天守物語 公演情報 新国立劇場「天守物語」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    現代から魔界の世界へ
    「優美」という言葉が思い浮かぶような舞台だった。立体の舞台セットが見栄えがあって面白かった。
    着物デザインが素敵、江波さんの女の貫禄の凄い事。
    和装なのにキレがあり、四肢の柔らかさが見える女性ならではの踊り方は感心し、坂元さんの動き方は見ていてホレボレする。
    やっぱり扇子は指突っ込んで廻したくなるよねw。

    メイクと殺陣が歌舞伎ぽかった。御神楽風?の邦楽も耳に馴染んで聞き易かった。
    篠井さんはもちろん良いけど、平岡さんの今作にあった美青年ぷりと奥村さんの憎たらしいくらいのツンとした澄まし顔の姫君も印象に残った。

    ネタバレBOX

    冒頭が現代人の篠井、平岡、小林氏だったけど、意識を失っている篠井さん=富姫を、平岡氏=図書之助が抱き起こし、それを見届けている小林氏=桃六という構図でエンディングに繋がっていたのが面白かった。

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    2011/11/20 00:39

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