最新の観てきた!クチコミ一覧

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風に乗れ!私の想い…

風に乗れ!私の想い…

演劇集団Nの2乗

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

風を感じた!
被災地の強くて冷たい風を作者は実際に現地で感じてきたのではないのだろうか。見ている私にもその強さと冷たさを感じることができた。今年は被災地に少しでもいい風が吹くようにと祈らずにはいられなかった。

吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

初演
を観てない自分にとって、劇団代表作だという事で楽しみにしていた作品。
なるほど、重いテーマでラストも衝撃的で考えさせられる内容。
大量の服の着替えや主人公を代わる代わる演じる手法が印象的。
身近な人の死について思い出し、考えてしまう。
やはり代表作、観てよかった。

[八](15日迄公演中!15日18時板倉チヒロ(クロムモリブデン)緊急トーク出演決定!

[八](15日迄公演中!15日18時板倉チヒロ(クロムモリブデン)緊急トーク出演決定!

冨士山アネット

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめた。
人間の身体の動きの限界に挑戦しているようで圧倒された。
身体能力の高さ、想像力、稽古量に驚かされた。
人ってあんな動きが出来るんだ、良く考えるなぁと感心。
女性ダンサーの色気の表現が印象的。

暗いところで待ち合わせ

暗いところで待ち合わせ

劇団昴

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/09 (月) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった。
原作も映画も知らず予備知識なしで観劇。
長い上演時間だが引き込まれた。
良い意味で全く思っていた内容と違い驚かされた。
丁寧に作り込まれた舞台で通行人や電車の演出が良かった。
目の不自由な人の街での恐怖が良く分かり、やさしくしようと思った。

Sの悲劇【ご来場ありがとうございました!】

Sの悲劇【ご来場ありがとうございました!】

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2012/01/05 (木) ~ 2012/01/10 (火)公演終了

満足度★★★

謎解き
観客も謎解きを楽しめると言う事で推理しながら観劇。
火サスを観ているようで、脳みそフル回転したが自分の頭では展開の速さに付いていけず、少し混乱した。
ラストも強引な感じで自分としてはあまり楽しめなかった。
ただ設定や試みは面白いので次も観たい。

誰だ太郎を殺した奴は!

誰だ太郎を殺した奴は!

劇団ダダン

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

舞台ならではの表現が◎
転生を前に前世で死に至った原因を考える太郎と「悪」「寂」「愛」など彼の5つの「要素」たち。
トープレの近作や劇団第三反抗期『うわっ!増えちゃった』(99年)同様、1人の人物のいろいろな面を複数の役者が演ずる舞台ならではの表現がイイが、輪廻転生のため太郎が死にすぎる(笑)のがちょっと気にかからないでもない。
なお、「要素」たちの胸に表示された文字のデザインも◎。

『渡り鳥の信号待ち』

『渡り鳥の信号待ち』

世田谷シルク

シアタートラム(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

描かれるものが解き放たれて
初日を拝見。

初演時にも強く心を捉えられた作品ですが、
今回の劇場には、
そのときの制約から、
さらに作り手を解き放ってくれる力があって。

作り手のイマジネーションが
折りたたまれることなく
翼を広げたように感じました。

初日ということで、
多少ざらついた部分もありましたが、
終わってみれば
作品が表現していくものに
しっかりと浸潤されていました。

ネタバレBOX

正直なところ、
作品としてさらに洗練されていく余白はあると思うのです。
たとえば、
前半部分での椅子の並べ替え(舞台上のレイアウト変更)などが、
舞台上の流れに乗り切れずに
段取りっぽくなって視野に残ってしまったり、
シーンの切り替え時の光がなんとなくばらついたり・・・。
メッセージの文字が見えにくかったり・・・。
初日ということもあったのでしょうが、
さらなる緻密さが求められる部分があるのは事実。

とはいうものの、それを差し引いても、
作品に力を満たすだけの
役者達の動きが舞台上にあって
シーンが栄え、物語を巻き込み、
観る側を引き入れていきます。
この舞台だからこそ映えるウォーキングの美しさ、
伸びやかでしかもエッジを持った動きが表す流れや広がり、
さらには静止から満ちてくるニュアンス。
それぞれのシーンで語られる物語の断片に
動きが重なると、
観る側には時間や記憶の連なりが
しだいに編みあがっていく。

刹那の感覚を表す台詞、
なにかを俯瞰する言葉、
一人の生きる座標から拡張されていく世界観に
目を見開く。
そこには淡々と、
底知れないほどに奥深く、
でも、とてもクリアに
人の生きる感覚が描き出され、
観る側をその肌触りで包み込んでいく・・・。

クールに描かれる普遍に
どこか華やかで薄っぺらく
下世話でそこはかとなく気取ることのない感覚も
折り込まれた
列車の表現の突き抜けに目を瞠る。
瑞々しさと形骸化したものを混在させながら
くみ上げられる時間のイメージに
したたかに捉えられていきます。
役者達にも、冷徹な視座を失うことなく
一方で描かれる概念の中に
生きる質感や温度を差し入れるしなやかな技量があって。
終演後には、
その世界というか宇宙での
生きる質量の実存感とはかなさが
切っ先をもって観る側に満ちる。

終演時の拍手をするなかでも
作り手が役者達の演技とともにしなやかに描きあげたイメージが
霧散せずに残って。
作品の世界から、
しばらく抜け出すことができませんでした。

誰かの星空

誰かの星空

冬の公会堂企画

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと期待はずれ
観る前にジャンベルのイメージがあったためか、ちょっと違うテイストの舞台だった。ファンタジーにもなっていないし・・・・。惜しい。

ある女

ある女

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/02/01 (水)公演終了

満足度★★★★

なんかかわゆい
初めての「ハイバイ」観劇。ドキュンとしてムズムズしました。岩井さん出演の回。わぁおっ!切ない、でも愛しい。

ネタバレBOX

タカコは何を求めているんだろう?普通の幸せ??男と女。ともに絶頂を味わいそのあとは何が残るのだろう。映像も面白かったし、舞台も面白かった。タカコの身体はキレイだった。おっぱいの形がすごくいい。
たった一人の戦争

たった一人の戦争

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/28 (月)公演終了

満足度★★★★

普遍性のあるテーマ
まさに現代日本。さまざまな問題を横断してました。事実とフィクションの素敵な融合。社会派でエンターテイメント。

島-island

島-island

パパ・タラフマラ

森下スタジオ(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

桟敷は
辛いね。指定席で桟敷。
開始直後の恰好よさは印象に残ってます。

誰かの星空

誰かの星空

冬の公会堂企画

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

緩ファンタジー
2002年に多くの観客から高い評価を受けた作品とあったので期待していました。

ネタバレBOX

亡くなった父親の思いが星の光となって娘の手術室に届き、将来寿命を全うした後は誰かの星空として一緒に人々を照らそうと諭し、その結果娘の腫瘍は消え、手術が成功する話。

そんな感動するような話かなあ。拍子抜けでした。

せめて腫瘍摘出手術が成功するくらいにはしてほしかったです。
龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

悪くはないけれど
タイトルからは着眼点に面白さを感じたのですが、
可能性を感じるので気になったことを少し....

ネタバレBOX

まず脚本からは龍馬を殺したい動機がほぼみんな逆恨みっぽかったところと、
ダンスがカッコよさを求めていて、ストーリーの中に融合しきれてなく感じたとこ、
生演奏がほぼ全編に流れていたこと、です。
演奏に関して言えば、せっかくの生演奏をこれだけしか使わないの?と、思わせるくらいのほうがより効果的になるのではないかと感じました。
途中に挿入された、北朝鮮風での史実説明はとてもよかったです。
今後、期待しています
下谷万年町物語

下谷万年町物語

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★

3時間半、根気が要りました。
綺麗な劇場内に小汚い戦後の下町の一角で繰り広げる舞台だったが、途中から時間軸を行ったり来たりして、詩的な作品に起承転結を求めてはいけないと思いつつ、頭の中がこんがらがり。
役者も前方席の観客も水攻め、蜷川さんの舞台は全体のセットが見られる方が良いと再認識。
ただ、2階から見たらメイン役者の三人、華はあるが卑猥と猥雑さの熱はあまり感じなかった。

ネタバレBOX

話のキーワードにもなる警視総監の帽子=権力って事?
自由な活動=演劇や男娼の世界に権力が食い込み、自由を奪う行為にも似ている。
サフラン座、軽喜座と二つの劇団が出てくるが、劇作家の演出家の目を通して、演劇の演じる側と見る側の虚構の構造を見せつけてるみたいな。‥すいません、やっぱよく理解出来ていない。

キティの台詞回しはあまり気にならなかったが、歌声にもう少しドスの利いた力があればもっと良かったかな。
六平さんや大石さんのお姐さま方は迫力がありましたw
それにしても(成人してる)洋一の弟はなぜ洋一を殺したのだろう。
最後の場面、キティと文ちゃん、洋一の幕切れの仕方は思わず「美しい」と感じた。
I

I

劇団appleApple

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

複雑さと端正さのまじわり
 今回、革新的な道具使いと、いっそう複雑さを極めながらも、逆に近年その構成に端正さを増し続けている台本と演出とによって、じつに斬新な舞台をつくりだしていると感じました.そこでは一貫して、人間の実存の苦悩とそれに向き合う人間とを、胎外と胎内などの虚構的な二つ世界の対立と越境により描き出そうとしており、つまり永妻氏のこの舞台では、人間の普遍的な問題が、彼独自の言語的かつ空間的世界の展開によって、追求され続けていると感じました.今回さらに特筆すべきは、彼のこれまでの芝居が、ついて来られない観客を、少し置いてきぼりにする感じがあったのに対して、(前作の「手紙」くらいからか)芝居の展開中に、観客に対してなんどか手を差し出して、引き連れていこうとしているかのように感じた部分があったことです.これは計画によるものか直観によるものかはわかりません.しかしそれは、優れた意味で彼の芝居の間口をほんの少しだけ広げ、それを享受する人をほんの一人だけでも増やしたかもしれません.
 なお、個々の役者もその相互の関係も、この上なく優れていたと思います.しかし私はあえて、萩原美智子氏を評価したいと思います.彼女は、じつに適格に演じたそのいくつもの役で、あまりにも速いスピード感をもつこの芝居に、決して暴走することのない端然としたテンポ感の裏打ちを与えていたように感じます.

宇宙船

宇宙船

3.14ch

東演パラータ(東京都)

2012/01/18 (水) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

まず美術に驚きっ!
扉の開閉、モニター、床、諸々、パラータさんの小屋にマッチしてると思いました。衣装も凝ってますねぇ!空間にピッタリでした。話は少し飛びすぎなところも感じましたが、丁寧に積み上げた物語で面白かったです。しいていえば、宇宙船の閉塞感とか異空間での人々の飛躍感がもう少しほしかった。のっけから心動いたのでそう思いました。次回作も観てみたいと思いました。

I

I

劇団appleApple

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅せられる
観るたびに、この人の書く芝居はなんだろうと思います。
前半軽く笑っているうちに、だんだん胸の奥に、ぐーーーーーっと迫ってくるものがあり、その正体がわからないままに、どんどん引き込まれ、えぐられるような感覚と共に、涙がでてきます。それは決してつらいものではなく、台詞やテーマはとても重いのに、何か人間の根源のあたたかさのようなものに触れたように、自然に涙があふれるのです。
4人の出演者それぞれがすばらしかったけれど、山ノ井氏の表情や台詞が今も心に残ります。
終わってしまったけれど、もう一度観たい!と思う舞台でした。

『渡り鳥の信号待ち』

『渡り鳥の信号待ち』

世田谷シルク

シアタートラム(東京都)

2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★

まあ
勝手に期待しちゃったこっちが悪いんですよね・・・。

あれなんでしょうかかね、いつもより大きいステージに慣れなかったんでしょうかね。空間的にも時間的にもすっかすかなステージに感じました。

ネタバレBOX

とりあえず「渡り鳥」が何なのか、あのタイミングで、ああいうセリフで説明してしまうのは「なし」でしょ・・・。あそこで完全に冷めました。
せっかく詩情があって惹かれるタイトルが台無し。

場面転換、出入りの演出はもうちょっとどうにかならなかったのかと。全体的にアイデアの絶対量が足りてないような。

あと役者さん、ユニゾンでの台詞が全く聞きとれませんでした。

随所ではさまれる、動きを前面に出したシーンなどにはワクワクさせる要素が詰まってて、そこはいいなと思ったポイントかなと。そこら辺の身体や空間への神経の使い方を、作品全体に広げられていたらよかったのになあ・・・と。

作ってる人たちがこの出来で満足したりしてないか、それが気がかりです。
ガールズロック!

ガールズロック!

lovepunk

テアトルBONBON(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

ぶっちぎりのバワーが飛び散ってました。
ストーリーも曲も印象に残らない程パワーが強烈・・
ロックって気持ちいい・・女が皆ロックンローラーになったら、世の中ホント楽しいかもね~

びんぼう君

びんぼう君

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

ふざけているようで真面目
冴えない父と小学生の息子のところにクラスメイトの女の子がやって来る話で、3人の関係が色々と入れ替わる様子がユーモラスに描かれていて、楽しかったです。

テレビも買えない程に貧乏なのに妙にポジティブな父、学校でクラスメイトと仲良くなれず心の揺れ動く息子、ませた部分と幼さとの対比が可笑しい女の子、というそれぞれのキャラクターの造形がしっかりしていて、台詞回しや間合いの取り方も絶妙で、シュールな状況にもリアリティが感じられました。

畳2枚と窓枠だけの簡素なセットの中で音響や照明の効果も使わず、また劇的な展開や凝った構成もなく、役者の演技だけで中だるみなしに何度も笑わせながら90分間を持続させていて、表面的にはグダグダでありながらも脚本と演技が良く練られていると思いました。

アフタートークでは、演技における「コントラスト」、「情報量」をキーワードにして前田さんの演技論が語られ、興味深かったです。作品の脱力的な雰囲気とは裏腹に、とても丁寧に作品を作っているのが伝わって来ました。

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