最新の観てきた!クチコミ一覧

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埋める日

埋める日

スポンジ

OFF・OFFシアター(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

観客を信頼して成立するストーリー
最小限の台詞で紡ぐ母親の葬儀の日の出来事。
舞台上に再現された団地の一室のセットが素晴らしく緻密かつリアルで
これから始まる物語の繊細さを予感させた。
そこで繰り広げられた人間模様は、大胆なプロセスの省略によって
より人間関係が際立つ結果となった。

ネタバレBOX

劇場に入ると緻密なセットに目を奪われる。
古い団地のリビングダイニング、流しの上の棚に置かれたジューサーや
下がっている手拭きタオル、冷蔵庫と流しの間の可動式ワゴン、
茶箪笥の中の湯のみ茶碗、隣の畳敷きの部屋のソファ、古めかしい額…。
全てが“誰かの日常”であり、私はそれを覗いている感じがする。

やがてここへお骨を抱えた一族が帰ってくる。
海外出張から飛んできた長女(横山美智代)と秘書らしい男、
この部屋に住んでいた死んだ母親と同居していた次女(太田雪絵)と夫、
葬儀屋の男である。
後から、葬儀に参列しなかった三女(如月萌)とBFのDJの男もやって来る。

この葬儀を終えたばかりの人々の心に、さざ波を立てるような出来事が次々に起こる。
例えば次女の浮気の発覚。
これには伏線があって
母親の介護を次女に押し付けて、君は何も手伝わなかったのかと問うDJに三女は答える。
「だってそんなこと言えない雰囲気ですごかったんだもん」(みたいな意味のことを言った)

浮気が発覚したあと三女に激しく責められ、つかみ合いの喧嘩になった時
次女は短く本音を叫ぶ。
これが本当に短い。
言い訳にもならないほどの短い台詞を吐くのだが、
そして次の瞬間舞台は場面転換する。

次のシーンで、三人は何事もなかったように談笑している。
次女が叫んだあのあと何が起こったのか、それが何となく判るのは何故だろう。
それまでの三人の言動や、互いの行動を見る目からごく自然に判ってしまう。
この“説明せずに場面転換”して話を切り上げる方法が何度か見られたが
その都度この省略に違和感はなかった。

むしろよくある話なら結論だけ伝えてくれればいいのだ。
省略されるにはそれだけの理由があって、つまりプロセスは大したことではないのだ。
大事なことは「浮気がバレた」→「別れるか否か」→「別れない」ということであって
その結果を見ればこれまで築いてきたものがおのずと判る、ということだと思う。

この舞台で完全暗転は1回だけだったと思う。
ほかはソファの部屋のテレビが砂嵐のように明るく点いて
その間に出演者は自然に(時には言葉を交わしながら)小道具を持って移動する。
この場面転換が新鮮だった。
荷物を持って出て行ったり、グラスを持ってソファへ移動したりする人々を見て
そこに時間の経過を自然に感じる。
真っ暗な中を黙って“段取り”に奔走するだけが場転ではないのだと思った。

淡々としたストーリーながら登場人物の緊張感が素晴らしく
観ている方も緊張して手に汗握ったりするものだから
メリハリがついて飽きさせない。
田所(牧野はやと)が流しの開きを開けようとした時
その場にいる全員が一斉に包丁を遠ざけようとダッシュしたが
あの時は観客も同時に駆け寄る気分だったと思う。
そういう一体感が生まれるような緊張感の共有があった。

斬新な場面転換と省略によって、物語は削ぎ落されたように骨格を露わにする。
敢えて言わずに想像させる、そして大体それは当たっている、という
観客を信頼して成立するストーリーが面白い。
それにしてもスポンジ、繊細な台詞と大胆な演出をする劇団だなあと思う。

掃き出しのサッシを開ける度にマンションの新築工事の轟音が聞こえる。
元は廃校となった小学校で、そこから何か四角い箱が掘り出されたという。
「埋める日」に「掘り出されるもの」「埋め戻すもの」様々が去来する話だった。
『上品』

『上品』

ロスリスバーガー

新宿眼科画廊(東京都)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

今回は
前の二作とは若干趣の違う、真面目なストーリーでした。 ま、合間合間にロスリス的テーストは入っていて笑わせて貰いましたが、個人的には前二作の方が好みかな!? 一般的には今回の方が良いのかもしれませんが… あと、食事のシーンが多かったのが気になったのと、森口さんの出演が少なかったのが残念でした。

チェインソング

チェインソング

文月堂

駅前劇場(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

初日にて
楽しかったぁ。学園ドラマいいなぁ。どう見ても学生に見えない方もちらほらいましたが、純粋に楽しかったです。そして役者さんが熱かった。歌も上手でしたね。コーラス部の部長、副部長がいい感じ。今回の演出けっこう気に入ってます。

だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗

だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗

38mmなぐりーず

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

カテゴリはその他
カテゴリはその他とはいううものの、Corich舞台芸術のTOPページで満足度ランキングの1位とか2位とかになっていたのは、なんか違うんじゃないのかな。(壁の花より)
マリーさん可愛かった。

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~【KERAバージョン】

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/12/09 (日) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

な〜んかすごかった
何が?って聞かれたらわからないけれど、とにかくすんごいものを観た印象。キャスト、スタッフ共に今の日本で一番の実力。

まぁ、好き嫌いは別れるだろうけれども・・・

「ワーニャおじさん」「かもめ」「三人姉妹」「櫻の園」

「ワーニャおじさん」「かもめ」「三人姉妹」「櫻の園」

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2012/12/24 (月) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ワーニャおじさん
高円寺のリーディングのときとはまるで別人だなと思いながらみていましたらホントに別の役者さんでした、ワーニャおじさん。
原作も過去の舞台もみたことないですけど、ワーニャおじさんはバカボンのパパ風で悲哀を感じました。
横長に使った舞台は、ちかいちかい。

Touch~孤独から愛へ

Touch~孤独から愛へ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2013/12/23 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★

ボーイミーツな話でしたが
内容は少年期から青年期への通過儀礼みたいな話しでありました。
3人芝居ながら、いやだからこその濃い人間関係の舞台が展開してました。

<1幕60分×2幕+15分休憩>

ネタバレBOX

エネルギーの高い少年達に方向性を与え、
生き様+死に様をみせて成長を促すハロルドの役どころが渋かった。
1幕では兄弟二人のみの生活で乱雑で小汚い部屋の様子が、
ハロルドを添加した2幕では綺麗になってる。
という見た目にも判りやすい演出はGoodでありました。
料理も出来、服装のセンスも良く金もあるが。
ヤクザなハロルドが、二人の子供に勉強させてゆくというコンセプトは、
なかなか見ていて微笑ましかったが。
自身も身上が長く無さそうな予感を感じさせる雰囲気も良かった。
(さすが20年も続く作品ですね)

是非とも第二思春期迎えた方々の観劇をと勧めたくなりました

プロミセス・プロミセス

プロミセス・プロミセス

サンライズプロモーション東京

新国立劇場 中劇場(東京都)

2012/12/15 (土) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

予想外に
よく出来ていて、大いに楽しめた!中川くんのチャック、しゃべるわ、歌うわ、妄想するわ、忙しいっ。いい人で一生懸命な感じが中川くんそのまま?!
咲穂さん演じるマージとのコンビも最高に面白くって、大人なミュージカルに
酔いしれましたぁ、しびれた!!

埋める日

埋める日

スポンジ

OFF・OFFシアター(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

アンチ ドラマ?
 ドラマツルギーが成立しそうになると、土台から吸い取って箍を外してしまう、というのが、この劇団の”スポンジ”という名の由来なのだろうか? それを意識的にやり続けているのだすれば、もう少し、シャープな批評性を持って欲しい。音響や装置、場転だけで興を削ぐというなら、その向こうに何を見据えているのかが無いと、観客は満足できまい。

埋める日

埋める日

スポンジ

OFF・OFFシアター(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

埋める日とは
そういうことなのね。
やっと家族だけでゆっくり出来る時間が来たはずなのに、いろいろあって緊迫感が半端でない。開演前にBGMとして流れていた前衛ジャズが、生活感のある団地の一室とはアンバランスで、間もなく何かありそうな不安感をあおり立てていた。

ミュージカル「女子高生チヨ」

ミュージカル「女子高生チヨ」

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2012/12/01 (土) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです
面白かった。気持ちよく笑えた。再演しないかなぁ。

ネタバレBOX

シンデレラの継母にはビックリしたけど、考えたら他に人がいないよね。

手話とダンスがいい感じに溶け込むんでいて、よかったです。

木の実ナナさんの人生を讃えるセリフにグッときました。
ハーベスト

ハーベスト

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/12/11 (火) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★

思わず感動してしまいました。
次々と場面が変わり時間がすごいスピードで移りますが、ついていけました。終盤思わずホロリとしてしまいました。

苦闘のラブリーロバー

苦闘のラブリーロバー

WBB

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/12/18 (火) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

笑った
おかしかった。面白かった。

ちょうどいいサイズ

ちょうどいいサイズ

劇団HallBrothers

あじびホール(福岡県)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽
たくさんの価値観が交錯する作品でした。
それにしても「ちょうどいいサイズ」って
なんて納得できるタイトルか。
世の中、これにつきるのだ。サイズだけでなく「ちょうどいい」
はいろいろさまざま。ホールの作品ではかなり好きな方向(^o^)v

ネタバレBOX

超天然の笹子さんがすごく好きでした。
海里さんのはっちゃけシングルマザーも良かった〜〜
他もそれぞれのキャラが立っていたと思う。聡くんだけが
ちょっとよくわからない感じだった。
【いよいよ千秋楽!】アラミタマ【増席しました!!】

【いよいよ千秋楽!】アラミタマ【増席しました!!】

WET BLANKET

ぽんプラザホール(福岡県)

2012/12/22 (土) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

鏡マジック
鏡ってとても幻想的なイメージがあって、そこに注目した作品で
とても楽しめた。役者さんはプリンシパルもアンサンブルも
とても輝いていた。細かい部分ではまだ課題は多いと思うけど、
これからが楽しみなWET BLANKET(^o^)v

忍ぶ阿呆に 死ぬ阿呆

忍ぶ阿呆に 死ぬ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/12 (月)公演終了

満足度★★★★

面白かった
戦国時代の出来事に忍者が絡んできて、最終的には本能寺の変についてボクラ団義版説が展開される。
上演時間は長めだが、あっという間でした。もう少し殺陣があってもよかったなと思う部分はあったが、面白かったです。

私は夢見る機械です

私は夢見る機械です

劇団HoneyTomato

シアターシャイン(東京都)

2012/11/06 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

悪くは無かったが
旅してるとなってるのに、旅してる感が余り感じられなかったかな。後ちょっと映像を多用しすぎかな。
特に、ラスト付近のあの映像は生でやってもよかったのでは?と思った(まあ、夢見てるを表現したかったのかなとは思ったが)
また、映画の場面については、せっかく女優キャラが居るのだから途中から出さないと。(間違いなく出てくると思ったのに、そのシーンのラストチョロではね)その点はちょっと個人的には欲求不満。まあ、悪くは無かったです。

ウエディング・ドレス

ウエディング・ドレス

TAIYO MAGIC FILM

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/11/08 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ありそうでないパターン
話の流れから父親が来るときに揉めた男が新郎で、それから巻き起こるドタバタ劇のよくあるパターンになるかと思われたが(後半はその流れを変化させた展開にはなるのだが)、なかなかに予想外の展開で、そこに至るまでの展開を見せながら、嘘のリカバリーが全て揃った時点の怒涛のコメディタッチはお見事。
また、心の声の挿入もテンポよく、ここの場面では笑った笑った。そして、後半もありきたりにならない展開でよかった。
しかも、予想外の衣装登場もあるし(笑)(まあ、半分ぐらいそうかなとは思ったが)。面白かったです。

片腕

片腕

台湾・日本 国際共同企画『川端康成三部作』

森下スタジオ(東京都)

2012/12/26 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題562(12-305)
20:00の回(晴)。2階のスタジオ、19:30受付で開場のはず(チケットに書いてある)が開演の5分前開場=19:55、またカメラ撮影が行われるとのこと…であれば、少なくともネット上の媒体で告知しないかなぁ、しないか、でも、1階入口に掲示するとか、5分で開演できるんだろうか、とか考えたのですが、本公演のサイトにはちゃんと告知が出ていました(でも、なかなかそこまでは…)。ここは2回目で、前回は1階。カトウさん、ajiが初めてで4作目。開演時間がちょうどよいのできました。もちろん「ブンガク」「カワバタ」はダメかもと思っていました。が、どっこい面白くてびっくり!。きっと仕掛けも演出も何も知らずにみる方が楽しい。山縣さん、妖&艶。ほぼ予定通り開演〜20:54終演。感想は少し後で。

ii夫婦 illumination

ii夫婦 illumination

演劇配合サプリメンツ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

観に行きました
テーマは重かったけど、楽しく観ることができました。あっという間に終わった気がしました。

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