
神様はいない(公演終了・ありがとうございました・御感想お待ちしています)
MU
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/09/10 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
満足度★★★
格式の高さまで香ってくるよう
シリアルキラーものと言えども18世紀の「おフランス」の上流社会となるとお上品で、台詞回しやオーダーメイドだという衣装の効果も相俟って格式の高さまで香ってくるよう。
休憩前の70分は、どちらかと言えば淡々と事実を示し、しかし誰かの手によるものとハッキリ示すこともなく、チラシ等で予備知識を入れずに観たら疫病で亡くなる人々を看取る天使のハナシか、と思うくらいで。
それでも真綿で首を絞めるようにごく柔らかく緊張感が昂まって行くのが心地好い。(マゾ気味爆)
また、ラストも深読みあるいは誤読(爆)可能な思わせぶりなもので「もしや…?」という余韻を残すのも巧み。

雨の一瞬前(再演)
ユニークポイント
ザ・スズナリ(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★
秋葉演出と通ずるような
昭和20年の東京、姉妹だけが残されて休業中の旅館に仲間を集団脱走させた上に雇い主を殺した朝鮮人2人が転げこみ…という状況から始まる静的な85分間、余分な説明を排し凝縮された感覚は SPIRAL MOON の秋葉演出と通ずるような。
舞台で演じられた出来事のみならず、そうなるに至った背景=日本の過ち…というよりも過去の歴史上の侵略者たちの横暴、身勝手さ全般について考えさせられる。
井上ひさしの『きらめく星座』や『闇に咲く花』とはまた違った形で「忘れてはいけない、風化させてはいけないもの」を語り継いで行く作品だけに折ある毎に演を重ねて欲しい。ただ、本作は前述の通り説明的な部分をかなりそぎ落としているだけに、受け取る側(特に若い世代)がそこまで読み取れるかどうかという問題はあるかも?

Sea Man
劇団Spookies
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★
なんだか残念な出来
自分のとるべき道が見えない徳川家茂が、上野彦馬の寫眞館で出会った神父の口利きによって海援隊の訓練に参加して…という実在の人物たちを使った架空の歴史もの。
その大胆な設定や「自分が定まっていない者は写真にも写らない」とする部分などは面白いが、ドタバタコメディ風の部分があったかと思えば戦うことの意義などに関するシリアス気味の部分もあり、あれこれ取り入れてスタンスが定まらないさまはまさに劇中の家茂の如し。
やはりあのアツい幕末を生きた人々とドタバタコメディは相容れないものなのか? なんだか残念な出来。

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★
リアルじゃないのにリアルな若者達
ゴジゲン体験3度目。またしても、松居ワールドに、してやられた感あり。
粗筋に出来にくい状況展開や台詞のやり取りが、あまりにも自然で、男性キャスト陣の台詞が全く演技っぽくないので、何だかファミレスで、隣の席の会話を盗み聞いているような不思議な感覚を覚えました。
異色な松居ワールドと、実社会の人間以上にリアルなキャストで作り上げられる、ゴジゲンの魅力は、いつも不可思議ですね。
物凄く感激するわけでも、腹を抱えて笑うのでも、何か哲学的示唆に富むわけでもないのに、何だかまた観に行きたくなる、他に類を見ない魅惑の劇団。
また次回が楽しみになりました。
でも、「童貞」のキーワードは、そろそろなくてもよいのでは?
そのキーワードを入れることに、ちょっと縛られ始めているのではと感じました。
吉川嬢の台詞、とっても愉快でした。
ゴジゲンの役者さん達の映画が無性に観たい気がしています。

神様はいない(公演終了・ありがとうございました・御感想お待ちしています)
MU
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/09/10 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ハードでした。
かなり驚きの展開でした。
好みはかなり別れそうだと感じましたが、私は好きです。
役者さんたちの表現力はとても素敵でした。
足利さんの演技に心惹かれました。
もう一方の作品はポップで可愛いらしいので、そっちも楽しみです。

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★
切ない、切なすぎる!
私のゴジゲンに対する見方が変わった芝居だ。私はゴジゲンのことをコメディを基本にした劇団だと思っていた。もちろん前回の公演もとても切ない芝居だったが、全編たっぷりと笑わせてもらった。しかし、今回の芝居はスタートからずっと切なかった。
あちこちに笑い声がきこえ、私自身も何度も笑ったが、笑うたびに胸が締め付けられる、そんな笑いだった。面白くなかったわけではない。のめりこみ、感情移入し、自分の青春時代を想い出していた。

神様はいない(公演終了・ありがとうございました・御感想お待ちしています)
MU
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/09/10 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★
神様はいない
思うことを台詞にのせればいいというものでもないと思った。
劇団という形態で役者が下手ならあーあというしかないけれど、あちこちから呼んで大根揃いというのはどうなのだ。
神様はいない。

まるで花が咲くように
劇団てあとろ50’
早稲田大学学生会館(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★
残された者たち
いつものコメディとはちょっと違った内容。
傷ついた友情の物語。
今回のセットがいいなぁ。縁側の先にある物干し台と庭が懐かしい風景。
以下はネタばれBOXにて。。

ミラノ・スカラ座「ドン・カルロ」
公益財団法人日本舞台芸術振興会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2009/09/08 (火) ~ 2009/09/17 (木)公演終了
満足度★★★★★
圧倒的事件!
サミュエルラミーとルネパペの危機迫る対決を期待して初日を選んだのでラミーの降板はホントに残念だったが、ものすごい名演で驚いた。「ドンカルロ」をかけるところは大抵がものすごい懸けに出るようなもので、新国立劇場の2001年や、その前のサントリーホールでのホールオペラも良かったけれど、この名演には雲がかすむ。
演出も確かに演劇的な、しかし、本筋を外さない確かなもので、ただただ圧倒されて、心が動いた。オペラをきく醍醐味がありました。

水の王国
るぼわーる
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
崩壊していくさま
大好きなるぼわーるの作品だから、すんごく楽しみにしていた(^0^)
巨大な湖に浮かぶ王宮に住まう媛巫女と、それに従う5つの個性豊かな連合国家を「水の王国」と呼ぶ。
舞台セットもその緑豊かさを想像させるような演出で美しかった。
願わくば・・・水の音の導入もあると雰囲気はもっと増したかも。
以下はネタばれBOXにて。。

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
笑って、泣いて、幸せをぶっこわせ
主宰の松居さんがTVドラマの脚本家デビュー(NHK最年少!)しちゃったりと、話題沸騰のゴジゲン。
なんとまぁ、次はジャニーズ主演のミニドラマの監督するそうですね。
初日初回!観てきました。
いやー、切なくなったり、おなかを抱えて笑ったり。
ゆったりとしたテンポなのに、あっという間の100分でしたっ。
前回の公演は「芝居版<銀杏ボーイズ>」って感じでしたが、
今回は「芝居版<『ゆれる』+『ウルトラミラクルラブストーリー』>」的な?
詳しくは、ネタバレで!
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あとあと!手前味噌で申し訳ないのですが、ゴジゲン観劇していただいた方には、こちら読んでみて欲しいです。
e+イチオシの必見若手劇団・ゴジゲン新作『ハッピーエンドクラッシャー』
築いてきた幸せをぶち壊せ!?
http://etheatrix01.eplus2.jp/article/125702458.html(PC推奨)
実は、取材文を書かせて頂きましたので。
観終わった後に読むとまた違う印象ですよ★

悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
そうか、家族か・・・・!
じっくり作りこまれた柿ワールド。
これまでの作品に比べてスピード感は若干減じられている印象がありますが、その分重すぎず抜けのあるおどろおどろしさが醸成されていて・・・。
そこに暮らす家族の姿が浮き彫りになっていきます
役者の凛としたお芝居に目を見張り、魑魅魍魎が跋扈するような山村の空気を描写する力に瞠目し、いくつもの突き抜けたウィットに引き込まれ・・・。
あっという間の100分間でした。

ディンドンガー
FICTION
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
クラッシュされる
ゴジゲン、笑いに行ったつもりが、切なくて息が詰まりそうでした・・・。
この作風の変りよう、松井さんに何かあったのでしょうか?
ただ、いつも通り包む空気は優しく、ラストシーンは圧巻。105分。

俺たちは天使だ! NO ANGEL NO LUCK
東宝
サンシャイン劇場(東京都)
2009/08/26 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了
満足度★★★
ゆる楽しかったー☆
ドラマのゆるさそのままに(笑)
舞台ならではのアドリブとアクションを楽しんできました。
キャストの皆さんがとても楽しそうで
観ているこちらも楽しめました。
ただ…アクションや舞台演出上、会場には
ある程度の広さと装置が必要なのかもしれませんが
もっと低価格だったら…という気持ちは否めません。

ハッピーエンドクラッシャー
ゴジゲン
シアターブラッツ(東京都)
2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了
満足度★★★
ここの前説通りの話でした
女性キャラが、すっごく良くたってました。
舞台セットも、なかなかリアリティ良く出ておりポイント高かった。
けどストーリー暗めだぞ、と。
あのテンションできるなら、ハイテンションコメディーのほうが、
インパクトあるような気がしました。

音楽劇「トリツカレ男」
アトリエ・ダンカン
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
振り付けがすごかった
ポリシーとして、なるべく事前情報入れずに観劇するようにしていますが。
いやあ、椅子・テーブルなどを配置しながら踊るところが、
目まぐるしいながらも、素晴らしい動きでした。
音楽劇というだけあって、歌にダンスに退屈しない時間が過ごせました。

『ハイライフ』
流山児★事務所
台北市立社会教育館--文山分館 劇場(台湾)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
マカオで観ました!
マカオで「ハイライフ(高級生活)」観てきました!
中国語字幕付き!
オリジナルバージョンを観ましたが、マカオでも大受けでした。
一癖も二癖もあるトンデモナイヤツラのトンデモナイ計画、さあどうなる?
4人のキレのいいシャープな動きとイッチャッテル演技にうっとりでした。
台湾公演のあとはいよいよ東京公演。
もちろんそちらはアナザーバージョンと合わせて二本立てで観ます。