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泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

おぼんろ

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★

お試し版みたいな感じですかな
”おぼんろ”の紹介というか、お披露目版といったものですかね。
広く知ってもらおう、知ってる人にはより深くって感じでしたかな。
まぁライト”おぼんろ”劇場かな

16:50の回 (1時間)観劇です

ネタバレBOX

無料公演でした→周囲の壁には過去の作品の関係物が展示してあり、
その時の状況などが1ページほどのコメント紹介で共に貼ってありました。
”おぼんろ”知ってる人は割りと素直に入っていましたが、
知らない方々には敷居の高かったようで、
周囲から遠巻きに眺めてるカップルの、
そーいった会話などが聞き取れました。
(せっかくのメジャーな場所での宣伝方法はもっと工夫が必要であったのでは?)(過去にみた”ヒツジ”のように会場中央での無料公演にした方がより効果的だった気がしますです)

内容は未来に設定してある世界で、
戦争の爆撃・砲撃の中で”おぼんろ”の博物館に避難した人に、
過去の”おぼんろ”を紹介するという設定でありました。
進行は館長である老人が、交霊術で館内にいた人に”おぼんろ”主宰である末原拓馬を降臨させて芝居を観客と化した爆撃避難民に見せようとします。
見事降臨に成功し他のメンバーも仕舞っていたアンドロイドに憑依させて、芝居をしてくれます。老人は感極まりますが、実は老人もメンバーの一人だったサヒガシさんとわかる→サイボーグと化して生き延びていたということでした。
そしてここまでの話は館内で再現された3Dホログラムえいぞうでありましたという話でありました。(劇中劇は夢の話ですが、「ダークグリーン」の方が出来いいと思うなぁ。)

全体、小品だったかな。
場所の生かしたがチト残念でありました。
展示にしても一般の方も入りやすくする工夫が必要とも感じました。
オーシャンズ11

オーシャンズ11

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★

恥ずかしながら初宝塚
キレのある演出。ミュージカルなのに、展開がスピーディ。

宝塚、はまりそう。

ネタバレBOX

恥ずかしながら初宝塚。
やはり素晴らしい。エンターテイメントをやるならば、役者は皆、これぐらいのレベルにあってほしいと思う。
ダンスも歌のレベルが高くて、見ていてストレスはまったくない。
舞台上の隅々まできちんと神経が張り詰めている。
単に「うまい」というだけではない、品や誇りさえも感じられる。

キレのある演出。ミュージカルなのに、展開がスピーディ。
セットも効率的によく出来ているなと思う。
映画の『オーシャンズ11』(『オーシャンと11人の仲間』ではなく)に、ラスベガスのショーという設定を取り入れ、さらに泥棒の話だけどエコNPOを絡め犯罪感をやや減らし、うまく宝塚版に置き換えていた。

華のある主役たちと、それを支える役者たち。
男優が演じたら、シラけそうなぐらいなカッコ良さは、宝塚だからできるというところもあろう。女性ファンが多いのも頷ける。
お目当ての役者が登場するシーンで、ファンが一生懸命拍手を送るところなんて、いいなぁと思う。

ミュージカルのあとのレビューもカッコ良すぎ。
大階段を使ったシーンはシビれた。

宝塚、これからも見続けそうな予感。

余談だが、東京宝塚劇場内にある男子トイレのマークは、ちょっと腰に手をあてたダンディなスタイル(笑)で、宝塚風だな、と思ったりした。
隣人予報

隣人予報

企画集団マッチポイント

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/04/04 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

時代を映す脚本
独居老人に対してやけに親切な隣りのアパートのカップル。
老人の財産目当てに近づいているのか、それともただの善人なのか…。
昨今の世相を反映しながら、その台詞は普遍的な家族の心情を突いている。
謎は謎のまま…というのがちょっと怖くていいと思った。
バジリコFバジオの佐々木さんの脚本、シリアスとコメディのバランスがとても良い。
最後やっぱり泣いちゃうし。

ネタバレBOX

舞台は貸し切りにしたレストランの店内。
孤独な老人のために隣りのアパートに住むカップルが誕生日パーティーを開催、
カップルから連絡を受けて、母の死後疎遠だった息子・娘たちがやって来る。
それぞれトラブルを抱えた兄弟たちは、“騙されている”父を救うため
この謎のカップルを調べようとあれこれ手を打つが
情報と想像の相互作用で混乱が大きくなって行く…。

事業に失敗し、借金を抱えて不仲な父親を頼りたい長男。
長女は探偵の夫の浮気が原因で別居中。
次女は結婚したい男を連れて来たのだが、言い出すチャンスがなかなかつかめない。
兄弟たちの叔母は、テレビの見過ぎみたいなサスペンスマニアで
飛躍し過ぎる推理と妙な行動力で事態をますます混乱させる。

物語の根底に“親子とは面倒な関係である”という前提があって
それがリアリティを生んでいる。
本来実の親子で築きたい関係が、意地やうっとうしさからうまく築けない。
だから親切な隣人にそれを求め、隣人もそれに応えた。
だがそこには、“代替の人間関係で人は幸せになれるか”という問いかけがある。
とりあえず面倒くさい人間関係は全て切り捨ててきたその結果、
職場の同僚も隣近所もあまり良く知らない人たちばかりという
人間関係の希薄な社会に私たちは生活している。
信じるべき人間関係とは、常に面倒くさくうっとうしいものであり
それを乗り越えるプロセスこそが人間関係なのだということを改めて思い出させる。

謎のカップルを演じた、小野智敬さんと野村佑香さんがとても良かった。
宗教に裏打ちされた行為特有の迷いの無さが潔い。
この“全く空気を読まない”我が道を行く言動が
不気味な感じを漂わせて秀逸。

結局この二人が罪を犯しているのか、ただの過剰な親切なのか
最後まで謎なのも、現代の不安をよく表わしていると思う。

亡くなった母の幽霊が出て来たり、
霊感の強い鵺子がその母の言葉を皆に伝えるイタコ的役回りをするのが面白かった。
鵺子役の前東美菜子さん、イタコ通訳にだんだん自分の感情が加わるあたり
思わず共感して笑ってしまった。

サスペンスおばさんを演じた岡まゆみさん、
「彼らは宇宙人なのよ!」みたいなぶっ飛び台詞を超マジ顔で言って
客席からどっと笑いが起こるのは、素晴らしく振り切れているから。

赤の他人をも頼りたくなる老人の心細さを口にする割には
ちょっと老人の声が力強過ぎ(?)、息子と怒鳴り合う所は迫力満点。
当分ひとりで大丈夫だよ、と思ってしまった(笑)
オズの魔法使い

オズの魔法使い

ファントマ

ABCホール (大阪府)

2013/04/05 (金) ~ 2013/04/08 (月)公演終了

満足度★★★★

えん魔さんのスパイスが効いたオズの魔法使い♪
前回から恒例になりつつあるオープニングの大画面での映像のキャスト紹介!
この映像のセンスがかなりいいので観る前からテンション上がります♪
えん魔さんのこだわりを感じます!

キャスト陣も安定感のある演技!
アドリブの様な⁈ 演技も楽しく安心して観れます♪

ストーリーも知識がなくても楽しめる展開!
これならお子さんにも楽しめる作品になっているのではないでしょうか?
そこにえん魔さんの笑いが随所に?てんこ盛りで笑いを誘います

バイオリンの生演奏があったりキャストが登場する毎に歌があったり
まるでオモチャ箱をひっくり返した様な色々な楽しさがいっぱい♪

TwitterでSunちゃんが出ないと聞き日程を変更も考えたのですが他の日が既に完売…残念
その代わりゲストのレアキャストの末満さんが観れて良かった♪

誰もが知っている?名作をどの様に見せるのか?大変だと思いますが
えん魔さんらしいスパイスを効かせていたので
ファンタジーが苦手な私でも楽しめました♪

紙風船文様

紙風船文様

カトリ企画UR

atelier SENTIO(東京都)

2013/03/30 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

アレンジ効いています
夫婦の倦怠を描いて好きな和戯曲スタンダート。観るたびに身につまされちゃいます。今回はかなりアレンジされているようですね。凝っているようでいて、結構ザックリしています。今まで観てきた中ではとーとつ感は一番かな。フライパンでの炒め物は初めて。お腹鳴っちゃいました。

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!

元東京バンビ

OFF・OFFシアター(東京都)

2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

面白くは感じたが
ちょっと深読みし過ぎだ部分もあったが、なかなかに面白かった。ただ、面白かったのだが、上演時間以上を感じたのは、それだけボリュームがあったと言うことかな。

boys don't meet girls【ご来場誠にありがとうございました!!】

boys don't meet girls【ご来場誠にありがとうございました!!】

ラフメーカー

ギャラリーがらん西荻(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
乙女心と青春の妄想の暴走(笑)と後悔しない道を選ぶ物語か。
物語的には繋がっているが、オムニバス形式と思わせながらシームレスにキャラを入れ替えるのは今回の物語に合っていてよかった。
ラスト、ラブレターの件がどうだったか話す場面があってもと感じたが、面白かった。
会場の特性上なのか、台詞が響いてしまう部分があったのは少し気になったかな。しかし、天夕さんがこんなの書くとはビックリでした。

少し静かに

少し静かに

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/10 (水)公演終了

満足度★★★★

振動
台詞や会話の面白さが癖になって、BHL観劇はかれこれ10作品目となりました。
今回は初の西山さん演出という事でしたが、今までにはないBHLも見れた気がします。西山さん演出好きです。

そして喜安さんの脚本。
BHLを観劇するきっかけになり、見続けている最大の理由でもあり。
今回も存分に喜安さんの言葉を堪能させて貰いました。

少し役不足と思った人もいたのが、もったいなかったです。

ラッコサイズラッコ【公演特設ページ公開中】

ラッコサイズラッコ【公演特設ページ公開中】

トリコロールケーキ

シアター711(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

いやーゆるいゆるい(笑)
いやーゆるいゆるい(笑)でも、ゆるいがなんか目が離せなかった。物語はダッチロールしながらも、ラストはちゃんと着陸したかな。
しかし、あの店ですか(笑)(まあ、下北沢らしいと言えばらしいがww)なかなかに面白かったです。

今、出来る、精一杯。

今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かった
ちょっとウザイ(笑)キャラもいたが、面白かったし、二時間十分があっという間でした。
終盤、根本さんのとある台詞については、確かにそうかもとちょっと共感できた。

木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/04/05 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

言葉と距離
言葉の選び方や使い方が井上ひさしさんとは違うと思うところもありました。
が、蓬莱さん色がしっかり出てて、それが良かったです。

ガジュマルの樹もセットとして凄かったのですが、もう少しキャパが狭い劇場の方が良かったと思いました。
2人の兵士の距離が感じられる位の空間で見たかったです。

言葉も距離も混ざりあっているような、少し不思議な感じがしました。

SUKIYAKI

SUKIYAKI

日穏-bion-

ザ・ポケット(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

良かった
昭和30年代を舞台としてストーリが進み元気の出る演劇でした。
なにより、戦後の暗い歴史と高度経済成長の明るい未来を交差させる演出に脱帽しました。
ヤクザの親分、子分が人助けの為に苦労するストーリーは話のテンポも良く観劇していて楽しくなる喜劇でした。
とにかく、観劇して良かったと思える内容で満足しました。

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

嫌い
途中で劇場から出ました。今の私には、この芝居は無理です。ゴメンナサイ。

売春捜査官

売春捜査官

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/04/09 (火) ~ 2013/04/12 (金)公演終了

満足度★★★★

いろんな熱海があるもんですね
今年に入って売春捜査官は七度目の観劇、全バージョンで数えると十五度目の熱海殺人事件の観劇となる。しかしいろんな演じ方があるもんですね。一昨日は聾者の役者が手話を交えながら水野婦警を演じた猿人プロジュースの作品を観て来ました、また先日は男優一人女優三人という男女比逆の売春捜査官を三日連続で観て来ました。
そして本日は伝兵衛と留吉がダブルキャストで同時に板の上に立つという新しい試み、板というのも文字通りの板で、およそ2m掛ける10mの細長い板なのです。両端に机、音楽は白鳥の湖に始まり全て生演奏、常時パフォーマーが舞台の上で下でパフォーマンスを繰り広げる。ひと味違う熱海を楽しむことができました。
だから熱海はやめられない。

夜話

夜話

からふる

RAFT(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

バラエティー
5人の作演によるオムニバス、それぞれにカラーが違っていて楽しめました。音楽もいいアクセントになっていて、良い雰囲気を作り出していたのではないでしょうか!? ただ、最前列の桟敷での観劇で足も伸ばせぬ狭さだったのがちょっとキツかったでした。

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

光と闇と音と。
他のお芝居を観た時に頂いたフライヤーがとってもカッコ良くて気になってました。
タイトルが難しそうだったし、遠いのでほとんど諦めていましたが
急遽他の舞台を観る為に遠征になったのでこちらもスケジュールに組み込みました。

結果、これを観ることが出来て良かったです。
出来るならもう一回、ニ回と観たかったくらいです。

美術、光、闇、音、すべて好きでした。

闇はパニックの気がある私はちょっとやばかったけど。

ネタバレBOX

あの長いタイトルを区切りながら発せられるとわかりやすい。

オルゴールとマッチの擦った臭いと灯りが灯ったランプとその揺れ・・・。
まわりの雑音。ここが大好き。

催眠術のようにこの時代に入り込んだような気がする。

ミヒャエルのいやーな奴の感じとか
カミルの荒っぽいのとか男くさい5人の狭い空間。

パンフレットを読むとアナザーストーリーがあって
それぞれの性格が創られていった経緯みたいなのがわかったから
もう一度観たかった。

哲学と聞くと自然に拒否してしまうけれど
日々生活している中に転がっていてそれを疑問に思うか思わないかから
始まるのだなぁと知る。

芝居の中でどんどん広がっていく概念を
ピンセントとルートヴィッヒが嬉しそうに楽しそうにやりとりしている姿は
こちらも楽しく
「また明日も、明後日も・・・。」っていう言葉はワクワクした。

ミヒャエルは嫌な奴だったけど
本当は寂しかったんだろうなぁと思う。
カミルもそうだと思う。
ベルナルドも。スタイナーも。

ピンセントが死んだと知らされた時
ルートヴィッヒはミヒャエルにピンセントを重ねて抱きしめたんだろうけど
ミヒャエルはちょっと嬉しかったんじゃないか。
人のぬくもりを感じたのじゃないかなぁ。

カミルがあの場面すでに死んでいたとは気付かなかった・・・
ただ最後の涙を浮かべたような哀しい表情は忘れられない。



熱い5人の男、いや演出家の谷さんを入れて6人か。
この作品、とても良かったです。
地方公演でもっとたくさんの方に観て欲しいと思いました。
AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演

AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演

劇団PEOPLE PURPLE

本多劇場(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

感謝の気持ち
 阪神淡路大震災から18年、震災前まで生きた時間よりも震災後に生きている時間が長くなった。
 2年前には東日本大震災もあり、すでに阪神淡路大震災も「過去のもの」と感じることが多く、阪神の被災者としては心苦しいものがある。現在、関東で住んでいるため、周りはどうしても3.11への気持ちが大きく、それ自体を否定することはないが、やはり私は、1.17への思いの方が強い。

 そんな中で、舞台「ORANGE」は、すでに3度目。初めて見たのは、3年前。今はなき前進座劇場だった。きっかけはヨーロッパ企画のお芝居を見に行ったときに「ORANGE」のチラシを見て、「行かなきゃいけない」と、心に何か感じたことから、チケットを手配した。そして、観劇した後、心の底から脚本を作った宇田学さん、そして演じてらっしゃるpeople purpleの皆さんに「ありがとう」という気持ちになった。
 
 震災を扱う作品の多くは、絶望を全面的に出したものか、希望を見出してハッピーエンドで終わるようなものが多いと感じ、それらの多くはお涙頂戴もののストーリーで、嫌悪していました。震災後、しばらくは震災を扱う作品を見ることはなかった。
 そんな私がどうして「ORANGE」を「見にいかなくてはいけない」と思ったのか今となっては不思議だが、少なくとも、「ORANGE」を見て、本当に良かった、このような素晴らしい作品があることを知れて、幸せだと思った。

 「ORANGE」は、あの時、あの場所であったことが目の前で繰り広げられ、それは絶望的でもあるけれど、でも、本当だったことを描いているからだ。
 演じられる役者さんのご苦労は相当のものだと思うが、あの時のあの現場、あの時間がリアルに繰り広げられ、それを多くの人に知ってもらうことは、阪神淡路大震災の被災者として、心が救われる思いになる。

 多分、これから東日本大震災の被災者、他の自然災害(事故や事件もありますが)の被災者も同じように感じると思うが、「忘れられること」ほど、悔しい・悲しいことはない。
 だからこそ、このお芝居が私にとって「ありがとう」という気持ちになるのだ。

「ORANGE」のはじめの台詞に東日本大震災の被災者に対する言葉が入ったことで、きっと私と同じように救われる人はいると思います。
 本当にありがとうございました。
 


今ひとたびの修羅

今ひとたびの修羅

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2013/04/05 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

あっさりとしたいのうえ歌舞伎
任侠ものということで
もっとドロドロするかと思っていたが義理と人情
どちらかというと男同志の友情の方に重きを感じた作品でした。

といっても男と女のお話ではあります。

シス・カンパニーですが
いのうえさん演出、芳谷さん舞台監督、村木さん、逆木さん、インディさん、磯野さんが出演されてますし
新感線色が濃い仕上がりでした。

ネタバレBOX

タイトルが書かれた布がバンッと下りてくるタイトルコールやら
花びらがヒラヒラと舞う演出は
「またか」と思いますが
それがないと寂しいだろうし
そういうものになりつつある「いのうえひでのり」ブランドなのかなぁと思いました。

私の初観劇もいのうえ歌舞伎でしたので
このいのうえイズムみたいなものがインプットされてるのだなぁと実感。

宮沢りえさんは最初のお着物の時とか襦袢姿はとても色っぽかったのですが芸者姿になった途端
魅力が半減したような。
鬘とお引きずりの着物の扱いがまだぎこちなかったです。

堤さんの所作はとっても綺麗でしゃがむ、座るなどだけなのに
とても美しく感じました。

浅野和之さんと鈴木浩介さんが笑わせてくれるので面白かった。

休憩はなくても良かったかも。セットの転換などで必要だったのかな?



全体的に纏まってる作品でした。
もう一度観たいかというと・・・思わなかった作品です。
泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)

おぼんろ

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

芸術劇場ジャックをしていました!
劇場ではない、アトリエイーストでの公演。隣ではケラ、いとうせいこう、大倉孝二の「ゴドーに待たれながら」 上では三谷幸喜と野田秀樹の「おのれナポレオン」と豪華な顔ぶれ!
それに負けないほどの、大盛況ぶりでしたね!
入場は基本無料とのことで、思わず立ち寄って、おぼんろにはまってしまった人もたくさんいたんじゃないでしょうか? 
おぼんろでこの作品を上演したのは3度目。一度目はなんと屋形船で行われたらしい(残念ながら参加できず)、2度目は1月に30分ミニシアターの祭典まめ芝。今回まめ芝で行われた、ゆめみるふぃーゆ の感覚を持って参加してきましたが、まるで違う作品を見ているようでした。
夢がみるふぃーゆのように重なる、まめ芝バージョンに さひがしさんが加わる事によって、さらにもう一層みるふぃーゆになっていました!
今まで参加したおぼんろの作品では笑いがあるシーンはほとんどありませんでしたが、思わず吹いてしまうシーンもちらほら。新しいおぼんろを見ているようでした。
芝居はもちろん楽しいことは言わずもがなですが、展示の方もとても楽しませていただきました。100年以上先の未来という設定に、諸々の説明書き、天井に映し出されるおぼんろメンバーの動画。何といっても、上演される「ゆめみるふぃーゆ」がホログラム映像という設定が面白い!
たった1日だけのオープンというのが、とてももったいないです。
きっと来たくてもこれなかった人がたくさんいるのではないかと思います。
いつか、またこのようなイベントをやってほしい!と切望します。

少し静かに

少し静かに

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

音!
そう音なんです、音!言葉は宇野さんのセリフに納得できるものが多かった。とっても面白かったし、爽快だった。こういう作品大好き!

ネタバレBOX

ラストシーンでは無意識のうちに足を鳴らしてた。

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