
俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】
七里ガ浜オールスターズ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

【終了!】B4 paper books【ご来場ありがとうございました!】
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了

人形の家 おかげさまで無事に幕をおろしました。ありがとうございました。
THEATRE MOMENTS
シアター風姿花伝(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり
やっぱりモーメンツだった。
台詞ばかりの原作でどうなってしまうのか興味津々。でも始まったらモーメンツだった。さすがに台詞はいつもより多いものの空間の広がりはいつもと変わらない。内容に比べ短い時間の中で、いろいろなしかけが散りばめられている。まさに二度ダシとって、ここは裏ごし、そしてあわせ味噌。
おいしいラーメンの出来上がり!!まったくぬるさを感じさせない。
ほんとおいしかったです。ごちそう様でした。

FLY AWAY
Taktstock produce
ワーサルシアター(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

FLY AWAY
Taktstock produce
ワーサルシアター(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

必ず訪れる日~石鹸工場~
かもねぎショット
ザ・スズナリ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了

どんぐりシンフォニー
春の日ボタン
小劇場 楽園(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/11/03 (水)公演終了
満足度★★★★
連作気味なオムニバス
毎度お馴染みの(?)各編がリンクする短編オムニバス、今回はさらにリンク具合が密接に。登場人物が複数のエピソードに登場して短編オムニバスというよりは連作短篇集と言った方が的確か。(いや、「連作短編」は主人公が固定の場合?)
で、同じ人物でも2度目以降に登場する時は別の一面を見せて「あぁ、そういう風にもつながっていたのね」などと思わせたりするのも巧い。

『狼少年 ニ 星屑 ヲ』
おぼんろ
スペースTRE(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★★
ビターテイストの「オトナのための童話」
観ながら漠然と「貧民街育ちでそこから這い上がろうとするがなかなか報われずに悲劇を迎える」的な往年の(モノクロ時代の)ヨーロッパ映画を連想し、切なくも美しい終わり方からビターテイストの「オトナのための童話」な印象も。
その童話的な印象は内容だけでなく、出演者が皆フェイスペインティングをして動物の耳のカチューシャを付けている(開演前に目にした時は「チープな和製SターWォーズ」に見えた(笑))ことも一因?
また、ルデコ地下のこのスペース、非常に手狭なこと、よってかなりの少人数なこと、靴を脱いで入ること、などからホームパーティーのような親近感があり、前説(これも親しみがあって◎)の時など客からツッ込みが入ったりして非常にフレンドリー。
「手作り感」満載の小道具などもその親近感にプラスされていたか。
さらに、子供時代の表現として小さな人形のような身体を首からさげて実際の身体は板の奥、なんてことをやったり、W星Pスタチオのように人間を手で表現して(チョキのカタチにして2本の指を脚に見立てる)引いた画を見せるなんて手法を用いたりして、それもまた楽しい。

あくびと風の威力
第0楽章
SPACE EDGE(東京都)
2010/11/02 (火) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
観劇出来て良かった。
とても印象的な舞台で
いまだに登場人物のセリフが頭の中や耳の奥で響いています。
観劇後はいろいろな意味で圧倒され、言葉がでてきません。
素敵な作品
力強い作品
ひとつの舞台を軸にいろいろな話しが沸き上がってきます。

花たち女たち
花組芝居
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2010/11/04 (木) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

ジゼル・ヴィエンヌ『こうしておまえは消え去る』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/03 (水)公演終了
満足度★★★★
テーマパークのアトラクション
迫りくる霧が樹海に、水底に、人の心の奥底につれていってくれました。エロティックでホラーな空気は大人向け。

飛龍伝
北区つかこうへい劇団
北とぴあ つつじホール(東京都)
2010/11/02 (火) ~ 2010/11/06 (土)公演終了
満足度★★★★
つか芝居というジャンル
あの独特の大音響、素舞台、殺陣、ダンス、マイク、照明…これぞ「つか芝居!」と観ると、ホント気持ちいいですね。「人間の葛藤」を観ている側にじわじわ入り込み悩ませる。後半はなぜか涙が止まらなくなっている自分に気づく。演劇っていいですよね。これだから観劇止められないです。

【終了!】B4 paper books【ご来場ありがとうございました!】
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
「黒の章」男性には前席がお勧め
まず海賊ハイジャックの初のオムニバスということなので、こちらも相当に気合を入れて「アンドレ・ブルトン」の人となりを熟読し、代表作である「ナジャ」も読んだ。で、あくまでもワタクシの想像ですが、海賊ハイジャックのベースは「アンドレ・ブルトン」と「フロイド」なのだな・・、と感じた次第だ。
毎回の公演に夢や狂気に焦点を当てた海賊ハイジャックはまさにブルトンで、当然のようにフロイドにも接近していく。
同時に自由な精神を希求したブルトンを描写する海賊ハイジャックは一般の観客から観ると偏狭さが前面に押し出されてしまうため、理屈抜きで好き嫌いが割れる舞台なのかもしれない。そう、観客の好みも白黒はっきり分かれてしまうように・・。
以下はネタばれBOXにて。。

俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】
七里ガ浜オールスターズ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
なるほどそういう意味でしたか。
「俺の屍を越えていけ」なるほどそういう意味でしたか。
全体的には観やすく、笑いもあり、落ちもイイ。楽しめました!
「俺の屍を越えていけ」は有名な脚本だったのですね。
知らなかった。勉強になります。
先週テアトルエコーの前を通ったら同じタイトルのチラシが
あって気になっていたので。
今回は気になる『葛木英さんと佐藤みゆきさん』目当てで観に。
佐藤みゆきさんはこの手の役が本当にうまい。
葛木英さんも艶のあるいい声でピッタリだった。
2人はもちろんの事だが、
先日観た箱庭円舞曲の須貝英氏も…おもしろいなぁ。
野口雄介氏と主宰の瀧川英次氏の熱いやり取りは泣けました。
浅野千鶴さんのあの鼻歌も良かった。
ネタバレNGとのことだと…こんなかんじでしょうか。
そうそう、PM20:00開演はサラリーマンにやさしくて
すごくうれしい。この時間だと平日でも観やすいな。

俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】
七里ガ浜オールスターズ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
プロデュース公演の鬼門がっ!?
「良い役者が集まっているのに何だかなぁ。」
と思ってがっかりな仕上がりな作品が多いプロデュース公演ですが...、

ワレワレのモロモロ
ENBUゼミナール
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/10/23 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★
実体験を語る勇気。
ENBUゼミナールの演劇コースに2009年秋期より一年通学された生徒さんたちのこれまでの成果を発表する卒業公演。
劇場の折り込みチラシでハイバイの岩井秀人さんが携わっていることを偶然知って、観てきました。
どの作品も実体験を元に創作され、それを考案した人が出演するというスタイルのものだったのですが、そうすることによって、自身の作品に責任を持つことや作品に対してより理解を深めることを目的としていたそうです。上演時間は2時間で作品数は11本。
誰かにこの気持ちを伝えたいというパワーがみなぎる熱い公演でした。

月並みなはなし
円・演劇研究所
ステージ円(東京都)
2010/10/26 (火) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★★
『月』がらみな近未来のお話。
初めて田原町の円・演劇研究所へ。C-21バージョンを鑑賞。
…いいんですよ、ちょっと洒落た構成主義風の動きの始まり方から、
吉凶入り交じったドンデン返しのずしっと重い…終わりまで。
舞台前と終了後の演出も楽しかったな。
月並みなはなし…『月』がらみな近未来のお話。
バイオスフィア、デブリ、宇宙ゴミなんて言葉が飛び交う。
6名の敗者が1名の勝者になるための心の葛藤が細かく描かれていく。
自分がどの人にあてはまりどんな決断をくだすか試された気がする。
いろいろ考えさせられた。
研究生のみなさんの熱い思いが伝わる見応えのあるイイ舞台だった。
また気になる作品があったら観に行きたい。

【終了!】B4 paper books【ご来場ありがとうございました!】
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了
満足度★★★★
白の章、拝見しました
アンドレ・ブルドン『シュルレアリスム宣言』のごとく、愛しい想像力は、容赦しない魅惑の世界へ、誘ってくれました。2本のオムニバスです。天使の羽根を持つ小悪魔の見えない笑顔と、運命の出会いの泣き笑いが、印象に残りました。
***この天使の羽根とは、生!肩甲骨の事ですが、美しい後ろ姿が見えると、言う事は??きっと後ろ姿だけでは、ナイハズ・・・そんな、私の印象です。≪雑誌CanCan・姉Can等で活躍のモデル、エビちゃんのスタイルの良さ(背中の贅肉がない美しい後ろ姿で、肩甲骨の出方が、天使の羽根の様)で、雑誌等で使っている言葉を使いました。≫

【終了!】B4 paper books【ご来場ありがとうございました!】
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了
満足度★★
シュルレアリスム?
白の章を鑑賞しました。
『シュルレアリスム宣言』
大人数によるリーディングでゲーム的要素を盛り込んでいましたが、いまいち高揚感に結び付かず、ただ大声になっているだけに感じられ残念でした。
『H+(トランスヒューマニズム)』
画家のエゴン・シーレを実在の人物とは少し異なる人物として描いていました。活人画、赤と黒の美術など耽美的な雰囲気の作品でした。絶えずBGMが流れていて(しかもアディエマス等かなりドラマティックな曲調)、役者の演技を殺してしまっているように感じました。
『ニヒリズムの肖像』
前2作に較べて格段に充実した内容で、とても良かったです。惰性で生活する貴族と正義を貫く平民の対比が鮮やかに描かれていました。前に出るタイプの役者が多い中、ベラ役を演じた伊達由佳里さんが抑えた演技ながら強い存在感を見せ、引き込まれました。
全体を通して観ると、夢や無意識、オートマティスムといったシュルレアリスム的要素が感じられず、寧ろタイトルや台詞に出てくるニヒリズムやヒューマニズム、超人といった言葉に象徴される、ニーチェ的な美学を感じさせる作品でした。
舞台袖から段取りのヒソヒソ声や、小物を動かすノイズが聞こえて来たり、貴族役の人たちの衣装から糸が飛び出ていたりと、細かい部分の詰めが甘く感じました。
黒の章も観に行くつもりなので、白の章との対比や、ロベスピエールとサン・ジュストの現れかたを楽しみにしています。

取り立てや お春
明治座
明治座(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/26 (金)公演終了