スペシャル・リーディング公演 「お話トライフル」
ミントシアター
BAR COREDO(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ほっこりくすくす
三つのお話しなのだけど、ちゃんと一つになってた。身近にあるような話なのにファンタジー。それぞれのキャラクターが愛おしい。クスクス笑ってドキドキもできて、物語の中に全てを預けていました。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了
満足度★★★
エンターテイメント
冒頭はそのアイデアや展開にワクワクし惹きこまれました。
後半は、、、
ネタバレBOX
冒頭はとても惹きこまれました。
客入れ時から舞台でパフォーマンスが行われているのも面白く、
幕が開いてからも、真面目な演技とブラックなコメディとの緊張と緩和、そして映像を使う部分のアイデアなど、次に何が起るのかわからないその展開にワクワクしました。
また、タブーを嘲笑する感じも、最初はとても面白く観ました。
ただ、中盤以降は、あまり入りこめませんでした。
理由は三つあります。
一つは、倫理観。ブラックユーモアにおける倫理観というのは極めて難しい線引きですが、私は個人的に決めているラインというのがあって(頭で決めているというよりは感覚的なものですが)、その点が冒頭ではスレスレで、そのスレスレのスリリングさも面白さになっていたのですが、そのラインを越えてしまったものが3点あり、それが見えた辺りから、素直に笑えなくなっていきました。
1点は、3人がくっ付いて産まれてきてしまったという三つ子。妖怪と同列で障害の問題を扱うことに、疑問が湧きました。ただし、これは後に、「ベトちゃんドクちゃん」の話題なども出てくるので、意識的に作者がブっ込んでいるのだと思うので、キワドイですが、やはりひっかかります。意識的に、それを描くことの暴力性も理解した上で敢えて越境しているブラックユーモアならば納得しますが、ネタのレベルの扱いでしかなかった。勿論、嘲笑のネタではなく、権力(アメリカのベトナム戦争の結果なので)をひっくり返すためのユーモアだということはわかっていますが、それでも、全体の作品のテーマとは関係ないので、やはりあの扱いでは単にネタです。
もう1点は細かいことですが、スーザンボイルをブスと扱ったところ。
もう1点は、これもキワキワですが、歯の欠けたヤンキーみたいな人の扱い。
単に誰彼をバカにするためのネタでは私は全く笑えません。
ブラックユーモアにおいて、笑いにして良いものなのかどうかの判断は、極めて繊細になされていないと、笑えないどころか、人によっては興ざめしてしまいます。
二つ目は、そのブラックユーモアで結局何をしたかったのか全く見えてこないということです。中盤から後半に展開されていく物語と、そのブラックユーモアに何の関係もない。一つ目で書いたのと同様、ネタでしかない。これが、物語や作品の問いかけなどと関係していれば、仮に誰彼をバカにするようなネタが含まれていたとしても、そこで笑ってしまう在り方自体がどうなのかということがあぶり出される。
三つ目は、単純に中盤以降、前半でワクワクしたような展開がなくなったので、面白味が欠けたということです。物語にシフトしたということでしょうが、物語としても惹きこまれませんでした。
と、厳しく書いて申し訳ありませんが、
序盤はとても楽しみました。
何度もすみません
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高に
楽しい舞台で、楽しい時間を過ごしました。面白いストーリー、スピーディーな展開、役者さんの熱い演技!そして面白可笑しい役者さん達の動きが笑えて、特に水越さんの動きは、可笑しすぎて涙が出てきました(実際には、涙が流れていました)。周りの観客も、本当に楽しそうに感じました。可笑しいだけではなく、切ない気持ちになる所、感動する所などもあり、とても素敵な舞台だったと思います!涙が流れるほど笑わせてくれたこの舞台は満点でした!
何度もすみません
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
結局は
パラレルワールド物。
ネタバレBOX
びっくりすると過去に戻ってしまう特異体質の彼は、何度も失敗、後悔を重ねて、彼女への思いを確認し、もう一度小学生時代まで戻ってやり直しました。
実は彼女も同じ体質だったということは、自分の思い通りに行くとは限りません。高校時代に一度断られたのもそのためだったのかもしれませんね。彼女も失敗を重ねて最終結論に達したのでしょう。
とりあえずハッピーエンドでしたが、今後のことはまだまだ分かりません。たまたまびっくりして過去に戻った場合は、面倒ではあってももう一度同じことを繰り返せば済む話ですが、一方が理想の世界を築いたと思っていても所詮はパラレルワールド、二人の関係次第ではどちらかがいつびっくりしようと企てるかもしれません。
バレンタインデーでの同じ動作を何度も繰り返すシーンは、男子の決めポーズ、女子の男子を追っ払う動きなど寸分違わず、スピード感に溢れていて見応えがありました。
不滅の命を得たようなところは羨ましいです。
世界☆タービン
レティクル座
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/05/25 (土) ~ 2013/05/28 (火)公演終了
満足度★★★
生命の尊厳
ちょっとお勉強的でした。
ネタバレBOX
あることで悩んでいた少女が見た妄想の話。妄想の中で少女は自分の体内に入り込んで、それぞれの細胞や組織が職務を全うしている様子や心臓が疎外感を感じながらも頑張ろうとしている様子を見、さらにはそもそも自分の元となった精子が如何に過酷な競争や障壁を乗り越えて卵子に辿り着いたかを知りました。
細胞分裂の場ではDNAも見ましたが、自分のことは分かりません。ゲノムが解明されてもやはり生命の不思議さは残ります。全体が動き出すことによって思考が始まり、個性が生まれます。
少女は心臓移植をためらっていましたが、心臓移植後の自分を知ることによって生命の尊厳を認識し、手術に臨もうと決意したのでした。
生命の神秘とかいう本を手にした厨二が啓発を受けて書いた脚本のようでした。
卵子の手前にインベーダーゲームのような障害物があったのは面白かったです!
恐怖が始まる
ワンツーワークス
劇場HOPE(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了
満足度★★★
むずかしい、、、
作品が難しいのではなくて、評価が難しいです。
真面目な姿勢には共感しましたし、役者さんの熱演は凄いと感じましたが、
舞台としては面白く感じませんでした。
ネタバレBOX
こういう社会的なテーマに向き合おうとする姿勢には、とても共感します。
そして、それを演じる役者さんの熱量も凄いものがあったと思います。
ただ、舞台として面白いとは感じませんでした。
その点は内容としてひっかかった部分とも重なります。
それは最終的に一つのメッセージを物語るために脚本ができ、演出がなされていたということです。
勿論、単純なメッセージだけの作品だったとは思いません。多様な意見をそれぞれの役に語らせてはいます。ですが、最終的には何が言いたいのかというのが常に透けて見える。
それこそが、批評性なのだと言われればそういう立場もあるとは思いますが、
私にはその点は共感できませんでした。
それは、演劇的にも、内容的にも。
ひとつのメッセージに作品が収まってしまっては、
まず演劇的な面白味が削がれる。次に解釈がとても狭いものになってしまう。
そして、何より、世界はそんなに単純なのかと思ってしまう。
私個人は、反原発支持です。ですので、この作品で語られていることなどは、本などで読んで知っています。国や東電などの暴力は本当に酷いと思っています。
そういう権力を糾弾する在り方は必要だとも思っています。
ですが、現実問題が抱えている複雑さは、そんな単純なものではない。
だから、3月11日以降、様々な考え方・立場・置かれた状況の違いでいさかいが絶えない。
この作品も、そのことをテーマにしているのだと思いますし、ある部分では、とても上手くそのギスギスした人間関係を描いているとは思いました。ですが、それでも最終的にはこの考え方が正しいという価値判断が事前に作り手の中にある作品だという気がしました。それでは、共感する人はうなずき、共感しない人は反発し(そして興味のない人は観にこない)という対立構造を助長することにしかならないと思います。
利権が絡んだ国や財界の暴力構造を悪と断じるのに異議はありませんが、
悪意のない人と人との間でも、正義と正義が対立している。それが、今回の原発問題のもう一方の最重要課題だと感じています。
この作品では、様々な立場の意見は出てくるけれども、最終的にはどちらが正義だというのがはっきりとある。
私が観たかったのは、むしろ、今までの自分の考え方とは違う立場の人にこそ強く共感してしまい、今まで自分が持っていた価値観やそれに基づく正義が揺らいでしまうようなものでした。どの立場の人でも揺らいでしまうような。
ただ、これは作品観の違いなのかもしれませんね。
メッセージがあった方がいいのか、ないほうがいいのかという、、、。
妄想レイン@OFFICE
斬撃☆ニトロ
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
ついてない人生に終止符が来るかな?
役者さんが、登場人物にぴったりの人選なのか、役になりきっておられるのか、とにかくどの方も違和感がなかったです。
テンポもよくて、場面転換のダンスもばっちり。
小道具に照明等々、うまいなあと感心しました。
派遣さんのこの登場のさせ方、あのパスワード場面、意味あるんと妄想めぐらせること延々の末、そこで・・・
客演の佐藤さんは、存在だけで、人を引き付けさせるすごい方でした。
ネタバレBOX
そんな1週間。
観劇後に、あらすじを読返しての再確認。
そんなこんなの1週間でいいのですね。
流れる雲よ2013 ~風~
演劇集団アトリエッジ
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/04/18 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★
思わず泣きました
特別変わったことが起こるでもないストーリーであったにも
関わらず、熱演により思わず涙がこぼれてしまいました。
けつあごのゴメス【全公演終演しました!!たくさんのご来場ありがとうございました!!!!】
劇団鋼鉄村松
ザ・ポケット(東京都)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ちょいフラメンコおやじの圧倒的パワー
客入れのBGMも素敵なフラメンコギターの音色、
泥臭い現地の音ではなく、洗練されたアレンジのオサレな印象。
そしてのっけから様々な年齢・体型の役者による熱いパフォーマンスに圧倒された。
何だか久々に隙間なく滑舌の良い台詞を聴いた気がする。
初・鋼鉄村松は、意外なボスのカッコ良さにびっくりしたし、
“ベタ”と“洗練”のミックス加減が絶妙で振り切れた芝居がめちゃめちゃ楽しい。
ネタバレBOX
闘牛場を思わせる円形の舞台奥に左右対称の階段というシンプルな舞台。
愛情を注ぎ自分を育ててくれた兄(安藤理樹)が
ある日牛になってしまったというだけで(十分だと思うが)
肉屋に売り飛ばした妹(小山まりあ)は、無敵の闘牛となった兄の復讐を怖れている。
一方、彼女をめぐって貴族フリオ・カラス(ボス村松)と
伝説の闘牛士ゴメスをしのぐとも言われるロドリゲス・ノノムラ(ムラマツベス)は
ついに決闘する羽目に…。
勝負はロドリゲス・ノノムラの勝利に終わり、彼は無敵の闘牛と対峙することになる。
最高のマタドールと最強の牛の闘いは果たしてどちらが勝つのか…。
紅一点の妹・中井ちゃん役の小山まりあさんが大健闘。
パワーがあって振り切れた演技が、シュールな展開にもかかわらずさわやか。
兄役の安藤理樹さんは、最近カムヰヤッセンやぬいぐるみハンターでも観たが
今回もキレの良い動きと表現力豊かな台詞で魅力的なキャラを作っていて
愛情深く思い込みの強い兄が牛になってしまった怒りと悲しみが感じられる。
弁護士役の加藤ひろたかさん、狂言回しとしての役割も含め
安藤さんとともに“若手細身イケメン”パートを担って軽やかだが
声に力と華があって存在感大。
肉屋の橋口克哉さん、あちこちで何度か見かけるが
すごい存在感で、本当にブッチャーって感じ。
牛役の多田無情さん、目が牛になっていてすごい。
反芻するところなんか妙にリアルで哀しみさえ覚えた。
演出の山本タカさんは20代前半だそうだが
この(良い意味で)おじさん臭漂う作品をすごく洗練された舞台にしている。
音楽の選択や、シルエットの表現、闘牛のシーン、
思いっきり暑苦しいスパニッシュテイストの群舞などがとても素敵だ。
「声を出すと気持ちいいの会」を観なくてはならぬ。
私はオリジナルの鋼鉄村松を知らないが
ベタなギャグやキャラクターで若干ノスタルジックなテイストを
劇団のカラーを薄めることなくスタイリッシュに仕上げたという印象。
ボス村松、ムラマツベスに、オリジナルのテイストを強く感じた。
結成19年の劇団が演出を外部の若い人に委ねる勇気はすごいと思う。
しかも大成功でしょ、比較出来ないくせに言っちゃうけど。
いやー、村松一族すごいわ。
おじさんの踏み鳴らす足音と「もぅ~」という雄叫びで
今晩眠れないかもしれない。
ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】
劇団四季
四季劇場 [春](東京都)
2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了
子どもも夢中な2時間!
友人が5歳の息子を連れてきましたが、まったく飽きることなく楽しみました。立体的な舞台芸術は圧倒されます。
私も娘を連れて行きたい!!
チェンジ・ザ・ワールド
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★★
期待以上の面白さ
現代の若者を風刺しながらのコメディーではとてもよくできていると思う。
ギャグのタイミング、発想も良い。
期待以上の面白さでおどろきました。
流石に賞をとっただけのことはある。
恐怖が始まる
ワンツーワークス
劇場HOPE(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了
満足度★★★★★
淡々と
この国で価値とされてきた、美徳とされてきたものの内実が、その内部から瓦解してゆく姿を淡々と描いて秀逸。(追記 5.26)
ネタバレBOX
現在、この「国」の緊切な話題は、無論、原発人災をどうするかだ。この難題に立ち向かっている原発労働者、それも下請け労働者とその家族が主人公である。作品の作者は、元ジャーナリストだから、そういう視座からこの物語を作り、演出している。従って、人々の私情が矢鱈入り込む余地は予めない。その突き放した作風こそ、この作品の成功の秘訣だろう。科白も恰も取材者が、取材対象から得て来たドキュメントを構成したような作りになっていると言ったら分かり易いだろうか。
放射性核種の齎す恐怖を描く以上、原子物理学の知識も無い者にその恐怖を理解させることは愚か、想像させることさえ、かなり難しい。放射性核種は、我々の五感では一切捉えられないからである。目に見えないだけでも、それがどういうものか想像させるのは、共通認識がなければかなりの困難を伴うだろう。まして、放射性核種となれば、世界中の推進組織が必要なデータを隠す。或いは歪曲化したり、わざと間違った情報を流す等々の工作をしているのだから、大抵の人は何を信じていいのか分からない、などということになりがちだ。その場合、訳が分からない物・事は、漠然と怖くても、実際には、自分が何を怖がっているのかも定かでない為、大抵の人は、忙しいと逃げを売って忘れたことにしてしまう。
一方、物理的な事実は、その条件下では無論絶対である。地球上で物が、落下する場合の加速度は、4.9S²である。これは、地球上であれば、どこでも通用する。音速は331+0.6T、Tは、常温で15度cを意味するから、音速は秒速340mと考えるのが基本である。こんなことは、義務教育で総て習ったことなので、今更態々繰り返すのも愚かなことだが、誰でも知っていることを例に挙げた。
所謂「専門家」が、「素人にはわからないのだから黙っていろ」などと暴言を吐きつつ、己がどんなに馬鹿げたことを言っていたかと言えば、例えば原子力安全委員会委員長であった、班目春樹が、どれほど、頓珍漢で愚かなことを言い続けていたかを見れば、明らかだろう。原則を見、原理を知り、自分の頭を明澄性の中に置くことを知って、正しく推論するなら、例え、専門の学校など出ていなくても正しい推論は立てられるものである。それが出来ないのは、前提に間違いがあるか、推論に間違いがあるか、計測すべき何かを計測していないなど初歩的なミスを犯しているかであろう。
この作品は、淡々と避けられない被曝を描くことによって、それが、何を破壊し、破壊される恐怖が、どんなに人間関係をズタズタにするかを描いている。劇場に入ってすぐ気付くのが、原発建屋を模した幕で、無論、上部は、金属が錆び、折れ曲がったフェンスのようになっている。ニュースの映像で、今は誰でも知っている事故原発の外部だ。
安倍内閣のいうような楽観的なことは、2年以上経った今でも、何一つ言えない。そのことを胸に刻んで、生命総てに害を齎す核というものに想像力を働かせたいものである。
プルーフ/証明(谷 演出ver.)
DULL-COLORED POP
シアター風姿花伝(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★
良質な戯曲
噂に聞いたプルーフ初見。展開も会話もすごく面白い。
ネタバレBOX
選曲や場面転換がなんだかちぐはぐな印象で、一幕はぼんやり観てしまった。二幕は最初の親子の会話が素晴らしく、一気に入り込めた。
ただ、キャサリン役の女優さんが、常に感情的なのが若干気になった。
演出の(もしくは戯曲の)指定なのか、天才故のある種の面倒な面、というのは勿論あるのだろうけど、「数学者(天才的に数学の才能がある人物)」という設定が腑に落ち辛かった。
ドロテアノヒツギ〜evolution〜
ムーンビームマシン
HEP HALL(大阪府)
2013/05/17 (金) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
満足度★★★
童話
さまざまな童話をモチーフにしていて、一本にまとめては居たけど、全体的にここの劇団の割には完成度が低かったような……。
時代劇を扱う劇団は多くあるが、こういう童話ファンタジーは珍しいのかな。
天狼ノ星
劇団ZTON
京都府立文化芸術会館(京都府)
2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
好きな劇団です。
好きな劇団なので、岡山から観に行っています。
今作は2本立てで、壮大な話でした。劇団の売りの殺陣もすごかったです。
普段は、歴史を扱うことの多い劇団ですが、今作では古代ファンタジーのなかで異なる部族の争いを描いています。
今までの集大成的な舞台で、劇団としての成熟が感じられました。
『ギア-GEAR-』Ver.3.00
ギア公演事務局
ギア専用劇場(京都府)
2013/05/03 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★
岡山から
岡山から観に行きました。
台詞のない舞台で、マイムやジャグリング、マジックなどが盛り込まれています。なかなか、新しいスタイルでした。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので
ポップンマッシュルームチキン野郎
サンモールスタジオ(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
人間率の低さ
怪しいキャラクターが わんさか登場。主人公がチラシ写真のようなメイクゆえ、人間と妖怪の差が極めてファジーなところが面白かった。この劇団のマスコット(?)キャラクターのケンタウロスにあんな過去があってなんてビックリ!
プルーフ/証明(谷 演出ver.)
DULL-COLORED POP
シアター風姿花伝(東京都)
2013/05/24 (金) ~ 2013/05/27 (月)公演終了
満足度★★★
うーん・・・
主演の百花亜希さんはじめ魅力的な役者さんたちの丁々発止に痺れた150分。
13日に参加させていただいたワークインプログレスに比べて、「こう膨らませたのか!」ってな楽しさもあり。
ただ、なんかこう、目の前に広がる演劇空間が面白かっただけに、物語それ自体にイマイチ乗れなかったり惹かれなかったりピンと来なかったりだったのが・・・。
あと座った席のせいか、大事な部分のお芝居が何箇所か死角に入ってしまってて見えなかったのも残念。
しかしまあ、「アレ」をあんな乱暴な扱い方して壊れないもんなんだろうか・・・^^;
風撃ち
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2013/05/17 (金) ~ 2013/05/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
初桟敷童子♪♪
前評判の高さに違わぬ、ロマン溢れる名作でした。タイトルも秀逸。
ラストも圧巻!! 次回もぜひ観たい。
泥沼ちゃん
散歩道楽
OFF・OFFシアター(東京都)
2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
沼の中
面白い。転換時の上松コナンの演技が上手い。
ネタバレBOX
小学生時、いじめられてた沼田ドロシー(ヒルタ街)に声をかけた根暗で友達のいない稲庭(川原万季)。高校時には親しさもなくなり、30代になって稲庭が十数年振りに会いにくる。戸惑うドロシーだったが、同棲を認める。しかし、泥沼な稲庭はトラブルを引き込みまくる女だった…。
ドロシー…トラブルメイカーな稲庭を見捨てないのが凄い。
稲庭…ラスト、友人のドロシーのため、銀原を殺し?人生にケリをつける。
シシド(椎名茸之介)…稲庭のパチンコ仲間。比較的裕福育ち。すぐ手を出すバカだけど純粋。
田畑(郷志郎)…小説家志望だけど、上手く行かず、夢も諦められない。広尾をネタにすべく考えていた。
銀原(ゴールドユスリッチ)…稲庭が焼き殺した男の息子。ゆすりたかり屋。稲庭に友人がいることも許せない。
穂積(鉄炮塚雅よ)…ドロシーの友人。ミスコレ出場の際にドロシーを心配する。
宇野(上松コナン)…ドロシーのマンションの不動産屋。一番冷静で常識人。
萌(珠乃)…稲庭の妹で、銀原の自称彼女。稲庭のせいで男も作れなかったと非難する。
広尾(植木まなぶ)…ドロシーの隣人。ドロシーへのプレゼントに盗聴をしかけるが、友達が欲しかっただけな人。ゲイ。
自身の過失からタカラられ、友人のドロシーを売る稲庭だったが、ラストのラストでドロシー(や他の人)を救い、すべてを自分でケリをつける決心をする。正直ここらが劇的ってワケでないと感じたが、泥沼な人生を歩んできた(そして今後も歩み続けるだろう)稲庭の、小さな体と心が気に入った。
不幸を巻き散らかすって女だけど、なんだかんだ周りには人がいて関係している稲庭は救われるべきだったのかもしれない(実際のクズはこうはいかない)。けど、友人の危機を救うためにってとこしか見えなくなった稲庭の選択を肯定してあげたいとも思った。