
ゲゲゲのげ ~逢魔が時に揺れるブランコ~
オフィス3〇〇
座・高円寺1(東京都)
2011/08/01 (月) ~ 2011/08/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
渡辺世界と鬼太郎エピソードが見事に融合。可笑しく楽しく哀しい世界。
植物状態の女性(馬渕)が夢見る、
小学校時代のいじめの記憶と悔恨の念。
それは妖怪の仕業か。
そして鬼太郎達はそれを退治できたのか?
渡辺えりさんの作によるストーリー構成が非常にうまい。
単なる夢、幻想の世界ではなく、
幾人もの登場人物たちが鬼太郎の世界とクロスオーバー
しながら展開し、世界が膨らんでいく。
可笑しくも、物悲しい、せつない世界。
独特な世界でありながら、きちんと鬼太郎の
妖怪物語の1エピソードとしても成立しているのに驚いた。
と同時に面白かった!
中川晃教のセリフ回しと歌によって作られる鬼太郎が
当然オリジナルのキャラクターがありながらも
中川色が力強くしっかり出ている。
しかも目玉のおやじ付き。
ヒロインは、私の大好きな馬渕英俚可さんです。
ランドセル姿での強烈ないじめっ子も潔く、
二役では真反対でワイシャツ1枚だけをまとった
夕方の妖怪を妖しく演じる。
広岡由里さんは、
砂かけ婆と、なんと子泣き爺まで演じてます。
さて渡辺えりさんは妖怪を演じて、歌も披露。
さすが、パワフルです。
渡辺世界と鬼太郎エピソードが見事に融合。
可笑しく楽しく哀しい世界。
独自の物語世界の面白さを堪能しました。

戦場のような女
東京演劇集団風
レパートリーシアターKAZE(東京都)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/11 (火)公演終了

2人の夫とわたしの事情
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

『革命日記』
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/05/02 (日) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

ヤナギダアキラ最期の日
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2010/05/02 (日) ~ 2010/05/05 (水)公演終了

武蔵小金井四谷怪談
青年団リンク 口語で古典
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/04/17 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了

THE LEFT STUFF
Piper
本多劇場(東京都)
2010/04/10 (土) ~ 2010/04/25 (日)公演終了

砂利塚アンリミテッド
ホチキス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
どうしようもない男達の愛すべき物語。
今回の作品は過去の名作「チェリーボーイ・ゴッドガール」を思い出した。
とある一室にどうしようもない男どもが集まって、女性に対する歪んだ憧れを披露しあうという物語。松居大悟のもっとも得意とするパターンだ。
客演の川島潤哉や辻修など、どうしようもない男を演じさせたら右に出る人物のいない俳優を集めて、それらをゴジゲン色に染めている。
どうしようもな男達がどんどん駄目になっていく。しかし、最後には思わず抱きしめてやりたくなるそんな作品だ。

罪
アル☆カンパニー
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/09/11 (日) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
家族ゆえに
前回観た方が、高く評価されていたので、ポッカリ空いた時間に観に行った。
満席で最後列の端だったが、舞台は見やすかった。
父、母、息子、娘、家族4人の温泉旅行。
大抵の家庭で、子供たちが成人すると、家族旅行は「妥協」のうちに成立している場合が多いようだがこの家族はより深刻な条件(あえて条件と書かせていただくが)のもとに家族として成立している。
「罪」というのはこの劇の場合、それぞれの「生き方」と置き換えることもできるが、私自身もまた、母の病気を巡り、父との間でこの家族のように、「罪」をめぐって対立が起きた経験を持つだけに身につまされた。
家族だけに、自分を責め、相手を責め、この劇のように堂々めぐりになってしまう。そのときに救いとなるのは第三者の視点である。
そして最終的には家族だからこそ、人間として、互いに許し、思い合うしかないのだということを改めて考えたお芝居である。

ソラオの世界(2011)
劇団たいしゅう小説家
前進座劇場(東京都)
2011/10/03 (月) ~ 2011/10/09 (日)公演終了
SFな感じ
SFな感じを出したい演出のた為か
役者のセリフが聞こえない場面多いが
初日を懸命に演っている感にあふれており
好感を持てる。
美術がCOOL。

マッチ・アップ・ポンプ
キリンバズウカ
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2011/08/06 (土) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
最近感想の書き込みがとどこおており、今更ながらですが記録のために。出てくる登場人物みんな悲惨な状況にあるのに、嫌な感じにならないのは作・演出の人物に対する目線が柔らかいからかな。初キリンバズウカ、とても楽しめました。真ん中の階段を通じて場面が切り替わるのも効果的でした。

灼熱恐龍
浪花グランドロマン
大阪城公園太陽の広場内特設銀色テント(大阪府)
2011/09/27 (火) ~ 2011/10/01 (土)公演終了
満足度★★★★
昭和です
勝新が出てる昭和の映画の雰囲気です。町工場、ナニワ節。キャバレーの歌が効果的でした。野外テント公演、役者と観客の一体感が味わえて良かった。

マジックアワー
[DISH]プロデュース
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★
「シアター・オブ・ドリームス」はなかった
ケビン・コスナーの「フィールド・オブ・ドリームス」は一人で野球場を作ったし、ジム・キャリーの「マジェスティック」はみんなで映画館を再建した。でも、この芝居では10年間も映画館をほったらかしにしていた人たちが帰ってきただけでえらそうにしてる。舞台の上にマジックが起こすのは、カメラとか穴じゃなくて、登場人物の行動じゃないですか?

明け暮れ狂想曲
劇団キンダースペース
劇団キンダースペース アトリエ(埼玉県)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
どん底でした
「どん底」をモチーフにしてあり本編の登場人物を少し削除してあったがキャストの演技力が秀逸で見応えのある作品だった。
木賃宿で暮らす男3人の雰囲気も見事に描写され舞台セットもその情景を醸し出していた。素晴らしい舞台。

四つ子の宇宙
四つ子
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/10/01 (土) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
ゆるい感覚
作家兼役者の4名のエチュード持ち寄って、自由気ままに作った作品のような感じ。場所柄、五反田団ぽい印象がなきにしもあらず。彼らの作品を観た事ない人は、あまり受け入れられないかもしれない。
爆笑ではなく、じわじわ来る不思議さを合わせもった面白さでした。

少年探偵団
ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★
人形とカセットテープ
出演者は全員男性で、円形劇場を有効に使ったレトロな雰囲気のある作品でした。
地の文的な台詞があったり、異なる場所でのシーンをストップモーションを使って同じ場所で演じたりと、趣向を凝らした演出が面白かったです。人形とカセットテープを物語中で出てくるシーンだけで出すのではなく、作品全体に対して関わる演出要素として使っていたのが洒落ていました。
ちょっとおぞましい人形のデザインが江戸川乱歩の怪奇的な雰囲気を出していて良かったです。細いスチールパイプで作られた2階建てのコンパクトなセットが立体的な空間性を生み出し、階段や2階を歩くときの足音がサスペンス感を醸し出していて効果的でした。
少年探偵団のメンバーを演じた若手6人は小学生という設定もあり、あまり難しい感情表現が要求されず、素直な演技でした。演技での見せ場はベテランの2人が担い、舞台を締めていました。
パンフレットの類は有料のものしかなく、公式サイトを見ても脚本と演出以外のスタッフの名前がクレジットされていなくて、美術や音響を担当した人が分からず、残念です。全ての客が役者だけを目当てに観に来ているわけではないので、紙ペラ1枚か公演のチラシでも良いので配役とスタッフが分かるものを配って欲しく思いました。

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
Aga-riskスタイルとも言える演出で大笑いのコメディ
中編の2本立て。
どちらも重いテーマながら、見事なコメディに仕立て上げられていた。
Aga-riskのスタイルが十二分に発揮されていた、後味もいい作品。

三鷹の化け物
ろりえ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
驚愕の外連に呑み込まれない作品の底力
前半の緻密さと、後半のけれんが
上手く噛み合って・・・。
その仕掛けの圧倒的な見応えに唖然としつつも、
「こんなにおっきい」ものをも呑み込んでしまう、
舞台上の世界にこそ
強く心惹かれました。

コントロールZ
劇団お魚レモンパイ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2011/10/05 (水) ~ 2011/10/09 (日)公演終了