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クリスマス・エンド

クリスマス・エンド

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/12/17 (土) ~ 2011/12/19 (月)公演終了

満足度★★★

観てきました
カラフルでとてもポップな絵でした。
メッセージ性の強いストーリーが収束する、と思ったら始まるドタバタシーンは印象的でした。

学生版日本の問題

学生版日本の問題

日本の問題

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

『声きも』期待を超越‼
先ず、劇場についてですが想像を絶する狭さ。渋谷だしアルファベットでオシャレな名前だし、複数団体の企画だしと思ってこじゃれたステージをイメージしていたら、地下室の倉庫のような所で客席しかないように思える空間。ご自由にといわれてもどこが正面なのかさえわからずただ呆然としてしまいました。ああ、入れ物がこれだったら出し物も制約されるなぁと思いつつも気を取り直して観劇にはいる。
『ミーム』は、学生演劇祭のときの演出と同じ感じで哲学的な演劇。これはこれでありだと思う。『四次元』は、初めてみるが演出が『劇想からまわりえっちゃん』風で面白い。まぁ、まぁ、かなと思って期待の『声きも』この団体、期待を超越してはるか彼方の次元に私を連れていってくれた。何という劇団だ。素晴らしすぎる。

ネタバレBOX

『声きも』の演目はなんとこの公演の制作ドキュメントという形をとり、主人公のふるさとの稲刈りのシーンから始まる。このシーンが実にシンプルで照明と音楽もまっちしていて、また『声きも』得意のシンクロ演技が二人だけで演じられているが十分に表現できている。あまりのリアルさに、命を感じ思わず涙が出てきてしまった。このまま、今日は真面目な展開で掘り下げるのかと思いきや。。。実話とは言え心憎いストーリー展開で見ているものを自然の風景の感動から人間の愚かさずるさの暗黒に一気に突き落とす。観客席に役者がいるというドキュメントタッチの展開はスリリングでさえある。
そして、最後の米を食うシーン。「コメを食う」農業を単純な営みに見事に集約し、後藤氏がみごとに演じて見せる。ここも泣けた。
とにかく、脱帽である。短い時間も狭い空間もこの劇団には何の障害にもならないらしい。
『日本の問題』というテーマ企画に相応しいだけでなく、演劇というものが如何にメッセージを伝えられるかという実証実験に立ち合わせてくれ、演劇本来の役割を思い知らせてくれた秀逸な作品。
スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★

キャンセル待ちで観れました
ここでの評価が高かったので、チケットは完売でしたが、キャンセル待ちで並んででどうにか観れました。
皆さんが評価されるように質の高さを感じられました。実際の政治でも妖怪が跋扈しているのでしょう。
見れてよかったです。

学生版日本の問題

学生版日本の問題

日本の問題

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

【A】の回
3者3様の作品を堪能しましたが、問題は見て見ぬふり、解決は先送りの人生をヘラヘラおくってる私は叱られに行ったようなものでした(予想通り)。

声を出すと気持ちいいの会の作品は、のどかな光景が(脳内に)広がるなかで、みんな劇団名通り本当に気持ちよく声を出してるなあ...とほのぼのとした気分になっていたら...(以下ネタバレにて)

ネタバレBOX

途中から役者としての自らの存在価値を問う自己批判的内容に移行。
役者の存在価値が問われるとしたら、観客としての存在価値なんかもっと問われてしまうわけで、結局見てるだけで何もしない、何も出来ないちっぽけな自分に自己嫌悪しながらショボ〜ンとして帰宅。

このところ、酔わせてくれる演劇、笑わせてくれる演劇、勉強になる演劇、スカッとさせてくれる演劇が続いた後だけに、今日は怒鳴られ、ぶん殴られた気分でした。良薬口に苦し。
12月26日

12月26日

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと切なく、
半額になったケーキもいいかな。

ネタバレBOX

マンネリ化した主婦モデル夫婦が、とあるファミレス閉店日にお店を手伝うことになり、気分転換、新鮮な感覚を取り戻す話を軸に、ケーキ工場で働く青年や主婦モデルの仕事仲間の悲哀などを描いた話。

見栄を張る心情、実像と虚像などが織り込まれていて、ちょっと切なくなりました。

元パティシエで今は広告代理店に勤務している主婦モデルの夫、彼の職業意識からするとコンビニのクリスマスケーキを扱っているときに鎧塚のケーキを後輩に見せることは本来は考えられません。ま、そうだったので仕方ありませんが、後輩の成長振りは立派でした。

あのカメラマン、イケメンで色々なところに出没してバイトしている。コンビニの商品管理やファミレスでの調理など才能があって何でもできて、もしかしたらその中でカメラが一番苦手なのかもしれないと思わせるところが何ともおかしかったです。

背景のカレンダー表記は、25日から26日に変わるところなど意味があるのでしょうが、7日頃がずいぶん長く、少しイライラしました。
一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

劇団チョコレートケーキ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★

時代を描きあげる力・それぞれを浮かび上がらせる力
場内の使い方に
観る側をその時代に包み込むような効果があって。

歴史に織り込まれた普遍的な構造と
個々の人物から浮かんでくるものの
交わりから伝わってくるものを
しっかりと受け取ることができました。

ネタバレBOX

劇場が「田」の字のごとく仕切られて、
そこに通路が作られて・・・。
正直なところ、どこに座ろうかと迷う。

でも、物語が始まってしまうと、座る位置など関係ない。
正面というものが空間に存在せず
会場の空気全体で物語が紡がれ広がっていきます。

時代の背景、その国の治世に携わるものたちの姿・・・。
ピラミッドの中での蠢きや軋み、
会場のつくりは場に向き合う感じや上下(かみしも)の方向性を作らせない。
役者達の演技を
観客は対峙して受け取るのではなく
同じ時に浸されたような感覚で観続けてしまう。
観る側に対して
その時代を客観視にさせないだけの
空気をかもし出す力が役者達にはあるのです。

その中で、官吏たちの個人の思いは
観る側との距離をしっかりと保って表現されていく。
法律とか政治とかの枠組みのなかにおかれた建前が浮かび、
建前の狭間に浮かび上がる感情が
いたずらに見る側をゆすぶることなく
エッジをもった感覚を塗りつぶさない距離を保って伝えられて・・・。

さらにはひとりの無政府主義者の素顔が
舞台にもうひとつの軸を作りだしていきます。
その凛としたキャラクターの表現は
単にひとりの歴史上の人物をあらわすにとどまらず
その人物の姿を借りて、
彼女の感覚から観たその時代の閉塞感や
仕組みや枠組みのなかで人が生きることの質感を
照らし出していく。
そこには、歴史の肌触りを描きあげていく秀逸さだけに
舞台を塗りこめさせない
むしろ、その時代を描いているからこそ
さらにくっきりと浮かんでくる
ひとりの女性がまとった「自由」の高貴さと豊かさが、
観る側に伝わってくるのです。

高揚感と、苦悩が昇華した透明感の中に閉じ込められた
その時代の最後のシーン
さらに時代がすすみ、
解けた空気が静かに場を満たし、
観客はとまどいながら時代の柵から開放されて・・・。
その時代に翻弄された人間と
外側からその日々を眺めるものの
色合いの違いがすっと沁みてくる。

描かれた時代の大枠と
翻弄され、飲み込まれ、
あるいは立ち続つづける姿に圧倒されつつ
でも、作品に織り込まれた「時」の重さだけに終わらない、
時間や歴史の風通しのようなものも感じて。
作品のテーマが内包する
塗りこめられたような重いだけではない、
繊細さとやわらかさと深さを兼ね備えた
作品の質感に心をゆすぶられたことでした。




楽屋

楽屋

劇団東京乾電池

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

ほぅほぅ
あの楽屋が!だいぶ簡潔にまとめられていました。ちょっと物足りなさもあったけどそれがかえって良かったかもしれません。先月の月末劇場が面白かったから今月も来て観ました。

二人で狂う・・・好きなだけ

二人で狂う・・・好きなだけ

劇団東京乾電池

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2011/10/27 (木) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

久々にたくさん笑った舞台
東京乾電池とイヨネスコ。よく合いますよね。あの狭いゴールデン街劇場の空間が緊張と笑いのうずでどよめいていました。この作28日に観て面白くて2回観ました。日替わりで役者が変わるのもまた面白かった。変わっても東京乾電池色がはっきりでていました。

12月26日

12月26日

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

いい話だったんだけど・・・
いい話だっただけに、やっぱりあれはダメでしょ。(以下、ネタバレBoxにて)

ゲネプロにお招きいただきありがとうござました。ユーザー名では男女はわからないかもしれないけど、もう少し女性にも見てもらった方がよかったと思います。

ネタバレBOX

主婦タレントとして働いている女性としては大人げない態度ではあったけど、拉致される理由はなく、拉致後に男性二人が平気な顔で自分の身を心配をしている神経がわからない。あの女性にとっては路上で連れ去られた恐怖は一生のトラウマ。芝居とはいえ、ちょっと許せない感じだった。全体はほんわかムードだったのに残念。ほぼ全員に12月26日が何かの日だったのに、その日に向かっていく高揚感みたいなものが感じられない。
風をみる、草をきく

風をみる、草をきく

七色夢想

&'s scene (大阪府)

2011/12/17 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

3つの銀河の交わる所に想いの結晶で出来た植物
3つの銀河の交わるところに多くの想いの結晶で出来た植物に観えました。
この作品が舞台となり作られる物語 とても綺麗でした。

ネタバレBOX

3つの銀河の交わるところに多くの想いの結晶で出来た植物に観えました。
この作品が舞台となり作られる物語 とても綺麗でした。

かのうとおっさん 『花の一生』
バラの精、バラ彦と女子中学生、ももこ 恋の告白のために、バラを送りたい、
なばなの里、成功率は30% それでも告白するんだ!!
バラなんか貰っても、喜ばないよ!!、なんかとは何だ!!馬鹿にしたなぁーー バラ裁判だぁーー  死刑ーーー  バラの精は精根尽きてドライフラワーに。。。即身仏やぁーー その時一匹の蝶が、バラ美へ花粉を運んだ、このときの表情がええですね!!
バラの恋、女子中学生の恋 面白かった。
あっ 嘉納みなこさんが着ていたセーラー服は、芝居姉妹の是常祐美さんも着ていた?でもネクタイの色が違うかったような気がする?


月曜劇団・ヤマサキエリカ 『銀河の中心で咲いた花』
脚本 山田享楽 沖縄で活動している方だそうです、
出演 ヤマサキエリカ(月曜劇団)溝端理恵子(茶ばしら)
兄を殺した人と同居、兄を返せ 兄は父の欲望のはけ口に、妹はそれも知っていた、あるとき一人の女性が家に住みだした、演じる溝端理恵子さんの中性的な雰囲気を出します。妹が女が何をしても嫌い憎い兄を帰せ、お前を殺す!!さあ殺しなさい!!女は兄です、妹は受け入れられない。  いろんなことが種になり咲いた花、凄いお芝居でした。



満月動物園・戒田竜治さん『高島奈々のために』
トキコとカケコが時間を飛びます、服はどの時代でもまあまあな服にしている、びっくりした古代の人が槍で刺しに来るから!!ある時代で2人ははぐれてしまう、トキコが川に流されてはぐれてしまう、川を上るトキコ 川沿いを下って探すカケコ、大きな岩で回り道が必要。。。どうする、そこへカケコが流れてきました、えっ うそ うそ ありえへんわ!!
面白かった、



山田まさゆきさん『タイトル無くてもいいですか』
普段役者らしい、今回は作・演出・出演に初挑戦、2回ほど観た事がある役者さんです。  御免なさい、寝てしまいました。 言い訳 声がいいのです、心地よい声です、完全に寝てしまいました、御免なさい。


植田昇明(kasane)KOMAKI(kasane)
モデル(ダンサー)山根千佳(TAKE IT EASY)
この舞台美術と重なって1つの表現になっておりました。
うーーん上手く言えません、何処からかやって来て、そこを選んで、壊れそうで、と思えばしっかりとした感じになってきて、そんな感じに見えました。とにかく綺麗でした。

この会場に来るまでに、すごい服装の方を数人みかけました。この会場に入る時にまた凄い格好の人が後ろから来たぞ、階段も私の後ろから上ってきましたぞ!!見ないように致しましょうと。  舞台に出てきた山根さんでした。 大笑いですが、よくよく見るととても綺麗です。
TheStoneAgeヘンドリックス「ちょんまげの木の下で」たくさんのご来場ありがとうございました!

TheStoneAgeヘンドリックス「ちょんまげの木の下で」たくさんのご来場ありがとうございました!

The Stone Age

TORII HALL(大阪府)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

雰囲気が全く違う3つのお芝居
3つのお芝居は、雰囲気が全く違いました。 役者の魅力がいっぱい出ています、それぞれの所属劇団が演出?と勘違いします。
面白かった。

ネタバレBOX

◇ 「憑いてるっ!!」  渡辺毅(ゲキバカ) 竜崎だいち(ミジンコターボ)
チアガール姿の地縛霊 ペットボトルからあの木に取り付いて、そしてこの男に取り憑いた。
親孝行をしたい 写真を撮っていなかった、遺影にするため自分の写真が欲しい。 遊園地で探すが無い。 男が仕事の失敗の謝罪先がチアガール姿の地縛霊 中島さとこが勤めていた会社、
この会社の訃報の張り紙に写真があった。
成仏する瞬間 抱き合えた すり抜けなかった。 
 ライチはげ お布施デスベンツ ♪♪前向き 前向き ムッキムキ♪♪
 
◇ 「おてんばルーシー」 中井正樹 片山誠子(ソラ豆)
戦うことをやめた男は、熊蜂  王女はミツバチの女王蜂
スズメバチに襲われて、仲間が逃がした女王蜂ルーシー、
コロニーは全滅? まだ生き残っている仲間がいるはず、
元戦士の熊蜂に戦いを教わる、私には守るのもが有るから、ルーシーは仲間の居る川向こうの木へ戻る、マーマレード色の夕日に向って行け!!

◇ 「うさぎとダンス」緒方晋と蔵本真見(突劇金魚)
擬似親子 親になってください、若い女の名前は羽鷺(ウサギ)ウサギはさびしいと死ぬ
男の観はシュウサク、男は迷う、脅されてる? 一人のヘアで、ペンギン、ピカチュウ、じゅんこの手 聞こえる声、 オカダジュンコとシュウサク(男)は同居していた、男は刑務所で2、3年 ウサギは雨が好き、雨の日 擬似親子の練習に来なかった、 あの木の下で、
♪♪たらった らった らった ♪♪ウサギのダンス
 たらった らった らった♪♪ 踊れない 教えてあげる。
一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

劇団チョコレートケーキ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★

見応え
密度の高い、そして独特の演出効果(舞台美術)もあって完成度の高い舞台に仕上がっていた。4箇所に分けて設置された客席は、入場したときに、最初どこに座わろうか悩む。ポツンと置かれている椅子の向きを見てどうしてもその正面に座りたくなるが、やはりそこが一番混んでいた。ところが、椅子の後ろに座っても開演してみれば、それは杞憂だった。こういう設定は全席自由席となっている場合でも損した気分にならないから、よかった。ただ、舞台を観るためには顔を上げ続けなければならないので、ちょっと首と肩が疲れた(笑い)。

欲望という名の電車

欲望という名の電車

劇団青年座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

観劇。
素晴らしかった!高畑さん最高です!ブランチの最後、観る前から知っているのに、哀しくなった。終演後の高畑さんの表情が良かった。女優をみた。

LAST TRUST

LAST TRUST

劇団C2

上野ストアハウス(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上!!!!
これまでの公演作品とはちょっと違って、コメディ要素がすごくいい味になっていました。
笑いまくって、ドキッとして、手に汗握って、いい時間を過ごしました。

次回に少しこの要素が関わってくるという噂を聞き、また期待せずにはいられません。絶対に観に行きます!!!!

Re:BIRTH

Re:BIRTH

劇団C2

萬劇場(東京都)

2011/06/01 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ごっちゃりしてたけど。
かなり時間は経っていますが、せっかくなので少しでも感想を。。。

最初は難しい印象で物語が進行していくのですが、気が付くと登場人物の言葉に聞き入っている自分がいました。
明かされていく事実にちょっと涙したり。

ヴァンパイアに会いたくなりました。怖いけど。

夏葉亭一門会vol.2(公演終了!!ご来場ありがとうございました!)

夏葉亭一門会vol.2(公演終了!!ご来場ありがとうございました!)

王子落語会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/09 (月) ~ 2011/05/09 (月)公演終了

満足度★★

落語家の落語を観よう
小劇場の俳優を沢山集めて、落語をやらせてみよう!って企画。
企画自体は面白い。
が、普段演劇やってるから落語もいけるだろう、ってなるかというとやっぱそうはいかない。
演劇演劇したものは落語のエッセンスを取りこぼすというのは身を持って知ってるので、
落語に挑む姿勢、というか意気込みというかは気になる所。
伝統芸能はやはり強い。落語家の落語を観たいと思った。

お目出たい人

お目出たい人

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2011/12/20 (火) ~ 2012/01/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

超満員でロングラン!小劇場の金メダル!ほっこりした演劇、深い感動☆観たあとさけびたくなる☆彡
最高の脚本でロングラン。超満員。プロの役者の完璧な演技。これがみたかったというものをみせてくれます。日常をきりとる最高の脚本。ラストにちゃぶ台だけが米田さんのとまった時間のようでじんとなりました。人の愛や死のつみかさねのうえにある日常世界をもっとたいせつにしたいです。役柄と役者のはまりかたが凄い!イジリー岡田がかすむほどの存在感。こまつ座、青年座、だるま座の座を冠してるのは良いのがそろった。

ウズキちゃん

ウズキちゃん

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

有った。
初、犬と串。

私自身は大笑いしたわけではないけれども(客席は大変ウケていた)、終始、おもしろいなーと頭の中がホクホクしてた。作演出のモラルさんのセンスは、観客の1歩先を走って、ついてこい、という類のものとお見受けした。やられちゃったな。おみごと。饒舌一人称主観で100分駆け抜ける、疾走感。これを第一にやりたかったのだと思った。疾走感あった。

ウズキちゃんが、のべつまくなしチューしてて、そのチューがなかなか、エロスだったのがよかった。フトモモもよかった。

音響とか照明とか舞台美術のコーディネートが高いところで相乗効果をあげていた。かわいかった。

ただ、男性陣にコロスっぽいメイクを施して、没個性の道化のように演出してあったのが、男性陣をみんな同じに見えさせ、それは演出の目論見どおりなんだろうけど、少し興を削いだ。みんな同じよりも、やっぱり違ったように見えた方が面白いんじゃないだろうか。

   ***

なるほどこれが、犬と串か、と思った。

犬と串はそこに有った。

有ると感じる劇団は、ほとんどない。

バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】

バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】

Minami Produce

エビス駅前バー(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/23 (金)公演終了

満足度★★★★

満足!
確かにがっつりミステリー。
70分は窮屈な感じもしたけど見応え十分。
これはネタバレ厳禁ですな。
榊菜津美ファンは店の奥に陣取るべし。

ネタバレBOX

『恋はデジャ・ブ』って映画あったなぁとぼんやり観ていたら、
終盤はジョジョ第4部みたいな展開に!
と勝手に思いました。
ITI世界の秀作短編研究シリーズ ドイツ編

ITI世界の秀作短編研究シリーズ ドイツ編

公益社団法人 国際演劇協会 日本センター

ドイツ文化会館ホール(OAGホール)(東京都)

2011/12/19 (月) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★

『イドメネウス』鑑賞
モーツァルトのオペラ『イドメネオ』で有名な、クレタの王イドメネウスとその息子イダマンテスの物語をベースに、登場人物の1人であるエレクトラの家族間での殺し合いのエピソードも接合しながら、様々な「もしも~だったら」と別の話の展開を見せては分岐点に戻って進む作品で、どの選択が正しいのか、また、正しい選択とは何を根拠にしているのかを考えさせられました。

白い会議机が集められた周りに黒い箱状の椅子が点在していて、机の上や椅子、さらには客席内の椅子に場面毎に座る位置を変えながら物語が展開しました。元の物語と異なる展開になる時は明け透けなエロティシズムや猟奇的なグロテスクさを強調する方向へ行きがちなのが、いかにも現代ドイツ演劇らしいと思いました。

役者と役あるいは語り手の関係が固定されていなくて、様々な役者の声で立体的にテクストが読まれ、役者達の台詞回しがしっかりしていて、視覚的な表現がなくても十分楽しめました。
舞台となっている地中海地域を感じさせる雰囲気があるギターの生演奏による音楽が良かったです。

変に弄くり回さず、戯曲の魅力がそのまま伝わって来る様な素直な演出でしたが、もう少しアクがあっても良いと思いました。

このページのQRコードです。

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