最新の観てきた!クチコミ一覧

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浮標(ブイ)

浮標(ブイ)

葛河思潮社

吉祥寺シアター(東京都)

2011/02/01 (火) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

芸術作品
会社をバックれて、昼の部を観賞。
平日の昼間だというのに、満席でした。

そこに見えるのは、砂。
描かれるのは人間の生きる力。
ちょっと神秘的ですらありました。
(春琴に似た舞台設定)

時代背景、社会事情が異なるとはいえ、
現代と似た問題を浮かび上がらせ、
その鳴門のような渦に翻弄されつつも、
慟哭しながらも、生きようとする人間が
そこにいることを思い知らされました。

ただ、、4時間はキツかったですぅ。。

屋上サーファー

屋上サーファー

NEUTRAL

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2011/01/29 (土) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★

動きが綺麗
★collect-collection vol.12★ 「ワンダフル・ニャン」の1つです。
*ニュートラル『 屋上サーファー)』
 屋上にいる看護婦(一瀬尚代さん) 私この仕事向いていない・・・
 出会う(片山誠子さん) 屋上で2人
 騒音と風景が波の様、その波の中に吸い込まれ波の中にいる、
 二人の綺麗な動きからイメージ モールス信号 もう戻らない。

*dracom  『 gallery (20min version)』
 絵画の鑑賞、絵画の解説、絵を観ている、ふざけながら、真剣に、絵を監視するの女
*妄想プロデュース『アンブレラ』 二つの話が平行に 雨の時左肩が濡れる。
*コレクトエリット 『木にすむ祈り』詩を読む様にイメージの世界

『Prism』

『Prism』

*rism

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/01/25 (火) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

私にとって要らないものって!
明るく華やかなスペースには白っぽい妖精たちが何やら話していて、とても照れくさい気持ちでいっぱいになりました(*゚.゚)ヾ

そして、ブラックな童話の世界へいざなわれて行きました。

ネタバレBOX

人間あっての存在、自分あってのもの、要らないものが見えてきます。

幸福の王子の像も銅の塊になったら市長にとっては自分の銅像の材料に過ぎず、シンデレラの姉にとって足の指は邪魔なもの。

お菓子を食べさせてくれたおばちゃんもヘンゼルとグレーテルにとっては邪魔な存在になり、ヤギに食われるカミも要らないもの。

奥に座っていた吉水雪乃さんが時々あくびしていて可愛かったです!
ソムリエ

ソムリエ

靖二(せいじ)

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/01/28 (金) ~ 2011/02/01 (火)公演終了

満足度★★★★

丁寧な作劇に好感
きちんとしたデッサンを重ねて造り上げたように丁寧な作劇に好感を持つ。
また、さりげなく流れるS.E.により舞台となっている書店の外の景色まで見えるような気もする。
さらに最終場では「親子ネタ」+「優霊譚」と好みのパターンの複合にダブルでツボを突かれる。

13人のスピード!

13人のスピード!

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

これまでに観た3作の中でも断トツ
お馴染みの「あの状況」をうまくコメディに仕立てただけでなく「終わっているかどうかは周囲の評価ではなく自分自身が決めるものだ」的な名言も織り込み、さらに装置のアイデアも良く、これまでに観た3作の中でも断トツ。

チェーホフ?!

チェーホフ?!

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2011/01/21 (金) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

せつないほど、シュール
美的だし精緻だしシュールだけど、どれも感想の言葉としては違う。たとえて言えば美術館で、何気なく横目に通り過ぎた巨大な絵を、そこを出てしまってから、やおらとって返してもう一度、3メートル離れて眺め直したい衝動に突然襲われる、そういう芝居でした。
「最初から”思い出”として設計された出会い」、「胸が高鳴るシュール」。そんな宣伝文句を捧げたい。

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★

暗黒のジェットコースター
いつものように力まかせで、ぐいぐい来る。
これはもう全力疾走。
どこに向かうかわからないから「全力失踪」か。

ネタバレBOX

いつものミワさんたちの前説からすでに舞台は始まっていると言っていいだろう。
ここは見逃したくない。
ので、10分ぐらい前には着席して、ニヤニヤしながら待ちたいものだ。

で、本編は、まるで脈絡がないと思うほど、どんどんいろんなモノを放り込み、突っ走る。
ただし、場所は診療所の待合室だけだったので、意外と落ち着いていて、普通風(あくまで「風」)の演劇だった。
のも、途中までで、ジョン&ジョージらしき2人(微妙に台詞が被り、その超有名なバンド名は明らかにならないが・笑)が登場したあたりから、ちょっとした歪みが現れてくる。ま、平たく言えば、人形様たちの登場だ。
ただ、ここに至るまでが、いささか長く感じたのも事実。
場所が固定であったために、よけいにそう感じたのかもしれない。
前半からもっと走ってもよかったと思う。たとえ誰もついてこれないぐらいの速度でも。

人形たちが次々と現れ出してからは、悪夢が怒濤のようにやって来る。細かいネタも仕込みつつ、とにかくどんどん進む。なんだかどこに終着点を決めないまま、突っ走っているような様は、爽快である。

サイボーグのマネージャーとか、サザエさんタラちゃんにしたくって、男だと吹き込まれて中学生になった末娘とか、刺されるとバカボンのパパになってしまうウニとか、ウニ味の不味いサイダーとか、意味も説明もなくとにかく、情報過多が素敵だ。その過多の情報は満載にしつつ、とにかく走る、走る。
声も枯れるかと思うほどがなり、役者の唾が飛び交う、飛び交う(笑)。
今回は、特に、相当頑張りました、という印象がする。

濃くて、アクが強くて、ネジれて、ヒネクレていて、とにかく最高だ!

基本、バジリコFバジオのメンバー4人(木下実香さん、武田諭さん、三枝貴志さん、あと新人の1人・笑)は、とってもうまい。そして、いつもの吉田麻生さんのあまりと言えば、あんまりな子役っぷりは、大層好みである。

3人姉妹だから、そしてロシアがらみだからと言うことで、チェーホフの三人姉妹の役名をそのまんまもじった役名なんていうのも捨てがたいじゃないか。
ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

すっごい
「演劇」という方法でしかあらわせられない世界観でした。最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。見終わった後も余韻の残るような舞台でした。

雨と猫といくつかの嘘.

雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2011/01/30 (日) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

良かった
心温まるいい作品でした。ゆっくりとした時間の中で時の流れの速さを感じるような。小降りの雨の中での会話、記憶の中の生活、孤独死を迎えるご老人が増える世の中で、大切な人を大切に思い、最後までそばに居たいと思えた。

巨大シアワセ獣のホネ

巨大シアワセ獣のホネ

突劇金魚

精華小劇場(大阪府)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても良かった!
初めての突劇金魚さんでした。

登場人物がみんな魅力的でした。
ひとりひとりの個性に強く強く興味を引かれ、魅了されます。

世界観も、ゆらゆらたゆたうような不思議な世界。
といっても仮想ではなく、あくまでも現実で。
現実世界の中の、不思議世界なのです。

精華小劇場という空間も、完璧に活用されきっていました。
照明の使い方、スピーカーの配置。リアルサウンドの効果音。
客席との境がない、奥行き広がりのある舞台。
見事な調和で、世界を創り上げてました。

代わりはきかない、ここでないと観られない。
たとえDVDになったとしても、再演されたとしても、二度と見られない世界。
そう思います。今、観にいかないと!

体感的で観ている自分自身も溶け込んで行くような、そしてゆら~りゆらりとした心地良い舞台でした。
とても良かったです!

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

パペット・オン・ザ・パニック 完全版【全ての公演は終了致しました。ご来場いただき本当にありがとうございました!!】

隕石少年トースター

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/01/28 (金) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★★★

2回目
千秋楽に、もういっかい観てきました。
笑えるというだけでなく。
この舞台を通じて伝えたいことがある、その思いを強く感じます。

2回目でもおもしろいところはやっぱり変わらず笑えます。
ただやっぱり・・・あと一押し、もう一捻りが足りない、寸止め感。

そのすっきりしない感が尾を引いてしまうのが、惜しいです。
伝えたいことをより引き立たせるためにも、笑いの部分はすかっとやりきったほうがより伝わるような気がします。

東京公演までにまた、変わってくる部分もあるのかな~と。
それを観られないのがくやしかったりします(笑)

ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

見事に引き込まれた110分間でした
黒い舞台上に2本の曲がったジェットコースターのようなモニュメントがあるだけの空間で、部屋・池袋の雑踏・駅のホームなどの様々な状況を上手に観客に伝え、台詞や行動も各登場人物達に分けて情感豊に物語を紡いでいました。人の思いや感情の連鎖・波紋という繋がりを愉しく笑いを交えつつ真面目に表現した見事な舞台でした。

ネタバレBOX

白い服の男女の会話
女は病室で死が迎えに来るのを待っていて、
男に飼っていた金魚の世話を頼む。
男は女の死の現実から眼を背けて話題を変える・・。
その話が鞠井クンの話

いつも死について考えていた鞠井クンは
彼女との買い物で別行動となり、
待っていた交差点で交通事故を見て、
人の死があっけなく簡単に起こる出来事に驚くが、
自分も突然誰もいない世界に来たことを知り漠然とする・・。

鞠井クンの彼女は、彼の死後も更新されるブログを見て、
彼は死んでいないと思い、日々ネットに向かう引き篭もりとなってしまう。
見かねた姉が相談相手を連れて来て、ブログの発信元を突き止める。

生前、鞠井クンは友人に死とは肉体の死ではなく。
記憶や情報の継続が出来なくなる事ではと考えて、
友人に遺言で、自分の死後も自らの日記と考え方を綴ったノートと、
ブログへのパスを託していた。そうすれば自分は死んでいないのでは?と

友人は鞠井クンのいしを汲み取りブログを更新し続けていたが、
鞠井クンの彼女が引き篭もりになってしまった現実を聞かされて、
ブログの更新をやめる事にする。

更新の停止に伴い鞠井クンの死を受け容れた彼女は、
自分がしっかり生きてゆく決心をメールにしてブログに送る。

白い服の男女、噛み合わない会話で。
彼女の死後、女から託された金魚が死んでしまった事を、
男は泣きながら告白する。

といった話でした(途中いろいろ端折っています)
うーむ、舞踏を取り入れ台詞も受け渡しての流れに淀みなく。
笑わせつつも上記の話を観客に伝えてるんですから、たいしたものです。

(まぁパンフも見ずに記憶で綴っていますので、
けっこうズレがあるかもしれませんが、
私の脳内では上記にて記憶されております。ハイ)

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★

人形は秀逸
昔のナイロンと大人計画を足して2.5ぐらいで割ったカンジ。ギャグが滑ってたり、後半駆け足過ぎたりするけど、大変面白かった。

「神社の奥のモンチャン」 

「神社の奥のモンチャン」 

ゴジゲン

座・高円寺1(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

待ってました!!
ゴジゲンを知ったのは、初演の「神社の奥のモンチャン」でした。
そこで目次さんの演技力に圧倒されたり、松居さんの考えに感銘を受けたりと、いろいろと衝撃を受けた作品でした。

これ以降毎公演観て来ましたが、正直言ってしまうと公演を重ねるごとに自分の中で、ゴジゲンの期待度が下がってました。
「ハッピーエンドクラッシャー」辺りから「またか・・・。」って感じでした。
前回の「ラビットパンチ」に至っては、ミュージカルも入ると聞き、変な空気になるのではないかと怖くて観に行けませんでした。(個人的にミュージカルが嫌いということもあって)

好き嫌いで分けるとしたら
好き:「神社の奥のモンチャン」「たぶん犯人は父」
嫌い:「チェリーボーイ&ゴッドガール」以降の公演

という、ホントにゴジゲンの初期しか好きじゃないという偏りっぷり。
だから「神社の奥のモンチャン」が再演されると知って、ホントに楽しみしてました。
ゴジゲンの中で一番好きな作品だから。


初演と比べると内容が分かりやすくなったような気がします。(単純に当時の自分の理解力が低かったこともあるだろうが)
あと舞台の背景(クレヨンとかチョークで書いたような感じ)がとっても好きです。
あの背景も作品の優しさを表してるような感じがしました。


この作品は「目次さんの」モンチャンがいないと本当に成り立たないです。
出演者は前回と違うと聞いて、モンチャンだけは絶対に変わるなよと念じたくらいです(笑)
松居さんのタカオ役は変わる可能性はあっても、モンチャンが変わるということは絶対に無いと思ってましたが。
モンチャンに泣かされましたよ。


自分を犠牲にしてまで人の幸せを願うモンチャンは優しいです。

ネタバレBOX

確か初演のときは現代っ子3人組の関係は友達止まりだったような気がします。
それが今回はユーキ×ミクだったのがマサシ×ミクになりました。

自分と付き合うより、マサシと付き合った方がミクは幸せになれるし、マサシはミクのこと前から好きみたいだからマサシもその方が幸せになれる。
そう思って身を引いたユーキ。
最初はそんなつもりなかったかもしれないけど、途中から自分とモンチャンを重ね合わせて話していた(であろう)ユーキ。
だからラストのユーキは泣いていた。

作品に深みが増しました。


モンチャンは皆の幸せを思った結果、自分は死ぬという選択を取ったけど、果たしてそれが皆の幸せに繋がったのだろうか。
モンチャンが死んだと知って平八とタカオは確実に悲しむし、全部を知った他の皆だって罪悪感を抱くだろうし。

う〜ん、切ない。
ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/02/03 (木) ~ 2011/02/13 (日)公演終了

満足度★★★★

圧倒されました
ひょっとこ乱舞、初めて拝見させて頂きました。凄いよかったです。

ネタバレBOX

始めのダンスの段階から圧倒されました。
死んだ主人公を中心に様々な人物のストーリーがありますが、話しがこんがらがる事なく見る事が出来ました。また、役者さんの見せ方や演出がとても上手く、とても面白かったです
巌流島

巌流島

劇団 武士道

江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)

2010/10/28 (木) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★

最後の殺陣は
最後の殺陣は、見応えありました、同じ手ばっかで単調ですが。

キャラの演じ分けがないし、中盤までひたすら退屈です。

くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★

全力で走りまわる
姿の、気持ちのいいこと。
ぬいぐるみならではのわくわく感。
うわー、たのしいいい。

たぶんデトックス効果があると思います。

シラノ・ド・ベルジュラック

シラノ・ド・ベルジュラック

サンシャイン劇場

サンシャイン劇場(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

20110204
(^・ェ・^) 右近さんハマり役

マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

マッチ売りの少年だった男の結末の最後の幸せ

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★

お茶の間に幻影
悲しい結末なのに、なぜか胸があたたまる不思議なストーリーでした。スペースの使い方にも工夫があり、広さと狭さ両方が感じられました。

ネタバレBOX

最後のマッチの炎のシーンが美しかった。
ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

ここは世界の果てっぽい。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

最北端とはいうものの
超熱いステージでした。凄いエネルギー。カオス。随所で出て来る人形もいい味出してました。実際に見る夢くらいブッ飛んでるストーリーでした。

ネタバレBOX

ジョンとジョージの亡霊、ラスプーチン、神様まで現れるんだから、確かに最果てですね。神様を見て、オレたちひょうきん族を思い出しました。

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