最新の観てきた!クチコミ一覧

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ネジ工場

ネジ工場

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

生活する「人類」へのまなざし
初めて観た前回公演では、客席で大笑いしつつ痛い涙が流れたタカハ劇団。
こういう作品も作れるのね、とビックリ。

中盤まで、いかにも舞台演劇!なテンションの芝居に若干ひいてしまったものの、細やかな人物描写の光る脚本に次第に惹きこまれていった感じ。
単なる社会批判に終わらない、「(一人ひとり「生活」を抱えた人間の総体としての)人類」への普遍的なまなざしの鋭さをさりげなく感じさせる作劇はお見事。

不満点は演技テンション以外だと、暗転が多かったのが気になっちゃったとかだなあ。
もうちょっとスムーズな場面転換が見たかったかも。
脚本面で欲を言うのであれば、前作で見られたような「作家の渾身の一撃」的な印象に残るセリフ/描写が、今回もそれなりにほしかったかなあ、と。
 

最後に。
客入れの音楽が印象的、なんてミュージシャンのなんて曲なのか情報求む。

ネタバレBOX

客出しでたまの「さよなら人類」流したのは心憎い演出だなあと。
スピリチュアルな1日

スピリチュアルな1日

アミューズ

あうるすぽっと(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

イヨッ!千両役者!!
凄くよかった!とってもおもしろかった!!

また観たい! ・・・ま、観るんだけど(笑)

脚本は・・・ベタなのかなあ。ベタな感じに見せて、新しい構成を混ぜ込んでる感じもするんだけど。とにかくバッチリコミカル&キュンとなります。

お笑いのNONSTYLE石田明さん。

最高。

漫才の腕だけじゃなく、役者としても抜群です。
声もすごく良い。きっと舞台の世界でも「石田明」の名前で客が呼べるようになるじゃないかなあ。

須藤理彩さん&片桐仁さんの「有名どころ」は、さすがの安定した演技。

強烈におもしろかったのは、吉本菜穂子さん。
冒頭は、若干ウザい感じの役だったんだけど・・・途中から、おもしろいのなんの!!!
ほかの舞台では、どういう演技をしてるんだろう。。。そもそも、吉本さんご自身がどういう人なんだろう。。。こういう気持ちになるって久しぶりな気がする(月に一度は、そんなことを思いを抱いている気もするが 笑)

ラストは笑いながら泣く、泣きながら笑うという感じ・・・もう最高!!!

グリーンベンチ

グリーンベンチ

ビーオネスト

サンモールスタジオ(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

再観の価値はある。
救いのない家族像・・・と言えば、それで事足りてしまうのだろうか?

舞台上に描かれた家族の「闇」は、既視感のあるものだし、舞台上で繰り広げられる展開は予想通りのもの。

観劇後の率直な感想は「ありがちな脚本を、演出家と役者が技術&情熱で芸術作品にもっていった」という感じ。

ただ、今思い返すと・・・自分の人生と比較して考えると・・・思いがあふれてくるにはくる。

ま、あまりにも「柳美里」な作品なので、比較しうる対象ではないのかもしれないけど。
学生時代になんとなく顔を出していたゼミで繰り広げられていた「ジェンダー論」「家族論」に対するボクの違和感というか空虚感を思い出すなあ。「だからなんなの?」ってやつ。

テーマがテーマだけに、重苦しいし、眉間に皺寄せて観ることになるんだけど・・・「ま、こういう人もいるんだろうな」という見方も有りなんだと思う。

もちろん、「優しさと冷たさ、親身と軽薄の表裏一体について」「家族間の役割とは、演じるものなのか?本能的に身に付くものなのか?」「現実逃避と淫乱の関連性について」「現実の家族を目の当たりにした時、理想の家族観とどう折り合わせるのか?」「精神を病んだ知り合いとどう接するか?」等々、深く考えてみるのも良いんだろうし。

そういう意味では、リピートする価値のある芝居だと思います。

なんといっても演技・演出(衣装、メイクを含む)がとても良いです。

藪原検校

藪原検校

こまつ座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/06/12 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

こまつ座メインでは初見
以前コクーンの蜷川演出・古田出演を見た。
コクーン版のテーマソングが未だに口ずさめるけど、今回のギター演奏もいい。シナリオは同じなので主に役者さんばかり見ていたけど、いぶし銀のようなずっしり感覚で見応えあり。
でも灰汁の強さではコクーン版の方がインパクトあったような気がした。
なんというか、悪いものを一回浄化させて、また汚してみたって印象。

ネタバレBOX

杉の市が人殺しを行う度に赤い綱が増えていく。因業から極悪非道に至るけど、不思議と「悪」人の顔には見えなかった。背負ってるものにどっか下衆さがないというか‥萬斎氏のキャラクターによるものなのかな?
10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

いや~、とても楽しめた!
とても楽しめるコメディーだった!
それだけでなく、10周年公演としてメッセージを込めた内容に思えた。
芝居観て仕事の疲れがふっとんだ!心が元気になった!
上演時間2時間。
本日はオマケのアフターショー3分。

ネタバレBOX

いろんな個性的なキャラクター満載。
一世を風靡した元子役のなれの果てキャラ、滑舌の悪いキャラ、ドSキャラ、お色気キャラ、実はホモだったキャラ、ダンスの上手い給食オバサン、キャラの薄い着ぐるみペンギン等。役者陣はみな上手かった!
でも、やっぱり元宝塚キャラのザンヨウコさんの存在感はさすが!
オマケのアフターショーのダンスも良かった!

物語は、ある女性教師が新任時代から10年務めた高校を
辞めると決意した話を軸として展開。
いいところの全くないと思えた彼女だが、周りの教師たちが
教師としての彼女の10年で良かった思い出を探し、
それをみなで芝居として、彼女の前で演じる。
そして、彼女は教師を続けることを再決意する。

「10年間やってむだなことはない」。この芝居のテーマである。
劇団も10年の間に、色々あったんだろうなあと
この芝居をみて感慨深い気持ちになった。
(映像で出演した人たちは、過去に劇団に関わった人たちかな?)

劇の終盤で教師たちがみなで歌った「翼を下さい」は良かったなあ。
はじめバラバラだった皆の歌声を、女性教師が指揮でまとめる姿は、
劇団を1つにまとめる主宰の姿に感じてしまった。

仕事や人としての評価は、他人が決めること。
自分の人生の満足度は自分が決めること。
やらなくて後悔するより、やって後悔する方がずっと幸せ。
遠まわしにそんなことを言っているような気がした。
南部高速道路

南部高速道路

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

渋滞からのコミュニケーション
日常が非日常になり、何時の間にか日常に変化して時間が経過しているようで、まさに見ている行為が渋滞と連携して白昼夢のような感覚だった。

ネタバレBOX

昨年の震災で被災地を彷彿させるエピソードあり。そんな中の怒り、共同、和解、別離、友情、親愛、新しい命が上手い事絡み合って話が流れていくが、どこで終るのか全く予想つかず、このまま渋滞の先頭が見えないまま話も終わらなんじゃないか、と思ってしまった。(さすがにそんなことはないけど)
クリスマスが近づいたある日のプレゼント交換シーンに思わず気が緩んだ。閉塞の最中で起きたいい場面だった。

miniの彼女の時計が見つかり、時が動き出す。
渋滞は解消され、いつの間にか連帯感を持ったコミュニティは崩壊する。
バスの運転手はあのまま、彷徨い続けるんだろうか。
不思議で面白かった。
笑の神様【連日満員御礼!ご来場誠に有難う御座いました!】

笑の神様【連日満員御礼!ご来場誠に有難う御座いました!】

江古田のガールズ

シアター711(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑えない。
笑いを期待していたのに見事に裏切られました。はっきり云って怖いです。そして役者さんの演技がハンパ無いです。最初は笑えてましたが、後半はもう!?★シリアスというかホラーというかサスペンスというか。久しぶりの衝撃作です。

THAT FACE~その顔

THAT FACE~その顔

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2012/06/14 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台美術
舞台美術がかなり良い、かなり。
☆はおまけで4つ。

南部高速道路

南部高速道路

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

もっと完成度を
おもしろかった。原作も面白いのだろうし、世田谷パブリックシアターのバックアップでワークショップも繰り返したのだろう。ただ完成度ではかなり劣る。
私が応援しているシアターモーメンツに劣る。ままごとに劣る。マームとジプシーに劣る。バナナ学園に劣る。長塚圭史まだまだこれから。
ガラスの動物園の時も、プロジェクト大山の使い方は大失敗だと思っている。

ねこと魔法使い

ねこと魔法使い

立教大学演劇研究会

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

大学のとは思えない面白さ
脚本演出が初めてと聞きましたが、不思議なキャラクターたちにも違和感を感じず、大学の劇とは思えない質で楽しめました。

THAT FACE~その顔

THAT FACE~その顔

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2012/06/14 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇作品としては秀作
たまたま先日観たサスペンデッズの芝居と被る部分のあるストーリーですが、舞台が全く日本とは違う社会環境だから、どんなに、役者さんが熱演されて、壮絶なシーンの連続でも、心のどこかで、対岸の火事を見るような気持ちの余裕がありました。

新劇の劇団は、ともすると、ご老齢のベテランばかりが健闘して、ちっとも若い人材が育たず、行く末が心配になる団体が多いのですが、青年座は、その点、全く心配無用な気がしました。

ミア役の尾身さん、ヘンリー役の宇宙さんの、役者としての目覚しい成長ぶりに目を細めました。

那須さんは、期待通りの好演ですが、酩酊状態の時の動作に、役になりきった動作ではなく、女優としての防御本能が勝った躊躇いを感じる場面が何度か目につき、その点だけはやや残念に思いました。

ただ、これは映像と違い、毎日、無事公演を務めなければならない柵もあるので、那須さんの役者としての責任感の表れでもあるわけで、こういう壮絶なシーンを演じる舞台役者さんの匙加減はきっとさぞ大変だろうとは察して余りあるものがあるので、難しい注文だとは、自覚しています。

演技力のある役者さんばかりだったせいか、イジィ役の女優さんだけ、ちょっと芝居っぽさが過剰に感じられ、惜しい気がしました。

ネタバレBOX

作家が、10代の時に発表した作品とのこと。

その筆力の鮮やかさにまず驚嘆します。

家族それぞれの心情が細やかに、台詞過多にならずに、的確に表現されていて、これは、日本の若手劇作家には是非テキストにして頂きたい戯曲だと感じました。

ただ、これは、ロンドンの過呼吸だなと、日本の過呼吸体験豊富な私は、感じました。

冒頭の、寄宿舎での、女子学生間の、儀式めいたイジメにしても、マーサのヘンリーに対する、依存と言い、日本の風土ではあまり想像できない部分が多いのです。

だから、結構似たような壮絶体験のある自分にも、落ち着いて、演劇作品として、楽しめた芝居だったのだと思いました。

マーサが、最後に、自分の意思で病院に向かう場面は、本当に秀逸で、名画を観るような気持ちになりました。

いつか、那須さんの演じるブランチを観たくなりました。

母が、病院に行った後、一人残されたヘンリーは、また母と同じように、過呼吸になり、やがてアルコール依存になるのかもしれませんね。

ヘンリーに、ユトリロの悲劇を重ね合わせてしまいました。
サプライズにもほどがある

サプライズにもほどがある

トツゲキ倶楽部

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/18 (月)公演終了

満足度★★★★

縁結び屋
いいですね!!思ったほどのサプライズはなかったですが....面白かったです。ただ、メインのストーリーの他にいくつかのサブストーリーがあるのですが、いまひとついきてなかったように感じました。

天守物語

天守物語

Studio Life(劇団スタジオライフ)

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/06/09 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

夢幻
単なる恋愛物語ではない。人と俗世の綱渡り。生前と死後の世界。なぜ人は私欲に溺れてしまうのか。なぜ人を蹴散らすような事をいってしまうのか。富姫の『人の世というのは、、、』という言葉←多分。耳が痛い。図書之助に対しての思いは清らかでまっすぐだから惹かれたのだと。衣装も素敵ですが、音楽がいい!!何度でもききたくなる。『通りゃんせ』があんな風になるなんて誰が想像したか。ままだ後少しこの世界観に浸れる事を幸せに思います。

「ギブミーテンエン~昭和29年のクリスマス~」(6月)

「ギブミーテンエン~昭和29年のクリスマス~」(6月)

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

なかなかに
骨太なお話。戦後のあの時代、男も女も必死に生きていた。人を蹴散らしの仕上がったもの、それを利用して勝ち組になろうとしたもの、家の為に身体を売られたもの、誰かの役に立ちたくてむちゃをするもの。それぞれの人生だけど、なにが正しく間違っているか。彼のあの最後の言葉は本心以外の何者でもない。その気持ちを押し殺して生きていたのだと思う。6番シードさんを初めて観ましたが、この舞台でよかったです。また違う作品も観て観たいです。

『COUPLE』

『COUPLE』

カワグチプロヂュース

小劇場 楽園(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

客席の一部に
一部屋設けてあるという、ユニークで面白い舞台装置でした。小劇場「楽園」の狭さを上手く利用してあり、感心!また、典型的な日本家屋の作りで、別の部屋の生活音がモロに聞こえてくるなど、とてもリアリティがありました。さて内容ですが、クライマックスでは場内すすり泣きの嵐で、設定のありえなさや不明瞭な部分のもやもやも吹き飛ばした感がありましたが、このストーリーどこかで観たような・・・・。いえ、似ていてもいいのですが、それならもう少しフォーカスする場面を変えたほうが良かったのでは、と思いました。

ネタバレBOX

これ、内容が、ものすごく名作「煙が目にしみる」に似てますよね。感動を呼ぶ場面も同じ。「煙が・・・」のほうはコメディ仕立てで、こちらはシリアス感が強いですが、それなら強調するところを「限りある生を生きるとはどういうことなのか」とか、「死ぬ一週間前に結婚することの意味」とか、「それぞれのカップルのそれぞれの愛情」にするとか、別の視点から捉える必要があったと思います。
ヒーロー ア ゴーゴー!

ヒーロー ア ゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

ヒーロー
いい感じのバックステージコメディ。楽しめる。

ネタバレBOX

閉店前のマルゴツ百貨店屋上でのヒーローショー開演前の楽屋。雨でショーは中止になるも、そこに地球侵略の偵察にきたナンバー55(戸田早奈美)がやってきて…。

序盤から大人数のドタバタで賑やかな舞台。会話の掛け合いもニヤっとできて率直に楽しかった。現実味のあるキャラで落ち着いているところは落ち着いているって安定感もある。支配人(鈴木智晴)とかはコメディタッチだけど。バランス良かった。出演者が活きてる感じがした。
話も、ナンバー55の悲しみ→ヒーローショーと、緩急がついてて良い。ヒーローショーの場面は、心くすぐられた。きちんとした声優を起用したのが奏功したと思う。演者も客もノセる魅力がある。

最後のマルゴツ構想や荷物ジャンケンからの流れも、いい感じでクールダウンさせてくれる良い構成だった。
ハムレットォ!!

ハムレットォ!!

少年社中

あうるすぽっと(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/31 (木)公演終了

満足度★★★★

さすがのアレンジ
原典そのままではなく、あの「事件」を旅役者たちが劇中劇として上演しワカり易く見せた後、「その後の当事者たち」を描いたオリジナル部分を経て「クライマックス再び」から有名台詞のアレンジ&ハッピーエンド(?)にもって行くのが巧み。

ネタバレBOX

旅役者の芝居を当事者たちの霊が見て、指導(!)するという発想や、「生きるべきか死すべきかは問題ではない」なんて台詞、イイよなぁ。
10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鼻で笑ってしまいました。
テンポだけでなく、
それぞれの役者のキャラが立っていて、面白かったです。

ネタバレBOX

真矢みきは鉄板ですね、笑いが常にありました。

ただ、暗転が多いが、少し勿体無い気がしました。
使っていた音楽も、既存ではなくオリジナルを使うと、更に良いものになっていたと感じました。
幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

アマヤドリ

STスポット(神奈川県)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★

初演より説得力が増す
初演よりも内容に合った広さの会場での上演となり、説得力が増した感じ。
そして「ミイラ取りがミイラに…」ではないが、いつの間にか立場が変わっているラストとそれを明かす場面でのあおりの照明が特に印象的。
なお、出演者が少なくても「身体を傾けた後に、その方向に駆け出す」動きは健在なのにニヤリ。

ローザ

ローザ

時間堂

王子スタジオ1(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/29 (火)公演終了

満足度★★

「誰かが誰かを演じる」ことを信じられるか。
予備知識無しでも楽しめる、とはあったが、予備知識皆無では、難しい印象の方が強いのでは、と思った。
この時代に、理想に燃えていた共産主義・社会主義革命の話を上演する、その意図を考えたくなった。演出家には、何らかの意図があったようにも感じたが、演者側はその意図をもっていた(共有していた)のだろうか。

ネタバレBOX

お話の肝は、ローザの周りの人たちが、ローザを演じていくことで、彼女が自分にとって/相手にとってどういう人だったのかを改めて理解していく、というものだったと思う。しかし、エーベルトやツェトキンやカウツキー夫人が、「ローザを演じよう」と言い出すこと自体が、私は残念ながら信じられなかった。
その場にいる役者が、「エーベルト他を演じよう」と言う→「さらにローザを演じよう」と言う、という段階なら、信じられたようにも思う。誰かを演じようとする衝動は、役者にとっては自然なことだが、そうでない人間にとって果たして自然なことなのか。話を観賞する前に、それを考えさせられてしまった。

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