早乙女太一主演公演  一 神州天馬侠 二 早乙女太一舞踊ショー 公演情報 明治座「早乙女太一主演公演  一 神州天馬侠 二 早乙女太一舞踊ショー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    楽しみました
    神州天馬侠、なるほど、こういう舞台か、と観て納得。
    老若男女、バリエーションに富んだ客層に対しての舞台だもの、
    こういう作りでいいんじゃないか、と思いました。

    分かりやすい笑い。
    分かりやすい涙。

    結構な年配の方でも、楽しんで帰れる、そんな舞台。
    これは楽しまなきゃ損だな、と。

    場面が変わるのが早いのは、少し気になりましたが、
    でも邪魔になるほどでもなかったし、
    変わる直前には、次の場面につながる台詞があるので、
    混乱することもありませんでした。

    出ている役者に関係なく、
    みんなが楽しめる、そんな舞台だったと思います。

    2部の舞踊は、流石の早乙女太一。
    でも早乙女友貴くんも頑張っていました。

    たぶん名古屋公演にも行きます、私。

    右1列目という席柄のせいか、
    端っこの芝居が見にくかったのと、
    役者さん達が真ん中に集まると、
    重なってしまって、やはり見えにくくなった場面があったので、
    ★1つ減らさせて頂きました。
    あと、この席、かなり足元が狭かったです…。

    ネタバレBOX

    原作を読まずに観劇しましたが、本当に楽しめました。
    先が見えないからこその、
    これから彼らがどうなるのか…というわくわく感は、
    読書してる時の楽しみと同じではないかと。

    舞台終盤に訪れた2つの別れ。
    まさかの、その展開と、二人の台詞やその表情に、
    心をつかみ取られてしまいました。

    そしてラストシーン。
    え!?そこで終わりなの!?と思う反面、
    なるほど、ここが終わりなんだ、という納得感。
    原作でも、こういう終わりなんですね。
    なんというか…「一部完了」的な、そういう終わり方。

    140周年というと伝統ある格式ばった感じなのかしら、
    と思っていたのですが、
    あぁ、歌舞伎なんかと同じだ、というのが昨日の感想です。
    娯楽なんですよね、芝居って。
    分かりやすく笑って、分かりやすく泣いて。
    そして、ラストシーンの後の物語を、芝居を見た人達と語り合う。
    一日かけて芝居を楽しむ、そういう娯楽なんだなぁ、と。
    なんだか明治座が好きになった一日でした。

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    2013/04/15 13:25

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