最新の観てきた!クチコミ一覧

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二月大歌舞伎

二月大歌舞伎

松竹

日生劇場(東京都)

2013/02/04 (月) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

染五郎さん
狐の染五郎さんがかわいいなあと思いました。

歌舞伎の、町のおかみさんは町のおかみさんらしく胸元がちょっとたるっとなってる感じで、娘は娘らしくしゃっきりと、着物を着付けてるのを見るのが好きです。

ネタバレBOX

通し狂言新皿屋舗月雨暈って酒乱VS酒乱みたいな話なんですね。
勘違いして化け猫見にいったつもりになってた。まったく違う話だった。

『静かな一日』

『静かな一日』

ミクニヤナイハラプロジェクト

吉祥寺シアター(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

ヤナイハラ節は、やっぱりニブロールと同じ。
ミクニヤナイハラプロジェクト「静かな一日」を観る。
かわいらしいインスタレーションの周りを、叫ぶように会話しながら走り回る。こんなに走り回る演劇を観るのは、夢の遊眠社以来かも(笑)。
演出なのか、役者のテンションがわざとらしい演劇チックで、一本調子で最後まで。あまり山もなく淡々と進む感じ。ダンスの振りのように、ただタイミング良く言葉を発しているだけで、意味内容が空虚に見えた。
映像は、リアルだったり録画だったり?エフェクトをかけたり。同じインスタレーション、映像で、ダンスすればニブロールだよなぁ、と思ったり。
この言葉の奔流と走り回る役者のエネルギーに相対しうるダンサーの身体の強度を思った。いや、役者さんが弱いというのではなく、役割が違うので、ベクトルが違う。

『ANARCHIST』アナーキスト

『ANARCHIST』アナーキスト

anarchy film

新宿アシベ会館B1(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかくすごい!
こんな舞台はじめて観ました。脚本、演出をした人はある意味、頭がすごく良い天才なのかと思った。細長い舞台をうまくつかっていた。出演者もひとりひとり個性を出していて、とてもいい。歌もうまかった。ん、なんか終わったあともう一度みたくなった。なんか感じた。なんなのかはわかりませんでしたが。
元気ももらいました。生きて生きて生きてやろうと思った。ありがとうございました。

笑う通訳

笑う通訳

電動夏子安置システム

上野ストアハウス(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

噛み合わない会話劇
今回が初見の劇団さん。Member班バージョンを観劇しました。
いやぁ面白かったです。2時間目一杯楽しめました。

ネタバレBOX

お互いに言葉が微妙に通じず、意思の疎通がうまくいかない外交官と警察、
双方の視点が交互に繰り返される形で進行する会話劇。

でたらめな通訳を介して余計にすれ違いまくるコミュニケーションに
最初はシリアスに思えた空気も、次第におかしみに変わっていき、最後にはやることなすことが笑いに繋がる。
お互い大まじめにやっているのが一層笑いを誘います。

殺人事件の真相や情報漏洩に関してはあっさり目に流し、
会話も最後まで噛み合わないままの幕引きですが、
このエンドレスな感じが観劇後にも良い余韻となって感じられました。
西暦2040年に死んだばあちゃんの娘

西暦2040年に死んだばあちゃんの娘

コーヒーカップオーケストラ

シアター711(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

サイコー
楽しかったです。
脚本・演出の宮本初さんがチラシなどで書いている文書が、結構支離滅裂で、突発的にポメラニアン!とか叫んだり、結論がぐるぐるしているとおり。。

ネタバレBOX

「今回はある意味まっとうに、けっこう邪道に、生活と死をテーマとしたギャグ演劇となりました」という言葉通り、曾祖父達、おばぁちゃん、母、娘、その娘の5代までの生活の一部分を、かなり頻繁に時系列を行ったり来たりしながら、垣間見ていきます。

そこに、人のリアルなぐだぐだした部分と、滑稽なギャグ、キャラクター個性が絶妙にたくさん混ぜられていて、フフフと笑わせられました。強い主張はないけど、ふわりと考えさせられるような。熱く心を掴むのとは違う感じに、少しずつくせになりそうな公演でした。

舞台美術、小道具、チラシが、さりげなくセンスがありました。舞台美術は、円柱の柱5本ある中、最初はベッドの実物が中央に置いてあり、側には窓枠が。エピローグでは、台所の実物が運び込まれます。全てが実物かと思いきや、タクシーとレンタカーと新幹線は、ベニヤ板に絵を描いたイラスト(しかも上手い)で、使い分けが上手かったです。アフターパンフレットは、役名だけでなく、なんと、一人ずつ公演時の姿の写真入りの人物紹介で至れり尽くせりでした。

役者では、お母さん(タカハシカナコさん)がギャグが上手くて、何度も笑わせられました。アイドルを目指す看護婦さん(小野寺ずるさん)が、身体の動きのキレが一番ありました。細いエリートで真面目なお父さん(前田昂一さん)も、優しそうな性格がよく出ていました。

娘さん(鈴木アメリさん)は、衣装が似合って可愛らしく、東京暮らしの時のダメな感じ、先輩へのなつき具合のギャップが面白かったです。他にも死神とか、巨乳軍曹とか、あとギャグを一手に引き受ける人とか、個性的なキャラクターが登場しました。

臨終を迎えるおばぁちゃんにもまさかの過去があったこと、お母さんの様子、娘さんの人生、その更に娘の人生(2040年日本戦争中)、その5代における流れを細かなギャグに紛れて見たあとは、自分と家族の人生についてふと興味をもつことになると思います。

『もうひとつのOVER THE MONOCHROME RAINBOW』

『もうひとつのOVER THE MONOCHROME RAINBOW』

いと、まほろば

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

3000円のレベル
老若男女で組んで、身体張って一所懸命に取り組んでいるのが微笑ましく、そこには好感を持ち、応援したい気持ちで一杯でした。
しかし、3000円というお金をとって演る内容として考えると、正直にいってとてもレベルが満たされておらず、更に内輪受けで一般人向けではありませんでした。アニメマニアが集まる場所やイベントでのショーでなら、ドッカンドッカン受けるかもしれません。とにかく元気の良さは伝わってきました。

ネタバレBOX

2003年に発売されたゲームソフト「OVER THE MONOCHROME RAINBOW」という、浜田省吾が勇者となり歌で異世界を救うというゲーム。その世界に再び現代人が入り込んでしまうという内容でした。が、全然ハマショー(のファン)ではなくちゃいけないカラミがなく、基本的にアニメキャラの物真似を連発していく内容でした。単純に「とあるゲームの世界で不思議体験」で良かったんしゃないかなと感じました。

幽遊白書、ドラゴンボール、ガンダム、ごくせん、ローラ、コナン、ガラスの仮面など、色んな物真似やシーン真似があり、結構似ていたりしました。ラーメンジロウの部分が好きでした。役者は、齋藤さんが突出して声優のような感じに、台詞まわしができていました。他は、レベルの差が激しいです。

舞台美術はなかったから良いとして、衣装と小道具が悪かったです。異世界が舞台なので、視覚効果も大事だと思います。お金をかけなくて良いから、演技を損なわないために、もう少し工夫してほしかったです。

なんだったら、蔵馬とかローラとかつきかげ先生とかゲームのキャラとか以外は、皆大体同じ色にするとかでも良いです。演技頑張ってるのに勿体ないと思いました。小道具は、あからさまに段ボールのままだったので、表面だけでもなんとかした方が良いと思います。

観客は、出演者の知り合いが主だから仕方ないとは思いましたが、2列めの右端(入り口側)の女性が、「ローラカワイー、あーん、ローラカワイー」など臆面もなくひっきりなしに一人言(声援)していたのには、「普通の劇団なら係の人がたしなめるけど、でもアットホームな劇団だろうし、最初の諸注意放送を、ウケ狙いでぐだぐだでやっちゃったからには注意できないかも」と諦めの境地でした。

ロックオペラ モーツァルト

ロックオペラ モーツァルト

ネルケプランニング

東急シアターオーブ(東京都)

2013/02/11 (月) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

インディゴバージョンは、楽しめました
今日は、山本さんがモーツアルト役の方のバージョン。

先日、芝居としてのドラマ性の薄さは、体感したので、今日は、土反さんもおっしゃるように、コンサートを楽しむつもりで観に行きました。

そうしたら、今回は、素直に楽しめました。

山本モーツアルトは、40歳近さは微塵も感じさせない、若々しい少年ぽさを体現されて、さすがのベテラン俳優ぶり。

意外と、中川さんのサリエリも良く、サリエリだけの観点から言えば、こちらの配役の方が好みでした。

アロイジア役のAKANEさん、コンスタンチェ役の秋元さん、共に華も実力もあり、お二人の反目して歌うデュエットが、印象に残りました。

ローゼンベルト伯爵役の湯澤さん、面白すぎ!

今日は、カーテンコールで、すぐさま立って大拍手をして、嬉しい気持ちで、帰宅することができました。

ネタバレBOX

サリエリに関しては、中川さんの方が、全力で演じていらしたようで、役に真実味を感じました。

あまり、出来が良くない脚本の場合、山本さんの方が、芝居を膨らませる技術は上だと思うので、この点でも、インディゴバージョンの方が、芝居の質は高いのではと思いました。

ローゼンベルク伯爵の湯澤さんが、サリエリの口調を真似て、観客に大受けする場面がありますが、これも、中川さんのサリエリの方が特徴があるので、面白く感じました。

先日も感じましたが、この舞台、アンサンブルのダンスがなかなか他には観られない振付が多く、観た目にも、斬新で、視覚的に美しい群舞で、見ごたえがありました。

レオポルトは、鶴見さんが演じられた方が良かったような気はしますが、この作品、もう少し練り直したら、再演も期待したくなる部分もありました。
アメフラシザンザカ+坐ってはみたけれど

アメフラシザンザカ+坐ってはみたけれど

タテヨコ企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/01/24 (木) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

両作品観劇
「アメフラシザンザカ」→「坐ってはみたけれど」の順で観劇。

ネタバレBOX

「アメフラシザンザカ」
面白くないことはないのだが、結局、物語として何をしたかったのかわからず。また、壁があり置いてきぼりな感じで、世界観にあまり入りきれなかった。


「坐ってはみたけれど」
途中から夢落ち?かと思って見てたが、その通りの終わり方だったかな(あくまで個人的)。
全体的にはちょっとシーンがあっちこっち飛びすぎて、物語が落ちつかない感じを受けたが、まあなかなかには面白かった。
【公演終了!】望遠ノート【ご来場誠に有難うございました!!】

【公演終了!】望遠ノート【ご来場誠に有難うございました!!】

演劇ユニット「クロ・クロ」

劇場MOMO(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

中盤で何か欲しかった
銀河鉄道の夜+ビックバン宇宙論とのことで、序盤は楽しめましたが、ラストまでずっと似たような展開だったかな。
中盤で流れを少し変える物語や展開があったら終盤まで面白く見れたかも。

トランス

トランス

演劇ユニット 虹色cafe

JOY JOY THEATRE(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

チーム虹
鴻上さんのは見てませんが、独自のアレンジと思われる箇所もあり面白かったです。

崩壊寸前

崩壊寸前

21世紀ゲバゲバ舞踊団

nitehi works(神奈川県)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

次のカウントで崩壊?
じわーっと崩れるピラミットにぞっとしました!

東京駅

東京駅

空かると

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

東京駅と
タイトルした意図が私にはわからんちゃ。

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

大阪臭ぷんぷん
ロックとプロレスががっちり手を組み、大阪風味が加わった迫力のステージ。ホーンセクションがいるので、さらにイケイケのライヴ感が出てました。

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

3遍にもその外枠にも魅かれる部分が
3つの作品とそれらを綴る外側の表現。

ひとつずつの作品の個性が、
その作品の印象だけに投げ出されることなく、
さらにもう一歩踏み込んでやってきました。

ネタバレBOX

出演者たちが全員舞台に立って、
まずは作品群の俯瞰がつくられて。

三つの小品は、それぞれに趣がことなるのですが・・・。
それが同じ空気のなかに不思議につながれていて。

最初の二人芝居は、言葉や身体が
ルーティンに埋もれることなく、とても瑞々しくて。
役者のニュアンスに身体がしっかりと付いていて
だから、様々な表現(たとえば反復横とびとか、歌舞伎の見得てきな部分が、
作品に紡ぎこまれて映える。
どこか形質で、ウィットがあって・・・。
最後に訪れるものにすっと染められてしまいました。

続く三人芝居は、強かに組まれた物語のリズムがあって、
女性達の時間が、切り取られていく。
3人の役者達の個性が
ロールのコアをそのままに
歩んでいく感じがあって
役者達の演技のと、
ちょっとした刹那の空気の作りこみが
それぞれの日々を垣間見せ、
描かれない時間の重なりを観る側に伝えて。
なんだろ、3人の役者達の相性もとてもよく、
なにかすっと消えていかない感覚というか
感慨に浸されてしまいました。

最後の4人芝居は
登場人物達のロールの、物語の設定への刺さり方が
実に巧みで・・・。
仮想家族の4人が抱えるものが、
物語の設定の不思議な薄っぺらさのなかに
絶妙に浮かび上がる。
全体の劇中劇のような設定におかれた
一人ずつのロールから垣間見えるものが
舞台に編まれた空気を超えて観る側に伝えられて、
その複眼的な感覚に捉えられる。

ひとつの物語が語られるとき
舞台にはリボルバーのように次の舞台の出演者が両袖にたち
その成り行きをみつめて。

作品たちのとてもルーズなつながりが、
ひとつずつの物語の感触に
ちょっと風変わりでエッジを持った切っ先を作り出して。
其々の作品と全体が相互に醸し高める
舞台のテイストに心惹かれたことでした。
おかえり、ギフト

おかえり、ギフト

春の日ボタン

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

1粒で2.5度美味しい
場面は2つでしたが、1+1=2以上になっていた傑作。
あたたかい気持ちで帰路につけるほんわかコメディ。
役者の表情も良かった♡
ウェディングプランナーという職業に関するウンチクには、ナルホド〜。

KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】

KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】

声を出すと気持ちいいの会

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

なかなかなか
よろしかったです。暗転ではないつなぎが好みではありますが。

ネタバレBOX

ラストの銀河鉄道の夜はちょっと詰め込み過ぎた感じがします。もっとすっきりと終わった方がいいと思いますよ
祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹~

祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹~

Bunkamura

シアターBRAVA!(大阪府)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

蜷川の終り
間違いなく今年のワーストワンになる芝居だろう。まずは本がヒドイ。テーマは人間の支配と非支配における不条理といったところだが、そのテーマが動き出すのは上演が始まってから3時間以上たってから。それまでにこの舞台を演劇として見ている観客はとてつもなく疲れている。日本には優れた劇作家がいないので、ケラリーノ・サンドロヴィッチ程度の本書きでも、観客の前に自己満足の舞台をさらけ出せる商業的環境が整ってしまう。海外にはもっと優れた脚本家がいて、こんなチンケな台本はまず上演されない。ガラパゴスな日本の商業演劇だから成立するのだ。その証拠に観客のかなりはジャニーズファンではないか。ファンたちは芝居を見に来ているのではなく、タレントを見に来ている。このような集客をして成立させる演劇にどんな意味があるのか分からない。さらに演出も頭が悪すぎ。お決まりの群衆シーンや、いつも通りのエンディング。ここまで自己模倣をし尽くされるとバカという気も起きなくなる。大阪まで来て見た意味は全くなかった。

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

3つの短編が溢れ出す
恋愛、友人、家族を題材にした3つの短編が、ラストにオトとコトバとカラダにより一気にあふれだして走馬灯のように駆けめぐるあの感覚、、、今回も神がかっていて凄い!!! 

ネタバレBOX

【あるコドバ】真嶋一歌さんの勢いにぴったりなコメディタッチな作品で中盤まではただただ面白く笑うばかり。 しかし終盤には失ったものの大切さにほろっとさせられる。 

【あるヒカリが在るケシキ】幼少から大人まで女子3人の友情物語。ギュッと凝縮しているにも関わらず、まいまい、きよちゃん、まるさん3人がホントに仲良く成長してきた感が出ていて、観ていてほほえましかった。 

【あるミライと、そのタもろもろ】とにかくお母さん演じる馬渕史香さんの“お母さんぷり”が半端無く出ていて、だから母は強いんだろうなと思わされたり。家族が不自然な理由や集まったわけが段々と明らかになっていく構成はよかった。

【あるオトによって生まれる、あるカラダがある】3つの短編の前後にもってくることで、後の本演目の濃さが観る人の想像をはるかに超越して、感動して涙すら出た。おいしい所を持っていく踊り手モーリーはさすがでした!
BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

だからなんだ!
年齢を経るに従って落ちてくるものがある。この劇団もとりあえずは成功の域なんだろう。九州から出てきて東京で一花咲かせて。でも思うにタイニイアリスでやっていた彼女らの魅力は今はもうない。

おかえり、ギフト

おかえり、ギフト

春の日ボタン

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

実力派揃いのいい舞台
春の日ボタンは8割くらい観ていると思う。ご夫婦での創作ならではのほんわかした作品は、みつはしちかこさんの「チッチとサリー」のようで、きゅぅんとする感じがなんともいい。正直言えば、前回作品はちょっともう一つ惜しい!という印象で、もしこのまま春の日が惜しいっ!を続けててしまったらどうしよう・・・と、内心不安もあった(ごめんね)。でも、今日観にいってすっごく挽回していたので、嬉しかった(ふたりにはずっとずっーと創り続けてほしいですから)。

ネタバレBOX

一部二部と別れてお話はふたつ。後半は春の日のアベレージを安心キープ的作品。ももちゃんの存在も久しぶりに懐かしい感じです。イマイさん、いい女だったなー。失恋した(誤解ですけどね)その直後にもしっかり仕事をして、えらかった!私はどんなことがあってもぐだぐだにならない、姿勢のある人が好き。誤解とはいえ、涙こらえて仕事するイマイさんの胸中を思い、涙ぐんじゃいました。劇場で言えなかったんですが、創君、お兄ちゃんになるんですね。おめでとうございます。これからも春の日ざしのように、私たちを和ませてください。

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