コルトス脳信号
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新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
バッドトリップ
ドラッグねたのお芝居ではお約束みたいな最後のバッドトリップ。
この危ない世界観、なかなかステキでした。
音による鼓膜への攻撃も、たまにはいいでしょう。
劇団イナダ組「マーブル2011 ハシビロコウのように」
NPO法人コンカリーニョ
生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)
2011/08/19 (金) ~ 2011/08/20 (土)公演終了
満足度★★★
観ました♪
初めて拝見する役者の方がいまして・・・ その方に釘付け!!
よかったです♪
劇団イナダ組「このくらいのLangit」
NPO法人コンカリーニョ
生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)
2012/01/28 (土) ~ 2012/02/18 (土)公演終了
満足度★★★★
観ました♪
アフタートークで明かされた
「ミズノと名乗る男」の役作りには驚きました。
イイ作品です!!
TPS「亀、もしくは…。」
札幌座
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2012/02/04 (土) ~ 2012/02/25 (土)公演終了
満足度★★★★
観ました♪
誰が患者で誰が正常なのか・・・最後にわかる!!!
えぇぇ~と ビックリしちゃいました。
「Re:born〜リボン〜」
アフリカ座
TACCS1179(東京都)
2012/02/11 (土) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★★★★
衝撃のメルヘン第一章
みんなの思いが伝わる心温まるメルヘン、そして衝撃のラストシーンでした。
ネタバレBOX
隣国の王子との結婚を断ったために滅ぼされた王国のお姫様が国を再興するおとぎ話の第一章というような話。
国王機関説的立場に立てばお姫様が自由恋愛をすることは許されません。勝手に妊娠して隣国の王子との結婚を断るなんてあり得ないことですが、わがままだけど宮廷のみんなから愛されていたお姫様は城が攻撃される前にみんなの犠牲のもと逃げ延びることができました。ジーンと来ます。
最後に出てきて、姫が私の希望と言っていたのはおバカな宮廷道化のフールだったのでしょうか。姫の身代わりになって殺されるはずが、偶然助かったのかと一瞬思いました。しかし、それは違います。すぐに何とも上手くできたシナリオだと感心させられました。
あれは姫の子供です。と言うことは、姫の恋愛相手はおバカな宮廷道化だったということで、まさかの展開に驚いてしまいました。
そして彼が国を再興することになるのでしょう。衝撃のメルヘンの第一章でした。
ところで、踊りを練習するシーンでヨタヨタしていた人が数人いました。練習だから下手で当然なのか、やっぱり練習不足なのかどっちなんでしょう。そして、全体を通して皆さんヘタウマなのですが、優しい気持ちが伝わる素敵なお芝居でした。
オペラ座の怪人
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2011/10/01 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了
新しい生活の提案
壱劇屋
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
壱劇屋、最高傑作!
またひとつ上の階段を上った。
そう思える傑作の登場だ。
以前から物語を達観する場所からストーリーを観る作品を作るコトに長けているのだが、
そこを更に上に行った。
登場人物の内面を描くのではなく、
起こってしまう出来事を、傍観者の気分で、魚眼レンズで描いてゆく。
何とも小気味よく、心地良い。
お芝居を観た・・・というよりも、
クラブでダンスイベントを観た高揚感と満足感に包まれる。
ツキノウタ -
満月動物園
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
未見の方は後悔せよ!
などと、強く思ってしまえるほど面白かった!
壮大なるイメージの奔流の中、展開されるお話しには愛しか詰まっていない。
切なくなるほどの愛。
だからこそ、
この詰め寄るようなお話しに恋焦がれるのだ。
キャラクター全員が愛しくてならない!
ヅッコケ3人組の稽古場有料化反対闘争
笑の内閣
京都市東山青少年活動センター(京都府)
2012/01/20 (金) ~ 2012/01/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
やはり面白い!
この問題を、ここまで真正面から真摯にやろうとしている劇団の姿勢に唸る。
それから脚本が、更に上の段階に進んだと思う。
高間さんは会って話すと攻撃的なことや、オモロー的な言葉しか使わないが、
胸に秘めた野望は、常に前進を続ける為にどうすればいいかをフル稼働で考えておられる。
だからこそ、
今はこの問題に取り組む事が大事なのだと声を大にして言われている!
観られなかった方達は少し気の毒に・・・と思うほどの思想の宝庫だった!
Tripod
靖二(せいじ)
明石スタジオ(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★★
丁寧に作られた会話劇
とにかく丁寧に会話を中心に織り上げていく。
会話劇を成立させるために、セットや衣装には細かく気を遣っていた。
ネタバレBOX
とにかく、驚くのは、衣装の早替え。
かなりのテンポで時間やシーンが変わっていくにかかわらず、実に丁寧に衣装を替えて出てくるのだ。
全部で何回着替えたの? と言うほど。
それによって、観客は時間・シーンの違いを瞬時に理解し、物語に入り込みやすくなる。
セットがマンションのDK部分の一室を、これまた丁寧に作り上げているのだから、衣装も同じように替えたということなのだろう。
セットは簡素に衣装は同じまま、という舞台が多い中で(もちろん「意図」としてそうしているのは別だが)、これだけ細かいところにこだわったのは見事だ。
1時間20分程度の作品なのだが、そういうきめ細やかさよって、全体がとてもいい時間に見えてくる。
同棲・入籍した1組のカップルを中心とした、学生時代のサークル仲間との数年間の出来事を、時間列ではなく、意味列に並べ、ストーリーをわかりやすくし、観客の興味を先に持っていこうとした。
そこでは会話が大切で、とてもいいグルーヴになりそうだった。
「なりそうだった」というのは、全体のトーンの在り方、例えば台詞のトーンや人の存在のトーンがもうひとつ同じでなかったところがあったことによる。
違和感、というほどではないのだが、喉に刺さった小骨のような、別トーンが見えてしまうのだ。
例えば、「空気の読めない男」という存在は、確かに会話中の「違和感」として存在するのは正しいのだが、「同じトーン」の中にある「違和感」としてほしかったと思う。
そんなに気にすることではないのかもしれないのだが、これだけ会話に集中できる要素が揃っていると、どうしても細かいところに目がいってしまうのだ。
しかし、全般的には、会話の重ね方など、実にうまいと思った。
自然風に見えてくる。特に前半、引き込まれていったのは、そうした会話の巧みさによるものだった。
特に、「いいことを言ってまとめよう」とするときには、意外と当たり前の言葉しか出てこない、なんていう感じはいいなと思った。
役者では、妻の夏帆役の柴田さやかさんが、前に出るというわけではないのに、全体を包み込み、物語を牽引しているようで、特に印象に残った。
ストーリー自体は、挫折・きっかけ・再チャレンジ、というような若者の成長を描いた王道路線ではあるが、いろんな台詞とか想いとか、散りばめたものがきれいにはまっていく様は、嫌みなく、見事だった。
ただ、「本当にやりたいことをやっていく」ということへの「辛さ」とか、「それでも自分の道を進んでいく」ことに対する「原動力」とか、そんな「何か」が必要だったのではないだろうか。
戦場カメラマンという特殊な設定であるだけに、そこはどうしてもほしかったと思う。
つまり、そういうことが、きれいごとだけでは済まないことはわかっているはずだからだ。
例えば、この舞台を上演している役者やスタッフたちにとっての「演劇」が、主人公の「戦場カメラマン」ではあったと思う。
ならば、自分たちが「演劇」を続けていくこととダブらせて考えてみた上で、主人公の行動を考えてみてもよかったのではないかと思うのだ(余計な意見かもしれないが)。
つまり、「自分たちの視点」も必要ではないか、ということだ。
それはもちろん簡単ではない。「希望」とか「願望」とかを盛り込んだ「ファンタジー」であるのならば、そうした方向でもよかったと思う。
それと、ユーモアがもう少しほしかった。笑いがちょっと起こるような作品であったのならば、もっと身近に感じたのではないだろうか。
…この家では、MXテレビを見ているのかと思った。マツコデラックスの声が客入れから響いていて。
渡辺美帆子企画展「点にまつわるあらゆる線」
青年団若手自主企画 渡辺企画
アトリエ春風舎(東京都)
2012/02/05 (日) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
ハードとソフトの融合感
主人公のスペックの表し方と
その枠のなかで動いていくものの事象が
非常に良く作りこまれていて・・・。
企画展とされているし、
確かに態は展覧会の様相を呈してはいるのですが、
そこには極めてまっとうな
演劇の世界がありました。
ネタバレBOX
開演時間の15分くらい前に劇場に到着、
すでに開場していて。
ドリンクチケットとトークンを2枚もらって
春風舎のスペースに足を踏み入れます
様々な展示のなかでも
場内にたくさんぶら下がっている紐にまず目が行って。
紐につけられたタグから
それらが一人の女性のデータをデジタル化したものであることが
わかる。
たとえば「鎖骨の長さ」といった身体的なスペックから
「私のことを好きって聞いたときの反応、両手を広げた長さを1cmとする」
といったかなり凝ったものまである・・・。
かと思えば彼女の重さを実際に持って体現できるものや
彼女の頬の柔らかさを実感できるものから
彼女の家のカギ、
抜けがらなんていうものまでが置かれていて・・・。
そして中央には彼女自身の部屋があり
静止した彼女自身が置かれている・・・。
会場をめぐりそれらを観た段階で
すでにひとりの女性が
不思議なリアリティをもって観る側にあって。
心拍を定義したメトロノームの音が
会場内に響いていることにも気づき
ふっと彼女の内側に置かれているような気分になる。
展示会場の中央で
彼女の一日が繰り返され始めます。
2月3日の日めくり、
目覚めて、化粧水を塗り、
ベランダに出て窓の外を眺め
マグカップの飲み物を口にし、
日記を書き、眠りにつく。
そのルーティンは、博物館の動く展示のごとく、
なんども繰り返されます。
で、次第に展示されている
彼女のハード的なデータや記録が
観る側にとっての彼女の一日とリンクしていく。
最初は漠然とその姿を眺めていたのですが、
そこに
他の役者たちの様々なパフォーマンスが重ねられ
彼女の内外の景色になっていくなかで
次第になにかが広がってくるのがわかる。
男たち、
制服の女子高生、
足ひれをつけて徘徊する女性・・・。
ふっと展示と彼女の動きの内外が逆転して・・・。
唐突に思えたそれらのことが徐々に変化して
彼女の内なる記憶や想いの具象として
一つの世界に取り込まれていく。
そして、客観的に彼女に属するものを観ていたはずが
夢と現のそれぞれの中で彼女の内側に去来するものを
観ることに世界が置き換わっている。
彼女自身の情報とそれらが機能して観る側に映し出されるもの。
準備されたハードウェア上でソフトが稼働して
会場全体が、
一つの演劇空間として機能していく感覚。
でも、そこから生まれ伝わっててくるものは
イメージを創り出すロジックが
実験的に示されるというような感覚を乗り越えて
人が日々を営むことのビビッドさの実感として残る。
デジタル化された表現やデータには
ハードウェアがソフトによって起動しているような
醒めたドライな感覚がありながら、
そこから浮かび上がってくるものには
時間の繰り返しと表現の拡張によって膨らんだ
豊かなリアリティをもった
一人の女性の感覚があるのです。
終盤日めくりが一日進み、
彼女が入籍をしたこと、さらには引っ越しをすることが示されます。
留まって展示されていた時間から抜け出して
すっと時間軸が伸びていく。
会場を去る前に
もう一度ぐるっと場内を一回り。
ガチャガチャとトークンや
冒頭には奇異に感じた
抜けがらと表示されているもの、
展示されているものそれぞれから
改めてニュアンスを感じることができて、
この表現、
本当にしたたかに作りこまれているなぁと再び感心。
もう、がっつりはまってしまいました。
ハローワーク
国分寺大人倶楽部
テアトルBONBON(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
流石流石の一言です
緻密に創られていた、スゴかった。
何故か見終わったあとジーンとしてしまった。
田園に死す
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
「恐山」発「下北(沢)」行きの、寺山修司を巡る旅
同名の映画が含む要素、つまり、寺山氏の自伝的な内容、母、恐山、映画、時間というキーワードを見事に散りばめ、ギラギラとしながら泥臭く組み上げられた作品。
大勢の役者、映像、音楽が織り成す全体の熱量は凄まじく、とても濃厚。
ネタバレBOX
『田園に死す』は、もともと寺山修司氏の歌集のタイトルということもあろう、オープニングで、出演者が舞台に登場しマッチを擦りながら登場し、有名な短歌「マッチ擦るつかのま……」(歌集『田園に死す』からではなかったと思うが)などを叫ぶ。
短歌は、単語やセンテンスに分けられ、執拗に繰り返されていく。それによってコトバが言葉とことばに重なっていく。寺山が始まった、天野が始まったという合図だ。
マッチを擦り、叫びながら現れる出演者で舞台は埋まり、タイトルと唄。
ここまでで、すでにジビれてしまっていた。
あまりにもカッコいい。
確かにマッチ擦りながらのシーンは、本家(?)万有引力では必ず(と言っても何本も観ているわけではないが)どこかで行われるシーンではあるのだが、それは横に置いたとしてもカッコいいのだ。
少年王者舘の天野天街氏が演出とあって、確かに少年王者舘の匂いはプンプンしていた。
映像の使い方・見せ方、セットの使い方・見せ方・手品のようなシカケ、コトバの遊び・つなぎ方、ダンス等々で。
しかし、少年王者舘は、とにかくそれをストイックに突き詰めていき、がっちりした形状であるとすれば、こちらは少し違う。
明らかに、流山児★事務所の作品に仕上がっているのだ。
それは、「人」の「在り方」だ。
人の持つ、能力と曖昧さと、その場(あるいはその時間)との関係性を強く感じる。
つまり、ライブ感とでも言うか、人が動いている感とでもいうか、そんな感じだ。
もちろん、少年王者舘にもライブ感や人がいることの、強い刺激はあるのだが、少年王者舘には、髪の毛1本も入らないような緻密さがある。一方、流山児★事務所にはもう少し「余白」があるような印象なのだ。
特に観客の空気を読んで動いているように見える、流山児氏本人の存在にそれを強く感じた。
観客席側から登場し、「一体誰なんだ?」と観客が思っている間に、キャラメルを食べ、気持ち良く唄ってはけるのだ(後で当パンを見たら役名は「寺山司修」だった!)。
結果、天野天街(少年王者舘)と流山児★事務所の関係はとても美しく引き合い、押し合いながら相乗効果を生んでいるという、コラボの一番いい形になっているのではないだろうか。
流山児★事務所を思い描き、脚色・構成した天野天街氏の腕は確かだということでもある。
そこに天野天街氏自身の、少年王者舘で培ったテクニックがすべて投入される。
オープニングあたりでは、映画のほうの映像を映していたのだが、それは、「これとは違う」「これとは同じ」という意気込みと原作への敬意の現れではなかっただろうか。
「覗いている」「シンジ」の登場という、かなりアイロニーの効いた主人公の登場から、新司、しんじ、新次が現れ、ウソかマコトかわからない修司の自伝的なストーリーを軸に、映画の軸を絡み合わせて、母や自己の位置を探るという、寺山修司を巡る旅に観客をいざなっていく。
繰り返し繰り返しのくどさ、その微妙なズレ、そういう演出のシカケも楽しい。
映像のインパクト、シーンのつなぎは、映像の編集のようでもあるのだが、確かに演劇(舞台)でしか味わえないダイナミックさとインパクトを感じる。
柱時計のシーンの凄まじさ!
幾重にも重なっているエピソードとシーンの関係、そして、一瞬の暗転と音楽(唄)がいい。
J・A・シーザー氏の音楽(歌曲)は、合唱が、その真価を発揮する。
さらに、花輪和一氏による、アナクロなフライヤーも素敵すぎる。
ダンスシーン、特にラストに延々続くダンスは、モロに夕沈さんの振り付けだとわかるものだ。大人数で、見せ、かつ音楽との親和性も良いもので、トランス状態に陥りそうなほど、しつこく繰り返され、ラストを飾る。
ラスト、映画では「新宿字恐山」となり、一挙に新宿の雑踏となるシーンは衝撃的だったが、舞台では、「下北」である。青森の下北ではなく、演劇の街「下北沢」なのだ。
舞台奥に、今観客がいる(はずの)スズナリの入口が再現されている。
39歳の新次(シンジ、しんじ、新司)がそれを見上げるというのは、「演劇」に戻っていく姿であり、流山児氏と天野氏の強いメッセージだろう。
印象に残る素晴らしいシーンだと思う。
びんぼう君
五反田団
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2012/02/01 (水) ~ 2012/02/02 (木)公演終了
満足度★★★★★
観劇「びんぼう君」
ふたりの押し引きするパワーバランス、場の、ピースが欠けた部分に第三者が収まって、流動的に安定した関係が生まれた。
人間性がむき出しになる遊びの場面は、集団での箱庭療法にも見える。じかに向き合うよりも、相手のことがたくさん分かる(自分のことはよく見えないけど)。
みじめな境遇がまず笑えて、それから切なく見える。笑えて切なくて身に覚えのある、何重にも質の高い芝居でした。
ある女
ハイバイ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2012/02/04 (土) ~ 2012/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
観劇「ある女」
今まで観たハイバイ作品に較べ、珍しい匂い。生々しさと幻想的な雰囲気のミックス。岩井さんの劇作の、観せ方が変わってきてるのか?
愛にアイデンティティを求める女、彼女の話をなんでも聞いてくれる隣人、彼らの、絶望の中で一筋の細い糸をたぐって歩くようなラスト。どこへ行き着くのか、終わっても見通せない…
観る人によって笑いの有無、場所、タイミングが大きく異なりそう。特に女性にはかなり応える人も。
渡辺美帆子企画展「点にまつわるあらゆる線」
青年団若手自主企画 渡辺企画
アトリエ春風舎(東京都)
2012/02/05 (日) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
かなりおもしろかった
千秋楽を観劇。
何度も見たかった。
空間が良い感じ。
「彼女」を演じた女優が素晴らしかった。
集中力と持続力があった。
この公演の成功は「彼女」に負うところが大きい。
「彼女」を見ていれば、それだけで幸せだった。
他の俳優は余り良くない。
Living
岩渕貞太 身体地図
STスポット(神奈川県)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★
うーん
なんか踊りじゃなくて、動きだと思った。
音楽は無くて音だけだった。
私は踊りが見たい。
音楽も聴きたい。
愛はタンパク質で育ってる
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2012/02/08 (水) ~ 2012/02/14 (火)公演終了
満足度★★★★
程良い粗さが好きです
以前から気になっていた劇団でしたが、今回お初。オムニバスのようにエピソードが少しづつ積まれていって、パズルのようにはまった瞬間の気持ち良さ!一見緻密過ぎない、程良い粗さが好きです。テンポの良い会話も魅力的!!
花のもとにて春死なむ
兵庫県立ピッコロ劇団
ピッコロシアター (兵庫県)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/17 (水)公演終了
桜の樹が印象的
私にとってたいへんお世話になった(尊敬する)お二方が、
作と演出をなさった作品です。
ありがたし。
蛍の光
兵庫県立ピッコロ劇団
ピッコロシアター (兵庫県)
2011/06/03 (金) ~ 2011/06/08 (水)公演終了
見つめる
大ホールにつくられた、団地の一室。
そこに生きる何人かを、じっとみんなで見つめている感覚でした。