
【ご来場ありがとうございました。】みきかせプロジェクトvol.4「大吟醸マテリアル」
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★
コク味
快楽のまばたき・・・ふくよかな女性の歌声がすばらしかった。セリフの声も深みがあった気がする。
ミナモザ・・・もなか(犬)が迫真。ただ作品としてはエンターテインメント至上主義のぼくの担当外。

煉獄アリス
ムシラセ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
前作と同じテーマで
相変わらずの美意識。そして、美意識に頼りきっていないところも相変わらず。
テーマは前作と同じ。保坂萌氏は、母親との関係に何かトラウマを抱えているんではないかと、ついつい余計なことを勘ぐってしまう。
前作は、観客に考えることを要求したが、今回は適度にガイドラインが敷かれている。
それに乗るのも楽しいし、それを無視するのもまた楽しいであろう。

組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
轟沈しました
硬軟自在な短編がまさしく宝石箱のようでした。短編は長編と異なり世界に耽溺しにくいと思ってましたが、そんな事は無いですね。ドップリ嵌って儚さと切なさと美しさにやられてしまいました。

アリスのいる部屋
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★
相変わらずセットに感嘆
謎解きの鍵を巡る、いわゆるマクガフィンものであるため物語の推進力が落ちず、全く飽きさせませんでした。
密室脱出物の型とSF要素を本当に巧くミックスさせた傑作であると思います。

十年希望〜俳優養成所編
ザ・モンキーフライ・プロジェクト
上野ストアハウス(東京都)
2012/11/13 (火) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

記憶、或いは辺境
風琴工房
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
出会いと別れと
あらすじを見て、もっと政治色が強く 民族間若しくは個人のイデオロギーのぶつかり合いを描いているのか思っていましたが、自分には「ああ、これは結局ラブストーリーだったんだな」と感じました。
悲劇を語る単純なお涙頂戴的な話に落ち込まず、テレビドラマに有りがちな、感動の押し売り的な“良い話"げ″感も無く、冷めて突き放している感じが、とても良かったです。

the BEST 【終了! ありがとうございました!!】
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2012/11/12 (月) ~ 2012/11/13 (火)公演終了
満足度★★★★
ベースは違えど
羽衣らしさいっぱいのライヴで楽しかったです。てっきり歌だけの構成かと思いきや、しっかり観せてくれましたね!

エリザベート スペシャル ガラ・コンサート
梅田芸術劇場
東急シアターオーブ(東京都)
2012/11/06 (火) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
花總エリザは最高!
本当は、一路トートとの日を観たかったのですが、チケット取れず、紫苑トートとの組み合わせの日に参りました。
「歌を忘れたトート」に一瞬ビックリしましたが、何より、待ち焦がれた花總さんのシシィに再び会うこと叶い、幸せの極みでした。
湖月さんのルキーニも、相変わらず、カッコイイ!高嶺ヨーゼフは、晩年の役作りの方が素晴らしく感じました。少年ルドルフを演じた初嶺麿代さんは、大変爽やかで、これからが楽しみなジェンヌさんだと思いました。
実力あるOJの方が多いので、最近の宝塚で感じる力量不足感がなく、ただ純粋に、「エリザベート」の世界を楽しむことができました。

おたる鳥をよぶ準備
BATIK(黒田育世)
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』
ポツドール
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
この世はでっかい宝島
初演は観てない。
ダンスみたいだった。
これヨーロッパ回ってたんだよね。イメージ悪いわぁ(笑)
今やるものではないかなぁと思う。がしかし、後味は悪くない。
4、5列目くらいが観やすいかも。
それにしても僕は米村亮太朗のチ○コ何回見てるんだろう。

笑う門には福来る
LiveUpCapsules
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★
楽しめました
作風変わったのかな。ちょっと意外な話。大ざっぱだけど、壮大な歴史ロマン(?)。家族の営みと恋愛は時空を超えても変わんないのね。ちょっと勉強にもなったし、楽しめました。

美しい星
ピーチャム・カンパニー
The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)
2012/11/12 (月) ~ 2012/11/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
まさに三島由紀夫ワールドだった120分
原作を壊さないような、なおかつピーチャム風にアレンジした内容でギャラリー演劇にリーディング形式を挿入しながら、最後に意外な結末(その上の屋上で)結ぶ一風変わったピーチャムカンパニーはすごいことをやるんだなあと感じた、120分でした。

the BEST 【終了! ありがとうございました!!】
FUKAIPRODUCE羽衣
アバンギルド(京都府)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
この世界好き。
決して歌が最高に上手い人達ではないのだけど
この雰囲気、歌詞、楽曲好きです。
羽衣さんの芝居は観たことがなく
唯一観たぐうたららばいの曲がやっぱり好き。
だから他の曲も知っていたらもっと楽しめていたと思うとくやしい。
アバンギルドがとても似合っていた。アコースティックステージが特に良かった。

この中に裏切り者がいますよ
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★
美術すごい。
フライヤーの感じはとても好き。
セットもすごく凝っていて
これでこの値段で回るのはすごいと思った。
フライヤーからイメージしていた内容ではなかった。
面白かったのだけど…ドタバタ劇な感じで
それぞれの役のエピソードが多すぎて収拾つかない気もした。
それが良さなのかもしれないが。
面白かったのだけど…
心には残らなかった。

リチャード三世
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
私でも観れた!!
シェイクスピアの「詩的」というか何というか・・・あの回りくどい科白が大嫌いで、いつも途中挫折。
そんなトラウマ持ちの私でも、途中挫折することなく観れた!!
一応、人物相関は予習して行ったからか、スルスルと状況が飲み込めたし。
長いドラマだが、それも感じなかった。
リッチモンド卿のイケメンに脱帽!!
「なーんだイケメン俳優かよ」とナメてたら、やってくれるじゃねぇーかよ!
「うらい けんじ」覚えましたっ!
演出は、感嘆ですな・・・
砂漠くらいなら、並の演出家でも思いつきそうですが、鵜山仁は違います。
舞台は、廻すわ、開けるわ、映写はするわ、ビニールで幕を張るわと使えるツールを駆使して、観客を寝かしません。
これからの演出家は、場面演出だけじゃダメなんだ、ここまでやれなきゃトップ走れないんだな・・・とこの世界の厳しさを痛感した次第です。
がんばれ、スーパー仁くんっ!!

病的船団
特攻舞台Baku-団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2008/08/27 (水) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい
わたしがまだ観劇に出会うよりも前の作品。
ようやくDVDで観ることができました。
映像なのだけども、作業をしながら観るつもりだったのに。
冒頭からずっと手が完全に止まり、釘付けになる吸引力。
前劇団時代と現劇団ではカラーがだいぶ違う、そういう印象を持っていたのですが。
そうじゃない、ただ手法が、表現する手段、手にする道具が変わっただけ。
描きたい作り出したいと願う核の部分は現劇団と同じ、と感じました。
イキル人間のココロ、ナマのむき出しのちゃんと生きているココロが描かれていた。
表現手法が現劇団とは異なる。
その違いこそが、ステージタイガーなのだなと。
ここからのシフトチェンジ、足を止めることなく手を休めることなく、歩んできたその二年間に、思いを馳せる。

いのちの渚
劇団俳優座
俳優座劇場(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
化石になった劇団
※評価不能
全てにおいて市民劇団以下のクオリティ!!
とにかく芝居が、クサくてクサくて・・・
宝塚歌劇のような大仰な台詞回し。
周りのキャストの存在を無視した独善的演技。
人物同士の関係性がまったく見えない演出。
「観るに堪えない」芝居は何度も観てきたが、「笑うに堪えられない」芝居を観たのは初めてだ。非常に重いテーマなのに、俳優の演技や演出が時代遅れ過ぎてこれほど笑いを堪えるのに大変だった芝居はない!市民劇団の方がよっぽど巧い!!
今どき、アタッシュケース持ったサラリーマンなんていねぇーだろ!
しかも、シルバーの・・・とまずは失笑。
紺の背広にシルバーのアタッシュケース持って、ロボットみたいな動きをする主人公を見たとき「スパイ」かよっ!と思った(笑)
原発側の社長と秘書の格好もスゴい。
波みたいな地模様の焦げ茶のタキシードを着た社長と拝絹が波模様のこれまたグレーのタキシードの子分(笑) マジシャンかっ!
もう挙げだしたらきりの無い「笑いのツボ」満載の超駄作!!
かつての俳優座は、いま何処・・・
あれだけの名優を輩出した老舗劇団を偲ぶよすがは、今や加藤剛や岩崎加根子らのわずかな老残骸だけだ。
栄枯盛衰は世の常と言へど、これほど劣化著しい劇団は他に類をみない。
劇団俳優座自体、現在の演劇界では「化石」なのだなぁ~とつくづく思った(合掌)

傭兵ども!砂漠を走れ! -サバンナ&オアシス-
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
体力勝負
みなさん何回うでたてふせされたことでしょう。
フランス語でカウントするのもおもしろかったです。
ジープの使い方がとても素敵でした。

【日替わりキャスト決定しました!】はなのいろ【水仙/桔梗】
Minami Produce
Gallery&Spaece しあん(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
これは楽しい
次第に入り込んでいくと楽しくなる。
それほど大きく誘導されるわけではないので、ストーリーと交わりが持てている感じが気持ちいい。
場所も気分を盛り上げてくれるし、雨、というのもあっていた。
これは用意するサイドは相当大変だと思うが、また参加したい面白い趣向。