西暦2040年に死んだばあちゃんの娘 公演情報 コーヒーカップオーケストラ「西暦2040年に死んだばあちゃんの娘」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    サイコー
    楽しかったです。
    脚本・演出の宮本初さんがチラシなどで書いている文書が、結構支離滅裂で、突発的にポメラニアン!とか叫んだり、結論がぐるぐるしているとおり。。

    ネタバレBOX

    「今回はある意味まっとうに、けっこう邪道に、生活と死をテーマとしたギャグ演劇となりました」という言葉通り、曾祖父達、おばぁちゃん、母、娘、その娘の5代までの生活の一部分を、かなり頻繁に時系列を行ったり来たりしながら、垣間見ていきます。

    そこに、人のリアルなぐだぐだした部分と、滑稽なギャグ、キャラクター個性が絶妙にたくさん混ぜられていて、フフフと笑わせられました。強い主張はないけど、ふわりと考えさせられるような。熱く心を掴むのとは違う感じに、少しずつくせになりそうな公演でした。

    舞台美術、小道具、チラシが、さりげなくセンスがありました。舞台美術は、円柱の柱5本ある中、最初はベッドの実物が中央に置いてあり、側には窓枠が。エピローグでは、台所の実物が運び込まれます。全てが実物かと思いきや、タクシーとレンタカーと新幹線は、ベニヤ板に絵を描いたイラスト(しかも上手い)で、使い分けが上手かったです。アフターパンフレットは、役名だけでなく、なんと、一人ずつ公演時の姿の写真入りの人物紹介で至れり尽くせりでした。

    役者では、お母さん(タカハシカナコさん)がギャグが上手くて、何度も笑わせられました。アイドルを目指す看護婦さん(小野寺ずるさん)が、身体の動きのキレが一番ありました。細いエリートで真面目なお父さん(前田昂一さん)も、優しそうな性格がよく出ていました。

    娘さん(鈴木アメリさん)は、衣装が似合って可愛らしく、東京暮らしの時のダメな感じ、先輩へのなつき具合のギャップが面白かったです。他にも死神とか、巨乳軍曹とか、あとギャグを一手に引き受ける人とか、個性的なキャラクターが登場しました。

    臨終を迎えるおばぁちゃんにもまさかの過去があったこと、お母さんの様子、娘さんの人生、その更に娘の人生(2040年日本戦争中)、その5代における流れを細かなギャグに紛れて見たあとは、自分と家族の人生についてふと興味をもつことになると思います。

    2

    2013/02/17 23:49

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  • うふ。巨乳軍曹ですね。(^^#)

    凄く楽しかったです。
    登場キャラクターが特に。

    また次回も楽しみにしていますね。
    コメント、有難うございました。


    2013/03/25 23:06

    >たからさん
    遅ればせながら、ご来場誠にありがとうございました。
    コーヒーカップオーケストラのモリサキと申します。
    巨乳軍曹やらせていただきました。

    さりげないセンスを褒めてくださり、ありがとうございます。
    私自身劇団員になったのは最近でして、初めてコーヒーの芝居を見た時、宮本さんの文章に魅かれたので、チラシの文章にまで触れてくださると嬉しいです。

    「サイコー」ありがとうございます!!!

    2013/03/25 00:43

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