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朗読劇「幻色江戸ごよみ」

朗読劇「幻色江戸ごよみ」

Team申

PARCO劇場(東京都)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/07 (水)公演終了

満足度★★★★

最終日観劇
連日ゲスト出演があったらしいが、最終日はメイン3人のみの出演。
本番前の場内アナウンスとマナー注意が三者三様+劇場スタッフによる出来過ぎのコント芝居。見てて楽しかった。
チーム申に限らず、パルコはこんなリーディング公演を固定化して上演企画してくれないかな。

宮部みゆきの時代物小説。
最終日演目「器量のぞみ/神無月/紙吹雪」

ネタバレBOX

舞台上は落語の高座そのもの、座布団3人分。そこでリーディング開始。ト書きと多様な役柄を起用に演じ分け、見ている(聴いている)観客はその世界を頭の中に情景として容易に思い浮かべる事が出来る。
時折効果音や映像?の演出も交えて表現。

蔵さん、神無月の止むに止まれぬ盗人と器量のぞみの茫洋としたお信が良かった。
亀治郎丈の声色変化は流石。落語口調になったり、ナレーター声も聴き易い。
佐藤さんは朴訥とした役柄と柔和な話し方が聴きやすかった。
石榴天女

石榴天女

ナンブケイサツ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

北池袋 新生館シアターで回り舞台ってスゴイ!
横溝正史の金田一シリーズへのオマージュ的作品?古(いにしえ)より伝わる”ザクロ天女”の伝承を始めとして、全編通して非常に練り込まれたストーリーでした。ただ全体的にB級テイストな雰囲気だったので、もっとエレガントに仕上げても良かったのかも。骨子がしっかりしていただけに、ちょっともったいない気もしました。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★

おもしろくなかった
劇団の感度と自分が合わなかったのだろう。

脚本も演出も役者も悪くない。というよりすばらしい部類に入るのであろうが...

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/06 (火) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

日本の問題か
昨年も同じテーマでいろいろな団体が演じてきたものを、3.11にフォーカスして演じられた。
思出横丁の作品は生々しく、四次元ボックスは婉曲的に、荒川チョモランマは情景的に、けったマシーンは哲学的に演じられていた。

3.11は衝撃的な事実だ。それを芝居で果たして表現できるのかを問うた試み。答えは...どうなのであろうか

「春待草 - ひとりでは淋しすぎて-」

「春待草 - ひとりでは淋しすぎて-」

菅間馬鈴薯堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/03/07 (水) ~ 2012/03/13 (火)公演終了

満足度★★★★

さむいから、あたたかい
初菅間馬鈴薯堂。

奇をてらってるわけじゃないけど独特の雰囲気。面白い。

ネタバレBOX

ちっとも売れない演歌歌手の影山ザザ(稲川美代子)やそのマネージャー・城田(代田正彦)、出戻り歌手・社(舘智子)、歌手を廃業する河村(市橋朝子)、河村のマネージャー・東山(西山竜一)、ザザの弟子で袂を分けたがザザの元に戻った川北(橋口まどか)と沼田(関口敦史)ら、落ち目な人間を、秋田のホテル「鶉屋」の主人やそこに住む、震災で一時的に避難している元ホステス3人らを交えて描く。
ザザが放つ「負け通し。勝ったことなんか、一度もない。」って言葉通りの感じで、ホテルも元ホステスらと相部屋という扱い。それでもザザからはマイナスな言葉は出てこない。演じた稲川の自然体な演技が上手いからか、トゲがなく優しい空気を醸し出す舞台。セリフのセンスも細部にわたって良くて、スローなテンポが逆に心地よいくらい。実際、ザザらの状況が大きくかわるワケでなく、また次の街に向かう。平坦といえば平坦だが、8週連続U-SENで最下位をとった「春待草」のエピソードや川北らとの決別、ダンスに歌と退屈することはなかった。
静かな良舞台。次回も観たい。

「ビールのレッテル、落ちてるって書いただけで、それが、詩になるんですか?」ってのはそのとおりだね。
OZ-オズ-

OZ-オズ-

Studio Life(劇団スタジオライフ)

シアターサンモール(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

満足度★★★★

1019
Oチーム、Zチーム両方見てきました。

原作の漫画は好きだけど記憶がおぼろげ。
でも舞台を見ている内にシーンやコマ割りまで思い出され、原作に忠実な内容だったと思います。

Oチームはライフの方が中心なので遊び心もあり、要所要所で見応えがありました。
Zチームは竜星涼君が初舞台なので、新鮮さと若さが世界観にあっていました。

両チームの印象は違うのですが、要となる1019が曽世海司さんのシングルキャストだったので、根幹にぶれがなく最後の台詞に重みを感じて、とても良かったです。

友情のようなもの

友情のようなもの

夕暮れ社 弱男ユニット

元・立誠小学校(京都府)

2012/03/07 (水) ~ 2012/03/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

プレビュー公演を観ました
プレビューを観ました。すごく刺激的で湧き出るものを魂で感じることができるのですが、いささか引っ張る傾向があり、ちょっと退屈になります。ですが、壱日の休演と稽古を挟み、本番ではブラッシュアップされたものとなるはずです。御厨小川コンビの馬力は素晴らしい。これだけでも見る価値はあります。芝居はおすすめです。残念なのは観客席がまったく快適ではないこと。普通の姿勢では座れない席がありました。足はつるし、首は痛いし、腰はバキバキになるし、芝居を引っ張っています。早急に改善が必要。評価は芝居のみ、今回は運営面は目をつぶります。

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

【公演終了!】グッドモーニング・マイ・ヴィーナス

GAIA_crew

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/06 (火)公演終了

満足度★★★★

うまいっ!
実にカッコいい。エンターテイメントの王道のような話ですな。ハラハラ、ドキドキしながら2時間たっぷり楽しめました。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

感度
照明がとてもキレイでした。そして舞台の広さ高さ空間をふんだんに使ったスケールの大きさ(美術だけではなく、肉体も。物語とダンスがピシッと合った)に圧倒されました。あの大人数のダンス(乱舞)はため息が出るほど美しかった。決して一糸乱れぬというわけではないのですが、なんか痺れる。音、音楽もよかった。ちょっぴり詰め込みすぎ感と終り方に何か足りなさ(かな?)はあったけれど、凄いパワーで全部見せてくれた感じ。
あらすじにあるように『感度』を巡る舞台でした。『痛み』がわからない悲しみ。

ネタバレBOX

『感じない』ってほんとうに怖いと思う。例えば誰かを殴っても(命を奪っても)『痛みを想像できない』『麻痺してしまう(←ペットの場面)』って恐ろしい。
ジレンマジレンマ

ジレンマジレンマ

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

“正義”VS“正義”
ワンツーワークスらしいPOPさが控えめなのは、3.11が題材だからなのかと思う。毎回のことながら、空席が多いのが惜しい。

LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

LOST & FOUND (ロストアンドファウンド)

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★

丁寧な作品
当日パンフレットの様相・内容やほぼ素舞台であることから、
低俗なお涙頂戴であることを覚悟して観始めたが、
冒頭から二つ目、主人公とその同棲相手が話し合う場面で、
開演前に立てた予想は良い意味で裏切られた。

センスと鋭さのある脚本。
恐らく限られた予算内で精選されたであろう、衣装と照明。
下手な誇張や歪さがなく、感情に根付いた演技。

丁寧に作られている作品だと感じた。
適度に笑いが加わればぐっと面白くなると思うのだが……。

【3日(土)完売!】ハイパーアトラス

【3日(土)完売!】ハイパーアトラス

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★

SFをなめてはいけない
説明不足過ぎやしませんか?

せっかく、小さい子なども見に来てくれていた満席の舞台にしては・・・。
でありました。

感情吸引装置・ドーム都市・エネミー・かっこいい戦闘部隊などなど。
いじれる要素が多いのに、空回りしていた感じが否めませんでした。

あぁ、これが言いたいのかな?
こうすればいいのにとか、心の中で突っ込みまっくていました。
うむ 残念であった

ネタバレBOX

ドームの規模が不明
何人くらい住んでるの?
他にあったの?他と交流は?
閉鎖空間なら、エネルギー循環は閉鎖系ですよね。
(生命球みたいな感じ)
そこで物理的で無い感情エネルギー使用など。
いろいろ設定を作って、見せ場や説明などして。
観客を強引にでも引き込もうとする行動が無いように感じた。

主人公は、どうして外に出たいの?
外に出ることは精神的にプレッシャーかからないのか?
なんかドーム内での独自の宗教感でもあるとか、

「人型感情ゴミ」って台詞のみ、妙に耳に残った。
敵になったら、「ヤツラ」でいいじゃん。

ドーム内、動物とかいるのかね?

人間に危害加えられるほどの「ゴミ」さんは、
顔あって、わかりやすかったけど。
伝染するなんて設定あるのなら、視覚的に色つけるとか。
区別できるようにした方がよいのでは?
伝染しても、動きが良くなる位にとどめて表現は動きに限定し。
人を襲うのは、人間型のみとした方が理解しやすいと思いました。

最後の敵を、みんなで撃ちましたーって。
ゆーよりも、
なんかケーブルでも繋いで主人公の武器にて、
盛大にやっつけるとかした方が・・・・、実際盛り上がり今ひとつでした。

ドーム内で飛行機械とか、脱出ルートの設定とか。
こじつけても理屈が欲しかった。

あと、子供さん見に来ても判りやすくは無理としても。
死んだり、殺したりはやめませんか。
せめて重症リタイアとか、笑いも今2つ3つくらいでしたねー。

ダンスは見事でしたが、もっと使いドコロあったようにも感じます。

とても とても 残念に感じた芝居でありました
モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯

Musiko

APOCシアター(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/05 (月)公演終了

満足度★★

きれいなシアターですね
愛がありますね、作りこみに(^^)。
さて「岩窟王」さまざまにオチが、とっちらかってますので。
どんな風に物語をみせてくれるのか期待していましたが・・・・。
うーん、ちょっと・・。って思った。
小道具や衣装(舞台セット)など、
いろいろ頑張っていた様子は理解できたけど。
皆が知ってますよねっと説明省かずに、
ストーリーテラー入れた方が良かったのでは?
と思いました。

せまい空間でもありました。
声や演技は小さく、大きくとやって見せた方が味・幅が出たのでは?
と思った2時間強っすね。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

3日目ソワレ
プラスチックモデルで喩えれば、初日ソワレはまだバリやランナーとの繋がり部分が残っていたのにこの日は水ペーパーで仕上げたように滑らかで、しかしランタイムは5分ほど増の130分。(ダブルコール含む)
楽はやはりシアターガイド通り150分か?(笑)

ネタバレBOX

アフタートークでの「ミミちゃんを2-6名で演ずるのは人の多面性を表現するため?」という質問に対する広田主宰の「それに加えて役の数よりも出演者の数が多かったため」との回答に、倉多江美「一万十秒物語」中の「スーパー民主主義」を想起…ってマニアック過ぎ?
スケベの話

スケベの話

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/29 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

あたたかくなるから 上着は脱いで と いうことかしら
バットとボール編は、とてつもない ような感じで、面白かったです。
あれ パンフレット売っているんだと 思いましたが、
セイなる夜編を、観てから買おうと楽しみにしました。

どちらの作品も おもしろくて、個性が感じられて、 
笑って 温まりました。

【3日(土)完売!】ハイパーアトラス

【3日(土)完売!】ハイパーアトラス

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★

演劇?
特撮・アニメ的な世界観に拒絶反応はありません。
ただ映像向きの素材だけに演劇らしく成立させるには
一捻りも二捻りも工夫が迫られるわけでが、あまりにも
素直な直球を放り込みすぎたような。

不自由でもないドームの外へ「出たい」理由の源が自由への
欲求では、ぼんやりとした動機で「脱出」といえるような
闘争や葛藤が伝わらず主人公らへの共感は涌かず。
負の感情の怪物の成り立ちや戦いに焦点が注がれこの作品は
つまりアクション活劇を意図したということなのでしょうか。

ルックスもなかなかな若手役者陣の熱演ぶりは目に焼きついた
ものの演劇的な味わいには浸れなかったという拍子抜けは
否めませんでした。

うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★


初ひょっとこ乱舞。タダ観した。

序盤馴染めるかしらと思ったけど、集中して観ていられた。

ネタバレBOX

パンフ買わなかったから役名がわからないけど、「痛み」に鈍感な男といろんなことに「敏感」な女の話。

「アンカ」という不条理な事柄を遂行する「泳ぐ魚」に属する男とその女の悲劇か。男との接触で前より明るくなった女だが、植物人間の臓器をゲットする、というアンカがトリガーとなり、男は女を殺す。
女役を二人にした手法は馴染めたしいい感じだった。女の過去回想とか見ごたえ十分あったし。男が女を殺す演出(額にキス)は、実際どうだったのかしらないが、面白い。純愛話のようにも見えるが、テイストは重い。
また、ダンスはシンプルながら、大人数の魅力と上手く作用して楽しんでみていられた。


ただ、面白い、と言い切れないのはなぜだろうか。男と女の心を掴めなかったからだろうか。やっぱり純愛の話だったのかだろうか。
うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度

残念ながら・・
私のような凡人には全く理解できませんでした・・。途中の長いセリフは、早く終わってほしい気すらしました。ただ、ダンスは素敵だと思いました。

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/06 (火) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★

本当に日本の問題を考えたのか
昨年の3.11の震災は一度の災害としては津波に加えて原発事故という甚大なダブルパンチで世界の歴史に類を見ない様な物であることはよくわかるが、これを『日本の問題』というテーマにしてしまう問題のすり替えがこの日本で起こっている。
今まで募金をしたことのない人や、組織力も人脈もない人間や組織までこぞって東北に乗り込んで『支援』という自己満足に浸っているのではないかと思わされるとがある。
今の日本の問題は、震災を隠れ蓑にして今まで日常的に存在している身の回りの問題を棚上げする格好のネタとなっている様に感じられる。
日本の問題は意識すれば見える問題も見ないふりをする民族性にあるのではないか。本当に日本の問題とは自分の問題であるはずなのに。
私たちは本当に日本の問題を考えているのだろうかと、今回の観劇でしみじみ思った。

ネタバレBOX

演目前に東大生を名乗る人が出てきて、『演劇には意味がない』と演説を行っていたが、こうしたことは最後のトークセッションでやって欲しい。どうしても言いたいことがあれば、ここは演劇を見にきているのだから演劇で表現して欲しい。演劇に携わっている人とは思えない観客に対する思いやりのない行為です。以後、絶対やめて欲しい。
ガラパコスパコス 広島Ver. 東京公演

ガラパコスパコス 広島Ver. 東京公演

公益財団法人広島市文化財団 アステールプラザ

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

人類と日常の話
はえぎわ未見。面白かった。

ネタバレBOX

内向的な木村太郎(村田遼太郎)と老人ホームから抜け出たボケ老女・まっちゃん(恋塚祐子)の奇妙な同棲とそれを取り囲む人たちを描く。
壁面や床に文字やイラストを描く手法が良く計算されてて面白い。

老人ホーム従業員の明日(恵南牧)と明後日(石橋未央)は脱走の件で首になり、まっちゃんの娘・晶子(三浦雨々)と孫・先子(井上文華)は悲しんだり怒ったり、太郎の上司・花丸(高松呼志響)は同僚の渡(石田芽)に懸想し、渡もまた太郎に懸想し、太郎の兄・晴郎(富川一人)は妻・静香(山田明奈)と離婚し、明奈は酒に溺れ、明奈を暴行未遂した耕介(吉森雄作)は明日明後日を殺してしまうし、柱谷先生(坂田光平)は無精子症でその妻・緑(堀田夏美)は想像妊娠(妊娠虚偽?)だし、アメリカンな隣人(関友里恵)は感電死しちゃうし、古山はバスに乗れないし…ちょっと変だけどやっぱり普通な人々を凝縮した舞台だった。この中にあって、屈折しているようなまっすぐなような太郎とまっちゃんの二人が綺麗に感じられた。
最後、まっちゃんがホームに戻り、スーツに着替える太郎と、それを取り囲む面々が踊るボレロ…繰り返される日常と人類の歩みに彼も組み込まれたということか。サブタイトルの「進歩してんのかしてないのか」ってのはヒトに対しての面白い問いだ。

村田も恋塚も演技も声も良かった。高松、石田、富川、山田、吉森とかも良かった。「天辺塔」の役者が多かったみたい。ちょっと観てみたくなった。

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