最新の観てきた!クチコミ一覧

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SLOW Project IN JAPAN 新作「NUMBERS」

SLOW Project IN JAPAN 新作「NUMBERS」

SLOW Project IN JAPAN

ギャラリーSite(東京都)

2011/11/19 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題196
ここは3回目。雨が降り続けています。開場の10分ほど前に着いたので外で待っていると(入り口がオートロックなので中に入れません)、中から開けていただきました。5分おしなので少し待つようにとのこと。受付開始になって下へ、ワイン(白)をいただき場内へ。少し薄暗い照明、入り口左が正面のようです、三方に椅子(白い丸椅子)、入って右側、真ん中あたりに座ります、四隅に大きめの箱(椅子替わり?)、右手前、シートとテニスボール、中央には黒い衣装が3着。左の壁際と私から一つ置いたところ(音出ていたのかな?
)にスピーカー。

ネタバレBOX

ワインを飲んでしまい、ふと見渡すと、オレンジがかった照明、これはより暗くなる時間を表しているようで、よい子は眠りにつき、魔法の時間が始まる予兆、壁に背中を預け、最初、ここにきたときも同じような席だったことを思い出す。

13:30、もう少しで始まります、という案内があり、男1+女3登場。
ソロ、1×1、2×2、いろいろな組み合わせで、柔らかくのびやかなダンス。カラダ、手足、指のさきまで曲線を中心として動いているので、風のささやき、水のせせらぎのなかで妖精たちが舞っているようにもみえました。床に伏せたり、1つの接点をつないでダンサーが動いたり、ここのところは、先日読んだ本にニューロン(情報伝達)の話があって、それに似ているなぁ、なんて思いながら。

14:05終演、その後篠原さんの挨拶。帰るときにも声をかけていただきました。
そのお人柄そのもののような温かい感じのダンスでした。
リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

怖い話、ではない!
ホラー作家が物語を描くって内容で、ホラーが苦手な私としては始まる前からヒヤヒヤしてたけど、いつものアシンメトリーらしい内容と登場人物でとても楽しかった。むしろ、けっこう小ネタもはさんでて笑えた。ゲストの人の必死ぷりにも、ププッて感じ(笑)

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

津田記念日

OFF OFFシアター(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

じわじわと心に浸透してくる作品!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!!
前作「EveryDay」に続いて、劇団2回目の観劇。
じわじわと心に浸透してくる作品であった。
このような状況になったら、自分ならどういう選択をするだろう?
と感情移入しながら観た。
ぜひ大切な人(夫婦、カップル、親子、親友)と観劇することをオススメしたい。上演時間105分。

ネタバレBOX

生と死の狭間の空間(喫茶店)が舞台。
ここは、生きている人と亡くなった人が会える場所。
生きている人が、亡くなった人に、どうしても伝えたいことがあると
この場所に現れることができる。そして会いたい人を死後の世界からこの場所へ呼ぶことができる。また、生きている人が亡くなりかけた時もこの場所に現れる。

<良かった点>
・脚本がとても良かった。感情移入しやすい設定。
老夫婦、若いカップル、親子の片方が亡くなっており、もう片方が会いに来る。また、親友同志が事故に会い、2人ともこの空間に現れる。
それぞれの人生の背景を描きながら、生きている人の今後の人生を暗示させる。自分が選択すれば、大切な人と死後の世界へ行くこともできる。
死を選択できるのだ。
果たして、自分なら誰に会いに行くのか、どういう選択をするのか・・・。
・登場人物にクロヤギを登場させる等、重いテーマでありながら、
コミカルに描いている側面もあり、好感。

<ちょっと残念だった点>
暗転がちょっと多かった印象。
生と死の狭間の空間に現れたり、消えたりする際、暗転する。
私は暗転は気にならないタイプであるが、それでも少し多く感じた。
友人2人が最初登場し、すぐ消える設定等は不要のように感じた。
ロロvol.6 『常夏』

ロロvol.6 『常夏』

ロロ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/10/25 (火) ~ 2011/11/05 (土)公演終了

満足度★★★

泡と荒野と
 演劇は、はかない。一生懸命つくっても、後にはなにも残らない。

 アニメやマンガ、小説、音楽、ドラマにCM、アイドルなどなど。物語ることを要求されるこれらのメディアの数々を、ひとまず大雑把に「フィクション」と呼ぶとして。ちかごろのそれは、寿命がものすごく短い。はかない。

 ロロは、これらのフィクションを、ひたむきに、演劇の中に閉じ込めようとしているみたい。どうしてそんなことをするのだろう。なぜ容れ物が演劇なのだろう。ロロを見たのは今度がはじめて。僕は、その表現方法のバランスの悪さに辟易しながら、一点突破の偏った熱量におどろきあきれながら、同時に、無駄にも見える、彼らの、フィクションに対する冷めた視線と必死さに打ちのめされた。

ネタバレBOX

 浴槽。それ以外にはなにもない異様なセットに、浴衣姿の女の子がひとり。「私は、風呂から生まれたフロ美。生まれて5秒で、恋に落ちた」と言う彼女の、「私の生まれるところ」から、舞台は、はじまる。

 何もないところに事件を見つけつづける探偵、「アリエル」を想いつづけるザリガニ、世界の破壊が使命の(肩が段ボール製のミサイルランチャーであることに悩む)怪人、それから、恋したりされたりには欠かせない女子たち。潔いくらいに現実を感じさせない、フィクションそのままなキャラたちの、「設定」と「恋」を出発点にした、無数の小さな場面が連なる。

 ひとつの場面は、次の場面がすぐそばで始まっても終わらない。前の場面の役者が、最後の動作を続けながら、残る。いくつもの動画が何重にも重なるPCディスプレイのように、パンツを脱がせ続けたり、パンツを脱がされ続けたり、なにかを探しつづけたり、客席に向かってピッチングし続けたり。残った役者は、同じ動きを繰り返しながら、ループし続ける動画のように舞台の一部に残り続ける。

 数えきれないくらいの場面は、最後まで、つながったり、ひとつの物語になったりしない。ばらばらの断片のまま。いつまでも終わらずに続きそう。と、突然(ほとんど唐突に)! 広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』が流れ出したと思ったら、それまでずっと片隅で舞台を傍観していた浴衣のフロ美が、舞台上に残った「場面」を掃除するザリガニに飛びついて「スキ!」と叫ぶ。たたみかけるように舞台の三方を囲むカーテンが落ちて、むき出しの、劇場の裏側があらわになって、物語を動かしていた電源のブレーカーが落ちるみたいに終了。

 つまりは、この舞台。ホントに「生まれて5秒で恋に落ちた」フロ美の、「生まれてから恋に落ちるまでの5秒間」なのだった。それ以上でもそれ以下でもない言葉のまんま。意味付けやら解釈やらを凛としてはねのけて、ただ「言葉そのもの」として、激しい熱量で、舞台の上に「もの」化されてしまった「MajiでKoiする5秒前」なのだった。

 すごい! と思った。なんでわざわざ!? とも思った。とにかく、打たれた。だってまさか「MajiでKoiする5秒前」というフレーズだけを取り出して、言葉のままに、2時間かけて演劇化する、そんな発想、思いもよらなかったから。

 90年代の終わり(広末の歌は97年)から2011年現在までのフィクションたちは、もはやかつてのように「時代」や「物語」を背負っていない。うたかたの世に現れては消えていく、無数の泡のような存在たちだ。そのほとんどは、人々の記憶のうえには残らずに、人類のアーカイブ然とふるまうインターネット空間にのみ、ひっそりと、情報として、いつまでも残り続ける、それだけのもの。

 ロロの『常夏』は、そんなフィクションのはかなさを冷めた目で見つめながら、ものすごいエネルギーを消費して、わざわざはかない「演劇」という容れ物にぎゅっと濃縮した舞台。そして必死に「ただそれだけ」の舞台であろうとしているかのよう。それはつまり、それ以上のものとして、誰かの語るイデオローグライクな物語に回収されることを拒む、そんな若い潔癖さを持ち続けていることでもあるだろう。フィクションを舞台のうえでそのものとして見せる手法は強引だし、演出も雑。物語、意味付け、解釈。観客の楽しみをいくつも奪っているわけだから、もうちょっと丁寧に、表現手法で楽しませてほしいと、僕は思ってしまうけど、それでもロロは、溢れる若さを武器にして、今のまま、荒野をひたすら行くようなストイックさを持ち続けるのか。それとも……。
LABO×EXPO season2

LABO×EXPO season2

熱帯

森下スタジオ(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

いい企画です。
ベテラン俳優が新たな役柄に挑戦することはとても素敵なことです。
キャストの皆さんが楽しんでやっていることにも感動しました。
良企画です。

駄々の塊です

駄々の塊です

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高に刺激的!
舞台美術にしびれました。
その他もとても刺激的でした。私的には今年観た作品のベスト5には入る作品です。
みんなに観てもらいたいですね。

ハズバンズ&ワイブズ

ハズバンズ&ワイブズ

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

いまできることとは?
とある都内のマンションに住む隣人たちの3.11。
等身大な登場人物で、現在を生きることへのメッセージが発せられるカンパニーの意欲作。
主宰鈴木聡の笑いを塗した台詞のセンスが好き。
三鴨と福本の夫婦が愛おしい。
登場人物が多くて、ゴチャゴチャ感は、ある。

東京ミルクホールの快傑ハリマオ〜双頭の虎DX〜

東京ミルクホールの快傑ハリマオ〜双頭の虎DX〜

劇団東京ミルクホール

SPACE107(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

皆さん個性的!!
個人芸が光り、ぶつかり合うお芝居でした。

ネタバレBOX

始まってすぐ気づいたこと、あっおかまっぽい人が出てきた、あっ男性だけのお芝居だ、で少しがっかり。しかも、役者いじりというか大喜利的なコーナー、客いじり的コーナーもあって、正直そんなのはあまり好きではなく、ああこりゃ何時に終わるか分からないなとげんなりしてしまいました。

しかし、ラストのいったん死んだことにして日本軍と縁を切って正義の味方として生きていくハリマオの姿を見て、意外と起承転結の結がしっかりしていたなと思いました。ハリマオに抱く僕らのイメージはこんな感じですよね。

イギリス人役のコースケ・ハラスメントさんの芸達者振りが光っていました。子役さんもインパクトあって良かったです。
49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

人生は
普通に生きてなんぼですね。

ネタバレBOX

三すくみになった生きている当人と、別に殺そうとするわけではありませんが死神的存在のムシ(虫の知らせ係)の話。ムシはアドバイスするというか、希望を叶えるというか、結構当人によりも周囲に影響を与えていました。生きているときは普通ってあまり好きな言葉ではありませんが、いいことも嫌なこともある普通がいいって死んでから分かることもありますね。

第一のエピソード、第二のエピソードときて、第三の組み合わせが分かってしまったところは少し残念でした。それはそうとして、他人の人生に関わった三人ですから、この三すくみは一巡しましたが、この経験を生かして次の人生はどう展開していくのでしょうか。それとも人間は精神的には大して進歩しないのでしょうか。

そういう意味では、最初のムシは女子高生までしか経験していませんでしたが、最後の女子高生は自殺を思い留まったように見えました。本当にそうなのか、結局は自殺してムシになったのではないか。単なる三すくみなのか、螺旋状的発展的三すくみなのか気になります。

作・演出の保坂萌さんが、細くて萌えーの格好のときは萌ました。

田畑1号・2号って失礼な話ですけど、ドコナンの信原久美子さんご活躍で何より、塚田まい子さんもご活躍で何よりでした。

ところで、冒頭のシーンで契約書を結ぶときに役務という言葉が出てきたと思いますが、役務は「やくむ」ではなく、「えきむ」と読む方がいいと思いました。
ごんべい 江戸版/平成版

ごんべい 江戸版/平成版

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/14 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

江戸版
ありがちな・・が満開で、客演さんがもったいないの印象。。たぬき故”淡々”と見させて戴きました。・・たぬきは「ポ~~ン」ではなくて、台詞的にも(リズム的にも)、やっぱ「ポンポコ・ポ~ン」で、がしょ!? -以上-

愛情爆心地はボクのココ

愛情爆心地はボクのココ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★

拝観切欠 爆心地は”桐村さん”
開演直後、舞台のあちこちで役者さん達がバラバラに演技をし始め、どこをどう観て良いのやら。キョロ目になり、大変な空間に来てしまった!・・オープニングの騒ぎが収まって、本編に入って少し落ち着き、ホットしたのも束の間・・。ありえ無い舞台設営といい、テンポもストーリー、キャラ設定も奇抜で、良い意味で“大人っぽさ(常識?)”の入り込む余地を許さない程のパワーを感じました。
“片桐さん”短パンが大きいのか?華奢~!最初は、ハイテンションに合わせてましたが、後半は「箱庭さん」っぽく、お姉さんらしい落着きのある台詞回しで・・“ぬいぐるみ班”になりきらなきゃ~ダメじゃん。“笑笑さん”もホームではgoodで、“トープレ”でお見かけした“八幡さん”の蹴りは半端無く、エグかった・・しかし乍、後ろ向き正座でお弁当を食べるシーンに、もう一工夫が欲しかったかな(もったいない)、蹴られた“神戸さん”のリアクション・アドリブは流石!・・、結果、<爆心地>はイラストの“桐村さん”(always do good job!)って事で。。
ところで、終演後、“二重まぶたの三太さん”と“異国人さん”とのトーク?があり、三太さんって、<女子?>エッ~!ぶったまげた!!
その後、知人から“三太さん”は男だよ(まさか異国人さん?)、って聞いて未だに混乱してます?見事に、してやられたのかも?・・はて?一緒に住んでいる“○○さん”は<ルームシェアー>なのか<同棲>なのか?・・“爆心地!”どっちゃでもエエか・・。
<ハナミズキさんのコメント>
変わった芝居で、まあまあの面白さでした。☆2

五反田の夜

五反田の夜

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

色々な"間"の取り方が素晴らしい。
劇団員派生的、でもこれぞthe五反田団テイストな作品。当日キャンセル待ちにもめげずに是非とも最後1ステに足を運ぶべし。81分。

ネタバレBOX

作品として世の中にチクリと刺すような視点を持ちつつも、不意を突いたり、はにかんだり、そして直球にと様々な笑いが全編にちりばめられている。

タイトルにも書いた計算したわけでもない"間"の見せ方もすごいのだが、言葉のチョイスも絶妙で、かっちりとした脚本がなくとも劇団員が集まるとここまで意志疎通され、完成された作品をチームとしてくれるのだと改めて敬服する。

この作品が2000円というお求めやすいお値段にもかかわらず、5ステで700人程度の人しか観られないのは観劇界(←そんなのあるのか?)としてあまりに大きな損失と言わざるを得ない(^_^;)。制作さんには舞台を極限まで狭くさせるぐらい桟敷を出してもらうくらいの覚悟の受入れ体制で観たいと思って来てくれた観客に作品を提供してもらいたい。

それにしても山田の急病による降板は残念至極。彼のファンとしては肉祭りのブースの片隅にでも佇んでいてほしかった^^;;

他役者としては女優陣のポジショニングがさすが。宮部純子さんの美人度と、西田麻耶さんの超おばちゃん具合、後藤飛鳥さんのしれっとした態度に中川幸子さんの巻込まれ加減の噛み合わない噛み合い方は見事です。男優陣の怪演はいうまでもないですが。



会場に向かうときに、新宿駅南口構内の成城石井でジャムを買うつもりだったのに時間がなくて寄れなかったのだが、さすがにこの芝居を観た後の帰り道では寄る気が起きなかった・・・
LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★

お芝居Love Aチーム観劇!
お芝居大好きサラリーマンの熱い想いのこもったプロデュース公演!

今回で3回目の厳選8劇団の短編の合同公演!

4劇団もあれば好みではない劇団もありますが

普段観れない劇団を観るのも合同公演の楽しみ方かも知れませんね♪

まぁなんと言ってもプロデューサーのお芝居Loveをヒシヒシと感じます!

ホントお芝居の愉しさ満喫できるイベントでした(=´∀`)人(´∀`=)

ネタバレBOX

まずはMC役の福地さん(バンタムクラスステージ)と
稲野さん(キャラメルボックス)の軽妙なトークで盛り上げます‼
AチームはMayさん以外は初見の劇団ばかりです

最初の劇団は学生の劇団の
①匿名劇壇『救世主』
台本を書いてる人と表現する人の話
なんとなく分かるよな分からない様な
不思議な話でした(^_^;)
学生とは思えない作品ですね!
はしご前に観た甲南一座といい学生の劇団もなかなか見応えあるお芝居!
これから他の学生の劇団も要チェック!

続いての作品は
②月曜劇団『月曜劇団の会議は踊る』
なかなかのバカバカしさですね!
皆さん弾けていて貫禄の演技にやる事全部ウケていた様な感じですね♪
本公演も面白そうな劇団!

休憩明けにDACT party+のダンス
劇団員中心のダンスユニット!
ダンスがキレキレで素晴らしく
これだけで全国回れるぐらいのクオリティを観たのは初めてなので感動!
エンターテイメントな舞台に華やかな花を添えました♪

ダンスの後の後半お芝居は⁈
③伏兵コード『常吠ゆ』
公演の感想など観ていてなんとなく
お芝居の雰囲気は感じていたので
私の中ではこういう合同公演でしか観ない劇団です♪
兄と妹の気持ちの葛藤を描いてる思っていたより重たかったお芝居でした…(^_^;)
このテイストをずっと拘っている劇団ある意味個性的なのかも知れません

ラストは本公演でいつも驚かされている劇団
④May『将棋王』
金さんの皮肉まじりの前説は絶妙でしたね♪
お芝居はマダン劇の特徴である観客と一緒に愉しむと言う事で
観客から多くの犠牲者が出ていました(^_^;)
楽器や歌も交えてお祭り的なお芝居で
かなり盛り上がりました♪♪
この劇団がラストで正解でしたね♪

ダブリンの鐘つきカビ人間

ダブリンの鐘つきカビ人間

甲南大学文化会演劇部 甲南一座

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/11/19 (土) ~ 2011/12/03 (土)公演終了

満足度★★★

初めての学生劇団観劇!
大学生の劇団は初めての観劇です!

それも好きな劇場の一心寺シアターで!

演じる役者さんたちは必死に演じている熱さが伝わってきました!

ぎこちない部分もありましたがまたそれが新鮮にも見えます♪

ストーリーはなかなかの切ない話でいいんです!

だから全体の構成がちゃんと繋がって見えれば

かなりの秀作になりそうな話だけに…惜しい(^_^;)



ネタバレBOX

ストーリーは見知らぬ街に迷い込んだ二人のカップルが
そこで助けて貰ったその街の市長から
伝説の剣について昔の話を聞くそれは夢の話⁉
その街には奇病にかかった住人たちとカビ人間…説明が難しい…(^_^;)

演じる役者さんたちは必死に演じている熱さが伝わってきました!
ぎこちない部分もありましたがまたそれが新鮮にも見えます♪

前半は少し話の接点が見えなくて
誰が主役⁉カビ人間⁉
夢の中にカップルが登場して旅をする⁈など
なかなか繋がりませんでした…

後半になってカビ人間が中心に展開される辺りから内容が見えてきた(^^)
そこから話にも集中できました♪

ストーリーはなかなかの切ない話でいいんです!
だから全体の構成がちゃんと繋がって見えればかなりの秀作になりそうな話だけに…惜しい(^_^;)

それとカビ人間の哀愁や
カビ人間に対する回りの人の憎悪
ラストのカビ人間を好きになった女の叫びなど感情がもっと強く表現されていれば
カビ人間の哀しさが伝わり感情移入してもっと感動したと思います!

色々と感じた思いを書きましたが
脚本がいいだけに凄くいい作品に化ける予感を感じます!
見応えはあるお芝居で楽しめました♪

PS.ひとつ残念なのは折角の一心寺シアターの公演!
なかなかその舞台に立てる劇団も限られてます。
表現者であれば1人でも多くの人に観てもらいたいと言う熱い想いを
もっと多くの人に伝えてほしかったなぁ…
今ではTwitterなど告知方法は色々あるのですから…
折角の大舞台だけに…

劇場では劇団のスタッフさんは凄く丁寧に対応して頂きました♪
駄々の塊です

駄々の塊です

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★

絡み合い紡ぎ合う
悪漢小説ならぬ悪漢芝居と言った感じもあり、ちょっぴりSFチック感じもあるマルチストーリーが組んず解れつでワクワクさせられ、ラストも公演中なので書けませんが、とてもイイ感じでした。
悪い芝居さんは初見でしたが、良いお芝居を観させてもらいました。

冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★

良くも悪くも若々しい
シェイクスピアの戯曲を原文から翻訳するところから始め、キャスト・スタッフ・制作に至るまでのほとんど全てを学生達だけで行った公演で、所々に現代的なネタを盛り込んではいましたが基本的は原作に忠実に作られていて、休憩無しの2時間半という長時間を保たせる集中力が感じられました。

後半の喜劇的な雰囲気になってからは若々しさを活かしてエネルギッシュな表現が楽しかったのですが、前半の悲劇的な部分は台詞が表面的に聞こえ、あまり引き込まれませんでした。上演時間を短縮する為か、台詞のスピードが早く、台詞と台詞の間の空け方も不十分で、あまり感情が伝わって来ませんでした。
アンサンブルの使い方が良くて、ある時は不気味に、ある時には神秘的にと舞台の雰囲気を方向付けていました。

音楽はヴァイオリンとフルートとパーカッションの生演奏で、中世的な雰囲気がありました。録音のピアノの音楽はミスマッチに感じました。
コスチュームプレイ物だと安っぽくなりがちな衣装もしっかり作ってあって良かったです。

常設のサークルなどではなく、学部・学年を超えた学生の自主企画として、ここまでの規模の公演を実行することはとても素晴らしいと思いますが、そういうことを抜きに純粋に舞台上で表現されていることだけで判断すると、まだまだ良くなる余地がたくさんあると思いました。
終演後、出演者全員でのお見送りが清々しくて気持ち良かったです。

チェスト寺田屋

チェスト寺田屋

風雲かぼちゃの馬車

東演パラータ(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題195
東演パラータは2回目、手元のリスト+半券(チケットぴあ)をみると前回は1986/7/27月蝕歌劇団「帝國人形病院」。作・演出/高取英、音楽/J・A・シーザー。なんとなく雰囲気は覚えているのですが、どこの道を行ったのか忘れてしまいました。今日は下北沢から雨の中を歩きました。15:00受付、15:30開場、16:02開演。会場前のテント内で受付、あと30分どうしようかと思ったところ、目の前に「邪宗門」があったのでここでコーヒー。実は、ここの前に恵比寿に行っていて、次が駒込20:00。時間が空いてしまったので、探していたところ、ここが16:00からだったので夜中の2時過ぎにメールで予約のお願い。ですので予習なしのぶっつけ本番。

ネタバレBOX

舞台が少し高めに設置してあったので2列目に座ります。ここでも階段にして3段目、前の人が全然気にならない段差。座って舞台をみると3階建になってますね。ちょうど腰と胸の間くらいの高さでしょうか。こういった舞台の場合、今までは、上は上だけ、下は下だけのように少し距離感を感じてしまうことが多く、あまり楽しめませんでした。

開演の少し前、とんでもなく元気な男どもが舞台いっぱいに登場、おおーっ、前説ですか。歌うし、ラインダンスだし、振り付けフリフリ、マイクを持っている人、(マイク代わりの)ペットボトルで歌う人、客席まで乱入。嵐のような前説でした。

とにかく動きがいい。役者さんたちすぐに汗だく。殺陣、照明、効果音、音楽これらがドドーン、ザッパーンと打ち寄せてきます。こっちはお芝居の中でずぶ濡れ、そうでなきゃね。大袈裟な立ち回り(スカッと気持ちいい!)、3階→2階→1階と縦の動きもすばやく、乱闘シーンもきちんと計算されているんですね。たまーに、音がつかなかったシーンがあったようにも思いますが、アツイ(時代を拓く)セリフ、最後まで落ちないスピード、3階からの階段落ち。

黄色い手ぬぐいと刀、よりそう二人。遂げられなかった想い。

時間いっぱい楽しませていただきました。ありがとうございました。

道標

道標

劇団Tempa

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2011/11/19 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

ありがとうございます!
初めて見ました!!!!…本当に感動しました!!最初は本当に意味が分からなくて…これはどういったものになるんだ?????と頭にはてなを浮かべながら見ていました。

しかし、最後にすべてがリンクして、終わったあと、やられた!と思いました。隣で見ていた母はかなりの号泣ぶりでした!帰りながら母と今回のテーマ?内容について、あれはああだったと語りました(笑)

母はまた次も絶対見たいといっていました!私も同じです!また必ず
見に行きます!
いつかは参加したいなとも思いました!
個人的には秘書さんが好きでした!

ありがとうございました!!!!!

天守物語

天守物語

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

現代から魔界の世界へ
「優美」という言葉が思い浮かぶような舞台だった。立体の舞台セットが見栄えがあって面白かった。
着物デザインが素敵、江波さんの女の貫禄の凄い事。
和装なのにキレがあり、四肢の柔らかさが見える女性ならではの踊り方は感心し、坂元さんの動き方は見ていてホレボレする。
やっぱり扇子は指突っ込んで廻したくなるよねw。

メイクと殺陣が歌舞伎ぽかった。御神楽風?の邦楽も耳に馴染んで聞き易かった。
篠井さんはもちろん良いけど、平岡さんの今作にあった美青年ぷりと奥村さんの憎たらしいくらいのツンとした澄まし顔の姫君も印象に残った。

ネタバレBOX

冒頭が現代人の篠井、平岡、小林氏だったけど、意識を失っている篠井さん=富姫を、平岡氏=図書之助が抱き起こし、それを見届けている小林氏=桃六という構図でエンディングに繋がっていたのが面白かった。
冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

また観たい!
初見でしたが、どうせ学生的な悪乗りが多くあるのかなーという気持ちで観に行きました。


が、始まって数分でこれは違うなっていうのに気づかされました。

学生でもここまで出来るんだなってびっくりしたのが率直な感想です。
物語を通して喜怒哀楽部分もうまく表現されており良い作品だと思いました。

他の方も言ってますが、確かに台詞が早いなって一部感じたのは確かですが時間が経つにつれてそれも緊迫感というか雰囲気を出すためにあえてとそうしてるのかなとも思えました。

個人的には席的にアンサンブルの方々がよく目に入る位置で時々見つめつつリズミカルに、またシーンを盛り上げるためにも良い音楽を奏でており良かったと思います。

気に入ったシーンは色々あるんですが、羊がメエメエやっているところは表現的にも個々の表情的にも大好きです。
それから、最後のシーンはとても良かったです。

良くなかった場面も書こうと思いましたが、素人目線ではこれといって気になるところはなかったと思います。

運営の方々も入り口やチケット売り場、ホール手前やホール内でも笑顔で対応していたのには癒されました!


まあそんなこんなで、どしゃぶりの雨のでしたが行ってよかったと思ってます。

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