ロックオペラ モーツァルト 公演情報 ネルケプランニング「ロックオペラ モーツァルト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    インディゴバージョンは、楽しめました
    今日は、山本さんがモーツアルト役の方のバージョン。

    先日、芝居としてのドラマ性の薄さは、体感したので、今日は、土反さんもおっしゃるように、コンサートを楽しむつもりで観に行きました。

    そうしたら、今回は、素直に楽しめました。

    山本モーツアルトは、40歳近さは微塵も感じさせない、若々しい少年ぽさを体現されて、さすがのベテラン俳優ぶり。

    意外と、中川さんのサリエリも良く、サリエリだけの観点から言えば、こちらの配役の方が好みでした。

    アロイジア役のAKANEさん、コンスタンチェ役の秋元さん、共に華も実力もあり、お二人の反目して歌うデュエットが、印象に残りました。

    ローゼンベルト伯爵役の湯澤さん、面白すぎ!

    今日は、カーテンコールで、すぐさま立って大拍手をして、嬉しい気持ちで、帰宅することができました。

    ネタバレBOX

    サリエリに関しては、中川さんの方が、全力で演じていらしたようで、役に真実味を感じました。

    あまり、出来が良くない脚本の場合、山本さんの方が、芝居を膨らませる技術は上だと思うので、この点でも、インディゴバージョンの方が、芝居の質は高いのではと思いました。

    ローゼンベルク伯爵の湯澤さんが、サリエリの口調を真似て、観客に大受けする場面がありますが、これも、中川さんのサリエリの方が特徴があるので、面白く感じました。

    先日も感じましたが、この舞台、アンサンブルのダンスがなかなか他には観られない振付が多く、観た目にも、斬新で、視覚的に美しい群舞で、見ごたえがありました。

    レオポルトは、鶴見さんが演じられた方が良かったような気はしますが、この作品、もう少し練り直したら、再演も期待したくなる部分もありました。

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    2013/02/17 23:30

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