今ひとたびの修羅 公演情報 シス・カンパニー「今ひとたびの修羅」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    あっさりとしたいのうえ歌舞伎
    任侠ものということで
    もっとドロドロするかと思っていたが義理と人情
    どちらかというと男同志の友情の方に重きを感じた作品でした。

    といっても男と女のお話ではあります。

    シス・カンパニーですが
    いのうえさん演出、芳谷さん舞台監督、村木さん、逆木さん、インディさん、磯野さんが出演されてますし
    新感線色が濃い仕上がりでした。

    ネタバレBOX

    タイトルが書かれた布がバンッと下りてくるタイトルコールやら
    花びらがヒラヒラと舞う演出は
    「またか」と思いますが
    それがないと寂しいだろうし
    そういうものになりつつある「いのうえひでのり」ブランドなのかなぁと思いました。

    私の初観劇もいのうえ歌舞伎でしたので
    このいのうえイズムみたいなものがインプットされてるのだなぁと実感。

    宮沢りえさんは最初のお着物の時とか襦袢姿はとても色っぽかったのですが芸者姿になった途端
    魅力が半減したような。
    鬘とお引きずりの着物の扱いがまだぎこちなかったです。

    堤さんの所作はとっても綺麗でしゃがむ、座るなどだけなのに
    とても美しく感じました。

    浅野和之さんと鈴木浩介さんが笑わせてくれるので面白かった。

    休憩はなくても良かったかも。セットの転換などで必要だったのかな?



    全体的に纏まってる作品でした。
    もう一度観たいかというと・・・思わなかった作品です。

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    2013/04/09 21:01

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