満足度★★★★★
魅せられる観るたびに、この人の書く芝居はなんだろうと思います。前半軽く笑っているうちに、だんだん胸の奥に、ぐーーーーーっと迫ってくるものがあり、その正体がわからないままに、どんどん引き込まれ、えぐられるような感覚と共に、涙がでてきます。それは決してつらいものではなく、台詞やテーマはとても重いのに、何か人間の根源のあたたかさのようなものに触れたように、自然に涙があふれるのです。4人の出演者それぞれがすばらしかったけれど、山ノ井氏の表情や台詞が今も心に残ります。終わってしまったけれど、もう一度観たい!と思う舞台でした。
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2012/01/20 01:11
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