最新の観てきた!クチコミ一覧

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舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)

TAKE IT EASY!

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/04/09 (土) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

ぽんプラザホールで観られる至福
この舞台をぽんプラザホールで上演してくれたことに感謝。
非常に魅力的なこの舞台を、十分に堪能できた。

詳細な感想は次に書いています。
http://f-e-now.ciao.jp/20110403.html

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン

新国立劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

瑞々しいファンタジー
期待どおりのみごとな舞台だった。
暗くなりがちなテーマを、ファンタジーとしていて、ユーモアもたっぷり。瑞々しい舞台だった。

詳細な感想は、次に書いています。
http://f-e-now.ciao.jp/20110408.html

5D-FIVE DIMENSIONS 「LOOSER 6」

5D-FIVE DIMENSIONS 「LOOSER 6」

TEAM NACS

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2011/05/21 (土) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

一回しか観れませんでしたが
東京楽日に初一人観劇してきたんですが、当初は正直*pnish*目当てだったのですが、飯野さんも森崎さんも素晴らしい演技でした!
切なくて笑えて最高です。
役の切り替えも凄くて、ラストはスタンディングオーベーションで最後まで楽しかったです(*´∀`)

星より昴く

星より昴く

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

よい後味
昭和テイストというよりラブコメタッチな韓流ドラマぽいイメージ。
まあ、そこまで大げさな演技やドラマチックな展開ではなくサクサクと物語は進んでいきます。

恋愛とまではいきませんが、身近で応援したいファン心理や手が届かなくなってしまってもいいから人気者になってほしいという気持ちは共感できるなぁ。

ところで、出演者2人の会話シーンで2人ともセリフを噛んだところは気が削がれたので残念だ。

天守物語

天守物語

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

妖艶美追求で幻想の花を・・・
少年社中の力量は素晴らしい。中村龍介の立体感ある演技が圧巻!対照的に描かれていた加藤良子も好演!観ていて安心感が有り、コントラスト良く彩られていた。元ジェンヌ・あづみれいかは、妖艶美の追求で舞台に幻想の花を咲かせて欲しい!■原作台本などネタバレBOX

ネタバレBOX

原作:播磨国姫路城。天守閣に住む魔界の妖精・天守夫人富姫(あづみれいか)は、城主秘蔵の鷹を捕らえて、妹分の亀姫に贈った。その鷹を探してやってきたのは、若く美しい人間の鷹匠・姫川図書之助(つづうらゆうすけ)。二人は恋をする。惹かれながらも元の世界へ帰った図書之助だが無実の罪に追われて富姫にかくまわれる。しかし、妖精たちの象徴である獅子頭の目を追っ手に傷つけられ富姫と図書之助は盲目に。もはやこれまでと覚悟した時、どこからともなく現れた工人が獅子頭の目を直し、二人の視力も戻るのだった。

泉鏡花が一世紀前に戯曲を書いた時代は、維新戦争後の君主政権下。軍藩財閥・富国強兵政策から日清戦争・日露戦争があり、台湾・朝鮮統治が始まり、日本産業革命の過渡期。治安も悪く庶民は相変わらず貧困で自然災害に翻弄されていた。暴風雨(台風)による風水害・大雨・土砂崩れ・河川反乱による洪水と浪害(凶作)は毎年毎年繰り返され苦しんでいた時代。舞台で「通りゃんせ」が歌われるのも、細道は母の胎内からの産道。行きは生むことで帰りは死ぬこと。生活苦からの間引き・子殺しの意味があり、天神様から貰うお札は天変地異から神に縋る信仰心で人身御供である7歳の男子を生贄として貢ぐこと。そして生き残る家族のために娘は身を売る事が繰返された背景がある。雨情の間引きの童謡「しゃぼん玉とんだ」黄泉返り「七つの子」が生まれたのも本作品の4~5年後である。

本作品を演出する毛利亘宏は、3月11日に発生した東日本大震災と重ね併せスタッフ総力で原作をアレンジ。日本再創生の強いメッセージを携え舞台でリメイクし表現している。

それでも鏡花の重厚なテーマ感を、2時間足らずで描くのはやはり限界があり、物語の展開前段にもう少し丁寧な描写が欲しいが・・・。この想いは欲張り過ぎなのだろうか・・・?

富姫・あづみれいかは安定感はあるが、何か足らないような気が・・・例えば場面によっては、みだれ髪などでの化粧を考慮してみては・・・もう少し妖艶美からの幻想感が欲しい。あづみ自身は自然に美しいのだから、怖さ毒々しさがあっても・・・裏返る声も両刃の剣?
美しさを求める図書之助は思い切って女性のキャスティング・・・?同性愛表現も欲しい・・・
演技力がある舌長姥・杉山未央には、もっと気味悪いくらいのメイクも・・・・要検討・・・!?
鷹/童子・中村龍介の表現力は抜きん出ている!彼の動きが妖気な雰囲気を創り、対照的に極楽鳥・加藤良子が自然な演技で惹き出して魅せている!少年社中…オン・ロード!

■原作に興味のある方はURLを張っておきます。プリントはA4片面18ページの短編です。(原作は、天守夫人と図書之助の倫理感の高い究極の愛・心象美作品、少年社中・毛利作品は鍛え逞しく生きるオリジナル作品?双方を対比させながらお芝居をお楽しみ下さい)  底本:岩波書店[鏡花小説戯曲選 第十二巻]      参照文献:[夜叉ヶ池]講談社1979
■原作台本URL [  http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/tensyu/tensyu.html  ]
髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

千本桜ホール(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/31 (火)公演終了

ありがとうございました!
沢山のご来場、ありがとうございました。

そして『観てきた!』にコメントしてくださった皆様、ありがとうございます。すべてが今後のアドバイスになります。

次回は10月です!
お時間ありましたら、是非、劇場までお越し下さい。

では秋まで、さよなら♪

テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズ

HEP HALL(大阪府)

2011/04/01 (金) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★

地震で東京公演6ステージを中止。大阪公演に伺いました。
 東京公演の3月11日昼公演を観ている時に地震が起きました。制作さんの冷静かつ適切な誘導により、観客は全員無事に劇場の外に避難することができました。外に出てからも出演者の皆さんが気さくに声をかけてくださったおかげで、落ち着いて行動できました。チケットの日時変更や払い戻しについての連絡方法もその場で説明してくださったので、小劇場公演の主催者への信用が増したと思います。本当にありがとうございました。

 3月11日からほぼ20日後の大阪公演では、劇団のファンらしいお客様も多数いらしてアットホームな雰囲気。東京公演よりも役者さんの演技が洗練されていて見やすかったです。

 大がかりな装置はほぼなく、主な小道具はパイプイスとテーブルぐらい。登場人物は同一色のつなぎルックにビジュアルを統一し、セリフと動きでストーリーを進めていきます。
 レタスだけを栽培する工場のレクリエーション部という設定には、閉鎖的で奇妙なイメージがあり、“新入り”の不審な行動が謎を呼ぶのも面白いと思いましたが、その後の荒唐無稽な展開にはついていけず。

ネタバレBOX

 退職するマスゾーさんなる人物の送別会の準備を進める内に、実は部員全員がスパイだった、この世界自体が宇宙船の中だった、マスゾーさん以外は巨大化した新人類だった、など・・・。行き当たりばったりで無理がある脚本だと思いました。

 パイプイスを振り回してレタスのベルトコンベアを思わせる動きが良かったです。ああいう身体表現をもっと観たかったですね。
泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

世田谷シルク

「劇」小劇場(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

そういう関係だったのね!
いつもより多く踊っています♭

ネタバレBOX

少年社中『天守物語』の鷹と本作品のフクロウとは比べる必要もないが緩さが面白い。

先生との痴話喧嘩と、今後どうしようかと悩んだが故に「クレヨン王国」に迷い込んだ女子高生の話。

他人の親子関係の修復にはアドバイスできても、いざ自分の立場となるとなかなか上手くいきません。

ラストシーンも義理の母親ではなく先生が出てきてしまい、親子関係の修復は難しいようです。
あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演

あなたと住むなら ~東京タワー編・スカイツリー編~ 二本連続公演

劇屋いっぷく堂

テアトルBONBON(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

テイストの違う作品でしたが
両方バランスよく楽しめました。前半にシリアスなものを持ってくる構成がよかったです。

一作目は途中途中でほろほろ涙しました。なんというか、怒りのようなやるせなさのような、このこぶしで目の前のものを殴ってやりたい…という感情、これを見ていながら体感しました。ストーリーもすごくよかったです。ただ、もう少し一人ひとりの情景を表現してもよかったのではないかとも感じました。オムニバスだったのでしょうがなかったのかもしれませんが、もう少しじっくり時間をかけてもよい作品だったように感じます。

二作目は笑いました。くどいキャラクターが多く登場していたのですが、彼らがすべることなくそのキャラクターで笑いを取っている。もっといえば、登場人物全てがうまく絡み合っていて、笑いどころを取りこぼすことなく拾っていたので、脚本、演出ともにうまかったのだなぁと感じました。


この二作品が絡みあっているのがよかったです。ただ、最初から最後までずっとひきこまれ続けるという感じが足りなかったので、そこは次回に期待します。

ともしび

ともしび

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

無題2
このような趣のお芝居は始めてでした。舞台前方に幕。まさか、この狭い空間で演じ続けるとまでは思わなかったものの、突然、ラーメン屋が現れてビックリ。舞台に野球場が出現して以来のビックリ。予習しなくてよかった(なんて言ってるから…)。

ネタバレBOX

役者さんの年齢に幅があり、お芝居としての役そのものに見えました。難しいことはひとつもなく、一緒に心配したり、笑ったり。世の中そんなに都合よく行くわけないさ、なんて思いがちな自分も、そうでなくっちゃ、と納得してしまうのでありました。
FLASH

FLASH

オフィスエルアール

座・高円寺2(東京都)

2011/02/15 (火) ~ 2011/02/16 (水)公演終了

遅くなりましたが感想です
一本目は脚本が素晴らしかったです。演技はあと一歩というところでしたが、しっかり印象に残る作品でした。
二本目は、正直なところ主題がよくわかりませんでした。雰囲気は伝わったのですが…。
途中の動きが面白く、時計のようなダンスが気に入りました。

雅楽駄狂騒曲

雅楽駄狂騒曲

流星揚羽

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/06/02 (木) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

満足ですが
前半の制作過程を描いたところだけでも充分楽しめましたし、後半の舞台場面での殺陣でもおおいに楽しませてくれました。

劇中劇を少し短くし、全体を通して描かれた役者の葛藤や成長を終盤に向けて丁寧に描いてくれると更に心に残る作品になったかもしれない。

ネタバレBOX

どっかでみたなぁと思ったら、らちゃかんの人でしたか・・・
グンナイ

グンナイ

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

イムズホール(福岡県)

2011/05/28 (土) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

「グンナイ」で済ませられない人生
 初日の1ステージ目に伺ったところ、観客のわくわく度がハンパない!10代と思われる若い男女が団体で観に来ていたり、ロビー開場中から観客の熱気にあてられ、客席についてからは300席以上を満席にする劇団力を見せつけられました。「前回はあんな役だった役者さんが、今回はこんな役だ」と見守るような、固定客と劇団との幸せな関係も築かれており、いわゆる“大人気の若手劇団”に久しぶりに触れたように思います。

 舞台は日本から離れたある島の、南国ムードいっぱいのホテルのロビー兼バー。高校野球部の同窓生が数年ぶりに集まり旧交を深めますが、それぞれが抱える問題が徐々にあらわになっていきます。
 今年2月の東京公演同様によく練られたコメディーでしたが、意外にテーマが重くてメッセージ性も強く、終演後しばらく客席にとどまり、受け取った意味を咀嚼しながら余韻を味わいました。

 今までになかった方向性を打ち出したようですね。笑いに特化した作品も良いですが、私としては今作で劇団の将来への期待がますます高まりました。

ネタバレBOX

 ともに青春時代を過ごしたさわやか高校球児たちも、卒業後は別々の道へ。父の仕事を継ぎ婚約者も得て幸せの絶頂にいる者もあれば、野球賭博で行き詰まり国外逃亡をもくろんでいたり、ホストになって次々と女性客にたかっていたり、新興宗教にはまっていたりする者もあり。

 プロ野球選手だった弟の交通事故死に疑問を抱く姉が、旅行記事ライターとしてホテルに潜入していました。弟は野球部で一緒だった面々と、野球賭博および薬物によるドーピングに手を染めていたのです。薬物は舞台となる島に咲く植物から抽出されたもので、新興宗教団体が販売しているものでした。
 「死」のムードがひっそりと舞台を侵食しますが、深刻なエピソードを大げさに謡いあげることなく、笑いのスパイスを細かく効かせてコメディーの体裁に整える手腕に信用がおけました。

 野球の試合を再現する場面が素晴らしかったです。あの時の輝きは皆の心に刻まれ、いつまでも美しい思い出であり続けるけれど、その後歩んだ日々も消えることはありません。
 グンナイの意味は「Good Night(おやすみなさい)」。つまり目をつぶっていた、あえて気づかない振りをして見逃していた、何かを盲信して思考停止していたということ。その結果、しっぺ返しをくらうことになります。思い出の試合を何度繰り返しても、最後の一球を打たれて負けるのです。

 作者の川口大樹さんがどう考えていたかはわかりませんが、この度の震災および原発事故の下で生きる私たちをあらわしているように受け取りました。
「コンサギ」

「コンサギ」

東京パチプロデュース

劇場HOPE(東京都)

2011/05/17 (火) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが
ドストレートなコメディが本当に上手い。すごい。あまりこういう芝居を他では見ないんだけど、たまたま観に行ったらすごい面白かった。

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません

世田谷シルク

「劇」小劇場(東京都)

2011/06/03 (金) ~ 2011/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

とがってよし
自分的にはおもしろかった。趣味の問題。

IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
女子10人がずらりと並ぶと、見ているだけで幸せな気分になれます。そのうえ話も面白いし。多重人格者のひとりおしゃべり会のような感じでしたが、すごく深刻にもならず、軽すぎもせず、いい塩梅でした。次回作も楽しみに待っています。

『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

劇団チョコレートケーキ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

「裁きの日」観ました
前回もそうでしたが、今回も期待以上に素晴らしい。裁判員裁判の審議なので、殆どテーブルについての会話劇なのですが、これが魅せること魅せること。秀逸な脚本と演出、役者さん達の熱演で、実際に審議に参加しているような感覚を味わえました。やっぱり一度は本当に裁判員やってみたい。この芝居を観てつくづくそう思います。個人的にただひとつ残念だったのは、蒻崎さんの顔があまり見れなかったこと。劇場に入る時に、手前か奥かで迷ったんですけどね。二択には弱いです。

四番倉庫

四番倉庫

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/15 (水)公演終了

満足度★★★★


自分は好みです。面白かった。

駄目な男4人のお話。

ネタバレBOX

4人目は登場しないけど。

観る人それぞれ駄目な奴の基準が違うし、イライラの物差しが違うので、自分は速水にイライラして、内田は全然許せました。

速水のうまく話せない奴が物に当たったり、いきなりキレたりするのが良かったです。こういう人いるよなぁと。


多田氏と岩井氏のアフタートークも面白かった。
前日までに「イライラする」という意見があまりにも多くて内田を修正した、とか。
面白い演劇とつまらない演劇の違い、とか。
いろんなエピソードや演出家の内面が少しわかって良かったです。
四番倉庫

四番倉庫

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/06/04 (土) ~ 2011/06/15 (水)公演終了

満足度★★★

ハードボイルド?
ハードボイルドじゃないでしょう。でも1時間40分の長さではあったが、あっという間に過ぎ去っていた。シンプルな舞台で、でも考えさせられる芝居であった。

IN HER TWENTIES

IN HER TWENTIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/31 (火) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

新しいスタイルの力
観る側への伝わり方がとても斬新に思えました。

役者たちの背負う時間や感覚との瑞々しさと
一人の女性に流れた時間の質感が
とてもしなやかに織りあがって
ひとつのものとして伝わってきました。

ネタバレBOX

両端に二十歳の女性とあと6時間で三十歳になる女性が置かれて
間に一歳ずつ刻むように8人の女優が並びます。

ひとりの女性を描く仕掛けは、
数分で観る側に明らかになる。
作り手は、カードをオープンにして
そこから一人の女性の10年間を組み上げていきます。

20代という言葉に括られていても
その1年ずつが役者達の異なる個性や色に
とても瑞々しく染められていて・・・。
一方で、
1年に留まらないいろんな尺のさまざまなエピソード、
音楽の勉強のことだったり、
仕事のことだったり、
愛犬のことだったり・・・。
それらが彼女の歩みを断ち切ることなく
しなやかに繋いでいく。
時間の流れに織り込まれていくいろんな速度。
変化の度合いや深さが
とても繊細なお芝居で組み上げられていく。
さらには両端に二つの時点での視座が置かれることで
時間達がもつ未来としての表情と過ぎ去った時間としての感覚が
立体感をもって観る側に伝わってきて。

ひとり一人の役者たちが
その十年に埋もれることなく
1年ずつの時間を自らの色でつたえているのが凄くよい。
20代の入り口と最後の時間、
インタビューに答える外に向けて語られる2人のお芝居も
それぞれに安定感と、年齢がかもし出されていて
とても秀逸。
フォーマットの斬新さを支える、
キャスティングであり
お世辞でも誇張でもなく、一人ずつが
その時代の日々を過ごす女性として本当に魅力的・・・。
インタビューを受ける態で両端を支えた二人の女優のお芝居には
舞台を支える揺らぎのなさというか安定感があって。
一方中を繋いでいく役者たちには
それぞれの時代をビビッドに溢れさせる豊かな表現の力を感じた。

一歩ずつがあって
時間の均一でない流れがあって、
それぞれの時点で振り返る過去と
次の時間の質感を感じる10年。

積み重なっていくことが重さにならず
深さや奥行きになっていくような感じに
がっつりと浸潤されてしまいました。

***

見終わって、とても強くもう一度観たいと思い
初日に加えて、楽日のマチネ(というか11時公演)も拝見。

初日と楽日では、
時間のつながり方の感じがどこか絶妙に違って、
一年ごとのつながりにはバラツキがやや薄れ、
十年の中にある目に見えないうねりのようなものが
強く感じられるようになっていました。
そこには、おなじ見え方と、違う雰囲気が共存していて
この舞台、生き物のようだと思う。
その回ごとの揺らぎは、
なにか、この女性が自らに抱く感覚
そのもののようにも思えて。
舞台上の女性に積み重ねられた
彼女の時間のリアリティに
思い切りはまってしまいました。


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