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仮の部屋

仮の部屋

ユニークポイント

atelier SENTIO(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

何か解釈に悩みます。
一言で言えば、掟破りだと思います。演劇の設定を全否定する発想は奇抜ですが、どう受け取ったものか悩みました。

ネタバレBOX

穴が女性の体に繋がっている発想が男性的で、生理的に嫌悪感を感じたのかもしれません。また、劇中の親子の心中を止めるために壁が無いと訴える下りですが、劇中の死は虚構なので、心中を止める意味が薄れた感があります。

序盤は、取り壊すアパートに歴代の住民が集まり、それぞれの仮の住まいだった場を懐かしむ様が楽しめましたが、中盤以降、狐につままれっぱなしでした。チラシやパンフの説明で何となくの主張は分かりますが、表現方法が複雑な気がします。ある意味、芸術的な作品だと思いました。

開場時から舞台上に役者さんがいたので興味を持ちましたし、冒頭の二人の関係の説明が笑えました。照明が効果的だったので壁の有無がわかりやすかったです。役者さんの動きもスムーズで、自然に話の中心に視線が動くように配慮されているように感じました。

演技は個性派揃いで面白かったです。どの役も印象深いのですが、娘が経験済みと知った時の父親の動揺ぶりが、それまでの落ち着いた演技と好対照で良かったです。また、デリヘル嬢が普通っぽいのが意外性があって良かったです。

もう少し分かりやすいと良かったのですが、役者さんの演技力を楽しく拝見しました。


まる、さんかく、しかく

まる、さんかく、しかく

いろどり社

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

○△□
○まる○

「あたくし或いは天狗の小噺」
この方の書いた脚本に何度か出演させて頂いたことがある。なるほど例に倣ってメルヘンの住人が現れるお話し...と思ったがそれだけじゃなかった。


△さんかく△

「消えない」
分からないところから一気に引きずり込まれた


□しかく□

沖縄に行きたいな☆
タイトルに☆がついているところに気が付くべきだった。

ネタバレBOX

まる○
女学生(袴にブーツ、坂本竜馬?)と、天狗がひたすら花札の勝負をするお話。女学生はこいこいをしてより高得点で上がることを企み、「花札の醍醐味はこいこいなのよ!」と言わんばかりだが、天狗のカスとかタネとか一点ぽっちの積み重ねに負けてしまう。
ぶーたれながらも勝負を挑み続ける少女と、面倒くさがりながらもそれに付き合う天狗のお話。

途中で挟み込まれる核心部?にどきどきしながら鑑賞。「(札を)きるのはあなた」「あなたって妖怪なの、あたしの神様なの」「それでいいのかしら」
何か大切なことを言っている感はあるのだけど、明確な答えをくれるわけではないから、観客は自分たちでうんうん考える。答えは無いと分かっていてもうんうん考える。
何にでも置き換えられる気もするし、なんでもないことのような気もするし。
ちなみに30分くらいの芝居だったか?、台詞は女学生の一人語り。(ほとんど)天狗の台詞は最後の最後にただひとつ。「めんどくさいんですよ」これがまた分からない。
ずっとうんうん考えている。



さんかく△
「わたし、いま、あなたの家の前にいるの」
あまりにも有名なメリーさんの電話を題材にしたオリジナル作品。部屋には男女が一人ずつ。同棲かな?どこかかみ合わない。お互いに会話をしない。でも同じ空間にいて、同じものを使っている。次第に生じる誤差、「あれ?歯ブラシが無い......?」

ホラーか!最初は分からなかったけど、一つの部屋を中心に描かれた、死人の話。お互いは見えず、互いに、以前この部屋の住人だった者同士。知り合いではないらしい。それぞれ生前には恋人がいて、その恋人がまたそれぞれホラー好きとかなんとかいう設定で、薄気味の悪さの演出が半端じゃなかった。怖かったよー。で、恋人に会いに行くところで運悪く交通事故死してしまっていた...ことに気づかず自宅で過ごしていた死人たち。冒頭メリーさんの電話は、恋人に会いに行く時の電話の文句だった。
現住人(三人目の役者)の登場で、二人はようやく自分の死に気が付くんだけど、これ、現住人もこのあと死ぬんじゃないかな~と思うとまた怖い。
前半の、お互いに気づかない、観客もまだ芝居の仕組みに気づかない部分での二人のすれ違いが、ちょっぴり凝っていて面白い。


しかく□
「オーーーーマイーーーガーーーーーーッ!」これがみちこさんの一発目のオーマイガーだった!!!
みちこさんとみっちゃん。初対面の二人が何故か沖縄で出会って、何故か一緒にドライブ道連れして、何故か自分の心境とか話しちゃって、何故か笑えてハッピーになれちゃうハネムーンのおはなし。

なんと、みっちゃん役の方が急きょ出演不可になられたそうで、代打の方が台本を持って読みながらの二人芝居だった。そのことによって台詞の掛け合いがうまく機能しなかったり、ストーリーを追いかけるのに必死になってしまう部分も大きかったが、作演も務めたみちこさん役の方の伝えたいメッセージは痛いほどに詰まった作品だった。
みちこさん役の方は、以前から私が好きだなあと思っていた役者さんで、実をいうと私の先輩でもある。はじけるような、身体から何か出てきちゃうんじゃないかって心配になるようなそんな芝居をされる方で。今回もそれに漏れることなく彼女は心配になるくらい笑って泣いて生きていた。みちこさんは生きているんだなあと、強く思いました。
みちこさん旦那にうまく素が出せないんだよとか、みっちゃんの施設から出た子供たちの想いとか、絡み合っているようで、脚本としては伝わってこない部分も実は多かったけど、阿部さんの、演劇が好きだやめたくないんだというそういうメッセージが、ぐさりぐさりと私には刺さりました。たぶん、何か身体から出てきちゃうんじゃないか、っていうのは、単なる私の心配じゃなくて本当に何か出ていたと思います。内臓的な何かが。
『                        』

『 』

荒川チョモランマ

日本基督教団 巣鴨教会(東京都)

2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★

不幸も幸せもいつだってどこにでもある。
この地震じゃなくて、あの地震だった。だったら3月11日じゃなくてもよかったんじゃないの、と思ったけれども、そうか、3月11日はたしかに特別な日だが、1月17日だって、2月27日だって特別だし、逆に特別じゃないんだ。ということに気付かされた。
今もどこかで戦禍や災害で不幸は起きている。
無慈悲な神様のせいで、あるいは神様が居ないせいで。

教会の人間なのに神様を信じていない相川が、自分の(人間の)力ではどうしようもないことが起こった時、思わず神に祈る。それは人間の自然な感情なのかもしれないが、神様に祈っても乗り越えられないんじゃないかなあ、と思う。
このお芝居については「超克」の部分に期待したのだが、超克できたのかできなかったのかわからないまま登場人物たちは老人になってしまった。
あるいは「時間が解決してくれる」ってことか。
あるいは天空の星星から見れば人間の一生なんでちっぽけなものだということか。
(というのはちょっと拗ねた見方かな)

今まで考えたことがなかったが、三角関係をちゃんと三角にするためには必ず同性愛者が必要なんですね。

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!

元東京バンビ

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

男の果て
格好ワル良い男たちの、生き様を拝めました。

『                        』

『 』

荒川チョモランマ

日本基督教団 巣鴨教会(東京都)

2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

礼拝堂の空間を借景に
ラフに見せかけて、
細かいところがよく作りこまれているなぁと感心。

観終わって、登場人物達がかもす
人生の肌触りが
くっきりと、あやふやに、切なく、いとおしく感じられました。

ネタバレBOX

会場は教会、礼拝堂に入ると
ベットを使った台が中央に据えられ、
雑多に物が置かれて・・・。
風船、ストローやキャンドル、絵本・・・、

それが、客入れの音楽と重なり合って、
いろんな風景に見えてくる。
シューマンのピアノ曲、ビートルズ・・・、
教会の空気と雑多なものが音に染まって・・・。
舞台美術というよりは、それ自体がインスタレーションのようでもあり、
受付で渡されたメッセージを読むと
3.11の風景と、それからの記憶の具象のようにも思えてくる。
開演が近づくと、少しずつ場内の光が減じられて、
観る側はその中に紡がれるドラマの世界に導かれていきます。

最初は、闇の中に表れた人物がそれぞれの手に持つライトに照らされて、
動きや台詞たちにゆっくりとその関係がほどけていく。
3人の関係が断片的に紡がれ、
少しずつ繫がり、彼らの時間が観る側に満ちていく。

教会の息子の女性へのストーカーまがいのことも、
更に深くにある記憶のなかで二人が共有した秘密のことも、
空の星たちも、パンツも、下駄箱の手紙も、嫉妬も、
彼女が男を愛せなかったわけも
その友達の女性の男への男の子への想いも、
パンツも、下駄箱の手紙も、嫉妬も、3人の顛末も
記憶の引き出しから一つずつあふれ出して・・・・。

ちぎられた新聞の遠くの大地震の記事が
女性の死をあいまいに男に告げ、
でも、女性は彼の中でそのままに生き続け、
彼のもとを訪れる。
冒頭に取り込まれた舞台の風情のなかで、
劇的でもなく、でもビビッドに、時にはルーズに淡々と、
男の記憶が観る側をも満たしていく。

入場時に渡されたカードに差し入れられたメッセージの日付の表現に、
舞台が重なると
消え去った女性のそのままにあることがとても心に残って。
突然に失われたもの、静かに滅失していくもの、
そして消えずに再びおとずれるもの。
舞台の時間が霧散して、
編み上がる表現のビビッドさにも捉われ、
その先におかれた背負い続ける時間の質感も
そのままに残って。
きっと、あの3月11日は、沢山の人生に、
こんな感覚を刻み付け、
いくたりの年が過ぎた3.11にも、
彼女は再び扉をたたくのだろうなぁと思う。
観終わっても少しの間、礼拝堂の空間に身をおいて、
過ごしてきた時間やこれから歩む時間のことを
ぼんやりと考えてしまいました。

素敵な刹那もあり、ビターな物語もあり、
痛みも、満ちたものも、喪失感も感じて。
それらを包括した時間の重なりに
やわらかく深く捉えられてしまいました。

連続おともだち事件

連続おともだち事件

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★

初クロムモリブデン
昨年に見た「すべての夜は朝へと向かう」での武子さんがすばらしかったのでたのしみにしてました。

俳優陣の力量とかキャラクター造形とか完成度の高い確かなものを感じるし、ところどころの笑い要素も楽しかったです。

以下ネタバレ

ネタバレBOX

レンタルフレンドサービスの営業が突然現れてまくしたてる導入部は特にすばらしく、続くシーンで、いじめ、自殺、レンタルフレンドなどの題材や道具立てが次々示され、それらがどう展開するのか非常に楽しみというか、あまりにあざやかなので興奮しました。

が、ストーリーはいつの間にやら詐欺的なレンタルフレンドサービスとその被害者の会の対立にすり替わり活劇的に展開し、「いじめ」「自殺」「おともだち」はむしろちょっとした道具立てにすぎず、テーマとしてさほど深まらないまま終わりました。導入部のすばらしさに比べると拍子抜けの感はいなめず。各セグメントはとてもいいのに全体としてはなんかあんまり満足できませんでした。
ソーサーの上に桜の花片(はなびら)

ソーサーの上に桜の花片(はなびら)

B.LET’S

6次元 (カフェ) http://www.6jigen.com/index.html(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

桜は.....
4つの物語、それぞれに少しのスパイスが効いていてよかったです。ただ、前の三話は最後のストーリーの為の前振りとまではいわないですが、その為の話に思えてしまいました。四話目のオチもさりげなく余韻を持たせる結末でもいいのかなぁ!?と..... 最後に全体にもう少し「春」を感じたかったです。

愛の妙薬

愛の妙薬

公益社団法人関西二期会

大阪国際交流センター 大ホール(大阪府)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

愛の妙薬
演出の狙いなのだと思いますが、プロジェクションマッピング風の字幕に情感が奪われてしまいました。特に劇的な仕掛けがあるわけでもなく、あれならない方がいい。イタリア語でしたが、音楽は言葉が理解できなくても通じるものです。さらに残念だったのが、音楽を聴きに来ていないと思われる客が多かった。常にざわついていて、平気で話している人がいて驚きました。音楽は素晴らしかったのに。これが大阪の現状です。

デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~

デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~

ナイロン100℃

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~
映像と芝居とプロジェクションマッピングが乖離していた。これでは想像力も広がらない。挑発されてものれないものはのれない。若手女優たちの奮闘に救われた作品。

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

月の剥がれる
遠い作品でした。舞台まで近かったのに気持ち的な距離が遠かった。戦争、平和、自殺、他人事としてしか受け取れなかった。解答が欲しいわけではないけれど、あのテーマを取り上げる意図がつかめなかったし、物語が弱かった。そのため、初日だったせいかもしれませんが、完成されてなくまた洗練もされていなかった。地上から見上げる月のクレーターを見ている感覚でした。ただ単純に群舞だけだったら、月が剥がれたかもしれない。

今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了

満足度★★★

ダメンズてって、たくさん生息しているのであろう
章立でうまくさて構成されていたいたと思う。
軟弱で、甘ったれている、男性陣とは対照的にきりっつした、女性陣の対比が面白かった。

芝居ではなく、世の中に生息するダメ男はこんな感じなのであろう。
それを思うと無性に腹が立ってきた。自立しろよ、馬鹿やろう。

芝居の出来はいいのだけど、イラついて仕方がなかった。

『                        』

『 』

荒川チョモランマ

日本基督教団 巣鴨教会(東京都)

2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

ファンタジーでした。
すごく若いって思った。幼いと思えるほど若い。でもそれが魅力ですよね。

ネタバレBOX


最初のシーン。暗いなか、男が懐中電灯を持って登場。舞台をわざわざ一周してから、台詞を言い始める。

そんときのぼくの心のなかの言葉。
「おいおいおい、登場したらすぐに台詞を吐きゃいいんだよ。わざわざ一周する必要なんざ、ねえだろう」
でもこれは後で、男が好きな女性と追いかけっこするシーンの伏線だったんだよね。ぼくが間違ってました。すんません。
それから、最後にも爺さんになった男が、空想のなかの好きな女性と追いかけっこするんだよね。

いや、それでもやっぱり最初の『わざわざ舞台一周』は必要ないような気がするな。冗長だと思うな。細かいことだけど。


違和感があったのはそこじゃなくて。
最初に登場して、「これからぼくの知ってるすべてを話します」と言っていた男は、幾つだったんだろうってこと。まだ若かったはず。少なくとも老人ではなかったはず。
ところが、最後のシーンでは男は老いていて、好きというわけではなかったもうひとりの幼馴染みと結婚している。
最初に登場した男は、幾つだったの?
「これからぼくの知ってるすべてを話します」って、未来の老後のときのことまで知ってたの?

最初の男は老人にすべきだったのでは。

それに時間を前後させる必要性はあったんだろうか。エピソードを子供のときから大人になるまで順番に語っていけばいいだけだったのでは。


上演が始まってすぐに思ったこと。
「ああ、これは。途中で眠くなってしまうパターンかも。眠いの我慢するのやだな~」
(最初に一周するのが、よっぽど冗長に思えたんでしょうね、てへへ)

ところが、不思議と眠くならなかった。不思議って言っちゃ悪いね。でもそうはならなかったのは、役者の面白さであり、演出のいろいろな工夫があったからなんだろうなあと。飽きさせない工夫があった、と思う。後ろの席に座ってたら、ほんのり雪が降ってきたりしてたし。なんかすっごい微妙~って思った。気づかない人も一杯いたろうな。


「隣の国では戦争をしているらしい。でもぼくには関係ない」
新聞を破って捨てる男。
でもヨシタケ(だっけ?)がチリにいて、そのとき大地震が起こったと聞かされると、破った新聞をつなぎ合わせて読もうとする。
ああ、なんかすごくいいシーンだったなあ。
でもそのへんのイメージをもっと掘り下げたり、広げたりできたらよかったのになあとも。欲張りですが。


劇場版マサ子の間男〜ある小男の一生〜

劇場版マサ子の間男〜ある小男の一生〜

マサ子の間男

シアターブラッツ(東京都)

2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

腹の皮が捩れる
 一回だけの公演というのは勿体ない!

ネタバレBOX

 何ともヒトを食った始まり方だが、音と言葉の間を巧みに操り、登場人物各々が持った懐中電灯で己を照らしたり、誰かを集中的に照らしたり、と暗転中の舞台に意味と無意味を立ち上げたかのようだ。無明を身体化してみせたと言ったら褒めすぎだろうか? 何れにせよ、導入部のインパクトは、非常に効果的だ。
 この後、関西弁、見事な英語、間の芸、幽霊の登場に因る滑稽場面などを鏤めながら中盤、終盤の始め辺りまで引っ張ってゆく力は圧倒的で、白鳥の湖、ボレロなどの名曲を使ったパフォーマンスは腹の皮がよじれそうなほど面白い。
 更に主人公の高校時代、パシリで盗みを働かされて、饂飩好きの自分に出会い、その後、大ヒット商品を生み出して、日本はおろか海外に迄支店を出すほどに成功するが、この時のCMの様子なども見物である。その箍の外し方の上手さ、微妙に垢抜けない微笑ましさ、絶妙のバランスには、甚だ感心させられた。更には、まるで無関係なホットパンツ姿の男性の踊りが名曲と共に紛れ込む。
 無論、意味など無いのだ! おまけにタイトルに関しても悪戯が仕掛けてある。「マサ子の間男」がメインタイトルのはずなのだが、マサ子も登場しなければ、女性も一切登場しないのである。寧ろ、サブタイトルの“~ある小男の一生~”が、この作品の全体を通じて描かれているものなのだ。
 惜しむらくは、この作品が最後迄、抱腹絶倒の喜劇として描かれなかった点だろう。サブタイトルの流れに落とし込んでしまった。最後迄、喜劇のバージョンを是非作って欲しい。これだけの力があれば、それも充分可能であろう。今回は最後まで喜劇でなかったので星4つにした。次回作に期待している。

HAPPY GHOST

HAPPY GHOST

劇団野心

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

野心。
お客さんに楽しんでもらいたいというサービス精神は感じるし、そういう意味では好感が持てました。

ただ、台本が基本的に戯曲というより映像的な構成になっている点が気になります。全体的にカット割や場面転換が多く、主人公の独白による説明セリフに頼ってしまっている印象を受けました。セリフに頼らず、もっとひとつひとつの場面をじっくりと密度の濃いものにしたほうが良いと思います。

けっこう笑えるところもあるし、真のエンターテインメント劇団(?)を目指していって欲しいと思います。

照明が上手い。

「捨てる。」 終演!またお会いしましょう!

「捨てる。」 終演!またお会いしましょう!

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

こう変えてきましたか
いやーここまで変えてきますかー。まったくもって予想以上。もう新作と言っていいレベル。各役者陣が演ずるキャラもきっちり世界観を出せている。
ラストの暗転タイミングはもう少し待ってもよかったかなと個人的には思ったが、今回も面白かったです。

ネタバレBOX

いとこ編、きょうだい編、おやこ編という各編の編成と言う名の血の繋がりは変えてないが、いとこ編は女性キャラを両方とも同じ年齢にしたり(一方はその上人妻)、きょうだい編は元々は姉弟であったが、性別を逆にし兄妹としたり、後ほとんど無かったマスターの恋愛エピソードが追加されたりと脚本は大幅に変更してきています。
また、演出としてテーブルの位置がバー奥から入り口に近い側へ変更となり、またテーブル席は立ち飲みスタイルとしていることから、各エピソードでの動きが大きく追加されています。
『                        』

『 』

荒川チョモランマ

日本基督教団 巣鴨教会(東京都)

2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了

満足度★★

無題
 基本的に聴聞僧と女二人の思い出話。

ネタバレBOX

 聴聞僧は二人の女の内の一人をストーキングしており、彼女は幼馴染でもある彼を無碍に扱う訳にもゆかず、レズであることを隠したまま、彼の追求を免れる為に、風来坊ということにしている。だが、恋は否定されれば燃え上がるのが常、御多聞にもれず彼の恋も炎上するが、携帯も着信を拒否されてしまう。おまけに彼女は、海外へ旅立ってしまった。
 もう一方の女は、彼を恋しており、終には彼を伴侶とするが、海外へ出た彼女は、大地震と津波の被害に遭った模様で連絡がつかない。
 キリスト教の教会で演じられたのだが、脚本、演出、演技、舞台美術、小道具など、どれも配慮と力が足りない。幼稚園を経営している教会ということからか、演技にも演出にも必要の無い子供向けの本やたくさんの風船などが、舞台空間にそのまま放置されているのは、問題だろう。こういうものが、演出の邪魔になるのであれば、シーツなどで覆えば済む話だ。演劇をやるならば、そういったことにも気をつけて欲しい。
 受付でチケットを宛名を手書きした封筒に用意してくれたり、善意はとてもよくわかるし有り難いのだが、芝居は、善意だけで出来上がるものではない。寧ろ、人々の心理や考えが、どう動作や身体に現れるかを冷徹に観察した上で、善意も含めて人間とは何か? を追求するものだろう。人間総体を見るような眼を養って欲しい。
漂着種子

漂着種子

猫の会

小劇場 楽園(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

1984版観劇
劇場内は時間がゆったりと流れてました。ゆったりとはしてるが静かで力強い世界観が目の前で繰り広げられてました。
八丈島の方言、わかるわけではないがなんかよかった。面白かったです。
観れなかったが、2013版にどう繋がってるのか凄く気になる・・・

『宇宙をskipする時間』×『てのひらに眠るプラネタリウム』

『宇宙をskipする時間』×『てのひらに眠るプラネタリウム』

シアターキューブリック

ザ・ポケット(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★

「宇宙をskipする時間」を観劇
「宇宙をskipする時間」を観劇。面白いと感じた部分もあったが、うーんなんか世界観に入り込めなかったな。

ちょっとした夕暮れ ※取扱終了回ご希望の方は、注意事項をご覧ください。

ちょっとした夕暮れ ※取扱終了回ご希望の方は、注意事項をご覧ください。

りゃんめんにゅーろん

event space 『雲州堂』(大阪府)

2013/03/05 (火) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

現実と思いと 面白かった。
ちょっとした夕暮れ こんな感じで 時間は進むのですよね 現実と思いと 面白かった。

ネタバレBOX

第一話 小さい夕暮れ
 玉子を買いに行った サラダ油を買って 返らない 分かれた 未練は? 0.3秒の間 どうして分かれたの あずさちゃんだけ そろそろ時間 もう少し ホワイトデー アイパットが嬉しい プレゼントは、固まらなかった手作りチョコ 気持ちですから ちゃんとしたい 好きなんだ 好きですから 私も人として 人として好き おじさんくさい? 寒いと冷える 越し痛い くさい? 何で 聞かせてください  今が人としての最大値 毎日寂しさが襲ってくる 妻のせいにしていた 玉子を買いにいった 帰らなかった離婚届を送った。  受理されていた。了解いたしました 分からないけど 付き合いたい  何故付き合いたい 好きだから これからも宜しくお願いいたします 援助 お金はある 出せない 気持ち? 彼がいる 分かれる お金が要る 女子高生の時給 800円は安い 出す?  出す いや  出させてください  マック カラオケ なら私も出すよ 母に言おう 親仲が悪い 兄にも 兄はグレている  ドラックもやっている ・・・・嘘ですよ一生買って 売りますよ ご馳走様 固まっていないチョコ まずい です。 兄ドラックしてないです 嘘!! 親も仲がいい ごめんなさい ちゃんとした彼女が出来た 報告してください 離婚した人に。 日割りで良いですよ。止める時は月末の10日前 ・・・あたし高校生じゃない 割り引きますか? つき12万じゃー 嬉しいです 涙が出る・・・  携帯をかける 俺ですけど    あっ。。。

第二話  天気予報見ない派
 だめだろ 何のため 懐かしい? 何が 雄介が要るだけで昔に逆戻りしたみたい 同窓会 何故2人 どうしてこんな嘘をついたの?  気づいてたら来なかった? 何故 ひさしぶりにゆうすけに合いたかった、ふと ふーん ふーんだって!! 一人 他に誰かいる? じゃ無くて 一人 2人よ ・・・彼いないよ 結婚してたよ 分かれたの 出ってった 買い物行って帰ってこない10年くらい 年取った 木下は変わってないよ 冗談!! うれしそう
 バンド辞めた ねえ より戻そうか 私 退屈を紛らわすの だからそうしよう 誰でもいいの 紛らわすだけ うそ ゆうすけ じゃないと出来ない 何故? わからない うん なんとなく 何か買ってくるね 雨音 傘倒す 傘集めるの趣味 天気予報見ない派 傘買うから 顔に線 寝てたの 帰る 何か作るから オムライス 大学の時 懐かしい 玉子が無い 一休みしてから買いに行くね テレビつかない 窓開ける 寒い? ちょうどいい 隣けんかが、ひどかったね 引っ越した その時仲良かった 懐かしいね 紛らわす 停電 ・・・・下のあばさんが、ブレーカーを飛ばすのよ、  俺には俺のリズムがある あなたを必要とした わかる?俺もあるよ  あっ 点いた 楽しかったのに (くもる顔) でかした おばさん 冗談!!有難う 偉い!!(笑い) 玉子買ってくる ねえ 帰ってくる? ビール 帰る もう会わない 会おう だらだら 前向き?後ろ向き? 木下今日は有難う じゃ行ってくる 窓閉める 携帯が光る。

ちょっとした夕暮れ こんな感じで 時間は進むのですよね 現実と思いと 面白かった。
ラジオのように

ラジオのように

劇団犯罪友の会

ウイングフィールド(大阪府)

2013/03/02 (土) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

親子の想い
時代背景も有り 懐かしい感じのお芝居、人物設定 個性がはっきり、
戦争 国籍を取る為の人を集めた軍隊 父親の息子への想い 面白かった。 

ネタバレBOX

時代背景も有り 懐かしい感じのお芝居、人物設定 個性がはっきり、面白かった。
漫画化を目指している妹 まじめで、おとなしい 姉は派手でおこりんぼう、父は入院中 真一兄さん:ちょっとおっとり 気ままな性格 姉妹と母親が違う 
 姉に着替えを覗いた信一 一回100円 金にしてしまう姉、父が退院 姉:私東京へ行く 映画女優になる テイチャーは金ちゃん 私 金ちゃんと結婚する、金ちゃんと父が話す、姉は怒って飛び出す、金ちゃんの親は戦争から命からがら生還した、息子はアメリカ国籍が欲しい為兵士に志願 国籍をとるが、戦争の後遺症で映画に出にくい状況 アメリカでは25ドルで結婚できる 金ちゃんは今白タクして金貯めてるヘイ彼女渋谷3千円(たまらない)・・・ 姉 歌舞伎町のハリウッドローラで働いている、男に入れ上げている。 妹のなっちゃんは、大学で寝泊まり 卒業の為の課題 信一 注文が取れるようになった、仕事慣れたよ 満員電車に乗った びっくりした 俺一人で遊んでた ここで働きたいです。 お父さん なっちゃんにも、事情を話した 人生いろいろ あるんやな― って この店もっと大きくしたいです。 とおさんクーラーとか入れて 出前いってくる  長男か 息子か。

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