最新の観てきた!クチコミ一覧

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The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

遊戯ヱペチカトランデ

APOCシアター(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/12 (月)公演終了

超科学生命体ウギバZ

超科学生命体ウギバZ

劇想からまわりえっちゃん

ウイングフィールド(大阪府)

2011/12/10 (土) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぐあー
みなさんお疲れさまでしたー!!
美麗先生の授業受けたいー笑
タロウくんのセリフぐっときました!!
次回も楽しみにしてます。

ニュートンの青いリンゴ

ニュートンの青いリンゴ

タマコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

フルボッコ!
池亀ワールド全開。アイドルの楽屋裏で有りそうな愚痴、妬み。自分の位置は分かっているくせに足掻きしがみ付くあたり笑える。ショー的要素もあって結構楽しく観劇。

「桜の園~アントン・チェーホフ~」

「桜の園~アントン・チェーホフ~」

カブ)牛乳や

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/13 (火)公演終了

無題222
19:30の回、18:45着、受付(整理券あり)、19:00開場。受付は吉水さん=「LDK」「副都心線〜」、他のお芝居のとき受付でお見かけしたことがあります。帰りにちょっと声をかけさせていただく。
さてさて、チェーホフ、「かもめ」に続いて2作目。お芝居をみるに当たって、①有名な劇場(指定席)②著名な劇作家の作品、はみようという気にならないのです(チケットが高いからかな…)、こりっち的には「観たくない!」ですね。シェイクスピアはみないし、青◯劇場には行かないし(ちなみに、こけら落とし公演の「ドリーミング」や山口さんの「ジーザス」はみたのでした)。(註)円形劇場は行ってる。
チェーホフもこの範疇に入っているのですが、「かもめ」は場所に惹かれ、今夜は、吉水さんが制作ということだったので観劇。役者さんは所定の場所であるかのように椅子、クッションなどに座り、正面を見据える。終盤、ゆったりと踊る、不思議な世界だ。続く

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

安心感
はなし的には20数年目での初夜の設定と、それに対する長女のこだわり加減以外は安心かつ面白く観させてもらいました。
長男役の演技は特によかったです。ただ父親役の演技がもう少し自然に感じれたら!?と思いました。

流星ワゴン

流星ワゴン

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

キャラメルティスト
重松清の小説がしっかり丸ごと2時間の舞台に納まっていた。そしてその舞台は「再生」の物語で,しっかりキャラメルティストされていた。やはりさすがというべきである。ただ,自分としては残念なことが2つあった。1つは昔のキャラメルのクリスマスツアーのような感動をおぼえなかったこと。いや,もちろん感動の舞台でしたよ。でもね,もっともっと感動できたんだよな,昔は。もう1つは,最後の西川浩幸の挨拶,芝居中は気にはならなかったんだけど,やっぱり病気の影響があるのかなぁ。西川さん,身体大切にしてね。多分,来年も観に行きます。そのときには思いっきりしゃべる西川さんに会えることを期待しています。

溶けるカフカ

溶けるカフカ

カトリ企画UR

日本基督教団 巣鴨教会(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/10 (土)公演終了

満足度★★

空気感と俳優陣が素晴らしい
少し古びた教会の礼拝堂。始まるまでのピアノ演奏で12月の気分が高まる。イエス様(十字架)に対して、どのような向きで舞台を作るのだろうかと何となく気になっていたら、十字架に向かって左半分が右側向きの客席、そして右半分が舞台として使われていた。なるほど、これなら失礼にはならない。
他の方の「観てきた」を読んでいたので、難解だろうという覚悟はあった。難解は難解なのだが私の場合は、俳優陣の演技や動きが素晴らしすぎるため、目で追うのに必死でセリフが頭に入って来なかった。

ネタバレBOX

最後のセリフが膝を打つ「・・・何の話しているんでしたっけ?」
abc★赤坂ボーイズキャバレー Spin Off ~2回裏!~―喝!&勝つ!―

abc★赤坂ボーイズキャバレー Spin Off ~2回裏!~―喝!&勝つ!―

K Dash Stage

博品館劇場(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

表とはまた違う面白さでした。
堤泰之さんの脚本は本当に面白いですね。
音響って!そうそう!いるいるー!といったようなところも面白いのですが、表とはまた一味違うドラマ性があって大変楽しめました。
今回の利根川渡の葛藤が、表の台詞にもリアリティをもたせて「好きだから芝居をつづけたい」という彼の意志に力を与えたように思います。
架空の人物、架空の劇団とは思えないリアリティ。
天空旅団という劇団は、もはや架空ではなくてどこかで何かを上演しているという気がしてなりません。
自分がやりたいことをやっているんだと主張する利根川渡ファンタジーにはどっぷりハマりました。

江戸の青空 弐~惚れた晴れたの八百八町~

江戸の青空 弐~惚れた晴れたの八百八町~

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

役者でみせる芝居
お話自体は目新しいものもなく、元の落語を実は知らないのだけれど、だいたいもとの通りなんだろうと思わせる。

出演者たちの芸達者ぷりで楽しませる。
コンビネーションも良かった。

ご来場ありがとうございました!!『増殖島のスキャンダル』

ご来場ありがとうございました!!『増殖島のスキャンダル』

舞台芸術集団 地下空港

ギャラリーSite(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

スタイリッシュな寓話
ホラー的な要素もあるちょっと毒のある寓話的な物語を、真っ白なギャラリー空間を上手く使ったスタイリッシュな演出で見せ、作品の一部分として巻き込まれる感じが楽しかったです。

ある島へのツアーに行った人たちが経験した不思議な出来事の報告を聞くという体裁で、物語を通して核技術と人類との関係を比喩的に描いていました。観客はツアーの客という設定で空間全体に席が配置してあり、その間や壁際で演技が行われ、迫力がありました。

全員が身に付ける真っ黒な衣装のそれぞれに凝ったディテールが施してあって、とてもセンスが良いと思いました。小物は全て針金細工で手作り感が溢れていて可愛かったです。音楽はチェロと歌のみでしたが、効果的に使われていました。
世界初とうたっていたキネクトを使用した映像表現は、Max/MSP/Jitter等のプログラミング環境を用いて既に行われている様な内容だったので、新鮮味は感じませんでしたが、効果的に使われていました。

役者は基本的に声を張って喋っていましたが、残響のせいで聞き取りにくかったです。それほど広くもない会場で普通の声量でも十分に聞こえるので、もう少し声の大きさを抑えた方が良いと思いました。

トラベルモード

トラベルモード

*pnish*

サンシャイン劇場(東京都)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

た、た、楽しい!
パニッシュの舞台は縁あって何度か観ているが今回は特に面白かった!
演出は毛利亘宏(少年社中)だったからキャストらへの小細工が効いていて笑いにパンチがあった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

17世紀初頭、フランス北部の港町に建つホテルに三銃士がお忍び旅行にやってきた。
ルイ13世直属の銃士隊の中でも剣豪として有名なアトス、ポルトス、アラミス。有名人がご宿泊!!とあって支配人やベルボーイは大喜び。大層なおもてなしで大歓迎を受けるが、宿泊している事をおおっぴらにされたくない3人は戸惑い気味。それもそのはず。実はこの三銃士、真っ赤なニセ者だったのだ。

彼らは支配人に「自分達はフランスの任務でここにお忍びでやってきている。だから我々の事は他言無用だ。」と釘を刺すも、おしゃべりの支配人は、街中に触れ回ってしまう。そして三銃士の宿泊にあやかって上手くするとホテルの宣伝にもなるという売名行為も加味して、町で三銃士祭りをするという企画まで立ち上げてしまった。

弱る偽三銃士。そしてそんなパニックの中、フランスの敵であるリシュルの使者がホテルにやってくる。そこに使者を追って銃士隊に憧れるダルタニャンもやってくる。どちらも本物の三銃士を知ってる連中だ。偽三銃士は大慌てで、自分達の身の上がバレないように画策するも、エディー(偽三銃士)はかつて三銃士に憧れてダルタニャンと共に銃士隊を目指した仲だった。

これらの出来事が三重にも四重にも加わり、偽三銃士は自分達のついた嘘がばれないように嘘の上塗りをして、にっちもさっちもいかなくなる。結局薬局、大きな悪さはできない偽三銃士はルイ13世を守る為に、ダルタニャンと共に本当の三銃士のようにリシュルの悪巧みを止めようとする。

「1人は皆の為に、皆は1人の為に」の言葉を掲げながら、戦わずして英雄になれたのは、ルイ13世を暗殺してイギリスと手を組むというバッキンガム公に宛てた密書と偽三銃士がベルボーイを三銃士にするという紹介状を間違えた為だったというオチ。笑

果たして彼らは真の英雄になる事が出来たのだが、ここまでに到着する経過のコメディがまったくもって面白いのだ。偽三銃士の三馬鹿トリオっぷりも可笑しいし、キャストらが放つ仕草もいちいち可笑しい。ひじょうに楽しく解りやすい舞台だった。何でも器用にこなすパニッシュの鮮やかな舞台。お勧め。次回も観たい!
「さらば冬の殺し屋」

「さらば冬の殺し屋」

enji

OFF OFFシアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★

復讐
序盤、妄想とサスペンスの入り混じったコメディな描写だったが、終盤にかけての復讐劇はこれから起こり得る幸喜の未来を暗示しているようで怖かった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

物語は田舎の駅長室での出来事。幸喜は10年前に3人を殺してしまった過去があった。現在の幸喜は、過去の幸喜を知った上で、結婚3日目を迎えた妻・幸恵と一緒に今は亡き3人のお墓参りにここに訪れたのであった。幸喜は無感情で無表情だった為、感情の表現の仕方が解らず、妻が倒れて雪に埋もれ仮死状態になっても、どうしたらいいのか解らなかった。これは元々の幸喜の性格なのか、あるいは、殺人を犯して罪を背負ったあの時から感情が凍ってしまったのか、はっきりしなかった。

それでもあの時、全てにムカついたから3人を殺してしまったのははっきり覚えている。

一方で殺し屋ジャムは、ある時は駅長に、ある時はキャッツアイに、ある時は雪ん子に、ある時は工事現場のおっさんに変化しながら戸塚に殺しの指示を出すが、元来、苛められっこで気が弱い戸塚は殺しを実行できなかった。後半になって戸塚の行動は戸塚の妄想の中にある殺し屋ジャムを使って鬱憤を晴らしていたことが理解できる。

そして戸塚と同じように頭の中に殺し屋を飼っていた幸喜は10年前に本当に実行してしまったというわけだ。するとこういった妄想癖から幸喜と戸塚は似ているのだと思う。被害者の遺族は駅舎で幸喜を見つけると殺してやりたいほどだったがそれは出来ない。それで彼らはそれぞれに幸喜を詰ったり指先を傷つけたりしながら、自分自身を納得させることしか方法がなかった。

しかし、物語が進むうちに幸喜の妻である幸恵は10年前に幸喜に殺された小さな男の子の母親だったことが明らかにされる。しかしこれを幸喜は知らない。幸恵の復讐は、幸喜の感情を復活させて喜怒哀楽を感じられるように仕向け、とことん幸恵を好きにさせて、幸恵がいなくては生きていけない程、溺れさせてから、幸喜を捨ててやることだった。

田舎の駅長室で起こる、渦巻く闇と屈折した人間関係を描写した物語。

殺し屋ジャム(神春菜)と戸塚(豊田高史)の掛け合いがバリ、アニメチックコメディだった。あまりにもコミカルさが押し出されてしまった為、ミステリアスな雰囲気が削がれてしまったように思えた。終盤になってサスペンス性が強くなるも、それまではずっとコメディ一直線で突っ走っていた。だから全体的にまとまりがなかったように感じられた。うなじの痛みの部分がワタクシにはちょっと違和感があった。ズラはベタすぎて笑えず。苦笑!
IN/GO

IN/GO

EgofiLter

シアター711(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

カクレキリシタン
実は恥ずかしながらカクレキリシタンをよく知らない。カクレとは今の今までキリスト教だと信じてきたワタクシはカクレと呼ばれるカクレキリシタンがブードゥ教のようなキリスト教と土着の信仰が融合したものだと始めて知る。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


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長崎県南松浦郡。上五島の中心である中通島にほど近い孤島、柄島。漁業を営むわずか2世帯14名が居住する島の一角、下窄孝子の家が舞台。劇中のセリフから苗字に下という字がつくとカクレであるとのこと。出来たらこういったカクレについてもっと詳しく描写してほしかった。

孝子の葬儀に離れて暮らしていた3人の娘たちと近所の住民、シスターが集まってくる。孝子はカクレであったが、ある理由から26年前に家を捨てて失踪していた。孝子の3人の娘たちは隣家によって育てられていたが10年前に孝子が戻ってきた時を最後に娘たちは家を出て暮らしていたのだった。

孝子の葬式で集まった娘たちは賑やかな葬式の場でふと自分たちの過去の話題になった時、つばきという4人目の妹が居たことを思い出す。それは26年前、つばきを抱いた長女が階段を滑ってつばきを落としてしまい、これが起因でつばきは死んでしまったのだ。3人の娘たちはつばきを隠してしまえば、なかったことに出来るんじゃないか、という幼子の咄嗟の考えから、長女と秀晴(孝子の弟)の二人でつばきを貯水槽の中に沈めてしまったのだ。

この記憶をすっかり忘れていた京子と八重に陽子が過去の出来事を説明する。「母さんが失踪したのは私たちのせいじゃない。二人とも覚えてないの?じゃあ、ずっと苦しんでいたのは私だけ?!」と。

一方で10年前に孝子が帰ってきてから秀晴は自宅の家の水道に仕掛けをして赤い水が出るようにする。これは失踪した孝子に対して、振り回される周りの人を考えたことがあるのか、水道から血の涙を出して姉さんを反省させる。という秀晴の鬱積した行為だった。

家族を軸に偏狭的な人々は島という、独特の閉ざされた環境で皆で抱えた罪を黙してけっして外に漏らさないことで、柄島独自の治安を守ってきたのだ。一つの事柄に対して秘密を持つということは集団の結束を固め易い。

この物語に登場する佳代子という女がつばきの霊のように振る舞う。母親が神経症になってナンドガミを祀っていた、ナンドガミのようにも振舞う。
この物語はカクレを信仰し続けた女とその家族の物語である。カクレをもっと勉強していたらまた違った見方も出来たと思う。それが残念でならない。終盤、徳雄が歌うカクレの歌が神々しかった。

また序盤に撒いた伏線を終盤にかけてきっちり回収されていたものの、それまでの謎あかしがあまりにも長く思えた。そしてシスターの存在とカクレの関係性もイマイチ良く解らなかった。次回もこの劇団は観たいと思う。本が素晴らしい。。
鳥ト踊る

鳥ト踊る

はえぎわ presents 真夜中

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

アートな女
なんすか、この面白さは。笑
幕が開けると一人の女(男優)が頭上1メートル上の高さに吊るした扇風機の羽に髪の毛が絡まり身動きがとれなかった。
もう、この情景を観た途端、プッ!!と噴出してしまい可笑しくなってしまったワタクシ。笑

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

そしてみたからにその光景は完璧なアートとしてそこに存在し、女の髪は天を目指して竜巻のように扇風機の羽にくっついてる。こんな見せ方はノゾエの感覚の素晴らしさで、これだけでワタクシがノゾエの作品にぞっこんなのが解るというものだ。

こうして、ひょんなことから身動きのとれなくなった女に遭遇した男は、たぶん、一目で彼女を気に入ってしまったのだろうと推測する。なぜって、女はとても可愛いのだ。そして女のワタクシが見ても表情やら仕草がやけに色っぽくてキュートなのだ。こうして男は手が不自由だと女に嘘をついてまで、彼女の髪を扇風機の羽から解きたくないようだった。

男は作家だといいながら、本のネタを女と一緒に考え、相変わらず、女の髪を解こうとしない。そして女も携帯電話があるのに警察にも連絡せずに先輩にどーでもいいような電話をかける。笑
とにかく男と女の会話がシュールで不思議で必死で滑稽なのだ。やがて男は毎日少しずつ女の元に数時間、髪を解きにやってくる。男の企みは、こうして誰にも女を渡さず女の髪を毎日少しずつ解く日々を送りながら女の感情が自分に向くことを期待して通い詰めるのだ。笑

要は宝引きと同じで、そうあっさりと手(髪)を放してしまわないほうがよろしいようだ。じっくり粘ったらハズレが当たりに変わることもあるように、律儀に逢瀬を重ねて口説けば、女もだんだんとほだされていつの間にか一番心を許す相手になっていたという話をよく耳にする。

だから男はせっせと通いつめ、女の人の身体は衰弱していくが、そうした日々を送っているうちに男と女は同じ感情が芽生え、身体が近寄る数時間を楽しむ二人になっていった。そして、チューをする二人。「また明日。」・・・男はこういって女の元を去るが、もし男が不慮の事故で死んでしまったら、女はくる日もくる日も男を待ち続けるのだろうか。

そんな愛おしい物語にも、やがて最後はやってくる。男は案の定、不慮の事故で死んでしまうのだ。しかし、男はここを出る前に髪を切るハサミを置いていったのだ。

ワタクシが観たのはA「男」:男優×「女」:男優バージョン。
大人の童話さながら、美しい夢物語でファンタジーだ。このまま、童話になりそうな繊細で楽しい本だ。男と女の感情の機微を絶妙に描写したこの本は、好きな女を自分の手元に置いておきたい男の心理を表現した「コレクター」でもあった。

惜しむらくはキャストが噛んで聞き取れないセリフがあったこと。しかし全体的に好みだった作品だから許せる範囲。
超科学生命体ウギバZ

超科学生命体ウギバZ

劇想からまわりえっちゃん

ウイングフィールド(大阪府)

2011/12/10 (土) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

大人ってなんだ
モヤモヤしたんだー。悩んだんだ。戦ったおとなになった

The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

遊戯ヱペチカトランデ

APOCシアター(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★

その意気込みを買う!
自分たちの世界を創り出そうという意気込みを感じる若々しい舞台。少女漫画的な世界ではあるが、十代の少女たちの愚かさと傲慢さ、そして子供っぽい残酷さは十分に伝わってきた。途中で「舞台上の世界」、「現実の過去」と「現実の現在」がごちゃついてわかりにくくなったのが残念。コーラス部分はよく練習していて言葉もよくわかるのに、独唱が弱い、言葉も聞き取りにくい。「姉妹」という言葉は通常複数の姉と妹を指すので、その言葉の連発も話を判りにくくした。一人なら姉か妹である。

Oi-SCALE企画公演オムニバスof Oi Oi vol 3

Oi-SCALE企画公演オムニバスof Oi Oi vol 3

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2011/11/30 (水) ~ 2011/12/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

ひきこまれ
Bプログラムを観ました。
童話が生まれた がよかった。
今まで観てきたどのお芝居よりも、心のなかに入ってきました。
ノスタルジックで、何だかいつか、どこかでみたことのある光景。
言葉、音、ひかり、夢の中みたい。白昼夢。
感覚的です。
役者さんのお芝居のスタイルもよかった。

好き嫌い別れる作品だと思います。

『タンバリン・スナイパー』

『タンバリン・スナイパー』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ワーサルシアター(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鈴木雄太,どんどん良くなっている!
8割世界,ここ数公演観ているわけですが,演出 鈴木雄太氏はこの頃,専門学校講師(演出)を務めたりかなり多忙な様子。そんな周辺がどういう風に作品に影響するか?と思って行きましたが....作品の質が一層上がってた!って感じました。いっときに関わる公演数が増えたことにより,手腕になおなお磨きが掛かった!そんな風に感じました。キャストもリラックスして,バッチリついていっているっというか,良い感じ。とても楽しい2時間になりました。いやー,観れて良かった!

milk

milk

ウィルチンソン

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

無題221
19:30の回、受付:開演1時間前…ではなく、18:40、4階に上がると誰もいなくて扉は閉まっているのでした、少し待ってみるがなにもないので下へ、受付時間が延びたことを聞く、さらに整理券があることも…、で、引き返すと男性が一人、厳かに整理券を受け取る。遅れる事情は様々、でも、お知らせくらいはするでしょ(or ずっと立っていて欲しいな)、19:00、なんだかなぁーと思いながら受付していただくと、ちょっと間違っていたので「********」、さらにどんなもんかなぁーと考えつつ椅子席に座る、と、チケットの半券をもってきてくれる、今日はないのかと思っていたので、ありがたや。初日なのでいろいろあるのでしょうか、上演時間75分の予定が90-100分になったとの告知、33%も増量。いつものLE DECOでパイプむき出し、今日の演目が模造紙に大きく書かれ、貼ってあります。左の階段、ラジカセ。正面のテーブル、ノートと鉛筆。その右、床に掃除機。奥の天井、調理器具。19:28、男が一人、椅子に座り、ノートになにか書いては、ページを破く。上下、黒、フジツボのようなものが施されている。奇妙なお話の始まり。

ネタバレBOX

LE DECOでは何でもできるような気がします。じっと見つめれば、パイプ、汚れた壁、床。コの字型の座席配置が多いので反対側のお客さんが視界に入ってくる、でもヘンなお芝居が似合うハコ、慣れてくると次はどうかなと期待してしまうのです。

パブロフの犬:狂言では音を言葉で表し、太郎冠者とか独特の言い回しがあるそうな。「水」「牛乳」「猫」に過剰反応し、死んでしまうコンビニの店員とそこにやってきた女性客との会話。NGワードを連発しそのたびに死んでしまう店員、同僚が「ブス」を食べさせ(死んでるんだけど…)、アムアム…「附子(これを食べると復活)」というのは知りませんでした、醜女(仕草から焼き鳥かなと)だと思ってみていました。

あとは、共食いや星座などのお話、56億7千万年というのは弥勒菩薩の出現のことか…それとも光瀬龍の世界か、メトロノームを使った銀河鉄道。

どう面白いのかわからないけど不思議感一杯。
ニュートンの青いリンゴ

ニュートンの青いリンゴ

タマコロ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

無題220
「想い出パレット」(12月3日)から1年ぶり、ずいぶん待ったものです。今回、かなり作風が違っているように感じましたが、1年も経てば記憶もカタチを変えてしまうのかもしれません。先日もギターが出てくるお芝居をみました。つい、音は出ないけどどこのモデルかな、なんてそちらに関心がいってしまうのでした。G:AriaProⅡ、B:ロゴが読めなかった…これってプレシジョンベースだったか…もうよくわからなくなってしまいました。12:00受付、12:30開場で予定通り。舞台奥、ぶら下がっているのは洗濯したのを干しているのかな、黒い壁、左右に白い扉(左はトイレ)、下手から、化粧台、荷物を置くテーブル、サイコロ型椅子、真ん中やや左、ソファ。服が散乱、ここはライヴハウス、地下、控室。アイドルバンド「タマコロ」と、新人アイドル、なぞの男が入り乱れるお芝居。ぬいぐるみハンターは「くちびるぱんつ」しかみていませんが、そういわれるとそうかなと思います(何を言ってるんだか)。借金取りの会話がなんともいいタイミング。終始楽しく観劇。カラフル(パンツも)で元気な舞台、14:37終演。

ネタバレBOX

万有引力のことは自然科学系(特に宇宙もの)の本を読んでいるとよくでてきます。単に落ちるのではないところがちょっぴりよかった。バンドが戦隊になり、弾丸が飛び交うハチャメチャな展開。アマゾンから届いた青いりんご…アップルレーベルのりんごは「グラニースミス・アップル」というそうです。劇中、リンゴの曲が流れたけどタイトル忘れてしまいました。

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