三大ミュージカルプリンスコンサート StarS 公演情報 アトリエ・ダンカン「三大ミュージカルプリンスコンサート StarS」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    和やかで楽しいコンサートでした
    井上さん、浦井さん、山崎さんと、どなたも初舞台から拝見しているミュージカル俳優さんなので、、半ば、身内意識的な思いも加わり、期待半分、心配半分で、観に行きました。

    これを機に、3人で「Stars]というミニアルバムも出され、そのトリオとしてのコンサートなので、3人で一緒という形式の選曲、構成が多く、本音を言えば、もう少し、各自のソロを楽しみたかったという欲もありますが、結果的に、チームワークも良く、トークも愉快で、和やかな気持ちになれる素敵なコンサートでした。

    歌手としての実力は、やはり、ダントツ井上さんですが、浦井さんの、人柄の出たフリートークが、とにかく愉快で、何度も笑ってしまいました。

    最近の楽曲は、つまらないものだらけなので、是非、ヒットチャートを賑わせて、ミュージカルを観ない方にも、三人の存在を知らしめてほしいものだと思いました。

    ただ、チラシやポスターの3人の写真の髪型のセンスの悪さには閉口しました。
    衣裳のセンスも今一つ。3人ともせっかく素敵なのに、実物より悪く見えるこのフライヤーは、ファン層を開拓するには、逆効果だと思うのですが…。

    ネタバレBOX

    普通、コンサート形式のステージは、稽古も付け焼刃的な興行の方が多いように感じますが、3人でのユニット結成ということもあってか、舞台構成に、きちんと3人の配置や選曲に配慮工夫した様子が見て取れ、ダンスの振りも、息が合い、嬉しくなるほど気持の良いステージワークでした。

    8日に発売されたミニアルバムのオリジナル曲も、それ程変な曲でもつまらない曲でもなかった点も、ほっとしました。

    浦井さんのボケと、井上さんの突っ込みみたいな、和気藹々のトークに、理路整然とした育三郎さんの解説が入り、3人3様の絶妙なバランスの良さに、何度も顔が綻びました。

    3人で歌うと、やはり、井上さんの歌唱力が群を抜いてるなと感じますが、このユニットは、大成功ではと思いました。

    井上さんの「最後のダンス」、3人で変則的に歌う「闇が広がる」の構成の妙、3人のハーモニーが美しい「影を逃れて」、新訳の「明日に架ける橋」、「ディス・イズ・ザ・モーメント」などが、特に印象に残りました。

    3人のスケジュールを調整するのはなかなか大変でしょうけれど、日本にもこんな素晴らしい実力のある、歌い手が存在するのだということを、世の中の人に認知して頂くためにも、是非、継続的に、このユニット活動を続けて頂けたらと、ファンとして、期待したいと思います。

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    2013/05/12 00:13

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