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『ウェディング、ラン!』

『ウェディング、ラン!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

劇場MOMO(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

良質コメディ
8割世界さんのお芝居は好きで何度か観させてもらっていますが、
この作品も楽しめました。

今度のは行けるかわかりませんが、
頑張って下さい!

オアシスの旅人たち

オアシスの旅人たち

ぱるエンタープライズ

TACCS1179(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい良かったです!
前説でキラーコンテンツさんの徳川ネタも最高でした(笑)

伊藤君の由希に対する思いがすごい伝わってきて思わず涙しちゃいました。
懐かしいなという思いとそんな経験してみたいな憧れと・・・。

それと瀬戸口君のキャラも良かったです。
あんなイケメンな芸人さんがいたら応援したくなっちゃうな。

とにかく、ホントに行ってよかったです!
また見に行きます!

ぱれえど

ぱれえど

浮世企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

ひらがな
ひらがなのタイトルの意味がわかった。

人間賛歌って、その通りだと思う。別に、「生きてるって素晴らしい」というような偽善的なものじゃなく、まさに人生ってそうなんだろうなあ、と思ってしまうお話。

あの一人だけ違う世界の人(詳細ネタバレ)がいなかったら、伝えようとしたことの半分も伝わらなかったかも、と思うぐらいだった。

話とは関係ないが、劇中のたばこは避けてもらえるとうれしいなあ。
あれぐらいのハコだと、一本ちょっと火をつけただけで、どの席で観ていても煙のにおいが感じられてしまう。少しでも、あの匂いが苦手な人にはつらいのです。

ネタバレBOX

全体のトーンとしては、(不適切発言かもしれないが)大阪の「小阪」とかあたりのニオイがした。(ちょっと偏見です。)

鈴木アメリさんの地獄人がなかなか。キャラクター自体や笑い方ももちろんだけど、生きているときになにをやったのか気になる。
また、生演奏のバイオリンがとても心地よく聴けた。またどっかでやってほしい。

竜史さんの警官も、っぽくっていいが、「いい人」役が多いような気がする。
もっと灰汁がある役柄を観てみたい。

全体として、最後のパレードはいい〆だと思う。
カラスの楽園

カラスの楽園

Trigger Line

小劇場 楽園(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

圧倒する演説
あまりにも有名な「ケネディ大統領暗殺事件」を
フィクション・ノンフィクション織り交ぜての作品。
巧みな構成と役者の熱演で、誰もが知る結末ながら
最期まで緊張の糸が途切れることがない。
ラスト崩れ落ちるレナードの姿が脳裏に焼き付いて離れない。

ネタバレBOX

ジョン・F・ケンドリック(ケネディ)大統領には信頼できる側近たちがいる。
司法長官は弟のレナード・F・ケンドリック(ロバート)、
レナードの親友でもある補佐官のジミー、スピーチライターのハリー、
そして大統領の妻ジェシカ(ジャクリーン)。

対立する副大統領のランドリー・ジャクソン(ジョンソン)には
側近のエル・クレイトンがついて悪知恵を働かせている。

この人間関係がとても分かりやすくて良かった。
人物像が誇張され気味ではあるが、逆にリアルなだけだったら
ここまで権力にしがみつき欲望に翻弄される孤独な姿が描かれなかっただろうと思う。

楽園の舞台を活かしたスピーディーな人物の出ハケ、
歴史を踏まえた細かい事実の積み重ねもさることながら
何と言っても、そこに至る人間の腹の底から出て来る台詞が素晴らしい。

レナード役の林田一高さん、最初は端正なたたずまいだったが
兄を死なせたという罪の意識から立ち直って大統領選に出馬するまでの
変化の過程がとてもよかった。

特に演説、黒人執事デボラをかばってデモの群衆に呼びかけるところ
そして最期の大統領候補予備選挙での演説が素晴らしい。
客席に背を向け、聴衆に語りかける背中が雄弁で自信にあふれている。
マイクが彼の言葉にエコーをかけて会場の臨場感Max。
この後暗殺されると判っているのに、撃たれた瞬間は息が止まるほどの衝撃だ。
混乱する周囲が右往左往する中、しばらく棒立ちで取り残されたようなレナードが
崩れるように膝から落ちるラスト。
照明のドラマチックな効果もあって忘れられないシーンだ。

対する副大統領を演じた経塚よしひろさん、
権力が無ければ誰も寄って来ないような男を
まばたきしない誇張した描写で、その孤独な人生まで描いて見せた。
「大統領にしてもらった男」の慟哭が聴こえて来る圧倒的な存在感。

副大統領に仕えながら常に「俺がお前を大統領にしてやった」と思っている
側近のエル・クレイトン役のヨシケンさん、
悪役ながらたっぷりした台詞が心地よくて聴き惚れてしまう。

暗殺者の大道芸人を演じた三上正晃さん、
最初登場した時に見せるジャグリングの手さばきがスゴかったので
この人何者?と思ったが即興演劇集団インプロモーティブというところの方だった。
このほとんど台詞の無い暗殺者がこんなにも似合う役者さんは少ないのではないか。
ピエロのようなメイクで正体を隠す大道芸人という設定がはまりすぎ。
エル・クレイトンと自爆するシーンは圧巻で音響・照明ともとても良かった。

少し気になったのは音量のこと。
客入れの時のBGM、選曲はとても良かったのだが音量が大きかったように思う。
私のすぐそばに立っている前説の方の声が聴きとれないほど。
銃声や爆発音が際立つのは良いが、音楽は控えめが効果的な気がした。

撃たれて崩れ落ちたレナードの姿で暗転した後、
客を見送る林田さんの顔が青白く、まだレナードの面影が
色濃く残っていたのが印象的だった。
「カラスの楽園」の答えを、私は今も考えている。
オアシスの旅人たち

オアシスの旅人たち

ぱるエンタープライズ

TACCS1179(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

パワーアップ
昨年もこの作品は観ましたが、昨年は噛んでる人がいたりと
もったいない部分が色々とあったのですが、キャストも変わり、
ストーリーも微妙に変わり、パワーアップしてる感じでした!

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

あっという間の
3時間でした。
歌や踊りとミュージカルのような派手さでお芝居に引き込まれていきました。

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカル!
お芝居の舞台というより、ほんとにミュージカル。
セットがサーカスのようで、会場も広く始まる前からダンスの振り付けを教えてくれ、とてもワクワク。


ネタバレBOX

私は夏に行われたダンパチ10をみてショーGEKIさんのファンになりました。今回は前回と変わってロックミュージカル。50名近くのキャストさんが歌い、踊り、走り回り、大勢でやるとやっぱり違うなぁと感激。しかし、もっとお笑いを期待していた私には少し物足りず…。


3時間近くもやっているのに、一切疲れを見せないキャストさん方は流石だと思います。
私はボッチの人がとてもうまいと思いました。ピエロみたく機械的な動き、歩き方と喋り方が上手でした。

歌と踊りがとても頭に残っています。
永遠なんて簡単に言えないと思いました。


次回のショーGEKIさんの舞台も是非みたいです。
RENT

RENT

東宝

シアタークリエ(東京都)

2012/10/30 (火) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつみても
この作品は好きですね。

地響き立てて嘘をつく

地響き立てて嘘をつく

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了

満足度★★★

3000年を駆け抜ける家族!?
「90分でワカる日本民族の来し方」(笑)。
序盤こそやや戸惑ったが「時代を駆け抜ける家族」なスタイルがワカった以降はそれぞれの時代の描き方にニヤニヤ。
ラストには「A吉K美子かっっ!!!」と心の声でツッ込んだが、あの名言(迷言?)、舘さんは世代的にご存知なかったそうで…(爆)

傭兵ども!砂漠を走れ! -サバンナ&オアシス-

傭兵ども!砂漠を走れ! -サバンナ&オアシス-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/11/14 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

6時の方向
ある紛争地域の日本人ばかりが集まっている外国人傭兵部隊。
“コンバットコメディ”と謳っているが女性メインのオアシス編は
「侠気(おとこぎ)あふれる戦場の女たち」が素晴らしく熱くて泣かせる。
はっきりしない日本に見切りをつけて伍長の元に集結したくなる舞台だった。

ネタバレBOX

明転すると舞台上にジープがあってびっくり。
実物より小さくてタイヤは動かないが、軽やかに乗り込むと
周囲にいる人たちがそのジープをくるくる回して方向転換、
スピード感あふれる疾走シーンが再現された。
ちっちゃいけどリアルで、このジープが出て来ただけで“傭兵感”ありまくり。
ヘルメットを被った“黒子”二人が土嚢のセットを素早く移動させて
銃撃戦を立体的に全方向から見せる。
機動力のあるセットにアイデアと工夫が詰っていて、冒頭からいっぺんに魅了される。

ゲリラが潜む可能性のある空き家を爆破するのがメインの部隊は全員日本人女性。
対立するゲリラの抗争に巻き込まれた現地の少女をめぐって
関わるなという本部の指示に従うか、トラブルを覚悟で少女を救出するか。
新人隊員の必死の訴えが、伍長はじめ仲間の心を動かし
ついに無謀な「けん玉作戦」が決行される・・・。

伍長役の宇田川美樹さんが素晴らしい。
この人は日頃から「俺」と言っているに違いない(笑)
どうしても声を張って叫ぶシーンが多い中、この人が静かに語る場面は説得力が際立つ。
緩急、シリアスとコメディ(歌と野グソ担当)と、自在に行き来する
伍長のリーダーシップがストーリーを牽引している。
銃器アクションにリアリティがあってすごくカッコいい。

新人隊員ボンクラ役の椎名亜音さん、
部隊の決定を覆そうと必死に向かって行く姿が、表現力豊かでとてもよかった。
いじめに遭っていた妹の自殺を止められなかった自分、
そんな自分が嫌で変えたくて傭兵志願したという告白に
客席はオヤジの鼻をすする音で満ちあふれた。
テレビドラマでもよくある話なのに、泣けて泣けて仕方がなかった。
入隊後から、ラスト少女を連れて海を泳いで渡るまでの成長が鮮やかだ。

ボンクラ、ゴクツマ、ガクレキ…と言ったあだ名で呼び合うのも
コンバットらしくて楽しい。
“女”を封印して徹底的に傭兵として行動するのも爽快。
「女のくせにボクとか言うな!」という台詞くらいしか
“女”を思い出させる台詞は無かったと思う。

男性メインのサバンナ編も観たくなるが、
「男にしておくのは惜しい」ような傭兵どもなんだろうなぁ。
きっとまた私の涙が6時の方向に流れるに違いない。
GOOD-BYE SCHOOL

GOOD-BYE SCHOOL

みかんピープル

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

テンポ欲しい
コメント遅くなりスミマセン。廃校を舞台に、様々な境遇の者たちが、お宝を巡り入り交じる。伏線もあり、このコンセプトは面白かったです。上手い方に不安を覚える点などそれぞれ。以下

ネタバレBOX

客席の作り方で、立つと天井に頭がぶつかる高さになっていて危ないなーと思ったのが最初です。セットが殺風景過ぎるのですが、埋蔵金やら黄金カブトやら、三つ巴のような各チーム?の混戦具合といった話は結構好きです。壁がわざわざ割れて、本当に兜が出てくるのは、ベタだけど作り込みの気合と展開に笑いました。
キャラクターとしては、子ども2人が上手かった。有名どころの声優事務所の方なので納得しました。方言が違うところの設定、潜入捜査しているデカの着信音といった伏線、細かい良い部分もありました。逆に秘書でハンターの方、芝居の不自然さもありましたが、リュックがスカスカでリアリティがなかったです。編集長もその年でなれるのか謎だし、騒いでいるだけの芝居に見えてしまいました。セリフの掛け合いや間として、特に同窓会チームが残ねでした。他に教頭先生とかもよい味だしてましたが、超能力者として強過ぎるのと、教職者が椅子の上に立って教えを説くのは、いいシーンなのに違和感ありました。先生は成仏しないのか、秘書のナイフの使い方に連行時の甘さなど、結構変なところも多かったです。面白かっただけに、脚本や演出の細かなところをもっと欲しかったです。
ファミリー(仮)

ファミリー(仮)

and Me

OFF OFFシアター(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

男でも十分に泣ける
登場人物それぞれが抱える喪失感の描写が切なくて男でも十分に泣ける舞台。菊池美里演じる"ハル子"が凄く利いていて、重くなりがちなテーマに笑いや優しさを与えている。平田裕香、もたい陽子も好演。

苦情★真に受けTV

苦情★真に受けTV

妹尾Pファクトリー

新宿シアターモリエール(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

これはいいよ!面白い!!
お笑い仕立てでありながら、物語の伝えたいことも明確に感じられた!
笑いのシーンでは、会場中、笑い声で溢れた。
こういう万人向けの作品は好きだ!
友人やカップル等で観劇すると、観劇後も盛り上がれそう(笑)。
上演時間約120分。

ネタバレBOX

役者陣、全員いい味出してた(笑)。
安心して観劇できた。

番組をアニメで表したのは、アイデアだなあ(笑)。
「トマトの汁をスタッフが口を開けて受けるシーン」や
「海外の風景を下手なフルートで流すシーン」は笑って苦しかった(笑)。

これはオススメなので、ネタバレはここまで。
最後のパズル

最後のパズル

月面クロワッサン

元・立誠小学校(京都府)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/26 (月)公演終了

満足度★★★★

ドラマの様な会話群衆劇♪
ちゃんと創り込まれた舞台のセットはかなりのクオリティ!

話は面白い内容でどんどん惹きこまれます♪
個性的な役者さんの演技もしっかりとしているので見応えありました!

前半は軽く面白い掛け合いが笑えます♪
お客さんにも多くの笑いを誘ってました♪
中でも古藤望さんの周りからの浮き具合や発言が面白い(^^)

後半からは一人ひとりの葛藤が渦巻いていく展開へ…
発する言葉の中に自分にも思い当たるモノがあって色々と考えされられる内容
それは難しいテーマなのですが、
生きていく上で忘れてはならないものなのかも知れません…

展開の中に入ってくる音楽や効果音は印象的!
これは劇団のWEBドラマの挿入歌もいい音楽だなぁと思いました♪
ドラマを観ている様な雰囲気のある作品♪

ライティングでの昼と夜の細かい演出もこだわりを感じます
ラストは捉え方によって感じ方が少し変わってきそうな余韻を残します…

初見でしたが京都まで観に来て良かったと思えるお芝居でした!

来年の5月には京都と大阪で公演するそうなので最優先でスケジュールへ書き込みます♪

PS:アフターイベントの「脚本家4人による”即興作劇”」もなかなか笑いました♪
それを観て、飴玉エレナの来年の公演も気になった!

マクベス

マクベス

劇団わらく

中野スタジオあくとれ(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

マクベスでした!
予想に反しマクベスでした。

ネタバレBOX

平成のマクベスと言うので、帝王切開どころではなくiPS細胞などによって生まれた人間に殺される近未来のSF的な話かと思っていましたが、女の股云々すら省略してしまい、森が動くだけに徹した本格的なマクベスでした。

殺害シーンや魔女が鍋を炊くシーン、マクベス夫妻の妄想に悩むところなど迫力がありました。歌舞伎のように床に置いた板を拍子木で叩く附け打ちがあったり、歌謡曲が取り入れられたり、スタンド・バイ・ミーに合わせた魔女のダンスの趣向もありました。

比較的短めに上手くまとめ上げられていて素敵でした。
ぱれえど

ぱれえど

浮世企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

無題526(12-269)
19:30の回(晴)。18:50受付(整理番号券あり)、19:02開場、入口入ってすぐ右が客席、舞台が近いのか白黒幕が目の前に。パイプ椅子にザブトン2枚(でも薄い...)、4-5列くらいだったか。こんなに狭かったかなと感じるものの、それで終わるわけではないと思いながら開演を待ちます。前回の「沼辺者」からで2作目になります。鳥のさえずり、車が水をはねてゆくような音...木魚、救急車のサイレンもあるのかと思ったら外から聞こえてくる音でした。19:29前説(1時間40分)、19:38開演~21:11終演。山森さんと中島さんはポかリン「宙の色(2012/4)」、平田さんは先月の「Baggage Claim」、吉川さん「カナヅチ女、夜泳ぐ(2012/7)」。奥にバーのカウンター、手前の左右に別々の部屋、奥行きがありますが、遠いという感じはしません。鈴木アメリさんが抱えて出た来たときは当然「ノコギリ」のような音が出るんだろうなと思っていたので..聴いてビックリ。終演後台本を買う..また次回も来ようと思う。

ネタバレBOX

前作では宮本さん、本作ではアメリさんがお話の中で異質な役割。みんな見えていて、図書館の司書で、年とらないし(何を食べているのだろう)、それで達観しているのか。

ヴァイオリンが弾けるというのは...そうか特技だったのですね(ネットで確認)。ムターとかヤンセンとか諏訪内さんとか聴きに行きましたが、これほど近くではなかったので(笑)、すごいお得感。ギターやフルートとの競演も楽しかった。

雑遊の地下からでてくるのは初めてみました。
音楽付きコメディ《病は気から》

音楽付きコメディ《病は気から》

北区文化振興財団 北とぴあ

北とぴあ さくらホール(東京都)

2012/11/23 (金) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

楽しい歌と芝居
モリエールの戯曲をノゾエ征爾さんが現代の日本人でも楽しめるように脚色した台本を、1673年の初演の時に近い形の、役者と歌手とオーケストラによる編成で上演し、300年以上前の作品にも関わらず、普通に笑える喜劇となっていました。

本筋とは関係ない、ルイ14世を讃えるプロローグが、医学部受験の予備校でのシーンに置き換えられていて、元々の歌詞ともあまり合っていなくて意図が分からなかったのですが、実は最終場面の医者達の形式的な儀式のシーンと重なり合うようになっているという伏線の張り方が洒落ていて面白かったです。

第2幕間劇ではシックな赤いドレスにサングラスを掛けた6人の女性(1人は背の高い男性アルト歌手が女装)が青い帯を持って妖艶に動くシーンは、いかにも宮城聰さんらしい演出で独特の美しさがありました。
役者が指揮者や演奏家にちょっかいを出したり、演奏家が役者の動きに合わせて楽器で効果音を出したりと、オーケストラピットを設けず、同じステージ上で演奏と演技が行われるという条件を上手く使っていて楽しかったです。

SPACで上演されたストレートプレイ版の『病は気から』をベースにしたとのことで、オペラ版としては初日でありながらも役者達のコミカルな演技が冴えていて楽しかったです。
歌手の人達の演技も達者で、特にエミリアーノ・ゴンザレス=トロさんがユーモラスに何役も演じ分けていて見事でした。

現代のピッチより1音低いチューニングによる演奏は古風で優雅な響きで美しかったです。時には調子外れに演奏したり、ノイジーな特殊奏法を用いたりと、古楽器オーケストラながらも柔軟性に飛んでいて、芝居を盛り立てていました。

弟帰る

弟帰る

劇団CANプロ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

予想通り
次男の登場シーンは予想通りで驚きは無く、しかもその理由を聞いてなめとんのかと思いました。

ネタバレBOX

妹帰る。

しかも、ゲイになって女装しているのではなく、たまたまゲイバーで働くことになって今では女性物の服しか持っていなかったからなんて、次男がオカマになって帰ってきたということで大騒ぎしたのに、最初に否定しないで最後に自分はゲイじゃないなんて言われても、ストーリーの流れや客をなめとんのかと思いました。途中で着ていたジーパンとTシャツぐらいいつでも買えるでしょうに。

いつも感じることですが、半音高い喋り方はとっても気になります。

生内香織さんの脚本のときが一番面白かったです。
『ボンビックス モリ with ラッシュ』『Gold Fish / ゴールドフィッシュ』

『ボンビックス モリ with ラッシュ』『Gold Fish / ゴールドフィッシュ』

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

丁寧
すごい身体的能力の高さがあんな身近な感じなダンスを魅せてくれる。面白い。楽しい。衣装・照明・セットなど舞台効果とダンサーが一つとなって、作品となっている。イスラエルは今、戦場だよね…。とかそんな想いも頭の中をさまよいつつ、楽しんできました。

音楽付きコメディ《病は気から》

音楽付きコメディ《病は気から》

北区文化振興財団 北とぴあ

北とぴあ さくらホール(東京都)

2012/11/23 (金) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

贅沢よねぇ
音楽と歌と芝居。全てが一つとして楽しく観て聴いて、楽しむことが出来ました。しかし何でもこなせちゃう方々がたくさんだったのがまた開いた口がふさがらないというか、笑ってしまいマイsた。良かったです。

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