
歴史の天使と住宅事情
アシメとロージー
劇場MOMO(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
内包
非常にくだらないパロディコントなどの笑いも好きですが、タイトルでもある「歴史の天使」と「住宅事情」がこういうことか、とすとんと落ちてきました。
またリアルとファンタジーがうまいバランスでミックスされていたと思います。
ただ、役者待機の場所は黒板の前のスペースを広めにして両脇に階段といった作り方じゃダメだったのかなと思いました。
役者さんがどんかぶりして全くと言っていいほど見えないシーンがありました。
観劇で見えないというのは大きいストレスになってしまうので☆-1ですみません。

素晴らしき哉、人生!
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

問ウ
劇団半開き
遊空間がざびぃ(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
うーん
暗転のタイミングや音楽、台詞回しにセンスが感じられなかった。ロ字ックにも出てた長井短の所属劇団ということで見に行ったのだが役者さんがちょっと可哀想だったかな。

歴史の天使と住宅事情
アシメとロージー
劇場MOMO(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇に対して
とても誠実、丁寧な姿勢が伝わる。
演出がよい。劇中漂う空気感がよい。ただ爆発力がない。
自分が今まで考えもしない着眼点でいいタイトル、表現なのだが
オチはわりと普遍的
まだまだ面白く出来そう

新選組―名もなき男たちの挿話―
Resonance
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★
役者陣の熱演◎
見応えのある舞台でした。役者陣の演技、特に所作やキレのある立ち回りが見事でした。
絶望的な状況の中、お互い夢を語り合い、そして最後再び夢に向かって走り出す。ラストの3人の姿が非常に印象的でした。

贋作マクベス
夢幻舞台
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2013/03/15 (金) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★
ハチャメチャなマクベス
一部のメンバーの卒業公演なのだとか。最後に誰かがマクベスの一生についてコメントするシーンがありましたが、大学生活の重要な部分であったであろう演劇に対する皆さんの気持ちが総括されているように感じ、心にじ〜んときました。

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
皆さん高評価ですが
僕はダメでした。途中でウトウトしました。テンポが悪い、それを大声でごまかしている感じ、ぐだぐだぐちゃぐちゃ。セリフが浮いてる。台詞回しが成立してない。元ホストの1人芝居の演技も不快。酷評で申し訳ないですが過去の公演も高評価で僕が合わないだけでしょう。

素晴らしき哉、人生!
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

来訪者(作・演出:中津留章仁)
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★★★
批評性がすばらしい
今の社会状況の中で、尖閣諸島の問題をここまでダイレクトに扱うというその意志が素晴らしい。それも、この複雑な問題を、その複雑さを単純化せずに舞台に乗せている。近い将来に起こり得るかもしれない未来予想芝居。そうなってほしくはないが。

連続おともだち事件
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/03/06 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★★★
気持ちいい
クロムモリブデンにしか創れない作品ですね。笑うところがきっちりはっきりキマッて、とにかく気持ちよく笑えるのがうれしいです。たくさん笑って、観終えて、心の奥に刺さるモノがあって、今それが何だったのか考えているところです。いい感じに余韻が残っていますよ。

シロツメの咲く後に
夏色プリズム
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeA*
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/03/13 (水) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
事情通に聞く! 『変わらない人と地』
今回の舞台、どうでしたか?
「ダムに沈んでしまう街。そういう設定だけで、泣ける舞台が要求される。演出にとってみれば胃が痛くなる思いだろうね」
中学校の同窓会というシチュエーションだけあって、全員20代の役者でした。
「小劇場の世界って、男優も女優も背の低い人が多い。テレビなどの映像中心の俳優と、最も違う点といってよい。だって、駅前劇場に阿部寛いる?(笑)
キャストの男優の背が高い、それだけでも、特徴的だよ。男優は、普段モデルとかもしてるんだろうけど」
地元に対する意見の対立、(中学生時代の)校舎への立て篭もり、など社会的な面も感じられました。
「今の若いひとは、上に従順だよね。例えば、1960年代の安保闘争のような、目的のために団結して闘うようなことは しないでしょう。東大安田講堂の占拠ばかりが歴史の教科書に記されているけど、国会周辺のデモが より激しかったら、現在の国に形さえ変わっていたかもしれない。でも、安保条約は延長され、岸信介首相が辞任し、安保闘争自体にも熱が失われた。
だから、日本人にとって、上への闘争というのは、負け覚悟のスパイラルから抜け出せないんです。
秩父事件しかり、刀で銃に立ち向かったが、官軍に負けた。もちろん今までの農民一揆とは異なり、それを指揮した人物は白い袴(死をいとわないことを表す)を着用していたので、彼らとしてはアピールではなかった。むしろ戦争を意図していたのですが、官軍と対等に闘う武器は調達しなかったのです」
中学校での籠城も、結局、負け戦になってしまいました。
「日本人にとって上への闘争とは、頭で闘うことではない。2011年にアラブの春が吹き荒れたでしょう。きっかけは、チュニジアです。大統領を反対する政治グループが結集し、チュニジアの市民をも巻き込みました。多くの国家では、上への闘争の際、様々な主義主張を持つグループが連合体を作るものなのです。
ところが日本人の場合、闘争が より分裂化する方向があります。
安保闘争もそうですし、成田空港反対同盟も そうでした。
脱原発もポリティカル性では 今あげた闘争と似たところもありますが、脱原発を標榜する政党が乱立したことは記憶に新しいでしょう」
舞台の話もお聞かせ下さい。中学生たちのダム建設反対も、大人になり、分裂化したといえるのではないでしょうか?
沈没一ヶ月前だというのに畑を耕す男性いれば、ダム工事の建設に携わっている女性もいる…。
「それは一概には言えない。ポリティカルなテーマとは、また違うから。
長野県の田中康夫知事時代は、脱ダム宣言を発表した結果、ダムの工事はストップした。ところが、彼は二期目の選挙で保守系の候補に敗れたね。
ダム建設の凍結だけが理由ではないが、要するに、工事関係者も潤わないし、その場所にいた、あるいは今いる住民も過疎に悩まされるわけ。
工事してくれた方が、ダム湖畔という観光スポットも出来る。たまに地方に行くと、風力発電の風車が観光地になっている。自然を損なう代わりとして、県の観光課や商工課がバックアップしてくれる。
そういう、蜜が味わえるわけだから、やはり一度、工事が進んだらスピードを上げてやってもらった方がいい。八ッ場ダムの反対派も、このインセンティブのため開発を求める方向に替わった。
やはりポリティカルなテーマではなく、地域の経済と環境の問題なんだ。
関西電力は、北陸の黒部ダムを作った。延にして数百万の人が建設にあたっている。過酷な現場で多くの人が亡くなったことは、NHKの人気番組でも放送されたことにより、社会的に認知されていると思う。
都市に電力を融通するため地域へ補助金を流し、現場は過酷労働。どこかの構図と、同じなんだよね」
ああ、原発ですか?ぜひ、舞台の話も聞きたいのですが…
「銀行マンや教師、広告代理店、公務員がいたね。あれは、日本の平均点な状況を考えると、違和感が。
過疎の村は、それほど 機会を得ることはできない。
一方、妹の女の子は、可愛かったね。舞台後方のドアを開けるシーンさ、眩しい光が差したでしょう。このシーンは、女の子を別の次元に上げる象徴的な意味合いだったのかな。
お兄さんも、変わらない笑顔が良かったよ。時々、そういう青年いるよね、僕の周りにはいないけど」

シロツメの咲く後に
夏色プリズム
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

素晴らしき哉、人生!
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★
古きよき時代
「観たい!」にも書いたとおり、原作未見で観劇。
物語の展開はタイトルからある程度想像できるものだったが、それでも充分に楽しめた。
木のぬくもりを感じる装置とギターの生演奏で、アコースティックな雰囲気が心地よかった。
古きよき時代のアメリカって、こんな感じなのかも。

ドレミの歌
オイスターズ
「劇」小劇場(東京都)
2013/03/15 (金) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★
独特なコメディ
他で見たことがない独特な俳優の感じと、演出が面白かった。
でも、僕にはあまり笑えなかった。
ただし、とても個性的なので、ハマる人にはハマるのだと思います。

素晴らしき哉、人生!
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★
名画を演劇で
マコンドーはトンがってる印象だったけど、これはまるかった。
まぁ、トンがりようがないお話なんだけど。
若松武史はどうしてあそこに至ったのか気になる(笑)
ちょっとながいね。

素晴らしき哉、人生!
オーストラ・マコンドー
吉祥寺シアター(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★★
(^O^)
映画版とほぼ同じストーリーでした。舞台で生のすばらしい演技をみせていただき、胸が熱くなりました。
天使と音楽がかさなり聞き取れなかった部分がありましたが、
ギター演奏も素敵でした。
天使の衣装、メイクも良かったです。

仮の部屋
ユニークポイント
atelier SENTIO(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
彼の部屋
このテーマなら、もっと観念的でもよかったかな。
でもたぶん、軽やかな物語にしたいんだろうなあというのは感じられたので、加減がむつかしいところ。

発情ジュリアス・シーザー
柿喰う客
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
弥生の15日
この日に観るというのはこの作品にはちょっと感慨深いというか。
乱痴気公演。
ユースト配信ですでに観ていたので
キャスティングもストーリーもわかっていたけれど
面白かった。
本痴気よりも遊びがあるというか
ベテラン勢が市民やら脇の配役になるので余裕があるのでしょうか。
私は本痴気よりも楽しんだ気がします。

「男の果て」全公演終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★
愛すべき劇団
熱く無鉄砲で破れかぶれで、でもそこが素敵で誰からも愛されるという劇団。その劇団の個性がそのまま舞台に上がったような作品。
未完成な部分や破綻しているところも含めて素敵だ。