
ハイヤーズ・ハイ
劇団ガバメンツ
劇場HOPE(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了
満足度★★★★
面白い
笑いのとり方を心得ていて、安定感抜群。
テンポが良くてあっという間に終演。
売れっ子作家の脳内を演じるというアイディアが秀逸。
劇中の電話番号覚えた(笑)
また次の作品も観たい

飛ぶ教室
演劇集団キャラメルボックス
あうるすぽっと(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
若手中心
の公演「飛ぶ教室」行ってきました。
世界名作劇場 vol.3 1,2は観てないので 初観劇といっても良いですね。
1933年にドイツのケストナーによって書かれた児童文学をキャラメルボックス風にアレンジしてました。
決して子供がみても十分わかる内容ですが、もちろん大人にも ちゃんとした舞台として見応えありました。
台詞は原作を直訳した感じでしたが、それはあえて原作の世界観を出そうとしたのでしょうね。
その中に適度に現代ネタなどを折り込み 結構笑いもあります。
純粋な少年の心境や その周囲の大人たちの友情や子供たちへの愛 などが原作通りに 観ている側にも十分伝わってきました!!
本公演とは別に これだけの舞台をつくる キャラメルボックスの層の厚さを感じた作品でした。
ちょっと噛むシーンが多かったのが気になりましたが、それも許容範囲かなぁ・・
一足はやい クリスマス気分を楽しませてもらいました!!

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
もぐたんのお姉さん
お母さん役の岡まゆみさん、どっかで見たかもな~と思ってましたが今日気づきました。
長寿番組「まんがはじめて物語」の2代目お姉さんじゃないですか。(なつかす・・・。初代がうつみ宮土理で、お、ロングおじさんも出てるよ。)
・・・・・・・すいません関係ない話を・・・えと芝居はよくできていて、感動する場面もありました。意図どおりのことができている感じです。
しかし、冒頭の場面にいくまでの経緯(短くていいので)があったらなぁと思いました。

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
不器用で可愛い人たちのお話
人間って不器用だと感じながらも、その中で戦って支えあって生きている姿が可愛いものだと実感しました。頑張って強く生きようとしながらも、弱いなぁと。
それぞれのキャラクターがとても生きていて、濃くもありながらも自然で面白かったです。

壊れた風景
劇団CRACKPOT
荻窪小劇場(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇的な面白さ
別役実と聞いて「不条理かぁ」と構えて見に言ったのだけど、
勉強不足でした。わかりやすかった。
観客を喜ばせようというサービス精神とは逆の演劇。
それだけに評価が分かれる。
自分は面白かった。

悩殺ハムレット
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
人よ・・・
良いお芝居を見ると、幸せな気持ちになります。
この日も、しみじみ幸せをかみしめながら帰宅しました。
ありがとうございます。
友達にも勧めました。たくさんの友人に観てもらいたいです。
全米が泣いてもまず泣かない私ですが、最後泣いてしまいました。
不覚。でも、気持ちの良い涙でした。
特別な一夜から始まる話であり、素敵な人たちの話でした。
タイトルはやっぱり「一夜」だけでない、「人よ」のダブルミーニングですね。
一人ひとりの登場人物が愛しく魅力的な存在でした。
良い芝居をありがとうございました。

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
初KAKUTA
KAKUTAさん初観です。「ブラジルの怪物」で桑原さんを観てから、桑原さんの演出作品を見てみたいというのが動機でした。
冒頭の雪を舞台全体のコントラストで映えた印象で引き込ませたり、舞台上の左右、上と見る人を飽きさせない配慮のきめ細かい演出、それに沿った美術、音楽の使いかたなど期待以上のお芝居でした。
このお芝居の観劇を迷われている方や「KAKUTA」を観たことがない方には是非お勧めします。但しシュールさを全面に表したテーマや恋愛至上のテーマの演劇がお好みな方には向かないかも知れません。私はリピートします。

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】
トリコロールケーキ
しもきた空間リバティ(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★
クスッ
本当に「微」ナンセンスでした。
大爆笑とはいかないのですが、フッと鼻から笑ってしまったり、思わずクスリとしてしまったり。
オッサンのキャラが良かったです。←本当にオッサンだった(笑)
サトルさんの真面目で飄々とした雰囲気も良かった。あの雰囲気が、オッサンを引きたてていて、会話の間も良かったです。この二人の場面では、よりたくさん笑えました。
一方で、やや演技が鼻についてしまった役者さんがいて(いえ、全く個人的な好みの問題ですが)、ちょっと残念でした。
(ネタバレは鳥原さんへの私信です)

狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!
おぼんろ
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/31 (月)公演終了
満足度★★★★
独特の・・
何とも言えないような世界観を感じました。何だか懐かしいような・・童話のような寓話のような世界にいるように感じました。人それぞれ好みはあると思いますが、私の好きな世界観でした。それと、劇に入る前の語りが、本当に良かったです。ストーリーに付いて行けず(自分が悪いのだと思います)少し分からない所もありましたので、もう一回見たい気がします。

入場料一八八0円 音楽とドリンクつき
Moratorium Pants(モラパン)
都内カフェ・BAR・LIVEハウスなど 9カ所12回公(東京都)
2011/10/12 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
たくさんの可能性
六本木エロナイトの回を拝見。
お芝居はとてもいろんな可能性をもった戯曲だと感じました。
演じ手のリズムや作りこみで、たくさんの広がりが生まれそうな感じ。
私の見た回では、
観る側の想像力を惹きだすことにはそれなりに成功していたのですが、
まだ、こなれきっていない部分も感じた。
でも、この回をはるかに凌駕するような
いろんな色が生まれてくる予感のある舞台でもありました。
ちなみに「つき」の方=音楽やダンス、ドリンク、場所、衣装なども秀逸で、
パフォーマンスとしても総合力を感じる催しでもありました。

ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★
観てきました
久しぶりの(サイキックバレンタインぶりの)+1(たすいち)でしたが相変わらずのパワーと勢いが感じられました。
一人ひとりの細かな演技に見入ってしまい、台詞を聞ききれなかったりと自分の中でストーリーを把握仕切れなかったところはありますがそれでもやっぱり楽しめました。
もう一度観てみたいですね。
今回は、初見でしたが愛奈役の安田友加さんが役にもはまりイイ味だしてたと思います。
あういうキャラ大好きです。
やっぱり+1は、僕好みの団体でした。

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
思えば遠くへ来たもんだ
結成15年おめでとうございます。2001年以前から何度か拝見しているので、もうずいぶんと長いお付き合いになりますが、今もこうして続けていらっしゃることが我が事のように嬉しく思います。
あまり演劇を観たことがない友人に、「今度芝居を観に行くんだ」というと、必ずと言っていいほど「喜劇?悲劇?」というようにジャンルわけをされるのですが、僕はそのことにずっと違和感を抱いていました。だって、顔で笑って心で泣いて、なんてことは人生の中では当たり前のようにあるわけで、舞台が人生を写す鏡だとすれば、芝居だってそう簡単に割り切れるものじゃないと思っていたからです。
KAKUTAの芝居は、そのバランスというかブレンド具合が絶妙で、単純なハッピーエンドを迎えるわけでもないし、社会派的な問題提起をされるわけでもありません。人と人が関わり生きていくといくということは、当たり前のように面白さと難しさがあるわけで、気をてらった演出や演技を用いずとも、それらを見事に表現しており、だからこそ観客は気がつくと登場人物一人ひとりに感情移入してしまい、どっぷりと物語に浸ってしまうのです。
20代の初々しい青春群像劇も好きでしたが、30代半ばだからこそ描ける「今」を、存分に味わうことができて、片道2時間の道のりもなんのその。楽日に向かってますます加速していくであろうこの芝居、ぜひお友達を連れて観に行ってください。それもできれば普段芝居をあまり観ない友人を。

ハルシオン・デイズ
Project*Rocca
遊空間がざびぃ(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
どちらもイイ
roccaさんでは役になりきることを目指すのではなく、あくまでもその役者の
演じている際の感情を大事にしておられます。
だから役者が変わると芝居も大きく変わります。
音楽と照明は全く同じ、基本的に立ち位置も同じなのに受ける雰囲気や感動の印象がまるで違う。
A班、B班ともストーリーを知っていてもそれぞれ大変充実した時間を過ごすことができました。
両方拝見して損はなかったです。

東京のプリンスたち
フェスティバル/トーキョー実行委員会
ホテルグランドシティB1レストランセゾン(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/22 (土)公演終了
満足度★★
受けてました
飯能でオペラ歌手のコンサートを鑑賞した帰りに。照明と音響の操作に難あり過ぎ。客は小説に、松井周に、笑っていた。私は小説が苦手なのかなぁ。帰りに中華丼390円食べた。

オーデュボンの祈り
石井光三オフィス
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
なかなか表現が難しい^^;
出演されている役者さんは吉岡さんや筒井さんなど
タレント揃いなので存在感はありました♪
お気に入りの玉置さんも2役でなかなかの存在感(^O^)
しかし、伊坂幸太郎の原作は本を読んでも難しい内容だったので
短時間のお芝居で表現するには無理があったかも知れません

Archives of Leviathan
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
天才なサラリーマン
計算された美しさを放つ舞台美術に期待が膨らみながら開演を待った。9人の実力ある俳優の熱演と充実の脚本に105分引き込まれる、期待に応える舞台だった。
主演の酒巻誉洋(伊勢谷)に惚れた。

おねしょ沼の終わらない温かさについて
鳥公園
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
タイトル通り
前からフェスティバル・トーキョーの出品作をいくつか見てきたのだが、それらに共通する抽象的な前衛さがあって、文脈を共有していないとわかりづらい、と言うか、わかりづらいようにできているというか、前衛さを観賞しあう人たちのサークル向けというか。
それでこの作品だがタイトル通りの作品であった。乞局(コツボネ)っぽいシュールな共同体と女性の身体感が現れた散文とが混在。雑多なまま結晶化せず、宙に浮いたままな感じ。

アボカドって、野菜?【ご来場ありがとうございました!!】
まるけ
高田馬場ラビネスト(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
じんわりと、ボディーブローのように
人生の喜びと悲しみが迫ってくる群像劇。一人一人が劇中のキャラクターとしてではなく、それぞれの人生を背負った人間に見えるところがすごいです!何度でも見たくなる名作。シアタートラムの大きな舞台も上下にうまく使われ、さまざまな人の一瞬をうまく切り取っていた。すごい、実力派ですね。
劇中15年も経っているのに、苦労を重ねたはずのお母さんが全く外見も性格も声も変わってなかったのがちょっと不自然な感じだったかな。