
ガス人間第1号
東宝
シアタークリエ(東京都)
2009/10/03 (土) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
満足度★★★★
原作の映画が観たくなった
物悲しい、なつかしいかんじがする作品。
後藤さんは特撮ファンだったそうで、昔観た映画を舞台にしたそうだ。中村中さんと一生さん、映画に出ていらした水野久美さんが印象に残った。南海キャンディーズの山ちゃんもかなりいっちゃってるオタクな感じで好演!忘れられない。すごく良くできていて面白かった。
講演後のトークショーで女優ふたりのとげとげバトルにはさまれた後藤さんがかなりおもしろかった。ひとつ気になったのは、チラシやポスターのセンスが悪すぎる事。この作品の良さがまるで表現されていないと思う。

キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~
シベリア少女鉄道
タイニイアリス(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★
片思い、片思い・・・
話だけはずっと聞いていて、ようやく見ることができたシベシア少女鉄道。
トリッキーな舞台を見せるということで、何をやるのかわからないワクワク感がいいですね。
人気劇団だから前売りは売り止めだったので、当日券で入りました。
でも前から2列目で見れたし、当日券でも全然大丈夫ですね。
もう1回は見たいな、と思いました。
それくらい他では見ることができない特殊なスタイルで、しかも楽しい!

コントン・クラブ
K Dash Stage
博品館劇場(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
うわさを聞いて
なんかおもしろかったよ!とうわさを聞いて、
前日にネットでチケットをとって、観に!
なんてったって、三浦 涼介さん!! 彼を初めて見たんだけれど、なんていい俳優さんなんでしょう! いままで、なんで気がつかなかったのか。(あっ、年末にのだめの再放送観てたら、彼、金髪のくるくる天使ヘアですっかりオーケストラのヨーロッパ人にとけ込んでました。)ちょっと細すぎるのが気になるけれど、ダンス、コメディ、強烈な個性で目が離せませんでした!ベテランの水谷さんも濃くておもしろかった。あと、入山さんが若い俳優をヒッパッって生き生きさせていて、すごくうまい!!また観たいなぁ。

浜燃ゆ~らっこ篇~
カムカムミニキーナ
明石スタジオ(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
力みなぎる臭いそうな舞台だった
なんだか箱が小さすぎるのでは?と思わせるくらいお客さんが入っていて熱気むんむんだった。
個性的な俳優陣の力みなぎる、なんか臭ってきそうな舞台だったな!!
らっこさん、、すごい濃かった。ちょっとだけ動きと台詞回しが苦手だった。語る場面は、ごめんなさい、眠かった。。
そんな中、社長令嬢役のみずきさんは美しくてみずみずしかったな。
彼女の今後に期待したい!

シェイクスピア レヴュー
博品館劇場
博品館劇場(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/30 (水)公演終了
満足度★★★★
昭和歌謡でシェークスピア(笑)
昭和歌謡でお届け?って、と、始まるまで全く何がおこるかわからないシェークスピアハムレット(笑)
始まったらおもしろいおもしろい!
かなりおもしろい!!はぁ〜観てよかった!!
また再演してほしいなぁ。
最近すごく気になっている中村さんはものすごい髪型に。
玉野さんは、よくテレビで黒木瞳がレッスンに行っているタップの先生だった。観るまではずかしながら知らなかったのですが、、。
ちょっと神経質そうなお顔からおもしろい言葉がつぎつぎと!
1番びっくりしたのは土居裕子さん!
かわいい、おもしろい、歌うまい!!千の風(爆笑)
後、あさりどのお二人。ギンギラ銀。ハモれない狩人。
いじり倒し!最後まで。笑わしてもらいました!
それから普段宝塚は観ないので予備知識がまったくないのですが、
七帆ひかるさん。ファンの方がすごくたくさんいらしていてどよめいていた。初の女性役らしいのですが、男女役織り交ぜ器用な女優
さんだった。衣装かわいかった!
西村直人さんも田中邦衛のりうつってオモシロに。
中村さんの率いる劇団の俳優さんもがんばってた!!
羽賀佳代さん、TERUさん、高星ダチョウさん、
おかえいりさん、武子展久さんが特に印象に残った。

夢見る乙女じゃいられない
たすいち
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
若さ故夢に悩むハナシ
劇団初見。
夢をモチーフにした
若さが前面に出た公演。
重層構造なプロットが面白いが
盛り込み過ぎで少し雑多な感じもした。

東京月光魔曲
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
すいとん食べた〜
舞台の前に、まずポスターがイイ!!
カンプライター的タッチのイラストがぐっときます。
次に、劇場内のカフェで食べれるすいとん。
結構いけるのね。寒い日には暖まっておいしい。
駄菓子も売っていて、割り箸に水飴を巻いたアメを買って、
割り箸グルグルしながら食べ、THE昭和の世界へ。
KERAワールドで、犬山いぬこと大倉くんはいつものように
異彩を放っていてかなりおもしろい。
ユースケサンタマリアも出てるんだけれど、もっと観たかった。
瑛太は前回の舞台から二回目。育ってました!
話は、ゆるめのミステリー。中盤は眠くなっちゃったな。
でも満足。

シャドーランズ
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
静謐な愛の物語
思った通り、春風ひとみさんの出演が、この作品を成功作に導いていました。
春風さんが、舞台に登場した途端、舞台が波打ち、みるみる気持ちが引き込まれて行くのがわかり、二人が心を通い合わせて行く気持ちに寄り添いながら、最後まで、見守ることができました。
日本人では、なかなか口にしないようなストレートな愛情表現も、加藤さんと春風さんの口から発せられると、なんの違和感もなく、素直に感情移入できて、清々しい気持ちになりました。
取り立てて、センセイショナルな物語進行ではないので、春風さんでなく、演出が鵜山さんでなければ、これ程、感動的な舞台に形成するのは、難しい題材だったかもしれません。
それに、ストーリーに重要な役どころの子役さんが、本当にいい演技をされて、お二人の名演に水を注さなかったのが、救いでした。
主人公の、神に対する思いが、彼女との関係を通して、微妙に変化して行く様子も、静かな流れの中で丁寧に描かれ、主人公の思いを、観客が追体験できるような上質な舞台でした。
若かりし頃、ズートルビの一員として、バラエティタレントだった新井さんが、中年になって、得がたい役者さんになられたことも、感慨深く拝見しました。
「ナルニア国物語」、読んでみたくなりました。

この部屋で私はアレをして
ガレキの太鼓
都内マンション(最寄駅:月島駅)(東京都)
2010/01/05 (火) ~ 2010/01/13 (水)公演終了
満足度★★★★
肩の凝らない会話劇です
ガールズパジャマパーティ編を見てきました。
ごく一般的なマンションのリビングで繰り広げられる女性3人の会話劇。
どこまでが脚本でどこからがアドリブ?って感じで、
事件も起こらず、他愛もない下世話な話の連発なのだけれど、
逆にリアリティがあった気がします。
小難しさは一切ありません。
「アホなこと言ってるなあ」って、くすくす笑える楽しさでした。

東京月光魔曲
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/12/15 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★
人当たりのいいミステリー
フライヤーと舞台美術がこれほど違和感のないのもめずらしい。
この雰囲気、江戸川乱歩の少年探偵シリーズ思い出しますね。
瑛太くんのファンを意識してのことか、いつも本多劇場で観ている
ナイロンと異なり、かなり明快なストーリーで毒っ気も少なめ。
瑛太くんもよい雰囲気でしたし、松雪さんは髪がすごくきれいでした。
端役からエキストラまでこなして駆け回る岩井さんが新鮮だったw
有名どころが多かったせいか、やや不要では?と思われるシーンも
ありましたが、包括して書けるケラさんは職人だと唸らせられました。
休憩を挟んで3時間半、おしりは痛かったですけど退屈はないです。

光る河
てがみ座
「劇」小劇場(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
クオリティ高すぎ!
今夜観てきたこの公演が、今年の観劇初めだった。
作品・役者・美術。。。どれをとってもクオリティ高すぎ!
これは抜群の出来でしょう。
劇小劇場って狭い劇場にいることを忘れるほど空間の広がりを感じた。
冒頭から飲み込まれて、一瞬も飽きなかった。
こんな体験はひさしぶり。
いやぁ、ビックリした。こういうもの創ってるとこがあるんだねー。
何本もの糸が、一本の揺ぎ無い流れになっていく作家の手腕。
それが全部タイトルに集約されていくのが本当によかった。

世界の秘密と田中
ラッパ屋
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/01/09 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★
早く大人になりたい。
タイトルを含め、インパクトのあるフレーズが輝いてる。地に足の着いた笑いと、忘れかけてた人情と、憧れの大人っていう存在がそこにある。年をとっていろいろ経験していくのが楽しみになる作品。
起承転結でいうと結の部分がちょっと冗長にも思いましたが。。。終わるかな、と思うと、あ、まだそんなエピソードも回収されてなかったか、みたいな。もう少しあっさり終わったほうが浸れたかな、とも。

崩れたバランス
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2009/11/28 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
攻めの姿勢
新しい事いろいろ挑戦してるなー、という感じが漂っておりました。
明確にストーリーを追うというよりは、
イメージの積み重ねが効いてくる感じでしょうか。
文学座の攻めの姿勢がうかがえた作品でした。
親にほっぽられてる少年役の渋谷はるかさんが、
この舞台全体を一つに集約しているようで印象深かったです。

この部屋で私はアレをして
ガレキの太鼓
都内マンション(最寄駅:月島駅)(東京都)
2010/01/05 (火) ~ 2010/01/13 (水)公演終了
満足度★★★★
ガールスパジャマパーティに煮込まれて
中盤あたりからは
酔いも加わったようなノリというか加速度に
どんどんと巻き込まれて・・・。
それでも、個々がきちんと浮き彫りになっておりました。

届かないことだってある
パセリス
OFF OFFシアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
満足度★★
いろんな意味で爆発せず。
観劇は想像する時間だと当パンにかかれていたので、かなりわくわくして観ましたが、「ボーイフレンズ」のみだったら、がっかりもいいところ。想像というのはなにかそれを引き出す取っ掛かりがあって生まれてくるものだと思うのだけど、膨らましていくかけらを全く感じませんでした。こう予測しろと強いられているような。ストーリーを提示しないならば、暗示するヒントは欲しいんです。関係性やら行動やらオチやらすべてが理解不能。
「ガールフレンズ」は予測可能ながら、あーそこでそれ言っちゃだめでしょう!っていうハラハラ感はあったので、楽しめました。こっちをもう少しじっくり膨らませたらおもしろかったかも。

CASE3
劇団HIT!STAGE
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/01/09 (土) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
役者が魅力的
りょうもみなもはまこも個性豊かだった。ちなつは怖かった(^_^;)
その中でもミーナはビジュアルも台詞も素晴らしかった。
今回の脚本は重さがけっこうずっしりで気分的にきつかった。
その分、ゆうれいの軽さは救いだった。

友達の友達
『友達の友達』
シアター711(東京都)
2010/01/08 (金) ~ 2010/01/10 (日)公演終了

友情-Friendship-秋桜のバラード
「友情-Friendship-秋桜のバラード」上演実行委員会
博品館劇場(東京都)
2010/01/05 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
いい芝居なのに、
①白血病だけでなく他の問題も絡んで、とても感動的なお芝居なのに…、
②沢田さんが娘さんのことを話したりして、白血病で苦しんでいる人たちを救おうというのが趣旨のはずなのに…、
ビックリするくらいお客さんが少なくて、2ヶ月間公演できるなんて不思議です?!
その理由は、「友情」上演実行委員会には多くの企業が協賛していて資金があって、興行的にはお客さんを集める必要がないからでしょう。
出演している若い俳優さんたちには申し訳ないですが、集客するには、もう少しアイドル的女優とイケメン俳優を登場させることが必要です。
ということは、頭を剃るというのと違うバージョンにする必要があります!
頭を剃るのが友情とも思えません!!

キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~
シベリア少女鉄道
タイニイアリス(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8
die pratze
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了
満足度★★★
ルールは、床の上に両足で立ってもよい~「新人シリーズ8 Aグループ」
ダンサーを立たせている力と観客を座らせている力は均衡しているのか。