最新の観てきた!クチコミ一覧

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谷根千キャッツ!!

谷根千キャッツ!!

STUDIO D2

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ばーちゃん連れて初日観劇♪
元気の良い猫の踊りを見れて、ばーちゃんは「楽しかったー」との事でした。
ほんと、判り易い話作りに楽しいダンス♪と週末に相応しい。
来週からの仕事の為のエネルギーをくれるような舞台でありました。

<約90分>

ネタバレBOX

開演時間は守るか、前説とかで開演までつないで欲しく思った。
でもそれ以外は出来が良く楽しめました。
お子様と共にの観劇も勧められますねー♪
見に行けなかったCATS舞台風のダンスは、
自分もばーちゃんも楽しめたと同意見であります。

全シーンを11個に分けての短編エピソードで綴る下町猫舞踊ってトコかな
タイクツな爆弾[本日当日券あります!!!]

タイクツな爆弾[本日当日券あります!!!]

劇団冒険倶楽部

駅前劇場(東京都)

2013/05/06 (月) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

なかなか面白いよ!
今回もうちやまさんの創り出す世界に、自ら飛び込み浸っていた(笑)。
ラーメンで言ったら、「昔懐かしい醤油ラーメン」のテイストのイメージかな。
好きな人は美味しく頂けます(笑)。
今風のラーメンテイストを味わいたい人はイマイチに感じるのかも。(ラーメン好きなもんで、こんな表現に(笑))
キリン急便の歌が耳に残る(笑)。
上演時間2時間。

ネタバレBOX

目指したのは、1980年代の芝居とのこと。
私はその頃の芝居は分からないが、好きなテイストだ(笑)。
元気をもらえた!

あらすじは皆さん記載しているので割愛。

個人的に、舞台上で役者さんが、楽しんでいるような芝居は好きだ!
観ていて楽しくなるし、元気になれる。
前回作品を女友達と観劇したときは、「演じてる人は楽しそうだけど、私はイマイチ」と言っていた。
この辺りは、好き嫌いの話なのかな。
私はこの舞台の世界の中に飛び込めたが、置いてきぼりになると、確かに辛いかも。。
(すぐに舞台の世界に自ら飛び込んでしまったので、惹き込まれる内容なのかは分からない。。)

誰でも知っている曲(懐メロ)で気分を盛り上げる構成は楽しめた。
最後の「また会う日まで」も良かったな。
青山円形劇場よりも駅前劇場の方が持ち味が発揮されていた感じ!
この位のスペースの方が、舞台の熱気が凝縮されて伝わってきた。

<役者陣>
私が良かったと思ったのは、テロリスト役の赤浦優耶さん、署長の娘役の小幡記子さん、本署に帰りたい刑事役の保坂藍さん。

<改善した方が良いと思えた点>
私が観た回は5分以上開演が遅れたが、その時点では案内はなかった。
遅れるときは理由と何分程度かは案内した方が観客の心証は良いと思う。
3軒茶屋婦人会5 ブライダル

3軒茶屋婦人会5 ブライダル

G2プロデュース

杜のホールはしもと(神奈川県)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/11 (土)公演終了

満足度★★★

まずまず。。
可もなく不可もなく。。でしょうか。。

うかうか三十、ちょろちょろ四十

うかうか三十、ちょろちょろ四十

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっとォー!
どう考えましょう。

ネタバレBOX

九年蝉が九年毎に大発生するような、村の一軒家に九年毎に訪れ騒動を引き起こすお殿様とその家の娘との寓話のようなお話。因みに、生き残り戦略としてセミの周期は素数のようなので九年周期は無いと思います。

脳天気で惚れっぽくて足の悪い「とのさま」という印象を植え付けられました。そのため、30代で二度目に訪れたときに、寝込んでいる「ちか」の夫「権ず」に健康だと診立てたことを後で「ご家来」によって否定されても、まだとのさまの診立ての方が正しいのではないかと思ったりしていました。

しかし、40代で訪れたときに、ちかの娘「れい」から権ずが急に過激に働き出して血を吐いて死に、ちかも後を追うように死んだと聞かされると、脳天気による善意の行為だったとしても人を精神的に弄び、残酷な結果を引き起こした事の重大性を知りました。

ところで、とのさまはこの日の朝、スッキリと目覚め正気に戻ったとのことでした。実は20代で訪れた日の雷雨の影響か、あるいはそれ以前からなのか、とのさまは発狂していたのでした。それを考えると、医者でありながらとのさまの狂った上でのイタズラに乗っかっていたお世話係の「お侍医」の責任も重大です。

お侍医はもうよぼよぼのおじいさん、とのさまも40代、平均寿命を仮に50年として、二人は罪の重さを背負ったまま余生を生きようとしますが、そこでまた雷雨。

暗転後、家は倒壊していました。

直前の40代で訪れたときにも既に家の横壁は半分崩れていました。責任を感じたとのさまがれいを引き取って、家は時の経過とともに自然に崩れたと思いたいところですが、れいは村で生きることを考えていましたし、責任の重圧と雷雨です。再び発狂してその場の人を切り捨てでもしたのでしょうか。

若かった井上ひさしさんが賞を獲りにいったであろうことなども含めて冷静に考えるとやはりハッピーエンドではないのでしょうね。それでも、娘の健気さや可愛らしさ、とのさまの悪気の無さを考えると、ハッピーエンドで終わったと思いたい揺れる想いがあります。
マイ・セブン VOLTAGE WORLD

マイ・セブン VOLTAGE WORLD

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

とりはだとりはだ
これは凄い舞台です。少なくとも五回は鳥肌がたちました。ソラトビヨリ版も観ていたので内容はだいたい知ってはいたのですが、それでも仕掛けられた脚本と演出に鳥肌たちまくりです。出演者も今回のほうが個性豊かでエネルギーを感じました。ホームグラウンドの強みでしょうか。主役のお二人の演技合戦に釘付けで、人格達の個性に惹きこまれ、あっというまの一時間半。そしてラストには最大の鳥肌シーンが観てる人を直撃します。これって岸田戯曲賞とってもいいんじゃないでしょうか。あーーもう一回見たい。

ラジオスターの悲劇

ラジオスターの悲劇

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

流石の・・15周年。
久々の観劇、十八番の“井俣さんのほとばしる汗”を含め・・、十二分に楽しませて戴きました。
今回の見どころ主役の日替わりキャスティング・・、一見無謀な気もしましたが、この設定ならではと、納得(企画の勝利)。但し、稽古が大変だったのでは・・。。[+才能豊かな“中野裕太“さんこれを機会にもっと舞台に出られては・・。。]
お芝居としては、ともすると“不安多自慰”に陥りそうなところを、旨く持ちこたえたのでは・・の印象。。然而終演直後、おもわず知人に「少年社中」観たよ!の(優越感)メールを配信。。
3か月後の中野MOMOもさる事ながら、その先の紀伊国屋ホール迄、がんばりゃ~て(なも)!
<☆明細>
[☆3.5] 基礎点(期待の大きさの裏返し)
[☆0.5] 観そこなった前作「モマ・・」DVDをゲット
[☆1.0] 終演後、お見送りに出られてた“大竹さん”のとても元気そうな御尊顔を拝する事が出来た事。舞台復帰、待ってま~す。
+α(収穫):同道した演劇初観君が演劇に興味を示し、ホットした事。
<ハナタレ君3号コメント>
おもってたより面白かったよ~。。

ネタバレBOX

<突っ込みどころ>
“井俣さん”それ「フック船長」じゃん、と思わず突っ込みを入れたくなりました。ネバーランドの不死輪廻はドラマチックでしたが・・、さすがに3度目はない事を・・切に・・。。
<印象に残った台詞>
“ラジオスター中野さん”の「あきらめなければ、夢はかなえられる、絶対に!」も良いですが、「もっと話しときゃ~良かった・・」かな・・、我身を振り返ると、これが多く、しみじみと心に響きました。。
<キャラに例えたなら>
①今の自分:ナマケモノ
②なりたいキャラ:王様or偽勇者
<共感(便乗子育て論)>
双子ちゃんには、不思議な繋がりがあり、良くも悪くもお互い離れた環境で生活する事も成長の過程で必要で・・“本音・建前”姉妹を引き離す場面に・・思わず共感。コミカルな手段は笑えました。。(因みにハナタレ君3号は、双子の片割れです。)
匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/ 面白かったです! 「観たい!」ではいつ観ようか検討中、と書きましたが、初日の舞台を観ることが出来ました。
観劇直後の簡単な感想を、ツイッターに書きました。
「舞台セット見事! 演出見事! 人物描写見事! 103号室VS104号、フルタVS大勝、本命女VS2番手の女、教授VSお父様、金髪元ヤンVSママ、などなど遣り取りの面白さ、上手さを堪能してきました☆」
さらに、じっくりとした感想は、ブログの観劇日記に書きました。

祭よ、今宵だけは哀しげに

祭よ、今宵だけは哀しげに

東奔西走企画

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

謎の魅力の方が
 「銀河鉄道の夜」を下敷きにした創作だが、原作の持っている謎を合理的に解釈しすぎるきらいがあるように思った。謎解きし過ぎるとイマジネーションが限定化され、賢治の恐らく目指していた無限の広がりとそれに対峙するように佇む実存的人間の絶対的孤独を、そこいらに転がっている陳腐なザインに変えてしまう。カンパネルラの死が、としの死に重なるであろうことに思いを致すべきだろう。「永訣の朝」の悲痛を同時に考えたい。

朗読劇「お文の影・野槌の墓」

朗読劇「お文の影・野槌の墓」

Team申

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/09 (木)公演終了

満足度★★★★

リーディング公演
ユニットTeam申が、長い道のりを一緒に歩んでゆきたいという思いで企画された本公演、東日本大震災の復興の一助という目的の朗読公演も今回で3回め。
チーム申3人による、宮部みゆき原作のリーディング公演。今年は亀治郎さんが猿之助さんになっての公演。
佐藤さんの朗読の仕方が、昨年よりも聞きやすく上手になっていた。

開演15分前より3人がラフな私服姿で客席より登場。
公募の自分(観客)が体験した怪談にまつわる話を紹介(毎回内容が異なっていたようだが、最終日は、佐々木/死神体験、猿之助/曰く付きトンネルでの出来事、佐藤/猿に襲撃された話)が読み上げられ、紹介された人には東北の名産物や原作本のプレゼント。
各注意事項の後に公演開始。昨年同様、横長の高座舞台に座布団と行灯の照明。
背景は映像スクリーンと10人程度の人物シルエット、効果的な月灯り。
お文の影、野槌の墓の順で朗読。休憩なしの約2時間。

ネタバレBOX

3人配役担当が決まっているが、交互に台詞を発するがそれぞれ安定した話し方で、声色を聞いているだけでも男女の違い、幼子、老人、物の怪、ト書きと変化に富んでいる。

2作とも死者が絡まる話だが、最終的に「成仏させる」の一点につきる。
昨年の「幻色江戸ごよみ」同様、震災にあわれた人々への鎮魂作品にも受け止められる。
登場人物のおでこちゃんや化け猫のおたま、良かった。
リーディングも継続して行って欲しいが、本公演もそろそろやって欲しい。
【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

新宿眼科画廊(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/15 (水)公演終了

満足度★★★

小粒
 総てが2人芝居で、総数4話のオムニバス形式で進行する。無論、各挿話は、各々独立しており、話としての相関関係は感じられない。また、タイトルと各挿話との関係も感じられなかった。
 シナリオ、演技、仕掛けで最も面白く感じたのは第1話。仙台に帰ってしまう女の子を演じた女優の演技は、Goo。また第3話で女子高生を演じた俳優の軽妙な所作が気に入った。

容疑者χの献身

容疑者χの献身

演劇集団キャラメルボックス

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/12 (火)公演終了

容疑者xの献身
キャラメルボックスさんの劇で、初めて見させていただいたのがこの劇でした。
原作やメディア化されたものも一度見ていたので、そのストーリーが演劇でどのように表現され、どのように演じられるのかとても楽しみにしていましたが、想像以上に楽しませていただき、感動させられました。

広くてすてきな宇宙じゃないか

広くてすてきな宇宙じゃないか

演劇集団キャラメルボックス

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2012/09/21 (金) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

広くてすてきな宇宙じゃないか
ちょうど私の初めての演劇の地区大会の前日に見させていただいた劇です。

本当に心を動かされ、この劇を見たことが自分の演技や演劇に対する思いを再確認する機会となりました。

(艸'∀゚*)lilΣ( @Д@∥;)i|l(゚∀゚三゚∀゚三゚∀゚)。+.。゚p(≧□×。)q)))゚。+。゚。+。(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

(艸'∀゚*)lilΣ( @Д@∥;)i|l(゚∀゚三゚∀゚三゚∀゚)。+.。゚p(≧□×。)q)))゚。+。゚。+。(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/13 (月)公演終了

満足度★★

う~ん・・・
役者さん達はハイテンションで汗をかきかき大奮闘。話もなんとなくみえるのだけど、面白さのツボがどうもわからない。こういう芸風は自分にとって理解するのに時間がかかるようで。

夜光星ディスコルーム

夜光星ディスコルーム

エムキチビート

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/27 (水) ~ 2013/03/06 (水)公演終了

満足度★★★

でも、悪い話じゃない
全体として雑な感じがして乗り切れませんでした。
スラップスティックコメディから人情話に行く展開も嫌いじゃないんですけど、そのコメディ部分が弱いし、後々人情話に効いてこないんですよねえ。上手い本とは言い難かったです。

細かい所で言うと、冒頭部分での実は裏側はこんな事やっていました的な時間軸を戻して見せる演出も単なる目配せで特に意味はない、と言ったように疑問を感じるシーンが多々ありました。

剣術シーン等演出には目を見張るものがあっただけに勿体ないなあと思いました。

ネタバレBOX

特に主人公のキャラが弱いんですよね。脇に色んなキャラクターが出て来て、それぞれ見せ場があり、それぞれにカッコ良いことで主人公が薄くなってしまっています。多分、作り手が皆に愛着があったからなんでしょうけど、それならば、主人公には絶対的な存在感が欲しかったです。長州、新撰組、龍馬、桂が自分達なりの正義に向かって行動するのに対し、主人公は正義とは別のベクトルで行動して欲しかったですね。
山下清画伯じゃないですが「世界中の爆弾が花火に変わったら、きっとこの世から戦争はなくなるのになあ」的なそれこそ、爆弾を奪い合い、殺し合う彼らを嘲笑するかのような超越的な存在にすれば良かったのかなと思いました。
あかいくらやみ~天狗党幻譚~

あかいくらやみ~天狗党幻譚~

阿佐ヶ谷スパイダース

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/05/05 (日) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

初スパイダース。
コクーンの広い空間であんなにシンプルな見せ方をするとは。勝手な思い込みで、結構ごちゃごちゃした視覚情報を与えてくるんじゃないかと思っていたものの。冒頭のほぼ無言でしばらく流れる時間は魅入った。見せ方よりも、感じさせ方だったか。
けれどその後の語り出してからがどうもなかなか響いて来ず。せっかく小栗さんの長台詞だったのだけど。距離の問題でもなかっただろうし、役者能力の問題でもなかった気がする。何故なのか判断が付かずにモヤモヤ。他、笑って良さそうな部分でも今日は客席の反応が鈍く。雨の影響?

小野武彦さんの存在感、声の深さに感銘。

ネタバレBOX

古館さんが登場すぐに結構な噛み方をして、「いやまさか。何かの複線か?」と思ったらただ噛んだだけだった。もしかして初日以降、冒頭のシーンを作り直しているのかな? だとすれば新たな台詞が馴染み切らずに噛んだとか、小栗さんの長台詞もそうだったとか?
原作未見とはいえ、この物語のベタさはなんだったのか。天狗を身分の差に置き換えたら割と良くある展開だし、主人公が主要たる世界の外部の存在であるとか、語り部役として取材班を出すとか。いなくて問題ない役がいくつかあったし、物語自体に引っ掛かりが全然なかった。原作物ではない長塚さんオリジナルの演目をもう一本くらい観てみようと思う。
世界は僕を切り撮って

世界は僕を切り撮って

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北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

個性的な役者たちの功罪
最終的には物語も回収され、
役者たちの印象もしっかりのこりました。

ただ、役者たちの個性が、
物語には武器にも足枷にもなっている印象がありました。

破綻を感じない物語の組みあがりでしたが、
もっとスリムに削がれても良い部分があって、
中盤がやや冗長に感じたりもしました。

ネタバレBOX

役者たちの個性は相当なもので、
其々の個性が生かされるように
シーンも描き込まれていて。
だから、個々のシーン自体としては、
見応えのある部分もあるのですが・・・・。

物語を組み上げていく中で、
その個性を引きこまなければならないことで、
やや、遠回りしたり冗長になった感もあって。

冒頭の伏線が生きて、
終盤に物語が解けきるところは
無理なくきちんと作りこまれているのですが、
中盤のやりとりなどには、
回り道をしたりふくらみが回収されない感じもあって。

役者をどう生かすかという観点からは
あるいみよく書きこまれた作品だと思うのですが、
でも、作り手の物語る力を真にいかすのは、
今回のような、どこかあてがき的な作劇ではなく、
役者の色から解き放たれた作劇ではないかなぁとも思ったり。

いずれも初めて拝見した
4人の役者たちも、
見栄え通りのロールで演じられることでの
安定感や強度、さらに舞台上に醸す密度は感じましたが、
その安定が隠す、
役者としてのさらなる魅力がきっとあるようにも思えたことでした。




【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

【全ステージ終了しました!ご来場ありがとうございました!】ハロー!新宿ちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

新宿眼科画廊(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/15 (水)公演終了

満足度★★★★

小粒ながらテンションの高い作品
男女の絶叫迫力!
男女を取り替えちゃった組が特にカワイかったか。

ネタバレBOX

 遅れてる客がいるから開演遅れますっていうアナウンスの後、受付の2人は雑談を開始し、その声は徐々に大きくなる。人を待たせておいて雑談とはけしからん!と思ったが、その内容がちょっと興味をひくもので、無関心を装ってチラシを眺めていたものの、耳はダンボ。もしかしたら、これ、作品かも、と私が気づいたのは「制作やめる」の頃になってやっと。してやられた!
国語の時間

国語の時間

風琴工房

座・高円寺1(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

深く萎えつつ考えさせられる
テーマがテーマだけに、観る前から構えてしまったし、この件に関しては言いたい事もあるし、やっぱり日本人が日本で演じているだけに「加害者」の自己満の謝意で好い気なもんだ感が無いとは言えずノイズになりましたし、感想を書くのに色々フィルターは掛かりましたが、あえてそこは触れずに、純粋に芝居として面白かったです。

ミステリー要素を織り込み「彼の正体は?と、落書き事件の真犯人は?」が伏線の引っ張りとなり、上記のノイズに惑わされることなく興味が持続しました。

ネタバレBOX

やはりあの「分かりません」の一言は主義 主張を越えて重い。このセリフでこの芝居は勝ちです。
三大ミュージカルプリンスコンサート StarS

三大ミュージカルプリンスコンサート StarS

アトリエ・ダンカン

東急シアターオーブ(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

和やかで楽しいコンサートでした
井上さん、浦井さん、山崎さんと、どなたも初舞台から拝見しているミュージカル俳優さんなので、、半ば、身内意識的な思いも加わり、期待半分、心配半分で、観に行きました。

これを機に、3人で「Stars]というミニアルバムも出され、そのトリオとしてのコンサートなので、3人で一緒という形式の選曲、構成が多く、本音を言えば、もう少し、各自のソロを楽しみたかったという欲もありますが、結果的に、チームワークも良く、トークも愉快で、和やかな気持ちになれる素敵なコンサートでした。

歌手としての実力は、やはり、ダントツ井上さんですが、浦井さんの、人柄の出たフリートークが、とにかく愉快で、何度も笑ってしまいました。

最近の楽曲は、つまらないものだらけなので、是非、ヒットチャートを賑わせて、ミュージカルを観ない方にも、三人の存在を知らしめてほしいものだと思いました。

ただ、チラシやポスターの3人の写真の髪型のセンスの悪さには閉口しました。
衣裳のセンスも今一つ。3人ともせっかく素敵なのに、実物より悪く見えるこのフライヤーは、ファン層を開拓するには、逆効果だと思うのですが…。

ネタバレBOX

普通、コンサート形式のステージは、稽古も付け焼刃的な興行の方が多いように感じますが、3人でのユニット結成ということもあってか、舞台構成に、きちんと3人の配置や選曲に配慮工夫した様子が見て取れ、ダンスの振りも、息が合い、嬉しくなるほど気持の良いステージワークでした。

8日に発売されたミニアルバムのオリジナル曲も、それ程変な曲でもつまらない曲でもなかった点も、ほっとしました。

浦井さんのボケと、井上さんの突っ込みみたいな、和気藹々のトークに、理路整然とした育三郎さんの解説が入り、3人3様の絶妙なバランスの良さに、何度も顔が綻びました。

3人で歌うと、やはり、井上さんの歌唱力が群を抜いてるなと感じますが、このユニットは、大成功ではと思いました。

井上さんの「最後のダンス」、3人で変則的に歌う「闇が広がる」の構成の妙、3人のハーモニーが美しい「影を逃れて」、新訳の「明日に架ける橋」、「ディス・イズ・ザ・モーメント」などが、特に印象に残りました。

3人のスケジュールを調整するのはなかなか大変でしょうけれど、日本にもこんな素晴らしい実力のある、歌い手が存在するのだということを、世の中の人に認知して頂くためにも、是非、継続的に、このユニット活動を続けて頂けたらと、ファンとして、期待したいと思います。

星降る夜になったら

星降る夜になったら

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

イムズホール(福岡県)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

コンペイ糖ww
「ジ●ン再興のため、星降る成就のため・・・イムズよ!私は帰ってきた!!」
ってことですね(`・ω・´)←
ソロモン・・・じゃなかった、コンペイ糖ですよ!!星降るにちなんでコンペイ糖が物販にありました!かわいい///これ食べるのがもったいないよぉ///
OPムービーも素敵!BGMが相乗効果!歌とリンクしてるところが大好き!
笑えて泣けてお腹いっぱい胸いっぱいです♪ごちそうさまでした!
観終わった後、好きな人に優しくしてあげようって、大事にしていこうって思いました。

ネタバレBOX

回転ww2階のセットが回った瞬間そう来たかwって思った。
バンジーさぁぁぁあああんっ!!
「志村みたいなレンガ」で号泣です。えぇもうそこは泣きどころです。
錬金術の「L」、感激ですの「K」だったかしらww
「兄貴じゃねぇ!蜂だぁ!」と「西の東野圭吾」はかなりウケてた気がするww
楓先輩とバンジーさんが死んだ人って分かった後、生きてる人たちのセリフや、死んだこと隠したまま言うセリフ(「健康が一番」的な)が、普段なら何気ない言葉でも、生きてるありがたさとか、生きてればどうにでもなるなぁとか、気づかせてくれる気がする。
ヒナちゃんと有瀬くんは「忘れたとき寂しいから今を全力で好きでいる」「後で辛くなるから本気にならないようにする」ってお互い正反対なのに考えてること最終的に同じだったからあぁお似合いの二人なんだなぁって思った。
芸人として「落ちた」ことはスッキリ死、でも多岐川さんの前で「滑った」になったところが上手過ぎる…何気にお気に入りなところです。

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