最新の観てきた!クチコミ一覧

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劇場HOPEこけら落とし『かもめ』

劇場HOPEこけら落とし『かもめ』

ノアノオモチャバコ

劇場HOPE(東京都)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/20 (火)公演終了

杮落としに選ばれたと言う事は…。
原作は、チェーホフのかもめ。
公演時間は2時間、休憩無しでした。
『ダンス、台詞、マイム、照明、音楽』、タイミング命な舞台でした。
1ステ目でしたが大きなミスも無く、よく練習されたのだと感じました。

ト書きはともかく、台詞に関しては原作の世界観を忠実に再現しようとされていました。
ダンスや音楽だけを観ていると今風なんですけど、台詞や演技とのギャップ感は狙いでしょうね。
ノアノオモチャバコさんは初見でしたが、あの前説は嫌いじゃないです。

劇場のレビューや、もう少し辛辣な?レビューはコチラをご覧下さい。
http://ameblo.jp/potes-impressions/

オトギナ食堂

オトギナ食堂

発電ジョカ!!

OFF OFFシアター(東京都)

2009/10/14 (水) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

現実感は殆どない
けれど、その不透明さが案外、ハマル。
世界はオトギナ食堂での事柄が全て。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

『オトナ食道』のほうが面白かったので、こちらを主軸にかきこ。

両親が他界してオトナ食堂をコツコツと経営している安子に不思議なことが起こる。
この食堂には他界したが成仏できない母親と同じく成仏できないユーレイが居座っている。母親は安子が心配なのと、いつまでも安子のそばに居たいという気持ちから成仏しない。
ここでの母親役の落合優美の幽霊っぷりぷりが可笑しい!(^0^)
コミカルな幽霊なのだ。同じく、脇役の幽霊役、柴崎もいい。目立たないんだけれど存在感がある。笑

幽霊たちは安子を差し置いて、すんごく楽しそうにしている。生きてる時と変わらないような情景を写し出す。違うのは掌の垂れ具合!(^0^)

殆どがコメディ。
しかし、そこにはかつて家族だった頃の風景を描写しながら、母が子を思う気持ちや、残されて一人ぼっちで頑張る安子の生きざまが見え隠れして、なんとなく切ない気持になる。

塩見役の大城誉はたくあんを切ったことがないような包丁さばき!
メイド付きのお嬢様なのだろうか・・?笑

楽しめた舞台。

珠光の庵(200907仙台公演)

珠光の庵(200907仙台公演)

劇団衛星

エル・パーク仙台 和室(宮城県)

2009/07/19 (日) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★★

和室で繰りひろげられる愉快な時間
物語がしっかりしているので、くすくす笑いながらも引き込まれて観ました。途中でふるまわれた水菓子が滅茶苦茶、美味でした。

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー

ギンギラ太陽's

日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)(宮城県)

2009/09/29 (火) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★

エンターテイメント!
楽しませようとするチカラを舞台上からバリバリ感じました。物語も面白くて夢中になってしまいました。お客さん少なかったのが残念。折込など、公演の宣伝が全然されていなかったような…。

pop'n'rolldogstar

pop'n'rolldogstar

スパイシー劇団ピンクマヨネーズ

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2009/10/04 (日) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

満足度

上演時間が長すぎる
10-BOXで休憩込みで3時間近くの上演は拷問のような長さだと思います。中身も散漫で、無駄なシーンも多く感じました。今後に期待します。

世田谷カフカ 

世田谷カフカ 

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

カフカの不条理な世界感を、断片的だが所々つながるエピソードとキャラクターで表現。
今度はカフカの世界です。
ナイロンやケラさんの最近の作品のようなストーリー性重視、感情移入に重心を置かない作風。
いくつものパートに分かれた構成は、ダンスあり、楽器演奏あり、バラエティに富んだ内容です。
これは、それぞれのシーンをただ楽しむ作品、率直に感じるための作品だと思いました。

冒頭、村岡さんら3名の俳優さんたちの、おそらく実体験を語るシーンから始まります。

その後場面は次々にかわり、短いエピソードが続きますが、先ほどの俳優さんたちの経験からでてきたエピソードや人物と、それに加えてカフカの小説の物語や登場人物たちが、
各パートにまたがって交錯して出て来たりしながら進行していきます。
それぞれは断片的に見えても、それまでに登場したキャラクターが出てきたり、部分的には話がつながっていたりする不思議な構成は、そのまま、カフカの不条理な世界感を表現しています。

特に【おっ!】と思ったのは、ハンディのビデオカメラを舞台上に持ち込んで、その場で撮影し客席に向けてスクリーンに投影する手法。
ペットボトルなどで作った人形でのテキトーな遊びを撮影し、その場でリアルタイムで、舞台上のスクリーンに映しだし、観客が観る。
その流れが、あらかじめ撮った映像に一瞬で切り替えて差し替えるのが面白かったです。

MAO TAKASE Live in umedaAKASO

MAO TAKASE Live in umedaAKASO

OSK日本歌劇団

umeda AKASO(大阪府)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/17 (土)公演終了

満足度★★★★

多種多様な
伝統を引き継ぐ劇場公演(武生公演)、野外のステージ(真田幸村)、そしてこのライブハウスでのライブと、それぞれ全然違う色合いの公演を、同時進行させてきたOSK。
それぞれに充実していて、単純に、すごいなあと思います。

それにしても、高世さんはどうしてあんなにかっこいいのでしょうか。
折原さんはどうしてあんなにかわいいのでしょうか。

真田幸村 ~夢・燃ゆる~

真田幸村 ~夢・燃ゆる~

OSK日本歌劇団

大阪城公園(大阪府)

2009/10/10 (土) ~ 2009/10/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

圧倒された。
野外ステージで、照明や装置がなかろうと、背景が企業のロゴマークが並んだ板であろうと、彼らが演じ、歌い踊れば、そこは九度山になり、合戦場になる。

ものすごい舞台でした。

ヒマラヤと嘘

ヒマラヤと嘘

ハイバネカナタ

調布市せんがわ劇場(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★

好みの作風ではなかった。
ほんと、申し訳ないけれど、これを観ながら醒めてた自分がいて、どうしてかな~?と考えたら・・・、

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

考えたら、キャストに演技力のない方が目立ったのと、ストーリーに無理があったからだ。

親子の間にはお互いに傷つけまいとする嘘があった。優しい嘘。相手の期待に答えようとする嘘。それらの嘘はいつしか大きな黒い塊となって自分自身を押しつぶしてしまう。母も娘も相手に嘘をついてることが良心の呵責となって、耐えられない状態になっていたのだ。
物語は母が経営する食堂に勤めるアゲオ自身が作り上げた宗教の教祖として母の知らない間に祭り上げられてしまう。
まず、この設定に無理があると感じた。
そして、心無い近所の噂に対してイキナリ、ヒマラヤに登った母。物語を紡ぐにはこの設定自体ぎりぎりのバランスで危うい。
ちっさい頃に亡くなったアイの姉が幽霊になってこの家に住み着いてる場面は良かったが、この親子の嘘の根源に、なぜ、ヒマラヤと宗教を出してしまったのかが、理解できない。
嘘という身近な問題なら、世界がひっくりかえるような大きな嘘はないだろうし、およそ、家族の中だけのちっさい罪のない嘘のような気がする。

ワタクシ的には家族のちっさい嘘は許容範囲だから、そんなこと、大したことないじゃん!って思ってしまって醒めたのだ。

西島一洋の行為「体現/孑孑彷徨変異」

西島一洋の行為「体現/孑孑彷徨変異」

aetta

フォト&アートギャラリー [プシュケ](愛知県)

2009/10/11 (日) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

行為の後
行為は、現場で「孑孑彷徨変異」から「原記憶交感儀」に変容し終了しました。
会場のプシュケのある裏路地の極私的な記憶を辿り、40年前の自分と対峙しました。
極めてプライベートな、またデリケートな内容ですので、今回の現場に立ち会った人のみの交感になり、記録文は今回差し控えます。またこの現場が「原記憶」の入り口にいたったかどうか…、はっきりしたことは言えませんが、いくつかの「不思議の当然」が現出したことは事実です。
もとより、今回は「小さなこと…実際の大きさよりわずかに小さく見えること」「さらっとした感覚」がコンセプトで、ある程度は忠実に行いましたが、行為の直前に、プシュケの真向かいの住人と話したことから、ある変容を来たしました。どのように変容したかは、現場に居合わせた人のみが知る…ということです。これ以上は、今は書けないです。
(西島一洋/行為の後、自宅に帰ってからの記/10月11日午後10時半)
http://aetta.blog62.fc2.com/blog-entry-175.html

BIJYOGI-JCT 2nd

BIJYOGI-JCT 2nd

BIJYOGI-JCT

駅前劇場(東京都)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

たのしかったー
おもしろかったというよりたのしかったです。

ぐだぐだ感は維持(?)しつつ、前回よりは数段よいです。
全編、体を張って卑怯な(笑)笑いを取っていました。

しかし、脚本で笑わせるところがいまいちなんだけど
不意に素に戻るところで笑いを取ることが必須になってる。

久ヶ沢さんのファンイベントのようなものです、はい。

世田谷カフカ 

世田谷カフカ 

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

なるほどね
千秋楽に行きました。

事前説明にある一文。
「大切にする要素がいつもとはちょっと違うだけだ。」

こういうことだ、と具体的には表現出来ないけれど、
何となく言いたいことが分かる。
これも一つの形なのさと。

まァ、好き嫌いは出るでしょうね。
「今回の公演を観て、面食らい、戸惑う人も少なくないかもしれない。」


今回はDVD化されないんですよね。残念。
権利関係だけでなく、この好き嫌いの激しさによって
売り上げが期待できない、
という予測もあったのかも・・・

モロトフカクテル【公演終了、次回公演は来年4月@楽園】

モロトフカクテル【公演終了、次回公演は来年4月@楽園】

タカハ劇団

座・高円寺1(東京都)

2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラストシーンで涙が溢れる!
 26歳の高羽彩がこれだけの役者を集め、これだけの舞台を創り上げることにまず驚く。

 かつて戦争を知らない子供達というフォークソングが一世を風靡した。その延長で言うと学生運動を知らない子供達の物語。学生運動世代である自分には違和感がある部分もあったが、現代の大半の人間が感じる学生運動とはまさにこの舞台なのである。その風化しつつある学生運動を正面から捉え、その風化の中で、未だに呪縛の中でいきていく男吉田を中心に描いている。奥が深い。(後はネタバレで)

ネタバレBOX

 有馬自由(扉座)が演じるのは元全共闘今は学生課に勤務する吉田。有馬自由、この切ない男を見事に演じきった。有馬でさえ、既に全共闘世代ではないだろう。その彼が演じた吉田は我々世代をしっかりと表現していた。誤解を恐れずに言えば、全共闘世代の大半は最終的に逃げたのである。それは学生運動が過激な方向に進み出したということに対する嫌悪感と言えばその通りだが、本質は逃げたことに変わりない。

 常にその想いを我々世代は抱えている。そのことをしっかりと描き、その子供の世代である高羽彩が、親の世代の出来事を風刺し総括している。恐れ入った。


役者では自治会の田口を演じた山口森広と、牛島を演じた広澤草が好演していた。そして、キャラメルボックスの畑中智行、虚構の劇団の小沢道成が、新境地を開いていた。


 会場には笑いが溢れていたが、私には切なくて切なくてたまらない芝居だった。そういう気持ちにさせた高羽彩の力に感服した。若い世代にも、年配にも感動を与える舞台である。ラストシーンの有馬の演技に涙が止まらなかった。
八百屋の倉庫で。

八百屋の倉庫で。

ウワサノ…

こった創作空間(東京都)

2009/10/08 (木) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

ふふふ。
と、
なんだか笑ってしまうような。
そんなお芝居で、けれど少々無理矢理な終わり方で・・・

ネタバレBOX

そんなわけないでしょ・・・と突っ込むでもなく、心の中でちいさくつぶやいていました。

それにしても途中の『すいません、ここまでしか出来ていないんです』宣言・・・びっくりしました。完全に帰ろうとしてました。
人形の家

人形の家

劇団ING進行形

pit北/区域(東京都)

2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

イイ感じでした。
役者さんに求められる台詞暗記能力ってすごいんだなと・・・。

なんだかわけのわからないところに感心してしまいました。

ネタバレBOX

役者さん達のあのひとつひとつの動きは全て決まっている動きなんでしょうか?そして立ち位置なんでしょうか。

覚えるの大変すぎです。
役者さんって頭良くなくちゃできないですね・・・。

最後の紙吹雪といいますか、紙が落ちてきてからの舞台のちらかり様がなんとも好きでした。

奇跡・・・

奇跡っていったいなんなんでしょうね。。。
ベッドルーム・ファンタジー

ベッドルーム・ファンタジー

パルコ・プロデュース

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2009/10/10 (土) ~ 2009/11/01 (日)公演終了

満足度

ちょっと。。。
内容が。。。
周りのご婦人方は、笑っているのですが、全然面白くない。
安くても、もっとおもしろいお芝居はたくさんあるのに。。。
品がないお芝居は、残念です。

千里眼の女

千里眼の女

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/10/10 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★

全てにおいて中庸な芝居
青年座の舞台を見る度、気になっていた役者さん、檀臣幸さん演じる福来が、なかなか好きなタイプのキャラクターだったので、厭きることなく、観劇したものの、何かスパイスが足りない印象の舞台でした。
新聞記者役の蟹江一平さんは、今までにない役柄を好演されてはいましたが、時々福来に対して敵意を持っているような印象を与える演技で、これでいいのかなという疑問が湧いたりもしました。
でも、青年座の役者さんは、活舌も口跡も良く、観ていて本当に気持ちがいいなといつも感じます。
千鶴子役の勝島さんは、懸命に演じていましたが、作者の心情台詞を主に受け持たされた感じで、何だかお気の毒に感じました。

全体的に、可もなく不可もないという無難な舞台という印象でした。

流れ星

流れ星

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2009/05/20 (水) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

全公演終了後の感想ですが・・

東京初日公演を観させて頂いたときは

正直なところ・・
ストーリーについてゆけませんでした・・

笑いのツボがわからないというか。。

他の方もコメントされていますが・・
舞台との温度差を感じてしまいました。。

秋の名古屋公演では
あらゆるところが直されており・・

全く違った感覚で観られて

観るたびに・・
どんどんストーリーにひかれていって

前作の 『夕』 を超えるほど
大好きな作品に進化していました。

さすが、セレソンって思いました!!


流れ星

流れ星

東京セレソンデラックス

そごう劇場(大阪府)

2009/09/26 (土) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

オールスタンディングオベーションに感動っっ!!

『流れ星』

長期公演お疲れさまでした!!

東京(初日)・名古屋(全公演)・大阪(千秋楽)と
8公演観させて頂きました。

公演場所が変わるたびに
『流れ星』 がどんどん進化していて

観るたびに新鮮で感動の日々でした。

大阪千秋楽の
オールスタンディングオベーションは

1列目で観させて頂いたので
役者さんたちの熱い涙も間近でみられて

一緒に振るえながら泣きました!!

もうセレソンなしでは生きていけませんっっ!!(笑)

流れ星

流れ星

東京セレソンデラックス

テレピアホール(愛知県)

2009/09/20 (日) ~ 2009/09/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

夢の名古屋公演に感動!!

待ちに待ったセレソンの名古屋公演!!

9月20日~23日 全5公演
全て観させていただきました~☆

名古屋で、観られるなんて・・

もう嬉しすぎて・・
客席で始まるまえから身震いしました^^

東京公演では
正直期待はずれな場面もありましたが・・

名古屋公演では色々な場面が直されており

役者さんの迫力
息遣いまでがリアルに感じました。

兼子さんの志集も
どんどん熱が入っていって面白かったです。

お父さんのアドリブも
どんどんリアルになっていって笑いました^^;

名古屋公演は5公演全て観させて頂きましたが

セレソンの舞台は何度観ても飽きません。

むしろセレソンの舞台は
観れば観るほど味が出てきます。

『流れ星』 本当にいい作品でしたっっ!!

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