
第一回○○の人東京大会『かっこいい宇宙人のぼく』
○○の人大会
タイニイアリス(東京都)
2010/05/18 (火) ~ 2010/05/24 (月)公演終了
満足度★★★
不思議な劇団です
なにやらおかしな劇団です(笑)。
おそらくは、みなさんで劇を楽しんでいるのでしょう。ついでに観客が楽しんでもらえれば、まあおまけに嬉しいな。そんな感じの劇です。
不条理劇とも、少し違いますし、一応ストーリーもありますから、それなりに楽しむことはできます。
夢の島が、仮想「夢の星」となり、そこに棲む「宇宙人」の家族。なんとも風変わりの人々なのですが、この以上ストーリーには踏み込めませんが、正直「よくわからないや」の感想を書き留めておきます。
このような劇を評する規準を、私は持ち合わせていません。

ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】
一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド
atelier SENTIO(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
奇々怪々な情念
奇怪という単語が脳裏をよぎる、およそ予想だにしない視覚空間。
原作と原作者が意図した公演形態を確認していないので確かなことは言えないが、元々読み込み可能性が広い脚本の余白を、異なる可能性の方角に向かって読み込んでいった演出をしているのではないかと思う。それ以上に、余白以外の部分も読み替えているのでは。
しかし涎を垂れ流し奇妙に絡み合い、時に全く抑揚がなく、時に怒号のごとき台詞回しで語られる「ソレ」は、プレッシャーが擬態化したかのように主人公を言外で締め付け、「結果」に至るまでの道程を導きだす。
圧倒されるにはあと一歩何か欲しい印象だったが、記憶には残りそう。
役者も達者という以上の何かを持っている人が多くてよかった。

Do!太宰
ブルドッキングヘッドロック
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
充実した作品
太宰を知らなくても、楽しめます。
初めての三鷹でしたが、いい劇場ですね。存分にステージ構造を活用していました。
ナイロン100℃の『世田谷カフカ』を連想させますね。
役の関係性がいまいち分かってませんが、おもしろいのは確かです。

14+
FOURTEEN PLUS 14+
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
悪いことはしていない
人間はみんなそう思いながら生きているのかな。
いいとか悪いとか常識とか非常識とか。
本当は昼の教室なのに真夜中のように暗かったのが
暗示的だった。
アフタートークの感想を聞きたい。

露出狂
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

スーパーヒーローイズム
Func A ScamperS 009
吉祥寺シアター(東京都)
2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
さすがのFASと言わざるを得ない
商業舞台張りの舞台装置に歌にダンス。
メンバー、ゲスト問わず、個々人もとても華やかで、
FASファン、香さんファンならずとも、
ゲスト一人が気になるなら見に来る価値は大きい!
仁美さんやYOHさん、あずささんのライブ顔負けの歌は
一聴の価値アリです。
何より、一糸乱れぬダンスは圧巻!
と書くと、いわゆる商業演劇っぽいのですが、
そこはやはりFASでした。
ストーリーが一番ハンパない!
ごちゃごちゃ書いたけれど、友達には絶対見せたい。
※DVD発売決定、おめでとうございます。

キミと暮らした部屋
天然工房
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/05/19 (水) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★
着想は良いのに活かしきれずもったいないi
3D写真や映画の左眼用と右眼用の如くほぼ同じ装置を上手下手に配して1年の隔たりがある同じ部屋の様子を見せるという着想は良いが、冒頭と終盤でしかそれを活かせず、2つのストーリーがコマ切れになるデメリットばかり強調される結果に終わったのは非常に残念だしもったいない。(着想に溺れたとも言えるか?)
このような内容ならばケースはやや異なるが先日のクロカミショウネンのように同じ装置で短い暗転のうちに細部を変えて見せた方が効果的ではあるまいか?

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~
劇団三年物語
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
延々と罠に引っ掛かる
それなりに楽しかったが、展開も笑いも自分にはノり切れず時間が長く感じた。
和田成正さんの眼と動きの気持ち悪さは、出てくるだけで笑ってしまうほど抜群だった。

めぐるめく
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

カルミナ・ブラーナ
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2010/05/01 (土) ~ 2010/05/05 (水)公演終了
満足度★★★★
しびれた
新国立劇場オペラパレスで同劇場バレエ団の公演を見る。デヴィッド・ビントレーの振付作品を2つ。「ガラントゥリーズ」はモーツァルトの音楽に合わせて踊るストーリー性のない20分ほどの群舞。ダンサーの編成は女8男4。メインとなる女性ダンサー4人は湯川麻美子、さいとう美帆、西山裕子、本島美和。
もう1本の「カルミナ・ブラーナ」は1時間あまりの長さ。5年前に上演されたものの再演で、見るのは今回が初めて。カール・オレフの同名曲を使用。
全6回公演でキャストは3通り。私が見た回の主要キャストは、運命の女神フォルトゥナ:小野絢子、神学生:福岡雄大、古川和則、山本隆之。
なんといっても小野絢子のかっこよさにしびれた。ボブ・フォッシーの振付みたいな、猥雑でなまめかしいダンス。バレエでいえば「白鳥の湖」のオディールのようなキャラクターを、魅力たっぷりに演じていた。
かつて劇団四季が上演したスーザン・ストローマン振付の「コンタクト」という作品で、「黄色いドレスの女」という誘惑者的なキャラクターを演じた高久舞のダンスがすっかり気に入って、彼女の踊り見たさに3度リピートしたことがあるが、ダンサーとダンスのかっこよさではこちらも負けていない。

「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010
ハイバイ
アトリエヘリコプター(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
笑うよりも考えさせられました
「経験者組」を鑑賞。
岩井さんは「外に出る」という点に着目し、「自分も外に出ろと周囲から盛んに言われた時期があるけれど、はたして単に外に出ればよいのか。外に出て生活していても、引きこもりの人はいる。この劇に出てくる登美男以外の人物にも引きこもりの面がある」とアフタートークで語っておられた。興味深い視点だと思う。それゆえ、このお芝居で起こる笑いには戸惑いも感じた。

14+
FOURTEEN PLUS 14+
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

studio CAS/T the4th recital
studio CAS/T
セシオン杉並(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/22 (土)公演終了
満足度★★★★
ヨーロッパの雰囲気が魅力的
「ふだん、ダンスにあまり縁のない人にも観てほしい」という趣旨に反応して観に行きました。
コンテンポラリーダンスは久々で、観終わっての感想は、何か癒されたというか、元気をもらえた爽快感がありました。
このところ、立て続けにお芝居を観ていたせいか、筋を追ったり、台詞に注目しないで楽しめるダンスもたまにはいいなあーと思いました。
2部構成で、第一部はバラエティー豊かなダンスで綴るエチュード、第二部は演劇的な内容の「Chess」。
全体を通して洗練された構成・演出で、とても楽しめました。ただ一点、予約時に、「全体を見渡せ、比較的前方の観やすい良いお席がご用意できます」とのことだったのでしたが、私は目にダメージがあって極端に視力が弱いため、当日用意された客席中段より後方の席では、ダンサーの顔の表情がほとんど読み取れませんでした。残念です。席が後ろの方と知っていたら、オペラグラスを持参したのに。
プログラムに出演者の顔写真が載っていないので、初見では誰がどの役を踊っているのかもわかりません。
観客のほとんどが主催者の教室の生徒さんとその関係者で占められているせいかもしれませんが、外部にアピールしていく意向なら、一般客への配慮も必要ではないかと思います。

『妖怪レストラン 2D』
THE 黒帯
アイピット目白(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

ユーフラテス/Euphrates<舞台写真を少しずつ公開し始めました>【公演終了いたしました。ご来場頂きました皆様、どうもありがとうございました!!】
一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド
atelier SENTIO(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
難解
むずかしい!正直、話が難しい。
筋は分かるけど、難しい。
出演者の力量は素晴らしい。
よくわからなくてもなんでも、世界に引きずり込まれる。
また、舞台装置や道具のアイディアが卓越しており、
演技の演出も、思いついてもあんまり実践しないことを
ガンガンやってくれます。
前回もそうですが、前島さんという役者は非常に力のある方だと思います。
盛り上がりはもちろん、静かな台詞も聞かせてくれます。
最初から最後まで、強弱、緩急、声と体を制御できている。
うらやましい。

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~
劇団三年物語
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★
今ひとつ
くすぐりが多く、そこそこ笑えたのですが、似たような場面展開が多く、拡がりが感じられず、ちょっと飽きてしまいました。三年物語の次回作に期待します。

痴人の愛~IDIOTS~
metro
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/05/20 (木) ~ 2010/05/25 (火)公演終了

モジョ ミキボー
モジョミキボー上演委員会
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/05/04 (火) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

七慟伽藍 其の六 Xバージョン
THE REDFACE
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2010/05/22 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了
満足度★★★★
歴女よ、集え!
語りだけで繰り広げられる戦国の世の回顧録。
大きなアクションも派手な演出もなく、椅子に座り重厚な語り本を読む男たちの様が、逆にこちらの想像力を掻き立て、役者の声と表情見ていると戦国時代の情景浮かんでくる。
朗読劇かっと思っていると少し度肝を抜かれる。
勿論、何度も再演しているだけあって、後半になるにつれどんどん引き込まれる演出と榊原さんを中心とする役者の力が大きい。
ただ、やはり歴史に興味と知識がないとちょっとついて行けない部分もあるのも確か。
ついでに最近何かとパワースポットで話題の堀越神社に立ち寄ってみるのもいかが!

めぐるめく
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★
するりと…
芝居の中にはいっていけた。
美術や客入れ音楽で期待させておいて、いざ芝居がはじまったら“なんじゃこりゃ”と期待を裏切られることが多々あるなか、この劇団はそういった高揚感なり期待なりを裏切らず、そういった客席側の空気を上手く掴んでいたように思う。