最新の観てきた!クチコミ一覧

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パラデソ

パラデソ

タカハ劇団

小劇場 楽園(東京都)

2010/05/02 (日) ~ 2010/05/11 (火)公演終了

満足度★★★★

excellente
でした。スケジュールをこじ開けて観に行った甲斐がありました。

赤とんぼ~くり返すこの地で~

赤とんぼ~くり返すこの地で~

太白区民手づくり演劇実行委員会

太白区文化センター(宮城県)

2010/02/21 (日) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

侮ってましたっ!(>∀<▼;
始めて拝見する「区民劇」と云う事で、少々侮ってましたっ!(>∀<▼;

ここまでクォリティーが高いとは・・・思わなかったワンっ!
観る前から【偏見】を持ってしまい、申し訳ございません。<▼_ _▼> ペコ

オープニングが「これから区民劇を作っていくシーン」から始るのが素敵♪
ああ、区民劇を作るのって大変なんだなぁ!って思いました。

本公演で、この太白区区民劇は一度「休止」するそうで残念です。
出来れば・・・また観たいなぁ~☆

パラデソ

パラデソ

タカハ劇団

小劇場 楽園(東京都)

2010/05/02 (日) ~ 2010/05/11 (火)公演終了

満足度★★★

空腹で観たら拷問?(笑)
緩急自在、硬軟取り混ぜ、笑いとシリアス、直球に変化球(ビーンボール?(笑))、大波小波など様々な要素の心地好いリズムに乗ってアッと言う間に終演。
しかし事前情報があったからイイようなものの、もしも空腹で観たらアレは拷問だったかも?(笑)

ネタバレBOX

で、タカハ版『冬のユリゲラー』ですか?(謎)
ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶

ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶

チェルフィッチュ

ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/19 (水)公演終了

満足度★★★★

歌と踊りとチェルフィッチュ
「ホットペッパー」「クーラー」「お別れの挨拶」の順で上演。会社のオフィスらしい場所設定が共通で、それによって三作が一つのお話になっている。が、ストーリー自体はそんなに複雑なものではない。上演時間はトータルで70分ほど。
私が見た回は場内の冷房がかなり効いていて寒かった。まさか「クーラー」という作品の内容に合わせて意図的にやったとは思わないが、これから見る予定の人はクーラー対策をしておいたほうがいいかも。

「ホットペッパー」と「クーラー」はそれぞれ単独で見たことがあり、そのときはそれほど面白いと感じなかったが、今回は以前とどういう違いがあるのかはわからないけれど、最後まで、3作とも、面白く見た。

ネタバレBOX

「ホットペッパー」は武田力、伊東沙保、横尾文恵が出演。音楽はジョン・ケージ。台詞と動きが普通の演劇に比べるとよりいっそう音楽に呼応しているので、パフォーマーの音楽性やリズム感が優れていればいるほど、台詞は歌に、動きはダンスに近づくように思える。この3人の中では武田力のパフォーマンスが飛び抜けてよかった。派遣社員が退職することになり、その送別会をどうするかという相談がテクスト部分の内容だが、この作品ではもう歌と踊りのパフォーマンスだと割り切って、言葉の意味とかストーリーはあまり考えなくてもいいのではないかと思った。

「クーラー」は山縣太一と安東真理が出演。これまでに2度見ているが、今回がいちばん面白く見られた。音楽はステレオラブとトータスとあるが、これは聞いたこともない。台詞や動きの反復が目立った。山縣太一の胸ポケットに入れたタバコが、彼が腰をかがめるたびに床に落ちる。何度目かに落ちたとき、タバコの箱が思わぬ方向へ転がったが、それでもパフォーマンスに大きな影響はなかった。それを見たとき、全部とはいわないまでも、一部にパフォーマーが即興をやる箇所を設けても面白いのではないかと思った。(いや、私が気づかなかっただけで実際にやっていたりして・・・)

「お別れの挨拶」は前2作の出演者全員が下手に並び、彼らに送別される派遣社員の女性が挨拶をするという設定で、基本的にはそれを演じる南波圭のソロ・パフォーマンス。音楽はジョン・コルトレーン。ここではもう見る側も体をスイングさせる感じで、演劇というよりも音楽とダンスのパフォーマンスとして楽しんだ。

これまでのチェルフィッチュの作品はおおむね演劇作品として見てきたし、その場合はパフォーマーのしゃべりや動きも基本的には役者の演技の延長として捉えていたが、今回のようにこれだけ音楽性が高まると、役者もただ芝居の演技力があるだけでは追いつかなくなってくるのではないだろうか。
オペラ歌手とブロードウェイ・ミュージカルで活躍する役者を比べてときどき思うのだけど、前者は演技力がそこそこでも歌唱力があればカバーできるし、ダンスは踊れなくてもなんとかなる。それに対して後者は演技力のほかに、歌って踊ってが求められる。
チェルフィッチュの芝居とブロードウェイのミュージカルを比べてもしかたがないが(笑)、今回のチェルフィッチュの作品が役者にとって通常の芝居よりもハードルが高いのは確かだろう。
コルテオ

コルテオ

CIRQUE DU SOLEIL

仙台・新ビッグトップ(あすと長町)(宮城県)

2010/04/21 (水) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★★

大満足!
娘たちは大満足でした!

パラデソ

パラデソ

タカハ劇団

小劇場 楽園(東京都)

2010/05/02 (日) ~ 2010/05/11 (火)公演終了

満足度★★★

嫌煙者には辛い決断…
タカハ劇団初見。
とても、面白かったのですが、その前に…
当パンに「劇中でかなりの喫煙シーンがあります。嫌煙家の方で、座席後方を御希望の方は…」と注意書きがあり、確かに、私の最前列の席は、開幕前からタバコ臭いので、席を変えて頂けるよう、お願いしました。
「それでは、悪いお席になりますが…」と言われ、了承したものの、変えて頂いたのは、一番後方の当座の席。背もたれもなく、足は宙ぶらりんとなり、やはりタバコの煙を我慢すべきだったかと、激後悔!!
きちんと早々入場料を払った客にこんな余計なストレスを与えるのは、できれば避けて頂きたかったと強く思いました。
そうまでして、喫煙シーンを作らなければならない程の、必然性を感じませんでしたから、尚更。

さて、舞台自体は
まず、リアルな舞台セットに大感激!!こういうの観るとワクワクします。
できれば、最初の特等席で観たかったですよ、本当に。
役者さんも芸達者揃いで、文句なし。特に、内田さんと瓜生さんの素晴らしいこと!!
ストーリーも、自然で、楽しめましたが、でも、リアルそうで、意外とリアルに感じられないキャラクター揃いで、誰かに感情移入するとかではなく、覗き見させて頂いたといった軽い気分の観劇体験でした。

ネタバレBOX

とあるカルト教団の集団生活の中で、育った若者達のストーリーでしたが、どうしたって、そんな特異な環境で育った人達の再会劇の趣ではありませんでした。それが、どうにもリアルに感じられない点で、感情移入とかもできにくい要因だと思います。
この登場人物の中で、ただ一人、教団とは無関係の、居酒屋の女の子の視点に立てばいいのかも…。
でも、無理に、誰かに感情移入しなくても、劇構成はしっかりしているから、問題なく楽しめはします。
連想ゲーム

連想ゲーム

ダンスオペラ

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/08 (土)公演終了

ダンス
かっこよかったです。相対性理論-バーモント・キッス の曲のダンスが好きでした。

旅、旅旅

旅、旅旅

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

ごめんなさい、全くダメでした
期待していたのですが、個人的志向から、大きく外れる劇団でした。
でも、たくさんの若い観客の方の笑い声に満ちていたので、私の肌には合わなかったに過ぎないのでしょうが…。

正直、始まって2分ぐらいで帰りたくなりました。個人的には、不快指数度が、かなり高く、それでも、せっかく王子まで観に来たのだからと、何か一つでも、観てよかったと思える要素を探り当てようと躍起になりましたが、気持ちは空回りするばかり。
何もかも、一定レベルに達していないように、私には思えてしまいました。
せめて、お一人でも、役者力で、見せ切って下さるキャストがいたらよかったのに…

ネタバレBOX

途中からは、舞台上のテレビに映る「野生の王国」だか何かの既成映像を眺めて過ごしました。この既成映像とBGMで掛かる既成音楽に救われました。
あまり、普段は好みでない、青年団系舞台特有の、開幕前から、登場人物が舞台上で、何やら行動しているシーンが一番普通に観られました。

言葉遊びも、野田秀樹さん程洗練されず、たぶん、こんな風にしたいとモデルにしているのではと推察される、幾つかの劇団に、似ているようではあっても、その質がまるで違っていて、それらの劇団の足元にも及ばない感じがして、ひどくがっかりしてしまいました。
ココロ

ココロ

ココロ舞台化計画

シアターサンモール(東京都)

2010/05/08 (土) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★

サイバーパンクSFの王道
脚本・演出が舞台向きでなく客席の笑いが鎮まる前に先に進むがために聞き取れない台詞が少なからずあるのにストレスを感ずるも、ヒトの脳の働きをロボットに持たせるというサイバーパンクSFの王道として楽しむ。
とはいえ、隔靴掻痒の感があるのは免れ得ず、しかしそれはもしかして世代間ギャップによるものかも、などと思ったりも…(爆)

Mr. & Mrs. Habit

Mr. & Mrs. Habit

劇団スクランブル

STスポット(神奈川県)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★

4人の会話劇に感動
初見でしたが、劇中の洋楽の選曲もよかったし、クライマックスの四人のそれぞれの会話もあった、90分でした。

旅、旅旅

旅、旅旅

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★

シュール、ただただシュール!
まるで抽象画のように、色々な要素が舞台のうえにあたかも意味がないように提示される。言葉の飛躍、シーンの飛躍、物語の飛躍、見ている方としてはとても危なっかしく見えるのだが、それを崖の一歩手前で踏みとどまってみせて劇的なものに昇華してしまう。ロロの凄さだ。

もう脱帽するしかない。一生懸命意味づけを考えている自分が途中でばからしくなった。意味ではなく感覚で受け止めなければいけないのだ。正直に言う。ストーリー自体はさっぱりわからなかった。しかし、面白かったことも事実である。これからも三浦直之を追いかけていきたい。

旅、旅旅

旅、旅旅

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★

ロロ
はこれで何回か観たが、

いやはやこの劇団は面白いと思う


旅、旅旅

旅、旅旅

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

201005081400
201005081400@王子小劇場

侏儒の言葉

侏儒の言葉

きせかえできるねこちゃん

明治大学和泉キャンパス・第一校舎005教室(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★★

美味しい芝居!
芥川の作品は魂を盗られない程度に好きだ。だから、今回の公演は芥川の短編を繋ぎ合せたもので、それだけに何粒ものキャンディを一度に口に放り込んだような楽しい味だった。

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX


ワタクシ的には「楽しい芥川」もありだ。はちゃめちゃだけれど、「不思議な国のアリス」に登場するようなうさぎのキャラクターも立ち上げちゃって、とことん突き抜ける。

「桃太郎」は実は侵入者だったとした芥川の短編をコミカルに描く。放つセリフはひじょうにセンスがいい。コメディ仕立てだった。

「二人小町」では二人の女人にしてやられたうさぎは、「男は常に女人に騙される。理性ではナンジ女人を近づくなかれ。と囁き、しかし本能ではナンジ女人を避けるべからずと囁く。女人は男にとって諸悪の根源だ。」と結論付ける。
確かに女は世間ではか弱い者、優しい者なんて言われているが虎よりも強い夜叉のようだ。男の心も身体も自由にすることが出来るのは女だ。しかしそんな女を心から憎む事は出来ないという男心の心理をついた作品(笑)

「羅生門」でも音楽といい、演出といい、勢いがあった。全体的におとぎ話のような芥川作品に仕上げてあって、おどろおどろしくない。コミカルでお茶目な舞台だった。お勧め!(^0^)

すべてではないにしても、ほぼ絶対。

すべてではないにしても、ほぼ絶対。

village80%

西鉄ホール(福岡県)

2010/05/05 (水) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

満足度★★★

舞台は好きなのだが。
西鉄ホールで他の劇団がやりたくても、回避したであろう舞台。
照明と椅子を使用して、どう観せるのか期待した。
が、
『閉館が決まった郊外のショッピングモール。』での出来事が
たんたんと見せられ、ちと、残念であった。

ネタバレBOX

今回初めて拝見させていただいたが 、いつもはどうなのであろうか。

WSの延長のような感じで・・・。

桜散る、散るもつもるも三春乃一座

桜散る、散るもつもるも三春乃一座

劇団だるま座

相鉄本多劇場(神奈川県)

2010/05/29 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです!!!
2007年、2008年、とこのお芝居を観ました。
昨年は東京・横浜の公演がなかったので、今回の公演を心待ちにしていました♪

作品自体も素晴らしいストーリーだし、演出も素晴らしいです!
2007年初めて観た時には色んな感情が入り雑じり、涙が止まりませんでした…

戦争の酷さ辛さや悲しさをしっかり伝えるながら、そんな時代でも人は明るく強く楽しく生きているんだ!という事を感じさせてくれます♪

ポロリ(;_;)とくるシーンあり、笑いのシーンも沢山あり、私はかなりゲラゲラ笑ってました!

人間ってイイなぁ~って、楽しくほっこり暖かい気持ちになりますよ~(*^o^*)

『人間愛』が溢れる素晴らしい作品です。

(;^_^何故か…これを観た帰り道には、誰彼構わず『愛してるよ~!』と抱きつきたくなってしまうのが難点ですね(笑)


老若男女問わず、ぜひ沢山の方々にオススメしたいお芝居です!!!


だるま座の役者さんたちのこの作品にかける想いも、とても強く感じられます。

今回も好演を期待しております(^-^)b☆
ぜひ皆さま観に行ってみて下さいね~☆

2人の夫とわたしの事情

2人の夫とわたしの事情

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/04/17 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディです!(^0^)
我侭で能天気で楽天家でちょっとおバカなヴィクトリアが自分の贅沢を満たす為に男をたらし込む物語!笑

以下はネタばれBOXにて。。


ネタバレBOX

夫を戦争で失った妻・ヴィクトリア(松たか子)は戦争未亡人となったが、彼女は夫・ビルの親友・フレディ(渡辺徹)の求愛を受け、めでたく再婚する。再婚したものの、フレディはヴィクトリアの我侭し放題になんとなく「こんなはずじゃあなかった。」と彼女との結婚に後悔し始める。手に負えないのだ。戦争の為に満足な物資も手に入らなくなった矢先、ヴィクトリアはレスターという独身豪富をあの手この手でたらし込み、貢がせてしまう。

こんなふうに書くと、ヴィクトリアって女は狡賢くて魔女のような女だ!と思ってしまうが、これがまた、憎らしいほど自己中で可愛らしいのだ。笑
こんな女性っているよね?我侭し放題で「貧乏なんか出来ないわ。だってお掃除も料理もしたことないんですもの!」なんてのたまいながらも、エロバカな楽天っぷりぷりが可笑しくて、つい笑ってしまう。って感じ。

そんな状況下、戦死したはずのビルがひょっこり生還したから、さあ大変!
しかし、ここから奇妙な三角関係ならぬ2人の夫と暮らす事になったヴィクトリアは、やがて先にキープしておいたレスターと結婚する事を決意する。メイドも居ないここで暮らすより、大富豪と結婚し贅沢三昧に暮らす方をチョイスしたヴィクトリアは早速、弁護士に相談して二人の夫と離婚するような手筈を進ませる。

二人の夫はヴィクトリアを持て余していたものだから、勿論二つ返事で同意するも、ここでの作戦が見事にコミカルで楽しくて仕方がない。男を狂わすも可愛らしい仕草と愛らしいヴィクトリアの突き抜け方もいい。ここまで、はちゃめちゃなら、むしろ感動してしまう。バカで厭らしくて小悪魔的な女性の魅力で翻弄された二人の哀れな夫の結託さも見もの!(^0^)

楽しい舞台だった。3列目という絶好のシートからはキャストらがたまに素で笑ってる様子も手に取るように解って、楽しんで演技してるさまも素敵だった。


北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

偽装結婚を偽装。
前々回「紅き野良犬」以来の観劇でしたが、JACROWは場所を描くのが上手いと思う。空間に説得力がある。良い意味で「それっぽさ」が成立している。舞台装置の力もあるけれど、それだけではなくて「その場に存在する人々」を描くのが上手いのだろうと。それぞれの人物の存在がハッキリしているので、役者陣も自分のこなすべき仕事が分かった上でこなしている。ただ、外部があまり描かれていないなという印象も。舞台外の見えない場所で起きた事、上演される物語の前後の時間に何があったのか。でも、それを外伝で補っているのは上手い手だなぁ。
蒻崎さんは眼力の強い女優ですね。当日パンフレットの顔写真を見た時点で何か射抜かれた様な衝動が。清水さんは相変わらず難しくてめんどくさい役をこなしている。もはや小劇場で彼女に端役を与える演出家はいないものか。起用して片手落ちさせたら勿体無いのは確かだが。根津さんのこういう役は個人的には乞局以来かな。ホームのあひるなんちゃらとのギャップが最高。時間堂の菅野さんは女にのめり込む役を度々見ている印象(笑)。気の弱そうなイメージがあるんでしょうか?平出さんは多分初めて見ました。ひたすら「かわいいなー」と思ってました。

ネタバレBOX

冒頭からずっと期待を抱いていたのが、店の客を無対象芝居でやっていた点。これが後々に何か大きな意味に繋がって来るのかと思っていました。けれど、気付いたらそのまま終わってた。なんだろう。彼女達にとっての客はその程度の存在という意味だったのか。三上が忘れられてしまう事を指すにも、智華はホントは忘れてなかっただろうし。
遠藤と智華の会話をあえて聞かせないパートについて。あの演出はやり方次第でもっと活きると思いました。智華がタリウムを混入するけれどやっぱり飲ませないというのは、観ている側もうっすら先読みと期待をする流れ。その気持ちを煽る為にあの表現にするのは効果的。どんな言葉を使っていたのか想像させる分、受け取り手次第で膨らむ余地がある。のですが、少なくとも初日の形式に関しては自分は上手く機能していないと感じたのが正直なところ。もしかしたら己の想像で膨らませる部分だと気付かず「もっと大きな声で喋ってよ」と感じた人もいるのでは。もっと印象的なパートになりそうなので惜しく思います。
侑子が殺傷事件を起こす手前くらいから「?」がぽつぽつ。侑子が野村といつの間に組んだのか不明だったり。これは外伝で補完されてる気がしないでもないけど、本編を見ている最中に頭に「?」が浮かんじゃったら集中して見られないから勿体無い。智華の代わりに周玲を加藤のエサにするのは侑子と野村のメリットの合致だし分からないでもない。せめて暗闇で襲わせて相手が智華だと思い込ませるとかやり方はあっただろうにとか。あと周玲と加藤が刺された後の時間経過が感じられなくて、美蓮がカウンターに入った時に「え?そこにまだ倒れてるんじゃないの?」と思いました。
餃子を美味そうに食べる遠藤はすごく良かったです。殺そうとしてる相手にあんな顔されたらキツイなぁ。
裏切りの街

裏切りの街

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

裏返された神話
これは裏返された神話である

セリフ、シチュエーション、キャラクター、なにもかも平凡であるのに神々しい。

ネタバレBOX

爆音で鳴り響く音楽はスピーカーの限度を超え音割れを起こす。

これは肉体という限界を超えて愛欲をうめく人間を現す。

愛欲だけじゃない。

愛欲の向こうにある透明な何か。

それを信じている。

ラストの銀杏ボーイズ「ピンクローター」に涙する。
日本語を読む その3~ドラマ・リーディング形式による上演~『老花夜想』 

日本語を読む その3~ドラマ・リーディング形式による上演~『老花夜想』 

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

演出という仕事
若手演出家によるドラマ・リーディングの3本目は中屋敷法仁の演出で、太田省吾の作品を。上演時間は約90分。
今回は登場人物が多いこともあり、ほかの2本ではあまり感じられなかった演出の仕事ぶりがちゃんとわかった。一つは戯曲の登場人物12名に対して、役者を8名にしたこと。アフタートークによると、これは戯曲で指定されたものではなく、演出家の判断でそう決めたものだという。登場人物が多いと混乱を招きやすい。観客の理解を助けるという配慮から出演者を8名にするのがベストだと判断したそうだ。
もう一つ、ト書きの扱いについてもほかの2作と違いがあった。役者それぞれが、自分の役について書かれたト書きを基本的には自分でしゃべっていたというのが特徴的。また複数の役に向けてのト書きでは、その複数を演じる役者がユニゾンでト書きを読んでいた。たとえば「AとB、退場」というト書きがあったとすれば、そのト書きをAとBが声をそろえて読むわけだ。いっぽうまた、役者個別のト書きではなく、全体的な状況説明のような場合は、出番が後半にしかない役者が主にそのト書きの読み手を担った。そんな具合で、ト書きの読みにも独特の割り振りがあり、そこにも演出家の創意工夫が感じられた。

アフタートークによると、中屋敷はこの日の午後にトルコからもどったばかりとのこと。イスタンブールで例の蛇使いを上演してきたわけで、考えてみればずいぶん無茶なスケジュールだが、トークによるとリーディングは基本的に稽古を2~3回やっただけで本番に臨むそうなので、だからこういう綱渡り的なことも可能だったのだろう。

太田省吾の作品はこれまでまともに見たことがない。劇団地点がやったのは全テクストからの抜粋だし、晩年の作である「ヤジルシ」は途中で興味をなくして席を立ったのだった。
「老花夜想(ノクターン)」という作品は太田が沈黙劇を始める以前に書いたもの。月食の夜に老いた娼婦の思い出が幻想的に花開く。月が人間に特別な影響を与えるファンタジーといえば「月の輝く夜に」という映画を思い出すが、この作品もそういう系列の物語のようだ。この戯曲は面白かった。

役者では老いた娼婦を演じる内田淳子の演技が飛びぬけてすばらしい。ほかの出演者だって全然悪くないのだが、彼女の演技力はなんだかものすごく特別なものに思える。

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