
NOISES OFF/ノイゼス オフ【俳優の怪我により25日夜、26日の公演中止】
シーエイティプロデュース
あうるすぽっと(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
おもしろいのですけど後悔
バックステージもので、土台は西洋コメディで、そこだけでも笑えるいわゆるドア芝居。公演前のゲネプロ、公演中、楽日の三幕で構成。
そりゃ面白かたし、良く出来ていたのですけど、このキャストでこんな商業っぽい内容になっているとは夢にも思わなかった。
裏ではどんなにトラブルが起きても、表のステージにはそれを絶対に持ち込まないプロ意識があってこそ成り立つ芝居。それを役者が死守しようとせず、オンステージが壊れてしまうくらハチャメチャになっては、ただドタバタしてるだけのコメディしか見えなかった。
シチュエーションが十分面白いのだから、そこを必死に生きている人たちの様子が見たかった感じ。

【すくすく】
タテヨコ企画
吉祥寺シアター(東京都)
2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了
満足度★★★
すご~く日常的で小市民的な
エピソードを積み重ねたお芝居で、これを男性の脚本家が書いたことにまずびっくりしました。始めのうちはこのまま園児向けミュージカルに突入か?と危ぶまれたが、劇中ミュージカルのお稽古が一段落したあたりから物語はぐっと卑近なものになってきて、引き込まれました。各家庭の抱える悩みや問題、それでもかんばって親をやっている人々。あきらめ、馴れ合い、思いやり、不満、鬱憤など、こうした当たり前の感情を持つ人々を実に上手く描いていたと思います。でも、最後にやっぱり、短くてもいいから、順調に仕上がった園児向けミュージカル、見たかったなぁ。

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
テアトルBONBON(東京都)
2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★
四人四様
古びた喫茶店が閉店する前の4日間を、4人の脚本家がそれぞれ1日ずつリレー形式で書いた物語で、脚本家の作風の違いが良く出ていました。役者たちの演技もそれぞれのキャラクターがしっかり立ち上がっていて、多くの人が楽しめるウェルメイドな作品になっていました。
1日目(上野友之)は笑いを交えた日常的な描写で軽快に始まり、2日目(関村俊介)はその雰囲気を受けつつ、緩くてシュールなネタが盛り込まれていました。3日目(下西哲正)で急激に陰欝なトーンになり、妄想の入り混じる奇妙で痛々しい世界観の異質さが際立っていました。4日目(野坂実)はそれまでに出てきた要素をかなり強引にまとめあげていて、ドタバタな展開が楽しかったです。
全体として綺麗な起承転結の構成になっていて、上手くメリハリがついていたと思います。後に続く作家にネタを振ったり、そのネタを拾ってもらえなくてさらに後の作家がフォローしたりと脚本家同士の間接的なやりとりも面白かったです。
脚本はその作り方の性質上、ラフなところや無茶な展開があったり、ストーリーにあまり深みを感じられなかったりしましたが、演出や演技がしっかりと丁寧に作られているため安心して観ることができました。
喫茶店のマスターを演じた渡辺裕也さんの困った表情がチャーミングでした。藤田未来さんと川本亜貴代さんの嫌味たっぷりな口論も見応えがありました。人数が多すぎるため、あまり活躍しない役があったのが残念でした。
舞台美術がとてもリアルに作られていて良かったです。特に古い型の角張ったデザインのエアコンがいい味を出していました。室外の自然光を表す照明も場面毎の時間帯を的確に表現していました。
チラシのデザインが良くても当日パンフレットは白黒の不鮮明なコピーということが多いのですが、この公演では当日パンフレットも良い紙を使った洒落たデザインのもので素晴らしい出来でした。

似非紳士
Unit Blueju
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了
満足度★★
一人すばらしく踊りの上手な女優さんが
いましたが、それ以外はなんでミュージカル仕立てにしたのか、理解に苦しむレヴェル。俳優の皆さんがあまり歌に自信が無さそうで、聞いているほうまでだんだん不安になってきた。それに、たぶんコメディだったと思うのだが、そうした不安感からか、はじけた感じが無くほとんど笑いが起こらず、熱演が空回りした感じ。また、暗転の度に道具を入れ替えるのだが、女性がやっているせいか、何だかもたもたして時間がかかり、前後のつながりが断裂した感じになっていたのが残念。ほんの5、6秒の差でも暗転は長く感じるものです。若い美形の俳優さんが多いので、もっとシンプルなストーリーにして、踊りなどでつないだほうが良かったのでは。

「2」
コロブチカ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
充実
3作ともまったく異なり、それぞれ特徴がはっきり。約100分で充実した内容。sweet motionは心理系で一番好み。グッドフェローズはホラー系が苦手な人は要注意。来週は桶狭間の合戦は大笑い、うまい。

伝説との距離
シャチキス(少年社中×ホチキス)
シアタートラム(東京都)
2010/09/16 (木) ~ 2010/09/19 (日)公演終了
満足度★★★★
少年社中×ホチキスのタッグ
劇団がタッグを組んで行った公演の成功例として、心に残っている。
また、シャチキス公演を観劇したい。
早くその日が来るといいな。

【特別版】男子と女子と、ときどき鹿と 改
元東京バンビ
小劇場 楽園(東京都)
2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
くだらなくて好き
へんなキャラやらへんなやつやらが面白すぎる。 いつのまにか何やっても笑える空気になっていて、それは楽しめるんですけど雑にも感じられるトコもあった。 例えば作りこんで笑いを取りにいったトコでセリフを噛んだことで爆笑になったのを劇団員はどう捉えているのだろうか?
まあ笑いたけりゃ、たぶん次回も行くな。
あと、近くで見たら女優陣も可愛かった・・・・

東京ねじれ
東京ネジ
ワーサルシアター(東京都)
2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
「震災後」のために
「震災前」に公演が決定していた、「震災後」のための作品。とてもいいものを観た。
天災というのは唐突すぎて、いっぺんにの中にいろんな詳細を持ってかれたあとは、しばらくそれどころじゃない時間に懸命になる。今現実はまさにその渦中だろう。
けれどいつか彼らには、持ってかれたこまごまとしたものを取りに行く時間が必要になるはずだ。
この作品が描いてるのはそんな、彼らたち自分たちが必要になる「これから」だ。
しかし何より、重みのある題材を取り上げつつも、それをありがちな胡散臭さや湿っぽさとして見せないところがいい。
高野文子やこうの史代のマンガの読後感のような、あるいはマームとジプシーのような、言葉のたおやかな折り込みと女性的な繊細さ。
噛み締める程に旨味がでる味わい深い乾物のような作風は、決して理解しやすいものではないので、明快な物語が好きな人にはつまらないと思う人も少なくないだろうが、好きな人にはたまらないと思う。
役者は言葉の使われ方の妙も相まって印象に残る人ばかりだったが、特に双子姉妹の演技と声は今まで観て来た中でもかなり上位の気になる役者。音楽も好きだなあ。
まあとにかく観ていっぺんにファンになった。最近ここにレビューしてなかったのだが久々に書きたくなるほどによかった。いい劇団だ。
次回予告に高野文子の中編「奥村さんのお茄子」が入っていたので、観に行けたら行きたいなあ。

巨大なウェディング・ケーキ
ami produce
新宿眼科画廊(東京都)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
満足です
お気に入りのスペースでの朗読劇。シンプルだけど、実によく出来ていて、楽しい時間を過ごさせてもらいました。満足です。

SHERWOOD!!~シャーウッド~【ご来場誠にありがとうございました!】
円盤ライダー
HOTEL SHERWOOD(東京都)
2011/06/24 (金) ~ 2011/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
さすが☆
客入れから役者さんがいて、さりげなく、段々と芝居の世界に引き込む手腕は秀逸☆ところどころ客席いじりもあって、笑ったりホロリとしているうちに、あっという間に終わってしまうけど、帰り際、ちょっと口元がほころぶ優しい余韻がクセになります(笑)

【特別版】男子と女子と、ときどき鹿と 改
元東京バンビ
小劇場 楽園(東京都)
2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり笑えます
予選に続いて2度目の観劇。内容はわかっていても、やっぱり笑えます。実によくできているんだなー。今回は細かいところまで楽しめました。前説は前回の方が良かったけど。

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】
岡田あがさ×須貝英
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
硬質でスタイリッシュなのですが
舞台設定もストーリー展開もオシャレ過ぎだったのが原因なのか自分の感性の狭量さが原因なのか分かりませんが、残念ながら自分には合わなかったですね。
着地点がどこになるのか分からなかったのにワクワクしなかったんですよね。素数ゼミの話やサブプライムローンのバタフライエフェクトの話も何か上っ面ぽくて乗れなかったですね。誕生日パラドックスも理論は直感を凌駕するという例としては面白かったですが、その後の展開が薄いんですよね。
役者さん二人は、さすがの力量でしたが、武装理論家と剥き出しの激情家の論闘になるのかなあと期待していたまでにはならず、フルコンタクトの空手やバーリトゥードには程遠く上品で綺麗過ぎるんですよね。平安貴族の蹴鞠はこんな感じかなあと思ってしまいました。美しく優雅ではあるけど、自分には響かなかったですね。型に嵌っているようで、こうきたらこうと言う風に写ってみえました。ペラペラな演技でも入ってくることも有るので、こればっかりは自分のせいなのかもしれません。

『熱海殺人事件』
石原正一ショー
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/06/03 (金) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
満足度★★★
ちと迷いを感じた……
若い人たちには時代設定が古い上に常識的でないストーリーが難しすぎたのか、それとも、つか芝居を見てきた目の肥えた(?)観客の目が厳しかったのか、客のノリに迷いがあり、そのためなのか役者全体に迷いがあるように感じた。熱海、蒲田、飛龍伝と見たが、ストーリー関係なしの伊藤えん魔のギャグ満載の蒲田が一番受けていたのが追悼公演としては一番不幸だったように思う。

一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」
一心寺シアター倶楽
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
正統派のつか芝居
主演の中では玉置玲央、そして、脇が素晴らしい。つかこうへいの芝居を見たことがあり、つかこうへいの芝居を愛していた人が作ったと思える芝居だった。追悼公演の最後がこの公演でよかったと思える芝居。

おやすみなさいⅡ【劇評サイトWonderlandクロスレビュー挑戦編対象公演】
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
テアトルBONBON(東京都)
2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった
4人の作家がリレーするという事をわかって観るので、後の作家へのフリが面白かった。
収集つかなくなりそうに思えたが何とかまとめるのはさすが!
登場人物が多くて混乱したのと、多少強引だったのが気になるが面白い試みでした。

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)
東京芸術劇場
水天宮ピット・大スタジオ(東京都)
2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了
満足度★★★★
観てきた
前売りが早々売り切れで、当日券にて観劇。
5つの団体会場の使い方が面白いと思いました。
それぞれ特徴が出ていて楽しめました。
何といっても若いエネルギーを感じてパワーをもらいました。
それぞれ本公演も観たくなりました。

七つのおいのり
ハイバイ
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/06/20 (月) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
所々に
ハイバイらしさが隠れているが、それぞれの作品に個性があった。
個人的には金子さんのと上田さんのが好みでした。
あと金子さんってああいうポジションなんですね。
ボツになった作品も観たかったなぁ。

『宇宙の旅、セミが鳴いて』
THE TRICKTOPS
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2011/06/17 (金) ~ 2011/06/20 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かった
脚本や演出にやや突っ込みどころがあったけど、十分に引き込まれました。
役者さんの力でしょうか、2時間あっという間でした。
世界観や抽象的な表現がとても好みでした。

そのペン書けず。
Theatre劇団子
駅前劇場(東京都)
2011/06/17 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
初見
友人に勧められて観劇。
ちょっと思っていたのと違いました。
登場人物それぞれをもう少し掘り下げて欲しかったです。
笑いを取るのかシリアスな戦争ものか、やや中途半端。
歌を歌って励ます設定に感情移入できませんでした。
ラストも狙って終わったのか消化不良でした。
次に期待。