最新の観てきた!クチコミ一覧

139381-139400件 / 190067件中
ハイヤーズ・ハイ

ハイヤーズ・ハイ

劇団ガバメンツ

劇場HOPE(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了

満足度★★★★

面白い
笑いのとり方を心得ていて、安定感抜群。
テンポが良くてあっという間に終演。
売れっ子作家の脳内を演じるというアイディアが秀逸。

劇中の電話番号覚えた(笑)

また次の作品も観たい

飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

若手中心
の公演「飛ぶ教室」行ってきました。
世界名作劇場 vol.3 1,2は観てないので 初観劇といっても良いですね。

1933年にドイツのケストナーによって書かれた児童文学をキャラメルボックス風にアレンジしてました。

決して子供がみても十分わかる内容ですが、もちろん大人にも ちゃんとした舞台として見応えありました。

台詞は原作を直訳した感じでしたが、それはあえて原作の世界観を出そうとしたのでしょうね。

その中に適度に現代ネタなどを折り込み 結構笑いもあります。

純粋な少年の心境や その周囲の大人たちの友情や子供たちへの愛 などが原作通りに 観ている側にも十分伝わってきました!!

本公演とは別に これだけの舞台をつくる キャラメルボックスの層の厚さを感じた作品でした。

ちょっと噛むシーンが多かったのが気になりましたが、それも許容範囲かなぁ・・

一足はやい クリスマス気分を楽しませてもらいました!!

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

もぐたんのお姉さん
お母さん役の岡まゆみさん、どっかで見たかもな~と思ってましたが今日気づきました。
長寿番組「まんがはじめて物語」の2代目お姉さんじゃないですか。(なつかす・・・。初代がうつみ宮土理で、お、ロングおじさんも出てるよ。)
・・・・・・・すいません関係ない話を・・・えと芝居はよくできていて、感動する場面もありました。意図どおりのことができている感じです。
しかし、冒頭の場面にいくまでの経緯(短くていいので)があったらなぁと思いました。

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

不器用で可愛い人たちのお話
人間って不器用だと感じながらも、その中で戦って支えあって生きている姿が可愛いものだと実感しました。頑張って強く生きようとしながらも、弱いなぁと。
それぞれのキャラクターがとても生きていて、濃くもありながらも自然で面白かったです。

壊れた風景

壊れた風景

劇団CRACKPOT

荻窪小劇場(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇的な面白さ
別役実と聞いて「不条理かぁ」と構えて見に言ったのだけど、
勉強不足でした。わかりやすかった。
観客を喜ばせようというサービス精神とは逆の演劇。
それだけに評価が分かれる。
自分は面白かった。

ネタバレBOX

35年前に書かれた台本だそうで、やはり味わいも現代とは少し違う。
「もどかしさ」が魅力の舞台。
執拗な繰り返し、露骨なすれ違い、
言葉にできない日本人特有の責任のなすりつけ。
現実を切り取って特化された役は、日常には存在しない人間だが、
確かにいびつな人間の心理と特性を表している。脚本が素晴らしい。

登場人物が多くなく、台詞もシンプルなので、個々の役者の魅力がモノを言う。
そこをもう一歩踏み込んでいただきたい。

悩殺ハムレット

悩殺ハムレット

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★


荻野友里さん、熊川ふみさん。控えめながらも技あり。

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

人よ・・・
良いお芝居を見ると、幸せな気持ちになります。
この日も、しみじみ幸せをかみしめながら帰宅しました。
ありがとうございます。
友達にも勧めました。たくさんの友人に観てもらいたいです。

全米が泣いてもまず泣かない私ですが、最後泣いてしまいました。
不覚。でも、気持ちの良い涙でした。

特別な一夜から始まる話であり、素敵な人たちの話でした。
タイトルはやっぱり「一夜」だけでない、「人よ」のダブルミーニングですね。
一人ひとりの登場人物が愛しく魅力的な存在でした。

良い芝居をありがとうございました。

ネタバレBOX

子どもたちの為に父親を殺したお母さん。
冒頭から、いきなり衝撃的な一夜を目の当たりにして、そこからグイグイ物語に引き込まれました。

岡まゆみさんというと美人女優、お姫様女優(大河の細川ガラシャからか?)のイメージがあったので、最初驚いたのですが、すぐに気にならなくなり、いつしか「お母ちゃん」にしか見えなくなりました。
確かにおばちゃんと言うには不自然なほど美しいのですが、息子のためにモナカを投げつけるところなど、「お母ちゃん」そのものでした。
離れて住んでいる母親のことを思い出し、何度も涙が出そうになりましたが、そのたびにものすごく良いタイミングで、笑わせてくれた「ヨシナガさん」。最高です。ありがとうございました。
私は、芝居でも映画でも、他人がそばにいるときに泣くことをよしとしません。
芝居中に鼻をすするなんてとんでもない。(自分がするのもNGだけれど、他人のその音を聞かされるのも、実は嫌)
そんな私ですが、最後の、それまでずっと笑っていたお母ちゃんの号泣シーンには、涙の堰が切れました。
アンケートを記入しながら、鼻水ダラダラたれ流してました。不覚。

まいど豊さんの泥酔からその後に続く暴行シーンはとても演技には思えず、本気で怖かったです。
(あの場面があったので、死んだ父親がどんな男だったのかも想像できました)
芝居が終わってから「改めて役者ってすごいな」と思った次第です。
大満足のお芝居でした。ありがとうございます。


自分用覚書
「自分にとって特別な夜でも、他の人にとってはただの夜だよ。でも、自分にとって特別ならいいじゃないか」
「膝小僧もなか」
「代わりについてきたものもいっぱいある」
「牛が踏んでも泣かない」
「転換期です」
ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初KAKUTA
 KAKUTAさん初観です。「ブラジルの怪物」で桑原さんを観てから、桑原さんの演出作品を見てみたいというのが動機でした。
 冒頭の雪を舞台全体のコントラストで映えた印象で引き込ませたり、舞台上の左右、上と見る人を飽きさせない配慮のきめ細かい演出、それに沿った美術、音楽の使いかたなど期待以上のお芝居でした。
 このお芝居の観劇を迷われている方や「KAKUTA」を観たことがない方には是非お勧めします。但しシュールさを全面に表したテーマや恋愛至上のテーマの演劇がお好みな方には向かないかも知れません。私はリピートします。

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】

トリコロールケーキ

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★

クスッ
本当に「微」ナンセンスでした。
大爆笑とはいかないのですが、フッと鼻から笑ってしまったり、思わずクスリとしてしまったり。

オッサンのキャラが良かったです。←本当にオッサンだった(笑)
サトルさんの真面目で飄々とした雰囲気も良かった。あの雰囲気が、オッサンを引きたてていて、会話の間も良かったです。この二人の場面では、よりたくさん笑えました。

一方で、やや演技が鼻についてしまった役者さんがいて(いえ、全く個人的な好みの問題ですが)、ちょっと残念でした。


(ネタバレは鳥原さんへの私信です)

ネタバレBOX

アフタートークでは、鳥原さんのお父さんが登場してきて驚きました。
普通そういうののゲストって、他の劇団の役者さんとかだと思ってましたから(笑)

しかし、お父さんの勤務先、お住まいを聞いて、鳥原さんも同郷と知り、一気に親近感が増しました。
私も高校までは宮崎にいたんですよ。
ここのコメントでも言ってたので、終演後にお声をかけようと思ったのですが、たくさん人がいたので遠慮してしまいました。すみません。
お父さんも、ドイツの衛星を気にしつつ、はるばるいらしてくれてよかったですね。

楽しいお芝居ありがとうございました。


狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!

狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!

おぼんろ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★

独特の・・
何とも言えないような世界観を感じました。何だか懐かしいような・・童話のような寓話のような世界にいるように感じました。人それぞれ好みはあると思いますが、私の好きな世界観でした。それと、劇に入る前の語りが、本当に良かったです。ストーリーに付いて行けず(自分が悪いのだと思います)少し分からない所もありましたので、もう一回見たい気がします。

入場料一八八0円 音楽とドリンクつき

入場料一八八0円 音楽とドリンクつき

Moratorium Pants(モラパン)

都内カフェ・BAR・LIVEハウスなど 9カ所12回公(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

たくさんの可能性
六本木エロナイトの回を拝見。

お芝居はとてもいろんな可能性をもった戯曲だと感じました。
演じ手のリズムや作りこみで、たくさんの広がりが生まれそうな感じ。

私の見た回では、
観る側の想像力を惹きだすことにはそれなりに成功していたのですが、
まだ、こなれきっていない部分も感じた。
でも、この回をはるかに凌駕するような
いろんな色が生まれてくる予感のある舞台でもありました。

ちなみに「つき」の方=音楽やダンス、ドリンク、場所、衣装なども秀逸で、
パフォーマンスとしても総合力を感じる催しでもありました。

ネタバレBOX

私が観た回の場所は元SM系のお店だったらしく
作りこまれた閉塞感と高さをもった場所。

壁面には齋藤明さんの大判の写真、
モノクロームの世界に閉じ込められたSM嬢たちの、
一人ずつにある種の時間を纏う生々しさがあって
その刹那の女性たち美しさに加えて
その感情や彼女たちがまとう感覚が
虚構と現実の端境の肌触りで伝わってきます。

・入場料880円ドリンクつき

ぐるっと回りと取り囲まれて
役者たちが物語を紡ぎ始める。
冒頭の物語の導入が、
技量を持ったパフォーマーによってなされたのはとても正解で
そのくっきりした語り口が、
空間に物語を導き入れる。
観る側と会場の空間がしなやかに一つの緊張感を持って
物語が動き出します。

役者の二人には比較的早いテンポの中に
すっとニュアンスを立ち上げる力があって、
空間をその場の色にすっと染めていく。
観る側にイメージが広がりきる前に
次のイメージが発せられるような感じが
変化していく二人のキャラクターを
観る側に追わせるリズムを創り出す。

物語自体は、不条理な部分もあって、
でも、シーンのピース単位でみると崩れがなく、
役者たちにもそれらを伝えるに足りる切れと安定した技量があって。

ただ、その切れやリズムを大切にする中で、
シーンごとの変化がやや乏しい印象。
一つのトーンの中で紡がれていく物語には
それなりの力があるのですが
戯曲としては
もっとシーンごとの落差や彩りの差があった方が
よしんば多少不安定さが生まれたとしても
観る側として伝わってくるものが多い感じがしました。

ベースのクオリティや勢いはきちんと作りこまれた舞台だったので、
もっと冒険があっても良いのかなと。

・Live

役者ふたりのトークショーのあと、R&B歌手AKITOSHIの
ライブがありました。
まだ、演劇の空気が残っている場に
世界をしっかりと作り上げる。

ノリをもちどこか少しだけけだるくて甘い雰囲気を醸しつつ
一方で夜の色香をしなやかに場の空気に織り込んで。
膨らみがしっかりと作られたLiveでありました。

・セクシーバーレスクダンサーズ Moulin Rouge パフォーマンス

バーレスクダンサーMoulin Rougeと
女優として最初に舞台を務めた2人のユニット。
ミュージカルなどでは、
比較的多用される形式のダンスだと思うのですが
こういうクローズなスペースで演じると
大きな舞台とは全く違った力を持っていることを実感。
パフォーマーが全体の空気を作り上げるのと逆のベクトルで
雰囲気がそれぞれのパフォーマーを引き立たせていく感じ。

場に一気にグルーブ感が生まれる。
肢体の魅力を強調するダンサーとしての動きのしなやかさ。
リズムに対してゆとりをもった動きとその精緻さには
観る側を前のめりにさせるような切れがあり
一方で恣意的にルーズな動きからは
それぞれのダンサーの個性をもった魅力があふれ出す。
一人ずつのダンスが醸し出すものが、
女性としての異なる美しさと粋と魅力に満ちていて、
だからこそ、そのユニゾンに、
重なりを凌駕する乗数での魔力を感じる。

会場の雰囲気までも味方につけて
たちまち観る側は虜にされて・・・。
もう、がっつりと嵌ってしまいました。

*** *** ***

ほんと、盛りだくさんの舞台に
たっぷりと満たされて。
メインディッシュのお芝居は、このユニットのレパートリーとして
今後も再演してほしいし
今回のように、日頃あまり触れることのない
表現に接する機会も
とても貴重に思えて。
また、芝居とダンスの衣裳が実に秀逸。
パフォーマンスのクオリティを支えることはもちろん、
衣裳によって表現する創意や芸術性があることを実感。


いろんな伸びしろを感じつつも
タップjり満たされたイベントでありました。






ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】

ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★

観てきました
久しぶりの(サイキックバレンタインぶりの)+1(たすいち)でしたが相変わらずのパワーと勢いが感じられました。
一人ひとりの細かな演技に見入ってしまい、台詞を聞ききれなかったりと自分の中でストーリーを把握仕切れなかったところはありますがそれでもやっぱり楽しめました。
もう一度観てみたいですね。

今回は、初見でしたが愛奈役の安田友加さんが役にもはまりイイ味だしてたと思います。
あういうキャラ大好きです。

やっぱり+1は、僕好みの団体でした。

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

思えば遠くへ来たもんだ
 結成15年おめでとうございます。2001年以前から何度か拝見しているので、もうずいぶんと長いお付き合いになりますが、今もこうして続けていらっしゃることが我が事のように嬉しく思います。

 あまり演劇を観たことがない友人に、「今度芝居を観に行くんだ」というと、必ずと言っていいほど「喜劇?悲劇?」というようにジャンルわけをされるのですが、僕はそのことにずっと違和感を抱いていました。だって、顔で笑って心で泣いて、なんてことは人生の中では当たり前のようにあるわけで、舞台が人生を写す鏡だとすれば、芝居だってそう簡単に割り切れるものじゃないと思っていたからです。

 KAKUTAの芝居は、そのバランスというかブレンド具合が絶妙で、単純なハッピーエンドを迎えるわけでもないし、社会派的な問題提起をされるわけでもありません。人と人が関わり生きていくといくということは、当たり前のように面白さと難しさがあるわけで、気をてらった演出や演技を用いずとも、それらを見事に表現しており、だからこそ観客は気がつくと登場人物一人ひとりに感情移入してしまい、どっぷりと物語に浸ってしまうのです。

 20代の初々しい青春群像劇も好きでしたが、30代半ばだからこそ描ける「今」を、存分に味わうことができて、片道2時間の道のりもなんのその。楽日に向かってますます加速していくであろうこの芝居、ぜひお友達を連れて観に行ってください。それもできれば普段芝居をあまり観ない友人を。

ハルシオン・デイズ

ハルシオン・デイズ

Project*Rocca

遊空間がざびぃ(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

どちらもイイ
roccaさんでは役になりきることを目指すのではなく、あくまでもその役者の
演じている際の感情を大事にしておられます。
だから役者が変わると芝居も大きく変わります。
音楽と照明は全く同じ、基本的に立ち位置も同じなのに受ける雰囲気や感動の印象がまるで違う。
A班、B班ともストーリーを知っていてもそれぞれ大変充実した時間を過ごすことができました。
両方拝見して損はなかったです。

東京のプリンスたち

東京のプリンスたち

フェスティバル/トーキョー実行委員会

ホテルグランドシティB1レストランセゾン(東京都)

2011/10/22 (土) ~ 2011/10/22 (土)公演終了

満足度★★

受けてました
飯能でオペラ歌手のコンサートを鑑賞した帰りに。照明と音響の操作に難あり過ぎ。客は小説に、松井周に、笑っていた。私は小説が苦手なのかなぁ。帰りに中華丼390円食べた。

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2011/10/22 (土) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★

なかなか表現が難しい^^;
出演されている役者さんは吉岡さんや筒井さんなど

タレント揃いなので存在感はありました♪

お気に入りの玉置さんも2役でなかなかの存在感(^O^)

しかし、伊坂幸太郎の原作は本を読んでも難しい内容だったので

短時間のお芝居で表現するには無理があったかも知れません

ネタバレBOX

人気作家伊坂幸太郎原作のお芝居です♪
出演者も吉沢悠さんや筒井康隆さんなどTVでも観るタレント揃い♪
演出はラサール石井さん♪
劇場はサンケイホールブリーゼ♪
などなど魅力的な要素いっぱいですが
観ようと思った一番のきっかけは
飛龍伝で印象的だった玉置さんが出演するから(^-^)/

お芝居を観る前に本を読んだ方が
いいかなぁ~と思って読書しました♪
読んだらなかなか難しい内容だったので
どんな風になるのか楽しみに観劇(^^)

流石にタレント役者さん揃いなので
広いブリーゼがほぼ満席でした‼

オープニングは映像を使いながらタイトルを見せる所はなかなかいい感じ♪
期待感を高めます(^^)

役者さんはテレビで見る人ばかりなので
ナチュラルに演じて安心してストーリーに集中できます♪
お気に入りの玉置さんもまさかの二役で存在感を出していました♪

お芝居の展開は全体的に割と大人しく淡々した感じ、
原作が難解な話なので説明的に感じたのは私だけでしょうか⁉

原作の警察官キャラの嫌らしさがあまり表現されていなかったのが残念…
原作では結構インパクトのあるキーになるキャラだっけに (^_^;)

この原作は読んでも難しいだけにお芝居での表現には限界があるかも知れません…

なんとか人気の役者さんに助けられたお芝居だったように思います
Archives of Leviathan

Archives of Leviathan

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

天才なサラリーマン
計算された美しさを放つ舞台美術に期待が膨らみながら開演を待った。9人の実力ある俳優の熱演と充実の脚本に105分引き込まれる、期待に応える舞台だった。

主演の酒巻誉洋(伊勢谷)に惚れた。

ネタバレBOX

校倉(あぜくら)化学工業の研究室が舞台。青色LEDの発明者・中村修二の話をモチーフにした話(劇中でははっきりとLEDとは言ってないけど)。

青色LED発明関係の訴訟のさなか、フリーライター(多根)が取材をしながら、青色LEDの開発を目指す伊勢谷(酒巻)とほかの研究員ら、人事部や上層部などとの関係を描く。題材は上の発明関係なのだが、その中のさまざまな「嫉妬」という内向的なところが中心にあったみたい。

ただ、個人的には、会社という「組織」で働くこと(サラリーマン)の意味と意義を鋭く突きつけられた印象の舞台だった。天才肌で自由人のような伊勢谷を中心に、そのパートナー的存在の日下(金)、開発への熱意が薄い管理職・高萩(根津)、会社の業務的に日陰に追いやられる研究員・小出(園田)、研究員としての実力に劣等感のある岩部(岡本)、野心を燃やす新人研究員・井上(佐野)、エリートコースにのっている人事部社員・杉原(東谷)、人生の安定を求め伊勢谷のことを恐れる人事部長・沼田(寺井)らの関係性や想い(妬みもそうだけど)が面白い。

舞台がヒートアップする、特許の横流しのシーン。伊勢谷の怒りがほかの社員らへ向かう。「会社のことを一番思っているのは俺だ」と。
色々な人間が会社という箱の中にいて、同じ目標を目指しているはずなのに起こる軋轢。天才であり異端児でもある伊勢谷という人間が、実際に同僚(もしくは部下)としていたらどうだろうかと考えた。上で、酒巻(伊勢谷)に惚れたと書いたが、実際どうだろうか。

なんにせよ、役者、台本、演出、照明、音響、美術など高品質な総合舞台だった。
おねしょ沼の終わらない温かさについて

おねしょ沼の終わらない温かさについて

鳥公園

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

タイトル通り
前からフェスティバル・トーキョーの出品作をいくつか見てきたのだが、それらに共通する抽象的な前衛さがあって、文脈を共有していないとわかりづらい、と言うか、わかりづらいようにできているというか、前衛さを観賞しあう人たちのサークル向けというか。
それでこの作品だがタイトル通りの作品であった。乞局(コツボネ)っぽいシュールな共同体と女性の身体感が現れた散文とが混在。雑多なまま結晶化せず、宙に浮いたままな感じ。

ネタバレBOX

身体・物が隠喩、言葉が物的、という転倒が起きている。
例えば、アナルセックスの感覚を物理的に説明してみせる一方で、天井に吊るされたバケツから白い液が溢れてダラダラと垂れ続けているといったふうに。
アボカドって、野菜?【ご来場ありがとうございました!!】

アボカドって、野菜?【ご来場ありがとうございました!!】

まるけ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★

パールちゃん
11人もの女優さんの魅力を堪能できる舞台。お気に入りの女優さんがいれば是非といった感じ。

90分。

ネタバレBOX

「(他人にはわからない)基準」がテーマになった、オムニバス的舞台。
・アダムとイヴが禁断の実を食べる話。
・核融合の研究者と研究所の清掃員の話。
・演出家と女優の話。
・体育の日に生まれた幼馴染の話。

テーマが基準と書いたけど、なんか違う気もする。華やかな舞台とは裏腹に、どこか哲学的なにおいがするせいかな。そこんとこが見えにくかった。
禁断の実を食べ、働かざるを得なくなり、自分と相手の違いを意識し始めるアダムとイヴ。科学者としてのモラル(基準)と軍部の考えの落差に悩む研究員。過去の女優にしばられる演出家に自分の中の劇中役を見せ付ける女優。同じ日に生まれても性格などが違う友人に悩む女性。
‥てところが焦点なのか。

気に入ったのは、(安物?)パール役の小澤絵里香。人形のような無表情の中に、血の通った意思の強さがみえて。また、関原あさこの友人演技とオンリーワン女優っぷりが良かった。
ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

じんわりと、ボディーブローのように
人生の喜びと悲しみが迫ってくる群像劇。一人一人が劇中のキャラクターとしてではなく、それぞれの人生を背負った人間に見えるところがすごいです!何度でも見たくなる名作。シアタートラムの大きな舞台も上下にうまく使われ、さまざまな人の一瞬をうまく切り取っていた。すごい、実力派ですね。
劇中15年も経っているのに、苦労を重ねたはずのお母さんが全く外見も性格も声も変わってなかったのがちょっと不自然な感じだったかな。

このページのQRコードです。

拡大