
GENJI
名取事務所
あうるすぽっと(東京都)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了
満足度★★★
様々な分野からの融合は実験的
能からは津村禮次郎氏、コンポラリーダンスからは近藤良平氏、日本舞踊からは坂東扇菊氏、音楽では、能管のと松田弘之氏、チェロの四家卯大氏に、天台声明の海老原廣伸氏ほか4名という、様々な分野からの一流どころを集めての、源氏物語「葵の上」だった。
この想像もつかない組み合わせから、どのような化学反応が起こるのか興味津々ではあったが、残念ながら、実験の域を出ず、というところであったように感じた

夕焼けとベル
カムヰヤッセン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了
満足度★★★
魅力は感じたけど‥
各エピソードごとにそれぞれ違った人物に焦点が当てられていて、しかもそれぞれが大きく趣の異なるエピソードばかりなので、全体的に盛り込みすぎというか”ひとつの物語”としてまとまりきれていない印象を受けた。そのせいなのか、どのシーンもダイジェスト的な感じを受けるし‥。
登場人物はそれぞれ魅力的に描かれていると思うけど、全体的な感想;としては、決して魅力を感じなかった訳ではないんだけど、コメントしづらいというか、観る側としてどう受け止めれば良いのかよくわからなかった。

夕焼けとベル
カムヰヤッセン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

カフカの「変身」
パルコ・プロデュース
福岡市民会館(福岡県)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
いいものをみた
森山未来の身体表現が素晴らしかった。
1公演でものすごく体力を消耗するだろう、怪我をしないよう祈るばかり。
演出も面白く退屈しない舞台だった。

無頼の女房
劇団東京ヴォードヴィルショー
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了
満足度★
うーん、面白くない
中島さんの作品、ご自身の演出舞台は、あんまり面白くないってことを忘れて、観に行ってしまいましたが、やはりつまらなかった。
どうしてだろう?
あめくみちこさん、大西多摩恵さん、井之上隆志さんは、すごく良かったし、B作さんも悪くなかった。斉藤清六さんもいい味を出されていました。
でも、何か全体に面白くなくて、何度かウトウトしてしまいました。
何だか、一番の原因は本の出来ではと思います。
実在の作家をモデルにしているのだから、もっと深みのある作品になっていい筈なのに、何だか掘り下げ足りずな印象でした。
役者さん達が、皆さん、同じトーンで、声高に喋るのも、どうもうるさい感じがして、耳障りでした。

そのときがきたら~映画監督山中貞雄の青春~
カラフル企画
座・高円寺1(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

コントンクラブ image2
K Dash Stage
シアターサンモール(東京都)
2010/04/07 (水) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

FUKAIPRODUCE羽衣LIVE Vol.2
FUKAIPRODUCE羽衣
Club ROOTS(東京都)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了
満足度★★★★★
魂を揺さ振るコンサート!
演劇以上に演劇的な羽衣のコンサート。糸井幸ノ介の音楽的な才能にしびれる。FUKAPRO(羽衣のこと)にはもっともっと演劇とコンサートの融合を目指してもらいたいものだ。

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】
elePHANTMoon
サンモールスタジオ(東京都)
2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

GENJI
名取事務所
あうるすぽっと(東京都)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了
満足度★★★
坊’sの声名は凄かった
無声の舞踏(舞踊かな)でした。
内容としては「源氏物語」の内容を知らぬと、
理解はしがたいように思われます。
また観客席に緊張が走る表現力は素晴らしかった。
海外の方も、ちらほら見かけましたので、
音声案内とか希望者に貸し出すような事など、
出来たら良かったかもしれませんね。
面白い表現を体感できました。

ドラキュラ伝説~千年愛~
ドラキュラ製作委員会
新国立劇場 中劇場(東京都)
2010/04/07 (水) ~ 2010/04/13 (火)公演終了
宝塚っぽいニオイ
コミカルさとシリアスさが適度に配分された
悲恋エンターテイメントミュージカル。
楽曲がイマイチだったが、生演奏の素晴らしさで相殺されたかな。
姿月さんの元男役とは思えない可愛らしい演技に感心。
宝塚OGたちの訓練されたソツのない演技も流石。

夕焼けとベル
カムヰヤッセン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

謝罪の罪
ペンギンプルペイルパイルズ
ザ・スズナリ(東京都)
2010/03/19 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
今回は解りやすかった、もっと不可解な感じでも好きなんですけどね。
ラストのシーンはスカッとしました。
役者さんは皆落ち着いていて上手い、脚本とバランス取れてて素晴らしいです。

スリープ・インサイダー(ありがとうございました!またいつか!)
boku-makuhari
アトリエヘリコプター(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★
化ける
観劇後、1週間が経ってしまった。どうも感想の書きにくい作品。
2部構成、どちらも上演時間は1時間強。役者は4人。奥田洋平、青山麻紀子、高屋七海、佐藤幾優。
役者がしゃべる台詞のやりとりを聞いていても芝居の状況や人物の設定が最後まではっきりわからないという意味では難解な作品だった。たとえば阿佐ヶ谷スパイダースの「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」なんかは、難解さが見る側にとってかなりストレスだったけれど、この作品のわかりにくさはそれほど苦痛ではない。
プログラムに載っている作者のあいさつ文によると、ストーリー(物語)を得ようとすると転覆するおそれのある作品らしい。音楽やダンスや絵画のように、全体を眺めてそこから浮かんでくる個人的な感覚や思いに浸ってほしいと作者はいっている。
青年団に在籍していた頃から、岩崎裕司の作品には青年団的なリアルさには収まらない、内省的な要素が強く感じられたので、舞台装置も抽象的な、あるいは簡素なものがいいと思っていたのだが、青年団を辞めてから4年ぶりとなる今回の作品では、こちらが期待した以上に抽象度が高まっていて、興業的、商業的にそれがプラスになるかどうかはわからないけれど、個人的にはものすごく魅力的な作品に仕上がっていた。特に前半の二人芝居は奥田洋平と青山麻紀子のベスト・アクトといってもいいのではないだろうか。
絵画にたとえれば、それまでずっと写実的な絵を描いてきた人が、ある日突然、抽象画を発表したような変身ぶりといえる。なにはともあれ、次回作が楽しみで仕方がない。

Les Bonnes
M.M.S.T
横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了
満足度★★★
崇高なる様式美
ジェネ作品に人を深く信用していない者ばかりが出てくるように思えるのは
彼自身が愛の飢餓児のようなひとだからなのだろうか。
この作品には、自己愛第一、他人は第二の次、悪口至上主義な人間の醜悪さに己の利潤に矛先を向けようとするも空回りしてしまうあぁレ・ミゼラブルな滑稽さが目立つ。
そんな人間たちの負の財産を、極めて日本的な様式美で軽やかに讃える一作。

そのときがきたら~映画監督山中貞雄の青春~
カラフル企画
座・高円寺1(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
これは
文句のつけようがないかも。なんだろう。舞台を見たあとに、あのセリフいる?あの場面いらなくない?あの俳優の動きいらなくない?とか一個くらいあるんですけど、見つからない。すごく丁寧、な舞台。

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了
満足度★★★★
99%のリアル感
噂に違わず、箱庭円舞曲、大変実力ある劇団でした。古川さん、なかなの切れ者とお見受けしました。
一般家庭のそんじょそこらにあまり見受けられない情況設定なのに、何故かどこにでもありそうな話のような妙なリアル感のある、不思議な芝居でした。
とにかく登場人物の台詞が、全然作り物めいていなくて、そうそう、そんな言い方されたら、そういうリアクションになるなとか、こういう性格の人間は、ここでこんな見当違いなこと言う言うとか、妙に納得できてしまう自然体の台詞で、舞台が進行し、それでいながら、各人物の内面や関係性も、自然に観る者に理解させてしまう、作者の力量に、感服しました。
こんなに普通の会話劇テイストで、説明台詞が一切ないのに、こんなにクリアに情況把握させてくれる作品には初めて出会ったかもしれません。
役者さんも、皆さんすごくいい!!中でも、赤澤ムックさん、小林タクシーさん、爺隠才蔵さんの自然体の存在感には敬服しました。
これだけ、自然にリアル感があるので、唯一つ残念だったのは、特に最初のシーンの方で、人物間の台詞のやり取りの時、「えっつ、え?何?」的な言いよどんだりした時の間合いだけが、やけに嘘臭い芝居染みた微妙な間になっていた点。他の会話があまりにも自然体だったので、余計目についてしまいました。
舞台装置や照明も音響も、スタッフ技術も大変優れていて、また追いかけたい劇団が増えてしまいました。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
パワー
内容に関してはいろんな感想がでそうですが
とにかくパワーを感じました
これからどんなものを観せてくれるか気になって
目が離せないです
あと、神戸さんイイですね〜

FUKAIPRODUCE羽衣LIVE Vol.2
FUKAIPRODUCE羽衣
Club ROOTS(東京都)
2010/04/06 (火) ~ 2010/04/07 (水)公演終了
満足度★★★★★
底抜けに楽しい羽衣LIVE!
体育会系エロス爆発のバナナ学園のおはぎLIVEとは、
対極に位置するエンタメ祭り。
癒しのエロスが溢れるアダルト向けLIVE。

どくりつ こどもの国
AI・HALL
長崎ブリックホール 大ホール(長崎県)
2009/11/07 (土) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
大人も子供も楽しめる音楽劇
大ホールと言っても大ホールステージの上に作られた特設小劇場のため、とても距離が近く役者さんの表情がよく見えました。
そして2、3歳~小学生の子供たちが結構いたのにも驚きました。
子供たちにはあやとりの紐を渡し、開演前にあやとりを役者さんが教えていたり、そのあやとりを劇中で使用していましたね。内容も、子供たち(扮した大人たち)が登場人物だったので、とても分かりやすいものでした。
開演前に劇中の曲をみんなで練習し、実際劇中で歌ったりもしました。
あと驚いたのは、受付で童謡かな?子供たちが知ってる曲を弾いていたりしてましたね。あとスタッフさんも可愛い衣装を着てらしたので、子供からしたらとてもワクワクするんだろうな~と感じました。あ、いえ、私もドキドキワクワクしちゃいました(笑)