満足度★★★
丁寧な作品当日パンフレットの様相・内容やほぼ素舞台であることから、低俗なお涙頂戴であることを覚悟して観始めたが、冒頭から二つ目、主人公とその同棲相手が話し合う場面で、開演前に立てた予想は良い意味で裏切られた。センスと鋭さのある脚本。恐らく限られた予算内で精選されたであろう、衣装と照明。下手な誇張や歪さがなく、感情に根付いた演技。丁寧に作られている作品だと感じた。適度に笑いが加わればぐっと面白くなると思うのだが……。
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2012/03/07 22:33
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