『もうひとつのOVER THE MONOCHROME RAINBOW』 公演情報 いと、まほろば「『もうひとつのOVER THE MONOCHROME RAINBOW』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    3000円のレベル
    老若男女で組んで、身体張って一所懸命に取り組んでいるのが微笑ましく、そこには好感を持ち、応援したい気持ちで一杯でした。
    しかし、3000円というお金をとって演る内容として考えると、正直にいってとてもレベルが満たされておらず、更に内輪受けで一般人向けではありませんでした。アニメマニアが集まる場所やイベントでのショーでなら、ドッカンドッカン受けるかもしれません。とにかく元気の良さは伝わってきました。

    ネタバレBOX

    2003年に発売されたゲームソフト「OVER THE MONOCHROME RAINBOW」という、浜田省吾が勇者となり歌で異世界を救うというゲーム。その世界に再び現代人が入り込んでしまうという内容でした。が、全然ハマショー(のファン)ではなくちゃいけないカラミがなく、基本的にアニメキャラの物真似を連発していく内容でした。単純に「とあるゲームの世界で不思議体験」で良かったんしゃないかなと感じました。

    幽遊白書、ドラゴンボール、ガンダム、ごくせん、ローラ、コナン、ガラスの仮面など、色んな物真似やシーン真似があり、結構似ていたりしました。ラーメンジロウの部分が好きでした。役者は、齋藤さんが突出して声優のような感じに、台詞まわしができていました。他は、レベルの差が激しいです。

    舞台美術はなかったから良いとして、衣装と小道具が悪かったです。異世界が舞台なので、視覚効果も大事だと思います。お金をかけなくて良いから、演技を損なわないために、もう少し工夫してほしかったです。

    なんだったら、蔵馬とかローラとかつきかげ先生とかゲームのキャラとか以外は、皆大体同じ色にするとかでも良いです。演技頑張ってるのに勿体ないと思いました。小道具は、あからさまに段ボールのままだったので、表面だけでもなんとかした方が良いと思います。

    観客は、出演者の知り合いが主だから仕方ないとは思いましたが、2列めの右端(入り口側)の女性が、「ローラカワイー、あーん、ローラカワイー」など臆面もなくひっきりなしに一人言(声援)していたのには、「普通の劇団なら係の人がたしなめるけど、でもアットホームな劇団だろうし、最初の諸注意放送を、ウケ狙いでぐだぐだでやっちゃったからには注意できないかも」と諦めの境地でした。

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    2013/02/17 23:37

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