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お寺でポンポン‼︎

お寺でポンポン‼︎

劇団娯楽天国

ザ・ポケット(東京都)

2025/11/19 (水) ~ 2025/11/24 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/11/23 (日)

脚本が面白かったです!

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/12/02 (火) 13:00

CoRichによる名作リメイク、昨年の「イノセント・ピープル」が密度の濃い舞台だったので期待していたのだが、忖度なしに言えば、期待外れだった。

まず思ったのはこの料金設定の細かさ。14種類もに分かれている。シアタートップスのような小劇場でこんな細かな料金設定に何の意味があるのか。

さて「終戦直後の日本、まだカメラもフィルムもままならない時代。邦画史上初のキスシーンを撮ろうと奮闘する映画人たちがいた」というこの物語だが、当時、GHQが「日本人が恋愛、情愛の面でもこそこそすることなく、堂々と自分の欲望や感情を人の前で表明することが、日本人の思想改造に不可欠」との思惑で映画界に強要して初のキスシーンがある「はたちの青春」(佐々木康監督)が制作された。日本を骨抜きにするための3S政策(スクリーン、セックス、スポーツ)が強硬に推し進められていたのだ。その後「また逢う日まで」(今井正監督)でのガラス窓越しのキスが話題になったりもしたが、まだまだキスシーンは邦画の世界では珍しいものだったのだ。若い映画人たちが新たな表現を追い求めるといったことの前に、GHQの強要があったというのが史実だ。

(以下、ネタバレBOXにて…)

ネタバレBOX

「時代考証にそぐわないことは謹んでください」という台詞が2度ほどあるが、そもそも冒頭から時代考証などやっていない。
出演者がほぼ全員、異なるデザインのアディダス(Adidas)のTシャツを着ているが、同社が(靴屋として)ドイツで創業したのは1949年でこの芝居の時代にはまだ衣類なぞ製造していない。皆が着ている三本線で三角形をかたどったロゴマークにしても一般の製品に使用されるようになったのは1997年からである(因みに日本法人ができたのは1998年で、それまで旺文社が使用していたビルに入居した)。
スカジャンも横須賀に駐留していた米兵が帰国する際にお土産としてオリエンタルな刺繍をオーダーしたのがはじまりで、闇市時代にはなかったものだ。
あとジャージのズボンも当時としてはダメだし、当時はスニーカーももっと武骨で、しかも靴底(靴の裏)も単調なものだった。

男の髪型も襟首部は刈り上げだったはずで、その程度のこともできない役者は舞台に対する心構えが足りない。それにこの作品は「邦画史上初のキスシーン」を撮ろうという映画人の物語なのに、肝心のキスシーンはそれらしく見せているだけ。キスシーンもできない女優を起用すべきじゃない。
とはいえ、役者陣は一人数役をこなす熱演ではあった。

ただあまりにコメディ色が強く、「ヒロポン中毒の梅毒女」などという現代ではコンプラにひっかかりそうな台詞で闇市の猥雑感を出し、引揚体験等の胸に迫るエピソードもあったが、ラストの映画人たちの希望がどうにも空振りにしか感じ取れない。

撮影カメラの代わりにトルソーを使用しているが、チラシ写真に使用しているのだからそれをそのまま使用するか、もしくは似たものを作れなかったのだろうか。そういった面も含めてすべてが絵空事のように感じられてしまった。
劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Shoulderpads SP Japanese Versionの回。一昨年の本多劇場でも、このShoulderpads版を観ているが、今日はこの後、abnormalsとUK版も観る予定なので、予習も兼ねて再見。最前列で観たが、熱気に圧倒された。

ゲーム

ゲーム

東京タンバリン

横浜人形の家・多目的室(神奈川県)

2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/12/03 (水) 14:00

80分。休憩なし。

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 Japanese Versionを拝見。華4つ☆ 

ネタバレBOX

 エディンバラ凱旋公演3作品の1つ。「銀河鉄道の夜」をベースに紡がれているが、目玉は、オープニングシーン以外、男性は総て2shoulderpadsを衣装として纏い演じることだ。銀河鉄道内部は椅子が客席として用いられるものの、基本的にはフラットである。ホリゾントには天井からガラス玉が吊り下げられ諸星を表している。照明の加減で星の煌めきを幻想的に表し歌や音響効果を伴って詩的雰囲気を醸成する。
 授業風景等も出てくるが教師役が肩から斜めに掛けた電飾が銀河を表すなど小道具の工夫が可愛らしい。
 クライマックスは無論、ジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道に乗って旅をする道中にあるが、終盤カムパネルラに助けられたザネリが恰も自分は泳げたんだが云々の言い訳をしている際、クラスメートからカムパネルラが飛び込んで押してくれたから助かった、との突っ込みを入れられるシーンでカムパネルラの父が、川に落ちてから45分が経ちました以下の台詞を淡々と述べる下りは、研究者としての客観的な物言い故に更に深く胸を撃つ。 
 我ら宇宙の塵に過ぎない存在が銀河を翔け、宇宙の広大無辺と交わりながらその儚い命を燃やす姿と我らの暮らす天の川銀河の対比が感じられる点がグー。
あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

岸田戯曲賞受賞作との記憶あるのみ、中身は未知数(知らない俳優も多いし)ながら、Corich舞台芸術主催、第二弾という事で観劇す。直前に「映画物」とだけ目に入る。堀越涼演出であった。て事は音楽の比重も高そう。実際そうであった。

良席と言える前方席で観る。と、堀越流の演出を施された俳優たちの挙動(作為)が作業工程のように見えて来る感覚に見舞われる。これは少し遠目に、俯瞰で眺めたかったかと中盤で思い始めたのだが、流石、終盤には折り重なり積み重ねて構築した「作品」が見えて来た。敗戦直後、映画を撮り始める者たち二組の話を交互に(俳優は両組の誰かを兼ねる・・戯曲の指定かどうかは不明)描き、やがて接点を持つが、一方は器材も何もなく「夢」が肥大化した半ば狂気の映画作家志望、一方は往年のチャンバラ映画の座長が「時代に合わないネタ」を当局(GHQ)に拒否され、(ちょうど「笑の大学」風に)あの手この手で今様の映画を捻り出そうと悪戦苦闘するという筋であるがこの転身振りにも狂気が滲む。終戦後の大転換とは言え昨夜まで空襲原爆、玉砕特攻という異常を帯びていた身体が、自由の中に暴発した彼らの狂気を情熱として見せる。
こんにゃく座の島田大翼が全ての「音」を担い、これも一つの見物になっていて、嬉しくはあるが、演出全体としてリアリズムの演技を想定して書かれた台詞を、あやめ十八番流の「演出の勝った」(作為性の大きい)作りに合っていたかどうか・・受け手として若干の齟齬が脳の片隅に観劇中燻ぶっていた感覚。が、戯曲そのものに起因するものでもあるかな、と思う所もあり。もう少し思い返してみる。(時間があれば追記するつもり。)

ネタバレBOX

作品とは全っ然関係ないが...投稿1999件目、マジか?と改めて。
随分観てしまった。2000件台には当然上がるとして、今後はスローテンポで観劇、引退?までに2500程度まで行けば良いほうかな。
と取り敢えず予想を書いておく。
劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Shoulderpads SP Japanese Versionを観劇
同劇団の同演目を2年前に観劇しており、忘れもしないハッキリしているのに
不思議なほど2回目感が無く超新鮮、フルに楽しめました
前回観劇したのが本多劇場、で今回は駅前劇場
観客と近しい劇場サイズに合わせたのかと思うほどに、はっちゃけ度合いが増した印象でめっちゃ笑った
そしてただならぬ迫力に圧倒される事もしばしば

「銀河鉄道の夜」と型破りな「鹿殺し」の世界観が見事に共存、しかもウィンウィンの関係が成立しているというのがやっぱりすごい
裸体で演じられる可笑しさの側面と芸術的な側面、その両側面を巧いこと織り交ぜ、振り幅広くガッツリ楽しめます

恋におちたシェイクスピア

恋におちたシェイクスピア

劇団四季

自由劇場(東京都)

2025/11/23 (日) ~ 2026/02/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/12/02 (火) 18:30

180分。休憩20分を含む。(75-休20-85)

THIS HOUSE

THIS HOUSE

JACROW

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/19 (水) ~ 2025/11/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/11/22 (土) 13:00

ちゃんと翻訳劇でちゃんとJACROW。会話の感じやビッグベンの文字盤(の一部)を配した装置の印象は翻訳劇っぽく、内容は「政治劇のJACROW(←プレトーク冒頭の中村主宰の名乗り)」で、「両親の遺伝子をきちんと継承した嫡子」みたいな(真顔)。
で、作品に関する予備知識的な10分ほどのプレトークに続いて始まる本編、「このイントロはもしや?」なあの曲を出演者たちが歌う(!)のを始めとして4曲も歌が入り(2曲は戯曲指定、残り2曲は演出選曲とのこと)もうそれだけでも娯楽性十分。
そうして描かれるのは1974年に労働党が少数与党として英国の政権を握ってから4年半の顛末、少数与党とか初の女性首相とか今の日本と共通項がありながら内容的には天と地ほど異なるのが面白いと言おうか情けない(毒)と言おうか……。
また「いかにも政治家たち」な出演陣の役作り(衣装・メイク含む)も的確で見事。翻訳劇という「新たな武器」も得たのではなかろうか?
ところで2~3回流れたイントロだけのあの曲はザ・フー「無法の世界」?

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
戦後の混乱の中、映画に情熱を注ぎ、強く生きる登場人物達の姿が素晴らしかったです。
笑いの中に、戦争について考えさせられる、深いストーリーでした。
役者さん達は何役もこなし、生き生きと演じる姿に感動!
何とも愛おしい、登場人物達なんだろう!?と思いました。
生演奏も素晴らしかったです!大満足の舞台でした。

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

久我美子の『また逢う日まで』ネタだと何故か勝手に思っていた。(実際には日本初のキスシーン映画は『はたちの青春』だそうだ)。
舞台上はドレッシングルーム。幾つもある可動式クローゼットには沢山の服が掛けられている。役者がやって来てそれぞれメイクや着替えを始める。金子侑加さんは噛んでいたガムを捨て口紅を塗る。浜崎香帆さんがルームウェア風ミニスカートを履こうとして客席に目を遣り、舞台前の白い幕を閉めてスタート。演出家得意の見立てが炸裂するステージ。全てが見立て、物はない。舌をコッコッと皆が鳴らす。それがいつしか雨音となる。

生演奏の島田大翼(だいすけ)氏は凄腕。CDかと思った歌声が生だった。
浜崎香帆さんは元女子プロレスラーの愛川ゆず季っぽい。

撮れない映画を気持ちだけでも撮ろうとする話。撮ることが決して叶わないことは解っているのにその行けるギリギリにまで近付きたい、みたいな。叶わぬ夢が叶わないことを知っていて尚夢見る人間の性。無理を承知で夢想する。その気持ちに意味が生まれる。人間はその物でなく、それを欲しがる人々の感情に突き動かされる生き物。

ネタバレBOX

①杵山康茂の映画作りメンバー
杵山康茂(鈴木裕樹氏) 映画監督。戦時中は戦意高揚映画を撮っていた。情熱はあるが才能はない。
今岡昇太(秋本雄基氏) 助監督。戦争から唯一生き残って帰国。
野田富美子(浜崎香帆さん) パンパンの振りして客を後ろから殴りつけて身ぐるみ剝がす美人局強盗。主演女優をお願いされる。頭で考えることを信じず人の発する臭いで物事を判断する。
カスミ(金子侑加さん) 富美子のパンパン仲間。左目に眼帯。
アザミ(段隆作氏) 男娼。
貞野寛一(段隆作氏) 食べ残しの生ゴミを煮て煮ぼうとう屋をやっている。富美子に惚れている。
石王時子(金子侑加さん) この御時世に35ミリ?16ミリ?の映画用カメラを所持する。闇屋。

②月島右蔵の映画作りメンバー
月島右蔵(猪俣三四郎氏) 剣戟(けんげき)映画の主演兼監督で人気を集めた。
近藤金剛地(鈴木裕樹氏) 月島の片腕的存在。プロデューサー?
柚木灘子(金子侑加さん) 女優。
坊やの哲(段隆作氏) 月島組の下っ端。

③GHQ
デヴィッド・コンデ(秋本雄基氏) GHQ民間情報教育局に属し映画の製作禁止条項を審査。日本の映画会社に労働組合の結成を奨励。実はアメリカ共産党員であり、後に更迭され国外退去処分に。
マイク・サカタ(猪俣三四郎氏氏) コンデの通訳。
裁判長(金子侑加さん)
弁護士(浜崎香帆さん)

6人で服を取っ替え引っ替え帽子に眼鏡につけ髭に···とキャラを替えて突き進むドタバタが見もの。着替えが間に合わない場合は服の後ろに立ったり、最悪服だけ動かす。罰ゲームみたいにキャラをやり繰りするが何故か話は伝わる。

演出が天才的で感心するのだが脚本があんまり好きじゃない。つかこうへい節なのかな。これは自分の好みの問題なのでしょうがない。映画と演劇、どちらに興奮するかなんだと思う。自分と作品との距離感。個人的にずっと考え続けるべき問題。ただ役者は魅力的。演劇偏差値の高い場。段隆作氏が作品の肝。
劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。Shoulderpads SP Japanese Version 「銀河鉄道の夜」観劇
冒頭 菜月チョビさんが、挨拶として劇団草創期の頃の話をしていたが、この公演にピッタリのような。そう 「裸一貫」という言葉に相応しく、何もないが その向こうにある事が想像できる、そんなロマンを感じさせる。「銀河鉄道の夜」という不思議な物語だけに、舞台という虚構性の魅力、観客の想像力を最大限に引き出し 楽しませるのに相応しい。同時にジーンとくるものがある。

自分が知っている「銀河鉄道の夜」に沿った内容…ジョバンニ(菜月チョビサン)とカンパネルラ(丸尾丸一郎サン)が中心になって物語を牽引し、それ以外の役者は1人複数役を担い 旅の世界へ誘ってくれる。この旅の中で、学び 絆を育み深めながら困難を乗り越えていく過程は、冒頭のチョビさんの挨拶を彷彿とさせる。台詞は 詩的で哲学的な言葉だが、情景は 漫画のコマ割(緩急)のように面白い。その一コマも見逃せない。

公演の特長である〈Shoulderpads〉だけで、飛び跳ね、ムーブメント、フォーメーション、パフォーマンスといった動き 躍動感で観(魅)せる。また 手作り感のある小物を活用し色々な場景を紡ぎ出す。小劇場で 衝撃にして笑劇的な観せ方、俗用で言えば デジタルの時代にアナクロ的な魅力、けっしてCGで代替できない手作りエンターテイメント公演だ。
(上演時間1時間 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は暗幕に囲まれ、正面に豆電球の電飾ー銀河イメージ だけの素舞台。物語の展開(情景)に応じて椅子やビニールプールを持ち込む。

公演は、ショルダーパッズとゴム紐だけで股間を隠しただけの、まさに この身ひとつで演ずるのだが、その表現力が巧みで情感に溢れている。表層(例えばチラシ)だけ観れば、キワモノのようだが、いつの間にか「銀河鉄道の夜」の世界観に浸っている。Galaxy Trainのノートを持って銀河を旅する。人間は素粒子で出来ており、どこへでも自由に行ける。カンパネルラは 見え(居)なくなっても、いつもジョバンニのそばにいる。

原作は 抒情的な内容だが、それを体現するのが生身の裸体というアンバランス。そこに鹿殺しの独創的な物語を立ち上げる。小劇場では敬遠される水(川で溺れるイメージ)まで使用する、どこまでも場景はリアルを追求するような。
次回公演も楽しみにしております。
あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 バランスよく、飽きさせない。

ネタバレBOX


 戦中、敗戦、敗戦後、GHQ占領期迄を含む時代を日本で初のキスシーンを映画人として撮ることになった、未だ製作者に職人の誇りと拘り、兎に角映画に纏わる何かが好きという純な情熱を懐胎していた人々の時代に翻弄されつつも何とか必死に日々を生き、為したいことを追求した姿を描く。バランスの良い舞台。場転が多いから着替えだけでも大変で12月1日マチネで回数が1番多かった役者さんは19回、2番目の方が18回。という凄まじさ。大きなトチリも無くこなしたのは役者陣の力と褒められて良い。
 脚本も練られたものでメリハリも良く、退屈させない。アメリカの上から目線は随所に描かれているが、相変わらず今も続いていることには留意しておくべきであろう。
あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これは凄い。演出家の創造力と役者さんの技量を堪能できる舞台です。また,演奏も素晴らしい。芝居の醍醐味を味わうことができました。アフタートークありの回でしたが,役者さんの工夫と苦労が伝わってきて,それを含めて満足すぎる時間です。こういう舞台に出会えるから,劇場観劇は止められない。

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し Shoulderpads 凱旋公演+abnormals 3作同時上演

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2025/11/30 (日) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

首2

首2

きっとろんどん

OFF OFFシアター(東京都)

2025/11/27 (木) ~ 2025/12/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白ろかったです。形容さしごたいですが久々にドキドキさせて貰えました。

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ユニークな構成ですね。いかにも活劇って感じで、大いに楽しめました。多役をこなす6人の役者さんと多楽器を演奏する1人のミュージシャンだけなのに、スケールの大きい見事な舞台でした。

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
説明通り「戦後直後の日本でカメラもフィルムもままならない時代に、邦画史上初のキスシーンを撮ろうと奮闘する映画人たちの姿を描いた物語」であるが、そこには復興にかける多くの人々の夢と希望が内包されている。映画を撮ることは<復興>の象徴、何かに(本作では「映画」)情熱を燃やす者たちの群像劇といえる。それを6人の役者がそれぞれ複数役を担い、1人の演奏者が多くの楽器を奏でることによって多重的に紡いでいく。公演は、分かり易い 質の高いエンターテイメントといった印象だ。

今年は戦後80年、劇中の台詞にもあるが 焼け野原にポツンと見えるのは東本願寺(建物外部)だけ、その焼失と心の喪失を乗り越えた先に光る絆と癒しの光景を描き出す。公演の魅力は、役者や演奏するキャスト陣の熱演と舞台装置や小道具・小物を巧みに使って観(魅)せる場景描写、その演出がすばらしい。謳い文句にもある「ユーモアとペーソスを織り交ぜた緻密な構成」、そして圧倒的な台詞の味わい深さー言葉が心を紡いでいくような秀作。岸田國士戯曲賞 受賞作。
(上演時間2時間 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、可動クローゼット(裏板なく通り抜け)3つ、その間に姿見2つ、更に その間に椅子が半円を描くように並んだ だけのシンプルもの。後々 分かるが中央床が開閉し、登場人物が出入りする。上手奥が演奏スペース。場景に応じて クローゼットや姿見を動かし情景や状況を作り出す。物語の最初と最後に玉音放送。

物語は説明にある通りだが、そこに戦前と戦後の撮影事情が大きく違って 戸惑いを隠せない映画人の姿を描く。価値観や考え方等が180度転換する。12月の邦画といえば「忠臣蔵」が定番、しかしGHQ 軍属のデビッド・コンデは、日本の映画会社に軍国主義的・封建主義的な内容の映画製作を禁じた(検閲で許可されない)。そこで 城内での刃傷沙汰を止め、浅野と吉良が接吻して恋沙汰(虜<トリコ>)にし、さらに2人の立場を入れ替えた。また戦時中に 杵山康茂が戦意高揚を謳った映画を撮り、裁判になったが、大した影響力もなかったことから無罪。ホッとした反面、映画人としてプライドが傷つけられ複雑な思い。GHQの進言を聞きながら、日本映画の復活を目指す若者たち。また闇市や街娼など、当時の世相を挿入し混乱と退廃した状況も描く。戦後直後の混乱期、映画とは無関係 しかも法律や道徳といった建前ではなく 強かに生きる若者をキャスティングする、そこに新しい人材発掘/登用を見せる。

戦時中の悲惨な出来事も描いている。大陸(満州)に渡り 家庭を築いた女性 石王時子。終戦のドサクサになんとか帰国したが、夫は戦死し 子も亡くす。夫との約束、生きて日本の土を踏ませ 撮ること、それが果たせなかった彼女の慟哭。彼女は オジサン姿(付け髭)で男として生きていた。撮る対象(子)を喪ったが、どうしても撮影をはじめ映画技術の全てを習得したい。子を撮るという限りなく近いところまで という切なる願い。この個人的な思いと映画事情という社会的な世情を巧みに絡ませたドラマ。

可動クローゼット内には多くの衣裳(普段着)が吊るされ、人物や場景に応じて早着替えする。また役者以外にトルソー(それも色や大・小といった大きさの違い)を用いて 多くの人を現す。それは主役級だけではなく、大部屋や現場にいる映画人全てを表し称えているよう。音響/音楽も生演奏だけではなく、例えば雨音は役者が床や物を叩く音で表現するなど細かい演出に拘る。客席との間にある白幕をスクリーンに見立て、映写(影絵)も映画をテーマにしているだけに面白い。この奇知ある<舞台演出>を通して<映画技法>を思わせるようで、実に巧い。
次回公演も楽しみにしております。
家族、片恋

家族、片恋

大森カンパニー

駅前劇場(東京都)

2025/11/19 (水) ~ 2025/11/25 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

配信で観劇
ノリノリの感動ラスト良かったです
及川奈央さんの登場シーンは配信じゃ無きゃ分からなかったかも
特典映像のトークも良くて
4日まで配信
お薦め

あたらしいエクスプロージョン

あたらしいエクスプロージョン

CoRich舞台芸術!プロデュース

新宿シアタートップス(東京都)

2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/11/30 (日) 18:00

 終戦直後の日本にて、まだカメラもフィルムもままならない時代に、「邦画史上初のキスシーン」を撮ろうと奮闘する映画人たちの姿を描いた、時にドタバタ喜劇な要素あり、人情喜劇な要素も混ざった青春群像劇となっており、それでいて、舞台は敗戦直後なものの、戦争の影響やトラウマが劇中、登場人物たちの台詞を通じて描く描写もあり、それらがバランスよく、1つの劇を構成していて、考えさせられる場面もありつつ、大いに楽しめ、大いに笑えた。
 また、この劇を通して、映画を作ることにかける思いは、勿論、技術や機材の面、また俳優も含めて、今の時代のほうが、闇市もあるような終戦直後の混乱期と比べて苦労しないことは確かかもしれない。
 しかし、良い映画を作ろうという根本はその時代と今とで、そう大きくは変わらないんじゃないかと感じた。
 勿論、これは、日本において、特に当てはまると思う。
 
 終戦直後の混乱期とは言え、闇市の何やら怪しげな食べ物を松竹梅で値段が違うが、実際は、その差は大してないかと思われるものを売っている屋台の肉欲が酷い、何処かギラついていて危ない貞野寛一、パンパン(娼婦)をしているが、客に体は売らず、客を騙して、財布や金目のものを取る悪どい商売をする野田富美子(見た目や格好からは、娼婦と言うよりかは、どう見ても、現在の新宿歌舞伎町にたむろするトー横キッズにしか見えなかったが)の2人を映画俳優として起用するという、映画監督の杵山康茂自身がカメラも何もなく、貧乏で、0から始めなければというところを加味したとしても、中々の前代未聞で、役者の大元をこの日本で遡ると中世の御代に遊女が芸事も始めたところまで遡れると言えば、そうなものの、この近現代において、実際には、終戦直後とは言え、闇市の屋台店主や娼婦を起用することはなかったと思われる。
 しかし、その発想は中々ユニークで面白かった。
 また、パンパン(娼婦)野田富美子を演じる浜崎香帆さんの見た目や格好が、娼婦と言うよりは、トー横キッズにしか見えないのは、寧ろ終戦直後当時と言うより、現代との持続性を感じさせ、妙なリアリティーと過去の人というふうに分けて考えずに、今でも、世間に居場所のない少年少女が騙されて犯罪に加担させられていたり、騙されて性的に搾取されたりといったことがなくなっていない現実をふと考えさせられた。

 この劇に出てくる登場人物はまぁまぁいるが、それを数える程の役者で演じる上、ちゃんとそれぞれの登場人物の置かれた状況や人間関係、登場人物の性格や個性といったものを理解して、演じ分けていて、1つたりとも、同じ人物や似たような性格になっていなくて、それぞれの登場人物たちの話し方や表情にまで、違う雰囲気を出していて、流石はプロの役者だと感心してしまった。

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