
ジーンズ -gene(s)-
劇団銀石
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
鼓動
毎回、個性的な舞台表現が楽しみな劇団銀石。今回は生命の誕生、遺伝子、人類の起源に迫った“異類婚姻譚”。
壮大なテーマをどう見せるのか注目したが、、舞台美術、俳優の身体、言語、音楽(鼓動のようなリズムと言うべきか)が一体になったような表現に感服。
来年は吉祥寺シアター進出ということで、期待しています。

ジーンズ -gene(s)-
劇団銀石
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

バニラ
643ノゲッツー
OFF OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
これはすごい!
終止あっとうされました。こまつざきさんの存在感が劇的に圧倒で失礼ですが、漫画の登場人物かと思うほどでした。
さすが話題の劇団です。次回も絶対見たいと思いました。
時間があれば違う組も見たい。
お勧めのお芝居ですよ。

buzz
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
終り方が
今月18本目の観劇(月間最多更新)。
少し考えさせらる作品であった。説明にもあるとおり実際に起きた事件を元に書かれているわけであるが、贖罪の部分が読みとれなかった。「うーん」というのが正直な感想。

砂と兵隊/Sables & Soldats
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/09/16 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了
満足度★★★★
「さりげない」→「わざとらしい」→新鮮!
「さりげない」雰囲気が漂うのが青年団なのかなぁ…と思ってたんですけど、この作品は「わざとらしい」雰囲気が満載!「砂」もそうなんですが、服装とか、靴とか、キーホルダーとか・・・実に細かいところまで「わざとらしさ」にあふれてました!・・・タイトルとは裏腹に、遊び心溢れるこの舞台…新鮮な感じで、楽しませて頂きました
あ、全然関係ないんですけど、「西川」役の石橋亜希子さんが舞台で光ってるなぁ・・・と思って、そういえば「武蔵小金井…」でも山内さんとかけあい漫才みたいなことやってたなぁ・・・と思って、ググってみると・・・多田淳之介さんと結婚されてるんですね・・・知らんかった。

R 学 級 の 中 心
荒川チョモランマ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/08/20 (金) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
たくさんのご声援、本当にありがとうございました!!!
【「R学級の中心」アンケートより感想抜粋】
●高校時代を思い出して、切実な思いに駆られます。(20代男性)
●嫌な気分になるけど、見なきゃ損(笑)(10代男性)
●第三舞台を想起しました。テンポも構成もよかったと思います。(40代男性)
●笑った。けど考えさせられた。(女性)
●恐かった。良い意味で。
●今まで観た公演の中で一番おもしろかった。
●面白かった。見て損はないんじゃないかと思う。討論のシーンの迫力は圧巻でした。清濁あわせ飲んだ感じはスバラシイと思います。(20代男性)
●自分の目で結末を見てくれ。中心はどこにあったのか。
●集団で作る"空気"というものを強く感じました。(中略)その違いがとてもリアルに感じられて、ドキドキしました。中学校で教員をしている私にとっても考えさせられる所があり、勉強になりました。(20代男性)
●すごく身近に感じました。どのキャラクターも「あぁ、こういうタイプの人いたな…」と思い出しつつ、なんだか心に突き刺さりました。妙にリアルで、恐かったという印象さえ受けました。とにかく衝撃でした…。人間関係は本当に難しいなと思います。
●同級生同士の心の内を覗いているよう!
※アンケート内の「この内容を匿名でWeb上などに公開してもいいですか?」
という項目に「はい」とお答えいただいた方の中から一部抜粋いたしました。
このほかにもたくさんたくさん感想をいただきました!
本当にありがとうございました!!!

かもめ ~断章~(コーラス・ガールも上演決定!)
劇団ING進行形
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/09/30 (木)公演終了
満足度★★★★
新しい「かもめ」「コーラスガール」☆
なんとも言えない、独特な雰囲気が好きなんです。
男性数名に女性一人という構成。
女性が紡ぎだしていくセリフと、男性陣の力強い表現が合わさり、物語が展開していく。INGでしか出来ない「かもめ」と「コーラスガール」ですよね!
時々入るおちゃめな演出?も好きなんです。
今度はオリジナル作品を観てみたいと思いました♪

Root Beers-ルートビアーズ-
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・ポケット(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了

ジーンズ -gene(s)-
劇団銀石
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
紡ぎ、続く、生命
壮大なテーマをコミカルに、面白く、創り上げてたように思います☆
衣装もセットも凝っていました!
ただ終始勢いは良かったのですが、その分テンポがずっと同じように続いて
行くので、場面はどんどん移り変わっていくのに、人は変わっていないような印象が・・。
でもでも!また機会があれば観に来たいと思います♪

トロイアの女たち
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2010/09/07 (火) ~ 2010/09/20 (月)公演終了
満足度★★★
コロスが決め手
文学座アトリエ60周年記念公演の第一弾。
終始張りつめた空気の95分間。
それは良いのだが、観ていて疲れるといえば疲れる。
そんな中でベテラン陣の肩の力の抜けようはさすがの一言。
特にタルテュビオス(=坂口芳貞)は、
「ギリシャ悲劇っぽい」台詞回しから解放されて、
舞台にひょうひょうと存在していた。
肩の力を抜くってこういう事なのね、と観ていて納得。
観劇疲れも、タルテュビオスを観ているとふっとんだ。
それとは対照的なのが、
「群集役として開幕から閉幕まで舞台に存在し、物語のすべてを目撃する役割を担う(当日パンフレットより)」コロスだった。
ガチのギリシャ悲劇的演技。
個人的に大きい芝居は好きなんだけど、どうも観ていてすっきりしない。
内面と外面の大きさが食い違っている箇所が目立つように思えた。
「物語の目撃者」には見えなかったな。
このコロスが、ずっと舞台上にいるので、やはり、観てしまう。
そのコロスのエネルギーがこの芝居の空気感を握っているんではないかと思うのだが、
それがどうにも演劇演劇していて馴染めませんでした。
もっとさらりとやるとか、もっと怨念込めて、ってのも観てみたいです。
良い芝居には違いないのですが。

箱入り彼女博覧会
NICE STALKER
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
女性をクローズアップしつつも、
その女性達にいま一歩踏み込みきれない男子の描き方が巧い。再演2作と初演2作の計4作からなる短編集。84分。

シラノ・ド・ベルジュラック
演劇集団キャラメルボックス
俳優座劇場(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★
阿部丈二の上手さを再確認!
元々、達者な役者だとは思っていたが、ここまでうまかったとは。阿部丈二の役者としての上手さを再確認した作品。
他にも魅力的な役者がいっぱい出ていたが、今回は阿部丈二の一人勝ち。ヒロインの阿部哲子は座っているだけでかわいく、今回は阿部阿部コンビ
に堪能。

かもめ ~断章~(コーラス・ガールも上演決定!)
劇団ING進行形
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/09/30 (木)公演終了
満足度★★★
青春ノイローゼなチェーホフ。
チェーホフへの固定観念を打ち砕かれた先月引き続き今回は今年の6月に上演された『かもめ』と8月に上演したばかりの『コーラス・ガール』の2作品同時上演。
『かもめ』は第四章のトレープレフと二ーナが再会する場面に焦点を絞り、大胆に構成。取り巻きの人々の雑念を排して『君と僕しかいない』セカイ系的世界観に徹したことが原曲よりもかえってふたりのダークサイドがフルスロットルに。繊細に積み重なって。気持ちをぶつける度に現実が絶望の吹きだまりと化す様にカタルシスを感じ。夢のなかで生きていたいと願う厨二病的葛藤もあり。適度なセンチメンタルもあり。極めて青春ノイローゼな味わいでありつつも、ここにいるのにここにいないようなニヒリズムが根底に流れていたこと、そうしたなかで生きることが『かもめ』へのアンサーであるように思えた。
続いて『コーラス・ガール』。先月観た時より台詞の掛け合いがよく伝わってきた。反面、空間は丁寧に描き過ぎたようにおもえ、コロスの躍動感がペースダウンした印象。私が全体を俯瞰できる位置から観ていたからなのかもしれないけれど、空間に隙間が目立っていたようにも感じた。

Project BUNGAKU 太宰治
Project BUNGAKU
ワーサルシアター(東京都)
2010/09/30 (木) ~ 2010/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇の鉄人たちの饗宴!
若手を代表する4人の演出家の競演、そしてその題材が太宰となるとたまらない。今回の企画、観客に1位から4位までを付けさせるというコンペと、アフタートークゲストに一番気に入った作品を選ばせるという二重のコンペになっている。これでは4人が燃えないわけがない。
才能あふれる演出家が腕によりをかけて競い合うという素晴らしい企画。観客としては、どの作品も感銘をうけて、順位付けするのが難しいくらい。
ひとことでこの公演を表すと、生きのいい公演。堪能した。

ジーンズ -gene(s)-
劇団銀石
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
舞台のブロックが工夫されていました
四角一辺倒でなくて、斜めにカットしてある所を上手に生かしていました。
自己の遺伝子を後世に残すことの意義を説いた、
自己同一性の話が根幹にありました。納得です。
強者繁栄・弱者滅亡と、言葉にすると結構きつい事も。
納得させられる芝居となってはいましたね。

ファイナル ウィーク
遊々団★ヴェール
SPACE107(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
青グループ、観ました。
ミステリーハウスのチーフと、お化け役の人々の織りなす物語。お化けも、踊れば、恋もしたい。夢もあるけど、現実もあるから、笑って泣いて、友情も育んでしまう。たかが一週間、されど一週間の素敵な物語でした。衣装にも、こだわりがあって、楽しめます。

Root Beers-ルートビアーズ-
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・ポケット(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
満足度★★★
も少し縮めても良かったかな
前説も、日本語・英語・韓国語で流れてきてムード出していました。
怖いヤクザな話なのに、なぜか楽しくコメディになっており。
結構笑えましたが。
結局は、ヤハリと思えるラストになってしまったのが哀しく思えたかな。

ワイルドターキー
ゲキバカ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/09/23 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了
なぜだ・・・
急用が入り行けなくなったので、代理で行ってもらった人の感想を。☆を付けてないのはそのため。何度も行こうとしてるのに結局まだ一度も観れていないので次回こそ観たい・・・

バニラ
643ノゲッツー
OFF OFFシアター(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/05 (火)公演終了
満足度★★★★
赤組鑑賞
部分部分が面白く、ギャグと見せかけて伏線だったり全体も楽しめる。お笑い、人情、サスペンス等絶え間ない展開。こまつざきさんの存在感のすごいこと。

ジーンズ -gene(s)-
劇団銀石
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/09/29 (水) ~ 2010/10/03 (日)公演終了
深海の進化論!?
ダーウィンがイメージの海に潜るという発想が気に入りました。でも、途切れなく、テンポよくセリフが続く心地良さがある一方で、同じテンポとセリフまわし(動作も似ている)が続くことで、登場人物の個性がメリハリなく沈んでしまっているように思いました(いくら海底とはいえ!?)。舞台に置いてある同じブロックのようなパーツを組み替えて様々な形にして使うところの工夫は面白かったです。公開されていた台本と比べられるのも一興でした。