ファイナル ウィーク 公演情報 遊々団★ヴェール「ファイナル ウィーク」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    青グループ、観ました。
    ミステリーハウスのチーフと、お化け役の人々の織りなす物語。お化けも、踊れば、恋もしたい。夢もあるけど、現実もあるから、笑って泣いて、友情も育んでしまう。たかが一週間、されど一週間の素敵な物語でした。衣装にも、こだわりがあって、楽しめます。                              

    ネタバレBOX

    君田(長嶋千聡)は、南武電鉄の車掌に、なりたかったのだが、初運転の日に失敗して、夢も恋も諦めて、寂れたミステリーハウスのチーフとして、頑張っている。
    そのハウスのお化け役、コスプレ(帆足桃子)は、マニアックなんだけど、みんなが楽しんだり喜んでくれるのが、嬉しくて、お笑いを目指していたのだが、舞台で自分の名前も言えない程のあがり症で、諦める。
    応挙(西原久美子)は、ほんとはデズニーランドのパレードキャストを夢みてたり、ポルタ(中嶋藍子)には、ポルタならではの夢があったりと、同じ場所にいながらも、理由も性格も様々な4人。

    ミステリーハウスを、あと1週間で取り壊すと、社長に言われ、一旦やる気をなくすのだが、音響係の音羽屋(山口勝平)に、励まされ、精一杯頑張る事を、誓う。たった1週間でも、いろんなゲストを迎え、4人の想いにも変化がある。会社側の営業戦略で、ミステリーハウスの跡地に、絶叫マシーンを入れるが、本物の霊が出る噂を静めつつ、次の宣伝の為、陰陽師を呼ぶことになり、なんと!ポルタが、自縛霊だと解るが、ポルタの夢を叶えてあげようと、友情が深まる。

    この4人の個性が、面白く、役者さんの力量で、魅力が輝くのだが、衣装も似合っていた。特に、コスプレは、日替わりお化けで、楽しませてくれるし、ケンタロウスの胴体なんて、マントとしてのパターンが完成されているのは、見事。コスプレが、苦手を克服した様も、好きなシーンです。

    そして、それぞれの想いを抱き、感動!!のラストです。公演期間中なので、お楽しみに~!ご覧くださいませ。




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    2010/10/01 00:39

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