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無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)

無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)

MU

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/03/24 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

変な穴(女)
演目初日を拝見。

女性たちの個性や想い、
時にちょっと滑稽でもあるのですが、
女性たちそれぞれの何か欠落した部分が
しなやかに浮かび上がってくる。

その中でさらに触媒になる女性が現れることで
男性の欠落したものが輪郭を見せ始める。

明確ではないけれど明らかに存在する
男女それぞれの感覚に次第に浸されていきました。

ネタバレBOX

冒頭のシーンから
その場のルールがしたたかに伝えられる。
ちょっと奇異な感じもするのですが
ドレーという感覚はしっかりとした形で
観る側に伝えられていきます。

男性が使う、
鞭にあたるスプレーがちょっとチープで
でも、きちんと場をコントロールしていくのが
おもしろくもあり、物語のエッジを作ってもいて。

その中で個々の女性たちの色や個性、
そして内外に抱える現実が
抽出されていきます。
4人の女優たちそれぞれに
キャラクターを広げる足腰がしっかりとあって
それぞれのはみ出したような部分に実存感が生まれ
足りないものと持てあますものそれぞれが
観る側に残されていく。

さらに、5人目のドレー、
支配する側と重なるものを持った女性がその場に置かれることで
視野が大きく広がって・・・。
それまで、4人の女性たちに求めていたものなどから
曖昧に浮かびあがっていた
男性の抱える「穴」のようなものの輪郭や
他の女性たちのその世界につなぎとめられる
鎖やボーダーのようなものを
しなやかに堀り出していく。

物語で表現されることは
あからさまに出来るものの外側というか
観る側の常なる感覚とずれたような
非日常な部分で組み上げられているのですが、
そうであっても観る側のどこかに
共鳴する部分が潜んでいて。
時には様々な顛末が滑稽にも思えたりもするのだけれど、
一方でその先に存在する不思議な普遍性を感じたりもして
自らにとまどう。

ドーナツの穴を意識させるような感覚というか
そこにないからあるというか・・・。

マスターを演じた役者や
彼女たちの外側に置かれたコンビニ店員を描き上げた役者、
この役者たちのそれぞれの語り口だからこそ
醸し出され浮かび上がったであろう
感覚に浸されてしまいました。







冒頭からちょっと色のつ表現されるべき男性の感覚は
きっと言葉で表現できる類のものではないのだと思います
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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★

美系!!
出演者が女性だけというところに惹かれました。そして主人公などとても魅力的でした。

ネタバレBOX

当日パンフレットにテーマは「究極の学芸会」と書かれていて、それを見た瞬間にがっかりしました。

そして学芸会らしく全員の顔見せのためでしょうか、これからお芝居が始まりますを2回もやりました。そんな必要性がどこにあるのかと思いました。

話自体はオズの魔法使いのような仲間と旅する話。ナイフで殺傷する暴力シーンがあっても、ゾンビの王様の呪文や通販で買った粉をかけることで生き返ったりと、簡単にリセットでき、お子様にはあまりお勧めできない面もあります。

そしてその粉のせいで何でもありになってしまい、みんなハッピーの大団円もパラレルワールドの選択肢の一つに過ぎないような気がしてしまいました。
ずんばらりん

ずんばらりん

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

好みのタイプでした
臑に傷もつ大人たちの、悲喜こもごも。酸いも甘いも知っている大人の心に染みる人情劇でした。シリーズものですが、初見の方でも、楽しめます。味のある活動弁士(坂本頼光さん)の口上で、主要登場人物の紹介があり、解りやすかったです。力量のある役者さんばかりで、心情表現、良かったです。

ネタバレBOX

旅芸人一座の人気座長の三本木麗子(山野海さん)と、大阪の人気座長の鏑木丸子(福島まり子さん)、麗子の息子であり女形の多多(塚原大助さん)、は、沖縄での興業に来たつもりが、実は騙されていて、宿泊する場所もなければ、荷物も行方不明?
この座長二人共、役者としては一流なのに、気風は良いが、金や食べ物に執着したりと、一般的な母とはかけ離れているのも面白く、イイ味出てます。そして多多の女形らしさも良く、ただ女々しいのではなく、優しさにあふれる人の良さが、滲み出ていて、良かったです。

池宮城阿古(北川彩子さん)座長の率いる沖縄の人気一座の人々と巡り合い、三本木座長らも池宮城一座の公演に、出演することになる。
だが、池宮城一座の抱えている問題も明らかに、なっていく。
阿古は、控え目で優しいのだが、養女であることを引け目に感じて、嫡子である、恒乃丈(浜谷康幸さん)と君子(高久ちぐささん)に、遠慮して、半端な役者になっていた。又、阿古は、劇団内の彼との関係も、暗礁に乗り上げていた。すぐに謝ったり泣いてしまう阿古に、麗子座長からのきつい一言には、座長という立場で生きてきたからこその情もある。
阿古は、辛い別れや問題を乗り越え一人前の座長に向かって、一歩を踏み出せる、素敵な作品でした。

騙した奴の兄が、丸子座長の小学校時代の、同級生だったりで、ちょっと恋の予感?と、上手くいきそうで簡単には、いかない。素直になるには、世間を知りすぎてたり、大人になりきれてなかったり、、、
誰かの為に動く事が、誰かを傷付けたり、お互いを思う遠慮や我慢が、自分も大切な人をも苦しめていたりと、切なさもあるが、騙した理由にも、深い情があったりと、後半に見えてくる真実も、魅力的でした。
散りばめられたコミカルさも良かったが、『100円、頂戴』の演出は、ややクドク感じた。
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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度

楽しそう♬
演じてる人達は、楽しそうだった!

夏への扉

夏への扉

演劇集団キャラメルボックス

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2011/02/22 (火) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

キャラメルボックスらしい夏への扉
今回公演されるということで、事前に原作を読んで行きました。
原作はどこか薄暗い鬱屈とした空気を漂わせていたりするのですが。
そこはやはりキャラメルボックス!
とっても楽しくて、とっても爽やかでした♪

あの鬱々とたダニエルも、あんな快活な好青年に☆
逆にダニエルのダメ男っぷりが描かれていないため、なんでそこまで恋人に嫌われてしまうのかが、舞台だけだと釈然としなかったりしますが。。。

オープニングとラストの「扉」の演出、あの光景は忘れられませんね。
素敵だったな~あれはもう舞台だからこそできること。
みせてくださってありがとうございますっ!!と言いたいです。

そして一体どうやるんだろう・・・と思ってた猫のピート。
予想外でしたね、さすがに(笑)
どんだけしゃべるんだよ!ってくらいしゃべる、しゃべる。
存在感ありまくり!
そうなのよ、原作だと途中から完全にいなくなっちゃうからさ・・・その場にいないのに、いないはずなのにチョロチョロとがんばるピート、最高!

そしてダニエルな畑中さんの全力っぷりが、素晴らしかった。
身を削るかのような全身全霊の演技っぷりが圧巻でした。
もうずっと出すっぱりで、動きっぱなしで・・・シャツにズボンににじみ出る汗の量が畑中さんの魂そのもののように思えるほど。

キャラメルボックスの舞台は、とても元気になれます。
観れば体の隅々まで活力が行き渡るような、とても素敵な舞台。
今回もありがとうございました!!

音楽の時間

音楽の時間

リリパットアーミーⅡ

世界館(大阪府)

2011/03/19 (土) ~ 2011/03/24 (木)公演終了

満足度★★★

まさしく、音楽の時間
学校の授業でいうところの「音楽の時間」
まさしく、明治時代の文明開化からの日本の音楽の歴史を目の当たりにするかのような、音楽の時間の授業を体感しているかのような。
時間軸が明治なんだけど異空間っぽい、不思議な感覚でした。

わたし知りませんでした、文明開化の時まで日本には国歌がなく、音楽というものに歌というものにそんなになじみがなかったなんて。
「君が代」問題にはあまり興味を持っていませんでしたし、難しい問題なのでここで意見は差し控えますが。

劇中で歌われる歌のメロディが、とっても優しくて心に染みて。
歌詞は情景浮かぶ情緒あふれる言葉でつづられていて。
観ながら聴きながら一緒に歌いたくなるような、素敵な歌でした。

最後の最後は、「音楽の時間」らしく音楽の授業ように合唱で締めくくられ。
なんだか懐かしいような、優しさに包まれたほっこりした面持ちで帰れました♪

役者さんはキャラメル岡田さん、美津乃あわさん以外は初めてな役者さんばかりでしたが。
もぉ安定しきった世界の構築力で、何やってても空気を自分色に染めることのできる方ばかりで見応え抜群。
とても上質なお芝居でした!

VOYAGE~光の射す方へ~

VOYAGE~光の射す方へ~

Space Shuttle Show

シアターサンモール(東京都)

2011/03/02 (水) ~ 2011/03/08 (火)公演終了

満足度★★

残念な。
ひどかった、演出がひどかったです。
こちらの団体さんの公演はDVDでひとつだけ見たことがあるのですが。
だからわかるのです、DVDでまた画像加工を施してデフォルメすることを計算に入れているのだということが。
はなから生きた生の舞台で勝負する気がないとしか思えない。
それでも客席は満席で・・・大多数の観客のニーズに応えたカタチと言えるのかもしれません。

そんなこともあり、冒頭からしばらくはほんとに退屈で、時間がとても長く感じてしまいました。
途中で席を立ちたくなったのは、正直初めてのことです。
しかし、終盤ラストで救われました。
終盤は良かった、舞台に魂がこもりました。
最初からずっとそうだったら良かったのに・・・惜しいし、くやしくもあります。
大輔さんの初主演舞台なだけに。。。

石榴の罠

石榴の罠

劇団P・T企画

欧風家庭料理 Chez Noix(シェノワ)(大阪府)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

素敵空間でした☆
今回はお食事付ということで・・・ひとりは寂しいかもと思い、友人誘って行ってきました。
レストラン、こういう機会でもなければなかなか行かないような場所だったのですが、めっちゃお洒落でかわいレストランでした!
普段使いしたいくらいです、お料理もおいしかった~♪

今回の出演者は少なめ。
公演開始前にまずお食事からで、まだ食べてる人もいれば、食事終えて公演の内容について歓談しえる人もいたりする中。
さりげなくふつ~に入り口から役者さん登場しての自然な開演。
テーブルとテーブルの間の通路、バーカウンター前、お客さんに囲まれた中での演技。
よく集中保てるな~と・・・感心!!

今回も・・・犯人はさ~っぱりわかりませんでしたよっ。ふっ。
解答用紙にまた無駄にいさぎよく「わかりません!」と書きましたよ。。。
でも一緒に行った友人にも「おもしろかった!」と言ってもらえて。
なかなかに素敵な良い時間を過ごさせていただきました☆
ありがとございました♪

ゾビンとミルルのグルグルしたハナシ【稽古動画vol.2配信中!】

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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

絵本から飛び出て
穏やかな昼下がりの午後、お母さんは子供に絵本を読んで聞かせているうちに一緒にお昼寝。夢の中に出てきたのは自分が小さいときに好きだった物語...。個人的にはこんな感じで観ていました。舞台のつくり、衣装、いい人やちょっと悪い人、決して悲しくはならないお話。本を閉じたときには登場人物が愛おしく思えてくる。泣いた顔が次には笑った顔になっている。親子で観るのもいいのでは。

ネタバレBOX

大人数の舞台でしたが、それぞれのキャラクター設定もわかりやすく、いい意味で先を読みながら...こうなってほしいと思いながら...途中でちょっと焦らされながら...でも、最後はやっぱり大団円。「あのころの自分」に戻りながら観劇。「中指」を立ててにらみ合うシーンもご愛嬌。とても満足、ストラップ購入しました。役者の方々、この作品に携わった皆様、こちらこそ本日はありがとうございました。
廃墟

廃墟

時間堂

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

濃厚な会話劇
50年以上前に書かれた戯曲で、所々に出てくる単語に時代を感じさせましたが、みずみずしい演出・演技を通じて現代にもそのまま通用する内容となっていたと思います。休憩なしで2時間半という役者も観客も負担のかかる結構なボリュームに必然性が感じられ、だれることがなく、特に後半は求心力があり時間を感じさせませんでした。

第二次大戦直後の東京が舞台で、1つの部屋に身を寄せる家族とその周辺の人たちを描いた作品で、様々な立場での戦争の反省と未来の展望についての議論が平行線を辿ってばかりな様子が描かれていて、考えさせられる話でした。

音楽は全く使われず、いくつかの家具と照明だけのシンプルなしつらえが演技を引き立てていました。
会話のトーンのバランスが絶妙で、大声で叫ぶ台詞もはっきり聞き取れたのが良かったです。白熱した議論の最中に議論の輪に入っていない人がする日常的な行動が度々挟まれていて(戯曲に書いてあるのでしょうか?)、単純に熱く盛り上がるのを避けていたのが面白い効果をあげていたと思います。

Bayoneta

Bayoneta

劇団ショウダウン

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/29 (火) ~ 2011/03/29 (火)公演終了

満足度★★★

ゆる~いファンタジー☆
わたしにとってのショウダウンさんといえば・・・シリアスで本格的なイメージ。
なーのーでーすーがー。
今回のバヨネッタは・・・とことんふざけていました(笑)

ゲーム世界です、王道RPGです、はっきりいっちゃうとドラクエです!
ドラクエ好きにはおなじみのネタや台詞がてんこもり。
「みんな同じことしか言わない!」とか、「武器や装備は身につけないと・・・」とか、そうそう!っていう、ドラクエあるあるネタまみれ。
ドラクエ大好きなわたしはだいぶツボりましたね、たったひとりだけ笑ってた瞬間さえあった。。。

芝居の合間にマジ宣伝をはさみこんじゃうのは・・・正直ちょっとやりすぎかな~という印象ではありましたが。
ショウダウンさんってこんな舞台もやるんだ!という、観劇歴浅いわたしにとっては開眼の舞台でした☆

最後にもう一言・・・Lv80はあげすぎっ!!(笑)

世界が終わるコロニー

世界が終わるコロニー

secret7

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/29 (火) ~ 2011/03/29 (火)公演終了

満足度★★★

ツボつかれる
secret7さん初めてでした。
決してどっかんどっかんくる爆発力で攻め込まれるのではなく。
じわじわと延々くすぐられ続ける小ネタ満載でした。
合間おかず繰り出される小ネタの外さなさっぷりが良い!
笑いのタイプ的には、好きな笑いでした。
ただ・・・それだけにオチの弱さが残念でした。
後からコントもこなすユニットなのだと知り、あのお笑いセンスにしごく納得。
おもしろかったので、また公演観たいですね☆

ネタバレBOX

宇宙人のあの方言は・・・もはや定番なのか!?
昨年観た、真緑色した宇宙人が頭に浮かびました☆
今回のアレは・・・宇宙人?って感じでしたがw
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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★

ちょっと残念
メルヘンでホラーなコメディ(?)。確かに女の子とゾンビがグルグル走り回っています。ありきたりの話で分かりやすいのはいいけど、正直つまらない。女優さん達の熱演が空回りしている感じがして、ちょっと残念です。

月にぬれた手

月にぬれた手

舞台芸術学院

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/03/25 (金) ~ 2011/03/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

満足!
時期が時期だけに思うところは皆あるようで、
ちょっと雰囲気は異常でしたが。。
作品は非常にすばらしく、全く後悔すること無い内容でした。

感涙します。

再演希望。

無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)

無い光/変な穴(御来場ありがとうございました・御感想お待ちしています)

MU

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/03/24 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

変な穴(女)
面白かった。

だいたい知的な作品は苦手だ。
嫌いというより苦手だ。

なぜかというと
知的でない観客を見捨てて

「ここまでの話、わかるよな?
 わかる奴だけ物語について来い!」

って感覚に陥るから。

作り手は意識してないんだろうけど、
そうなってるコトが多い。

ま、知的でない僻みでこういう表現になってるが・・・


でも
この作品は
見捨ててない。
けど
知的な人達にも面白いのだろう。

「舞台(関わらず、あらゆる表現)で人は救えるか?」

命題。
ずっと考えてしまう命題。

答えは
「救える」
と言い切りたい。
言い切りたいんだよ、ちきしょう。

でも
言い切れない。

そんなコト考えてたら
何も表現できなくなっちゃう。

それくらい難しいんだと思う。

でも
救われる。
救ってくれてる。

片想いかもしれないけれど、
考えてはくれてる。

だって
「どっかの誰かのお話」って
感じがしない。

リアリティとか、臨場感とか、
そういうコトじゃなくて
「自分と重ねられるストーリー」が

(「ストーリー」ってコトバは仰々しいか)

「自分からも生まれそうなコトバ」が
多々ある。

そういう作品。

コトバだけでなく
笑いどころも
多々あった。

そういう作品。

    (ここまでネタバレないよね?大丈夫よね?)

でも
いろいろあり過ぎて
終演直後にアンケートを書く時までに
消化しきれてない。

そういう作品。

ボクはそういう人。

社会の底辺にいても
ちゃんと
見てくれてる作品。

そういう作品。



ネタバレBOX

あのね、
まだ消化しきれてない。

とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

Minami Produce

新宿眼科画廊(東京都)

2011/03/26 (土) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

画廊だけに
「私の頭の中の消しゴム」風のストーリーを思わせる会話で始まったので、こんな明るい客席で泣きたくないと思った!が、悲劇ではなかったのでよかった。
いろんな物語が詰まっていて、それぞれの物語をもっとじっくり見ていたい。
画廊だけにたくさんの絵を見たような舞台だった。

ゾビンとミルルのグルグルしたハナシ【稽古動画vol.2配信中!】

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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリーは驚きの域を出ませんでしたが
お話はよくある(といっても結構臭う)おとぎ話風かな。
一番私が感心し、驚いたのは、「どっからあの叫び声はでてくるのよ!!}
今でも耳に残る声量というか大音響というか、人間の体からよくあんな声出せるなあと。それでいて耳障りがない。例えて言えば叫び声なのに、オペラのアリアを耳にしてるようなとでも言ったらいいかなあ。一度誰もいないとこで私もこの叫びを試してみたくなりました。必聞の叫びです。

女子高

女子高

PU-PU-JUICE 女子’s

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

見ごたえあります。
脚本もすばらしかったです。その上それぞれのキャラクターが配役にぴたりとはまり、最後までアドレナリン出まくり!!
過去と現在を巧みに入れ替え、とってもスピード感あり、笑いのセンスも抜群にスマート!こんなにほめちぎれる舞台はそうそうはありません。難点を言えば、開幕が遅れたのですが、スマートでセンスのいい舞台でしたので「ノープロブレム」です。私的には超お薦めですよ~

ゾビンとミルルのグルグルしたハナシ【稽古動画vol.2配信中!】

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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★

本のネタ取りが古い
昭和のテキストそのものだった。期待していただけにすっごく残念だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

ゾンビのゾビンが人間のミルルの脳を欲しがるところから始る物語は友情をテーマにした舞台だったが、全体的に肝心のコメディの描写が古い。ネタそのものが笑えないのだ。

一番ワクワクしたのはライオンキングのテーマが流れてダンボールの動物が2匹登場したシーンだ。

その他はなんだかがちゃがちゃしていてまとまりがなかった。初見の劇団だったがコメディをやりたいのなら、作家はもっと勉強しなくてはいけない。
国民の映画

国民の映画

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/03/07 (月) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

圧倒的史実を題材にする難しさを感じる
三谷さんが、実在の人物を描いた作品は、過去にもたくさんありましたが、この芝居の登場人物は、あの戦慄の史実の中に生きたナチスの将校とそれを取り巻く映画人。

だから、三谷さん御自身が、「これはコメディではない」と断る必要もないほど、どんなに面白く芝居が進もうと、最後は、戦慄の真実を描くことになります。

実在の画家の交流をオリジナルの芝居で描いた時と違って、私達は、幾ら舞台上で、三谷さんの描いたオリジナルのゲッペルスやヒムラーやゲーリングの人間性に、愛着を感じたとしても、彼等がしでかした史実は、厳然と記憶の中にあるので、どうしても、「これはフィクション」として受け止める心の許容範囲が狭められ、その点が、この作品に対する好意的評価に自然と歯止めを掛けるのではないかと、観劇中も終始感じてしまいました。

とは言え、白井さん、風間さん、段田さん、小日向さんという、それぞれ、かつて一世を風靡した劇団で活躍されていた4男優の夢の共演、シルビアさんと新妻さんのまさかの歌唱対決、意外な平さんの軽妙洒脱な演技、小林勝也さんの重厚さなど、観客の喜ぶ要素は山のようで、飽きることもなく楽しめた舞台であったことは事実でした。

新妻さんと、小林隆さんは、本当に素敵な役者さんになられて、益々ファン度が増しました。

ネタバレBOX

1幕が、登場人物の紹介とお互いの関係性の説明に終始し、ドラマが生まれずに終わったのが、作品的にはやや残念でした。

ヒットラーの名前を出さず、「あの方」と各人に言わせるのも、やや作為意的な感じがどうしてもして、最後に、「ユダヤ人」の台詞も、一度だけ、それも、女優がうっかり口にする中で出る台詞ですが、これも、やや作為的。
三谷さんの作劇の際の様子が想起されてしまう点が幾つか感じられて、舞台上の登場人物の後ろに、作者の存在が顔を出しているように感じられ、話の中に同化できない自分がいました。

ただ、役者さんの技量を堪能するという視点では、概ね成功作だと思いました。
中でも、驚いたのが、ナチスに協力したドキュメンタリー映画を撮った映画監督を演じた新妻さんの存在感。彼女の初舞台からは想像できなかった程の飛躍的な名女優ぶりで、お見事でした。
臭い芝居をする俳優で監督の風間さん、ドキュメンタリーで観た体型そっくりのゲーリング役の白井さん、老ベテラン俳優役の小林勝也さんの面目躍如の演技等、それぞれの役者さんの演技の祭典的な楽しさがあり、台本の粗を各役者さんがデコレーションして、見応えある舞台に具現化した感がありました。

キーマンになる、小林隆さんは、大好きな役者さんですが、彼の演技は、もしかしたら、劇中、ゲッペルスが、ヒムラーの態度を例にとって解説する、「名優は、黙って何もしないこと」に通じる演技法なのかもしれないと思ったりしました。

個人的には、大好きな作家、ケストナーの描かれ方に、やや三谷さんの創意工夫が過ぎたきらいがあるような不満を感じないでもありませんでした。
段田さん演じるヒムラーも、架空の人物なら大変面白いのですが、やはり、史実とのあまりにも落差を感じて、それがやや残念な部分でした。

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