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ミブロ! ~新撰組転落記~

ミブロ! ~新撰組転落記~

劇団バッコスの祭

アドリブ小劇場(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/19 (水)公演終了

満足度★★★★

素直に面白かった
自分自身がコンディションが最悪で
ユンケルを飲みながらどうにか舞台を観たんだけど、それでも面白かった。
俳優の質も配役もとってもいい。
小劇場ではだらしない俳優を見せられることが多いけど、
きっちり努力が感じられたし、誠実な舞台だった。
欲しいところで十分なエネルギーを出すことができるというのはとってもいい。
役も俳優も個性的で魅力的だった。

ついでに劇場のことも言えば椅子がいい。
ケツが痛くないのは久しぶりだ(笑)

前に見たのは三年前だけど、この劇団は確実に進化している。
なんだか早く自分も舞台がやりたくなった。

ネタバレBOX

全体的にとっても観やすくておもしろかった。
テンポもよかった。それぞれの役の呼吸もあっている。

あえて言うと、体調がわるい中で見たためか
近藤勇が新撰組の局長になったあたりから、長く感じた。
盛り上がるところが少し早かったのかもしれない。
そこまでは話自体が非常にシンプルでわかりやすいけど、
斉藤が新撰組の仲間に銃を向けられるあたりから、
精神論的というか、苦悩を明らかにし始めるのだけど、
ちょっといろいろ入り混じって筋を追いにくくなった。
どれを主眼においていいかわからない感じ。
そしてちょっとだけ殺陣と斉藤一の行動に飽きが来るかな…。

それはそれとして面白かった。
最近見た小劇場の中では一番面白かった。
あんまり新撰組の話とかに興味はなかったんだけど、
きちんと思想の違いや、そういうことを解釈した上での再構築だったので
とても面白く観ることができた。爽快でした。

ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶

ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶

チェルフィッチュ

ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

普通の人が共感できる演劇の最前線!
素直に笑わせてもらいました!
前回横浜で観た作品は面白かったけど、正直いって演劇ファンでもない友人を誘って観に行ける内容ではなかったのですが、今回は違います。
逆に、芸術家くずれの演劇ファンなんかじゃなくて、ごく普通の会社勤めの、ごく普通のビジネスパーソンこそが、より共感できるような内容だったのではないでしょうか。
で、それがいまの演劇の最前線・・・となると、ま、これ「演劇ファンが、隣の課の○○さんを誘ってみるのに好適な作品」とさえいえるかもしれません。

ネタバレBOX

ストーリーはあるにはありますが、基本はダンスに近いです。
で、この演劇とダンスのフュージョン具合が、「最前線」と思われている理由ですね。
ただ、この「ダンス」の動きというか振り付けが、極めて「リアル」な、笑っちゃうほど「そこかしこのオフィスでよく見かける」動作をベースにしたデフォルメなんですね。
いや、怖いくらいです。
で、テーマは、平田オリザ『ソウル市民』の、現代日本オフィス編っていう感じで、よく考えると深い・・・と。

暴くな

暴くな

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/05/15 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

(雲龍チーム)突き抜けた面白さ。
 犬と串は結成以来の独自の笑いを追求してきたが、いよいよ完成に近づいた気がする。他にどこにもないここにしかない笑いをたっぷりと見せてくれた。

 2バージョンあるので、1つは短めかと思ったら、たっぷり2時間ある。犬と串の世界を堪能出来る。すべてを笑いでぶっ飛ばすパワーとエネルギーのある作品。ともかく面白い。

 初日の若干のドタバタ感がありながら、それでも圧倒的面白さ、回数を重ねていくとどこまで面白くなるのか怖いくらいだ。さて、これから不知火バージョンを観る。

アストライアの天秤

アストライアの天秤

オフィス・ワンダーランド

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★

観劇
面白かったです

マーブル、お風呂

マーブル、お風呂

とりととら

C.A.Factory(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★

輪郭や着地点が捉えにくい。
ベクトルの向きも種類も違う男女の話を散文っぽく抽象的に描いているために、この話としての方向性の提示がわかりにくい感じ。74分。

ネタバレBOX

空間に用意された具体的な小物のセットも抽象的にしか使わず、とても広い空間もただ使いっぱなし感が強く決して活かしているようには思えず。ボクにはこの会場が抱えてる生活音にもこの芝居には邪魔してるようで。

登場人物三人のそれぞれの話を掘り下げて提示するならまだしも、別のキャラクターをやらせたり、時間軸をずらしてみたりというのも表現としてはわかりにくさが強調されたようで。途中に挿入された具象化されたミクロの世界の効果も?

白い会場に黒い衣装の役者さんが出てきて、そのコントラストで期待が少し高まったものの、色々と中途半端で消化不良な印象でした。
『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!

津田記念日

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ダイレクトな内心のスケッチ
心に移りゆくものがそのままスケッチされていくような感じに、
そのまま乗っかって見てしまいました。

ネタバレBOX

舞台上に存在するものが
何を具象化したものなのかについて、
明確な紐づけはできませんでした。

にもかかわらず、
追い詰められていく感覚や、
痛んでいく部分と、
その痛みを客観視する部分や
柔らかく落ちていくような慰安が
不思議にリアルな感覚が存在する。

互いに入れ込まれてく感じの二つの物語が
異なる色で、
特に仕付けられているわけではないのに
ちゃんと見ていて共存する。

女王様とその周辺の
おとぎ話的な世界に潜んだ刃も
壁と女性の世間話のような感覚も
世界として役者たちに支えられていて
観客がしっかりと掴まれているから。

死のイメージが醸し出され、
でも、その質感が生の中にあることが
とても残る。

なんなのでしょうね、
見る側が抗えないなかで
何かが淡々と収束していく感覚と
その見えない先の存在感に
しばらく呆然としておりました。




In The PLAYROOM

In The PLAYROOM

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/04/27 (火) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

同じ面白さに加えて
追加公演ということで、作品としてのテイストや見る側を引っ張り込む力は変わらなかったのですが、2度目の観劇ということもあってか、物語がさらにすっきりと伝わってきました。

ネタバレBOX

前回観たときより
物語の着地の部分が、
よりクリアになった印象。

疾走の鮮烈さをしかと受け止める終わり方というか。

何が変わったかは良く分からないのですが、
さらに進化した感じがしました。



夢の泪

夢の泪

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/05/06 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

永子(大和田美帆)の成長が全て!
ナンシーとチェリーの歌は良かったですね!

ネタバレBOX

天皇には責任が及ばないという筋書きの連合国による東京裁判ではなく、日本 人による戦争の総括が必要との思いが井上ひさしさんにはあったことが良く分かりました。

省庁は肝心の資料を焼却してしまうは、米軍は押収した資料から都合の良い資料だけを利用するは、これじゃあいい弁護はできないという悲痛な叫び、本当にその通りだと思います。でもこの話って…、

ついこの間聞いたばかりの密約問題と同じですね!!

東京裁判弁護人の話の他に、歌う権利を争う無形財産権事件、被爆問題、アメリカの中の日本人問題、日本の中の朝鮮人問題も取り上げられていました。

丘の桜の歌を作った作曲家の家に帰りたかったんだなあという思いを思うと、悲しくなります。

歌っているときの三田和代さんの涙、10年後の大和田美帆さんと小林隆さんの成長振り、貫禄の付き方も印象的でした。
マーブル、お風呂

マーブル、お風呂

とりととら

C.A.Factory(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

女と男と男、と排水溝
正直あまり期待せずに行ったのだが、いい意味で裏切られた。

時間空間の断片が「生活」を通してゆらゆら現れては消え、こがとばと空間と役者と演出が絡み合い切ないが美しいハーモニーを奏でる。
抽象的なようでいて、しっかりと3人の人間をめぐる一つの物語と、人間の単純でない性を描く。
静かなロロだなあとなんとなく思った。
都会のギャラリーよりもざっくりとした空間のからんとした広さと奥行き、声の反響、電車の音、装置、大黒柱、光、出入り口、換気扇、奥行き、そこにある環境全ての表情にハッとさせられ、この空間を動かしているのがたった3人しかいないということに驚き、しかし3人以上の何者もいらないのだと気付かされ。
かそけき抱擁に、息をするのも忘れた。

キラキラちゃんの所作が何だかいちいちグッときたので、暫く脳内でリフレインしそう。方言が入る部分も好きだなあ。

「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

頭がこんがらがったけど面白い!!
ドタバタで、複雑で、ええーって無理やりで、落ち着くところに落ち着くコメディ。

ネタバレBOX

登場人物が多く複雑に絡み合っている上に、それぞれがその場しのぎで色々な役割を演じるので、頭がこんがらがってしまいました。

捨てられた男のカップルと捨てた女のカップルの話だと思って見始めたので、凸凹コンビは相思相愛で旨くいっているのでいいとして、捨てた女の姉夫婦まで問題を抱えていたのが、準備していたメモリ領域をオーバーしてしまった要因のような気がします。

それでいて、4組のカップルは落ち着くところに落ち着いて、すっきりしました。

ラストの終わり方、前もあんな終わり方をされていたような…。4組目のすっきりには必要かもしれませんが、父親が上手に走って行った段階で分かりきっていたとも言えます。

ところで、チラシの束がビニール袋に入っていましたが、それを膝の上に置いて観ている人が多く、ガサガサ、ニチャニチャ、耳障りでした。
Do!太宰

Do!太宰

ブルドッキングヘッドロック

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ブルドッキングヘッドロックの集大成が見える!
劇団創立10周年記念公演。破天荒に生き、破天荒に死んでいった太宰治の人生と作品をを下地に、舞台上のフィクショナルな登場人物と、劇団員の青春像が絡み合い、多重構造を作っている。

全体から伝わってくるのは彼らの演劇に対する熱い想い。
初日ゆえの固さはあるものの、作品のエネルギーはものすごい。2時間半という大作を全員で駆け抜けたドラマ。見終わった後、爽快感のある舞台である。

「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

クロカミワールド万歳!!!
劇場に入って一言、『舞台に部屋が!』
過去にもいろんなシチュエーションが部屋という芝居を観ましたけど
ここまで圧倒される部屋というのはなかったですね。
インテリアが凝っていて、広いリビングがあり、舞台に広がりを感じる
そして何より、夜景が見える!
夜景が見えるというだけでものすごく広がりを感じるんですね、しっかりと夜空も表現してるし
こういう、舞台を作ってくれるとこれから始まるお芝居に期待感わくわくになります。

さて、内容はですが

相変わらず野坂実さんの、考えられたトリックと、勘違い&騙しの応酬・・・
と思いたかったんですが、いまいち笑えなかった。。。
設定が入り組んでいて内容を理解するのが難しいし、たまに強引と思えるような
『勘違いに観せよう』と言う意図が見えるので、少々強引・・・
もう少し、ストーリーをスッキリさせてくれた方がいいのでしょうが、
きっと、ダイナミックさがなくなってしまうんだろうなぁ~
しかししかし、ストーリー上の強引さは別としても、役者の旨さ・醸し出す雰囲気で
クロカミワールドに引きこまれるお芝居でした
久しぶりに、現実と虚構の間を往復して帰って来た感覚を味わう事ができました

役者のエネルギーが凄い、リアルにそのエネルギーがぶつかって来る訳ではないんだけど
終わった後に、心にしっかり残るものがある(それは喜怒哀楽の感情ではない何か)
熱い演技でもなんでもないのだけど
その感覚を与えるというのはどうしたらできるのだろう?
あっという間の、一時間五十分でした

因みに、客席数がとんでもなく多かった気がするのは気のせいだろうか?
恐らく、中央通路を潰して座席にしてしまったからかな?
最高列だったので見づらかったというのもありますが、
あの座席配置は配置で圧倒感があって良かったかも

贋作 伊豆の踊子2010

贋作 伊豆の踊子2010

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/19 (水)公演終了

満足度★★★★

再演したからこその
 初日に観劇してきました。1部が終了して、まず 「面白い」 でした。DOGADOGAの公演はほとんど観てきましたが、年若い年齢の方たちには少し難解な~これは純文学や日本の近代史がなんとなく頭に入っていないと望月さんの書きたいこと、表したいことが難しいと感じられてしまう、という面があります。そうかと言って私が分かっている、とも言えませんが。~舞台が多かったのですが、今回はわりとストレートに伝わってきました。

 踊り子さん達のレベルもさらに上がり、この人数でももっと大きな舞台で踊っても見栄えがすると思います。
 個人的には、男の役者さん達の 「ええじゃないか」 の踊りの部分をもっと見たかったです。

 役者さん達は月並みですが、役に嵌っています。

 音楽は相変わらず素敵です。エレジー、みたいで大好きです。

 残念なのは、もっと多くの人に観てほしい、ということです。是非見てください。
 

北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

201005141500
201005141500@サンモールスタジオ

プランクトンの踊り場

プランクトンの踊り場

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

今年みた舞台の中では現時点で1番かな?
平日なのに、会場満員!
当日券・補助席でギリギリ観れました。

前川知大さんの作風は
日常と隣合わせの非日常というか異空間 みたいな感じ。
ありえない設定だが、物語が進むにつれて
それを信じさせる説得力がある。


後半の日程まだ席あるみたいだけど、これは埋まるな。
観たい人は早めに取った方がいいかも。


安井順平さん
本職はお笑い芸人だが演技良かった。

ネタバレBOX

あえて言えば
プロローグ・エピローグ部分はいらないかも。
ザ・パワー・オブ・イエス

ザ・パワー・オブ・イエス

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2010/05/10 (月) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

恩恵を受けたのは誰なのか
井上ひさしさんの「いつまでも過去を軽んじていると、やがて私たちは未来から軽んじられることになるだろう」という言葉を、より生々しい実感を持って、受け止めることができた。

プランクトンの踊り場

プランクトンの踊り場

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

安心して見てられます。
なかなかひねりの効いた舞台で退屈せずに見ることができた。安井順平サイコー!もっとテレビや映画にガンガン出て欲しい。伊勢佳世さん...前から好きでした(笑)

難を言えば、あの「解決法」は無理があり過ぎだと思う。あそこさえ上手に処理してくれていたら完璧だったのに。

でも、実によかったっす。未見の方、ぜひ!

「ユー・アー・マイン」

「ユー・アー・マイン」

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

クロカミならではの笑いの醍醐味
1年ぶりの本公演。前回の「ボン・ボヤージュ」がサスペンスタッチのSF人情喜劇といった趣の作品だったせいか、勘違い、辻褄あわせ、取り違えなどにより混乱が増幅していく、野坂実お得意の手法によるコメディーは本当に久々ということになろうかと思う。
開演前にパンフレットの複雑な人物相関図にゆっくり目を通し、頭の中に叩き込むことから観劇が始まった。こんなに早く劇場受付をすませたのも自分には珍しいこと。観るほうも力が入っていた(笑)。
客演陣には、このところ続いた番外公演の出演メンバーが揃い、劇団員たちとの息もピッタリで、野坂演出にも慣れているせいか、クロカミならではの笑いの醍醐味を味わわせてくれた。ノリと勢いで突っ走る若手劇団の笑いとは一線を画し、大人の観客を満足させてくれる演技力がベースにあってこそのきっちり作りこんだ笑いがクロカミの魅力だと思う。
そのせいか、番外公演でも、観客の年齢層が高かった。この劇団の芝居のスタイルに惚れ込み、参加を熱望している客演俳優が多い点では、電動夏子安置システムなどとも共通している。作・演出家と役者だけでなく、裏方さんらスタッフたちも含め、互いに尊敬し、信頼し合い、その団結力がすばらしい劇団は、やはりいい芝居を見せてくれるものだというお手本のような劇団である。

ネタバレBOX

いつもながら、本格的な舞台美術のセンスがよい。子供が生まれたばかりだというのに、マンション販売で成果を出さないとクビだと上司・辻健一(松岡努)に言われて頭を抱える不動産会社の営業マン・梶佳介(渡辺裕也)。2日前に梶の同僚の美伽(薬師寺尚子)にふられた社交ダンス講師・田端幸太(太田鷹史)と、前の日に彼氏の西園(加藤裕)の浮気現場に遭遇し、振ってしまった加瀬千郷(川本亜貴代)。
2人とも結婚を前提に、家族に相手を引き合わせることになっていたが、別れたとは言えず、梶の勤務先のツインタワー億ションのモデルルームに相談にやってくる。
千郷は、梶の妻とも友人だが、梶が酔って醜態をみせた写メを見せ、襲われたと言って妻に送ってもいいのかと脅して、強引に協力させる。
梶たちはタワーズマンションのA棟とB棟のモデルルームを利用して、お互いを結婚相手だと偽り、それぞれの家族に紹介しようと計画を企てる。
千郷は起業家の姉・依子(手塚桃子)との夫婦仲がうまくいっていない年下の夫の治(細身慎之介)と不倫関係にある(加瀬家は全員が加瀬姓だが、治は婿養子なのか?)。幸太の母・郁代(山素由湖)は高血圧症(おっとりとして天然っぽい)。姉・要(岡田梨那)はなかなか彼氏ができないと悩んでいる。
プレイボーイぶっているが実は童貞の不動産会社社員・成美忠(ワダ・タワー)。辻の娘でモデルルームに遊びに来ていた媛花(ハマカワフミエ)は、父の前ではいい子を演じているが、実は蓮っ葉な女。ハマカワの変身ぶりがいまどきのギャルらしくて、笑いを誘う。
B棟のモデルルーム見学を予約していたのに、苗字が「休(やす)」のため、B棟は「休み」と勘違いされてしまった休司門(久米靖馬)や、何とか千郷とよりを戻そうと追ってきた資産家の息子・西園、媛花らも騒動に巻き込まれていく。媛花は若いのに偽装家族の母親役にされて困惑(笑)。休は、偽装家族のことを「新種の営業のための即興劇」と説明されて信じ込み、観ているうちに自分も演じたくなって、勝手な芝居をして、さらに話が混乱する。久米が勝手に弟を名乗ったため、弟役をやるはずだったワダ・タワーが男なのに母親役を演じるハメになったり、もうメチャクチャである。
休と西園、要と千郷が友人同士であるなど、都合のよい設定も目についたが、混乱の中でめいめいの役どころがどんどん変わっていく可笑しさは、やはり役者の巧さあってこそ楽しめる。
幸太と美伽はよりを戻し、依子と治の仲は修復されるが、千郷は西園への愛情に疑問を感じ、シングルマザーの道を決断する。
最後に、梶の妻に既に写メールが送られていたり、成美と媛花の抱擁を健一が目撃するオチが付く。
どんな球もしっかり受け止めて確実に返球する名捕手・渡辺、直球型で一途に演じるからこそ可笑しみが出る加藤、守備範囲の広いワダ・タワー、役の解釈が確実でリアリティーあふれる川本と、劇団員の安定感はさすがだ。
客演では千郷の義兄・細身、幸太の太田、幸太の母の山素、依子の手塚が好演。
「別れた」と正直に言えばいいのに、どうせ、あとでわかることなんだからと言ってしまえばそれまでだし、家族の食事会をなぜモデルルームでやるのかとも思うが、だいたいこういうコメディーは実際にはなかなか起こりえないことを大真面目にやって見せるから面白いので、そのへんは、ハチャメチャな展開を楽しむしかない。
ただ、終盤に西園が休に頼んで父親役まで演じさせたりする場面は混乱しすぎの感がある。もう少し、話をすっきりさせたほうがよいと思った。

ほかに気になった点は次のとおり。
脚本上、幸太の姉・要の存在が中途半端に感じた。
台詞で梶が「てんちてんめいに誓って」と言っているが、「天地神明に誓って」が正しい。
もうひとつ「獅子が千尋に突き落とす」は「獅子がわが子を千尋の谷底に突き落とす」が正しい。「千尋」は固有名詞じゃないです。故事は正しく引用してください。
ワダ・タワーが、週末の見学会で屋台も出てお祭り気分とはいえ、不動産会社は週末のモデルルーム案内も正規勤務なのだから、お客の来る場所で私服のような派手なチェックのズボンをはいているのは違和感があった。
























































































ついに始まる警備隊のマーチ

ついに始まる警備隊のマーチ

ハチビットプラネット

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

見事に期待に応えてくれました
ハチビットプラネット『ついに始まる警備隊のマーチ』、前半は前回公演と比べて喜劇色が強く「こういうのもアリなのね」(不服なのではない)と観ていたが、戦う意味に関する台詞が出たり絶対的に不利な状況を覆す手段に辿り着いたりの後半ではやはり感動。
各キャラの設定やちりばめられた名作リスペクトな部分もイイ。

あ、ちょっと「アバタもエクボ」気味かも?(爆)

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!

津田記念日

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

あの役者がすき
脚本に共感した点も多々あった

書いた人間はいいやつかもしれないとも おもった

うまい役者がいて それを ぜひみにいってほしい!

ネタバレBOX

★ほかのひとはそうでもなかったみたいにみえたけれど
わたしは音と光がどうしてもつらかった

もう少し緩和されたら評価1.5倍に!


★親族が死んだばかりだったが 受け入れられた

死の定義は  もうすこし 自由にきめさせてもらう とわたしは思った


★壁 の 静かさに同調していたが やがて壁の感情にひきこまれた
わたしがみた回に限っては、彼が担ったこの舞台での責任がとてもおおきく思えた
〔壁〕の演技をみれたことが とても感動的で ますます活躍をしてほしい

★オルゴールなどのように音を伝えるものは コンクリートよりも木製品・樹木などだろうなあと おもった  ←個人的好みなだけだけど

ありがとう!! 

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