
固唾をのんで見入る私だったのだが、私の日常的なものには響いてこなかったように思う。
好みが大きく分かれる舞台ではないだろうか。

雨の一瞬前(再演)
ユニークポイント
ザ・スズナリ(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
時代を生きぬいた光子の物語
舞台セットといい、緑豊かな情景といい、照明、衣装諸々が素晴らしかった。
難点は客入れの際のスタッフの要領の悪さのみ。
以下はねたばれBOXにて。。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
満足度★★★
観劇
感受性の低い私ですが、きちんと作品に引き込まれることが出来ました。
一瞬、作者の狙う台詞に飲まれているように感じる場面もありました。
この作品の色味が団体の持つカラーであり、そうなるように仕向けた演出なのかなと感じました。初めてですが観れて良かったです。

エンジイロエンジェル
プラスチカロマンチカ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
満足度★★★
次の一歩に大期待!
お目当て劇団さんが別にあったのですが、オムニバスでたまたま遭遇。なるほどー、こういう系ですね!あまりこういう系を私は詳しくないので分からないのですが、面白いのではないかなあと思いました。ただどうせななら、もっととことん言ってほしい。今30秒に一回くらい入れている刺激を、5秒に一回にしてほしい。そんな気でみてました。でもまだ学生さんですもんね。これから、期待しています。

"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
まあまあ
面白いのですが、予想の範囲を超えなかったというか。送り手の「これ面白いでしょ」っていう過度にナルシスティックな感じが少し鼻につきましたw
面白いし、新しいことをやっているのは間違いないのですが、そこまで突き抜けてはいないぞ、というか。
でも後半戦が楽しみになっちゃうだけのパワーは十分あるんですけどね。
だからたぶん、ものすごく好きではあるんです。でも、ここで止まってしまいそうな、作り手の満足のようなものが垣間見えて怖いのですきっと。がんばってほしい!!

土葬?火葬?
ガレキの太鼓
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
おいおいおい・・・
これはホントにガレキの太鼓ですか?舘さんは関与されてる・・・?されてない?名前だけ?
あまりに今までの公演とレベルが違ったので。でもガレキの太鼓さんなのかそこがよく分からないので、評価の仕様が無いのですが・・・。

ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」
Bunkamura
Bunkamuraオーチャードホール(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしかった
コーラスラインを観るのは初めてですが素晴らしかったです。
俳優さんは流石でした。
日本人には無理な体系、うらやましい。
ストーリーは消化不良ですが観て楽しい舞台でした。

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了

リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
シェイクスピア
大胆な改造は、本当に面白かったと思う。
衣装も素敵、ポップで素敵だった。
でも、それに役者がついていけてない印象を受けた。
演技の質感がバラバラで突き抜けてなくて、
統一感があるようでなかった気がする。
話も、とてもわかりづらい。。
楽しくて今までにない感じ、という意気込みはヒシヒシと伝わってきた。
あと、歩き方がとてもよかった。

ここに線を引く
ガレキの太鼓
シアター711(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/11 (火)公演終了
農業の舞台
セットがとてもよくできていて、本当に家の中を覗き見ているみたいだった。
都会にあこがれる青年、
逆に飛び出してきて自分の求めてたものを始めた人たち。
差とギャップがにじみ出てくる。
物語の運びが、段取りとしてはとてもいい気がするのだけど
何というか、肝心な所の押しが弱い気がする。。
怒っているシーンとか、とても迫力があったんだけど
初めのシーンでも、ちょっとずつテーマみたいなものを出してもよかったように思ったりもする。
でも、農業と演劇の、珍しいコラボを見せてもらえてよかったです。

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 アトリウム前広場(東京都)
2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
気分いい
良かった~♪
心地いい風を感じながら、
観る羽衣は最高に気分良かった。
野外のヒノキ舞台に合う案外爽やかなストーリーもナイスセレクトでした。
演劇なんぞ興味もなさそうな池袋のギャルまでも足を止めて人一倍大きな歓声をあげていて、そういう光景も面白い。
明け透け万歳。羽衣と野外の相性の良さったら今後も是非やってほしい。
いい歌だった~。

幻想歌舞劇「太王四神記 Ver.II」-新たなる王の旅立ち-
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
無難にまとめてある
ペ・ヨンジュン主演の本家版は観ていないのだが、宝塚的に
よくまとめてあるなという印象。韓流ファンの評価はどうだろう。
前回の花組版も観たのだが、おおまかには変わっていない印象。
どうせなら、花組版の続編を観てみたかったが、版権許可が
降りなかったのだろうか。
主演の柚希礼音は王というより颯爽とした若武者ぶりで、脇役は
専科のベテランが固めて、芝居全体に安定感がある。群舞も一糸
乱れずそろっている。
昨今は組ごとのカラーが昔ほどはっきりしていないが、この新生星組
も歌、ダンス、芝居すべてが平均してまずまずのレベルに保たれてい
るように思える。
かつてのどこぞのトップスターのように、歌声がしじゅうひっくり返り、
音程が狂っても平気のへいざなんてことがないのは良いことだ。
あくまで私の個人的感想だが、小池修一郎氏は宝塚でも海外作品
の翻案物を手がけることが多く、大作らしく仕上げる手腕はあるけれど、
宝塚版ならではの面白さとか、感動したという経験があまりない。
本作品にも同じ感想を持った。
その点、かつて歌劇団でも手腕を発揮した菊田一夫には遠く及ばない
感じがする。菊田氏は、宝塚ファンを喜ばせ、商業演劇としても面白く、
他の追髄を許さない巧さがあったが。

赤とうがらし帝国【東京公演】
劇団鹿殺し
駅前劇場(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
ライブのノリ
今回も観た丸山厚人。丸山の最近の役柄は東京ギンガ堂からプロレス役にはまってるようで。笑
ちなみに公演中に、1+2+3+4+5+6+7+8+9X0=0なんて計算してたけれど違うよね。答えは36でしょ。0にするには(1+2+・・・・・9)X0にせんと。(苦笑!)
以下はネタばれBOXにて。。

FAKE
劇団伍季風 ~monsoon~
アイピット目白(東京都)
2009/08/06 (木) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
爽やかな気持ちになるホームドラマ
下町の貧乏一家、巣鴨家に怪しげな泥棒らしき3人組が入り展開されていくストーリー。
オープニングに登場人物の名前が出されたり、すべての出演者が最初から出てきてダンスをすると言ったシーンは、ちょっとビックリ。
でも目新しさを感じました。
序盤でこれでもかと繰り出されるギャグ連発の親子兄弟姉妹のシーン。
ギャグはほとんど滑っていたように思えたが、あれはそれを狙っての演出なんでしょうか?
全体的に気持ちのよいテンポで物語は展開していき、幕を閉じました。
配役に捨てキャラがいなく、みんなそれぞれの個性をもった人物が描かれていて、それぞれの役者さんがそれを演じきっていた所はとてもよかった。
婚約者母親役の鈴木麻記子さんの恐いくらいの目つきと表情、三女梅子役の小島亜梨沙さんの終始ふてくされた表情は、あたしの中では特筆すべきものがあったように思えます。
最後には爽やかな気分にさせてくれた家族愛の芝居でした♪

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
満足度★★★★
身近なマリー
あいだに休憩を入れるほどの長いお芝居でしたが、全く飽きることなくどんどん引き込まれていく迫力と魅力ある舞台でした。
個人的にはもっとドロリとした何かを予想しておりましたが、意外とあっさりとマリーを受け入れてしまった自分が悲しい。
自分の中にもマリーがいるから。

遙かなる時空の中で 朧草紙・再演
オデッセー
なかのZERO(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★
イケメン堪能しました
宝塚っぽいお芝居とグランドフィナーレの組み合わせ。2.5時間を長いと思わせませんでした。コアなファンがいっぱいのようでした。