実演鑑賞
東京文化会館 大ホール(東京都)
2009/09/08 (火) ~ 2009/09/17 (木) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.nbs.or.jp/09scala/index.html
期間 | 2009/09/08 (火) ~ 2009/09/17 (木) |
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劇場 | 東京文化会館 大ホール |
出演 | |
作曲 | ヴェルディ |
演出 | シュテファン・ブラウンシュヴァイク |
料金(1枚あたり) |
8,000円 ~ 59,000円 【発売日】2009/03/07 S=\59,000 A=\ 52,000 B=\45,000 C=\37,000 D=\29,000 E=\19,000 F=\13,000 エコノミー席=\10,000 学生席=\8,000 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | “イタリア・オペラの殿堂”ミラノ・スカラ座の6年ぶりとなる日本公演の開催が決定した。来日のたびに語り継がれるほどの名演を残してきたスカラ座。今回は2人のマエストロが“世界最高のオペラ”の威信をかけ、ヴェルディの大作「アイーダ」と「ドン・カルロ」の2作品で火花を散らす――オペラ・ファンならずとも絶対に見逃せないプロダクション、そして新たなスカラ座像を披露する! ミラノ・スカラ座は、1778年の開場以来、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、そしてヴェルディといった逸材を世に送り出し、また「ノルマ」、「オテロ」、「蝶々夫人」、「トゥーランドット」など数多くの名作の世界初演を手掛けた、イタリア・オペラの歴史そのものと言える名門オペラハウス。今回の日本公演では、“マエストロ・スカリージェロ(スカラ座のマエストロ)”の称号をもつ現代の巨匠ダニエル・バレンボイムと、イタリア人指揮者のなかで群を抜く活躍を見せている気鋭ダニエレ・ガッティが、ヴェルディの「アイーダ」と「ドン・カルロ」の2作品を上演する。現在、スカラ座ではムーティ後任の音楽監督が空席になっており、次期音楽監督最有力候補の2人が揃って来日し、互いの手腕を遺憾なく発揮する演目・歌手陣で公演が行なわれるのだ。 14年ぶりとなる2人の指揮者を擁しての来日にも驚きだが、今回の公演ではスカラ座の新たな一面に接することになる。これまでのスカラ座と言えば、スケールの大きさや贅のかぎり尽くした豪華さ、圧倒的な演奏などで日本のファンに感動と興奮を与えてきた。今回の公演でも、バレンボイムが指揮する、絢爛豪華にして壮大なスケールを誇るゼッフィレッリ演出の「アイーダ」は、従来のスカラ座を象徴する舞台といえるだろう。しかしもう一方の「ドン・カルロ」はこれまでと違い、重厚さや過度な装飾を排することによって、スタイリッシュな美しさと人間ドラマを追求した舞台となっている。より演劇的なアプローチを試みたブラウンシュヴァイクの新演出は、21世紀のスカラ座像を汲んだ作品として大きな反響を呼んだ。時代に捉われず“伝統と革新”を貫き通してきた名門オペラハウスだからこその到達点であり通過点なのだろう。 この2つの演目を異なるタイプの演出で、しかも現在世界のオペラ界の頂点に立つ2人の指揮者で聴ける贅沢。まさにヴェルディの魂が宿る劇場が魅せる、ヴェルディ・オペラの真髄がここにはあるのだ! |
その他注意事項 | |
スタッフ | 指揮:ダニエレ・ガッティ 演出 ・舞台装置:シュテファン・ブラウンシュヴァイク 衣裳:ティヴォ・ファン・クレーネンブロック 照明 :マリオン・ヘウレット |
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