最新の観てきた!クチコミ一覧

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ヴェローナの二紳士

ヴェローナの二紳士

ハイリンド

吉祥寺シアター(東京都)

2013/07/08 (月) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

ハイリンド版、楽しい!
シェークスピアというと敬遠してしまいがちだったので(彼の作品は重厚な悲劇の方が印象が強いせいか)観る前は多少不安だった。しかしハイリンド版はその不安を吹き飛ばす楽しいものでした。
何よりストーリーが分かりやすく、恋愛における男女の心理を最も単純化した形で描くことにより、こちら側に情感がストレートに伝わってきた。(もちろん原作がそうなのだろうが、きっと松岡和子さんの新訳に因るところが大きいのではないだろうか。)
特に印象に残るシーンがフローディアス(井原農)を想うジュリア(はざまみゆき)が 少年の姿で一人佇み独白するシーン。“嗚呼、なんという乙女心の切なさよ”と、オジサンもジーンときてしまいました。またその時の彼女の表情も素敵だったし、なによりその発声の美しさに聞き惚れました。
長く独特なセリフ回しは(ある程度予測していたこともあって)それほど苦にならなかっし、ラーンス(高木稟)の関西弁も不思議と物語に溶け込んでいました。
そして何より感嘆したのはラストのパイ投げです。ハッピーエンドで終わる物語の登場人物たちの喜びをMAXで表現したシーンであり、古典劇の枠組みをいいかたちで崩すという「してやられたり」の表現でした。
素直にシェークスピアって面白い、演劇は面白いと感じた作品でした。

ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ドリフの「8時だよ!全員集合」を思い出す
楽しかった。特に最後のおっかけごっこのシーンでは、あの締めの音楽が聴こえてきそうだった。男女とも先生が美男美女過ぎだな。「森三中」的なキャラクターがいるとより面白かったかも。赤座美代子(おいくつになられるのだろう?)若い人たちの中で、いいキャラだった。マシンガン・ティーチャー(マシンガン・プリーチャーのパロディか?)とか、わけわかんない人もいたけど、テンポよく、気持ちよく笑わせてくれた。

ネタバレBOX

なぜか一人しか出てこない生徒がやや老けている。最初見たとき先生の一人かと思った。教頭先生はもうちょっと厳しいキャラにした方がアクセントになるかも、せっかくそれらしい役者を配役したのにもったいない。
シンポジウム SYMPOSIUM

シンポジウム SYMPOSIUM

東京デスロック

STスポット(神奈川県)

2013/07/13 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

言葉とコミュニケーション
役者、ダンサー、批評家等からなる9人の出演者がタイトルの通りに討論会をする作品で、素で会話しているように見せながら、ラストにメッセージが浮かび上がってくる様に仕掛けが施されている構成が印象的でした。

3面の壁に映像が投影され、壁に沿って置かれた椅子に出演者達が座って議論し、観客は間のスペースの床に座って観る形で、冒頭に各出演者の出身地や現在住んでいる所を絡めた紹介がありました。
第1部のテーマは「なぜそこに住みたいのか?」で、土地への執着・愛着、記憶の積み重ねといったトピックについて討論し、第2部のテーマは「選挙について」で、選挙に止まらず政治との関わり方について議論が展開しました。
20分程度の休憩時間(飲み物とお菓子が観客に配られました)が入り、出演者と観客が入り混じった『響宴』の場が形成されていました。
第3部のテーマは「SNSの使用法について」と「愛について」で、後者についてはマ・ドゥヨンさんが韓国語で長く語った内容を通訳が一言に要約してしまい、言葉で伝わること/伝わらないことについて考えさせられました。
エンドロールの映像が流れたあと多田淳之介さんが現れて、その日の公演を振り返り、最後に「なぜ言葉を用いるのか」(うろ覚えで不正確です)というテーマを挙げるものの、誰も答えず沈黙のまま数分経ったところで終わりました。

即興的にテーマが決まって展開した様に見えるものの、チラシや当日パンフレットに書いてあることに絡んだ内容だったので、予め全てが構成されていたのだと思います。
東京デスロックがここ1年の間続けている、『リハビリテーション』、『カウンセリング』といった、物語性のない、素(あるいは素の様に演じている)の会話をベースにした作品は、観客に能動的に考えることを促していて興味深い試みだとは思いますが、今回は切れ味が弱く感じられ、普通の討論会とは違うことを示す演劇的な趣向がもっと明確に見えた方が良いと思いました。

ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

たしかに
先生方も青春してましたね。今度はどんな問題が起こるのかとワクワクしました。とても楽しかったです。

ネタバレBOX

ただ一部の言葉遣いがとても不快でした。今どきの子たちを表現するとあんな感じになっちゃうのかしら。
ライクアプラスチック

ライクアプラスチック

あひるなんちゃら

ザ・スズナリ(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

イェーイ
面白かったのイェーイ!
舞台に浮かぶあひるマークがかっこよかった。
口パクの説明ないんかい!

ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いました。
ドタバタコメディ。
何も考えず、笑いっぱなしで観劇しました。
掃除のおばさんの活躍や、先生同士の恋模様。
台詞の応酬。
ストーリーなど関係なく、見終わったあと、あぁー楽しかった♪と、思える楽しい舞台でした。

Moonlight Rambler

Moonlight Rambler

トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)

俳優座劇場(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/22 (月)公演終了

満足度★★★

モルグ街の殺人事件?
21日の夜公演を観劇しました。

見ている間は、楽しい部分やアクションなど感心する部分もあったのでおもしろくみてはいたのですが、奇妙な違和感があり見終えた後に残念さを感じた舞台でした・・・

モルグ街の殺人事件を現代の東京に舞台を移して・・・ということだったのですが、見ながらモルグ街の殺人ってどんなお話だったか、思い出せなくなりそうでした(^^;)

ネタバレBOX

お話も、ちょっと無理はありましたが、破綻しきっているわけではないし、役者さんたちも、熱演されていてました(出だしは声が聞こえなかったりもしましたが…)。

ただ、はっきり残念だと思ったのは、アクションシーンの効果音でした。
役者さんやアンサンブルの方だけ見ていると、かっこいいアクションだったのですが、音が強弱も無く単調な上にずれていて・・・(><)
アクションと音響の関係の重要性を実感する事ができました。
あれだったら、いっそ音響が無かったほうがアクションが映えたかも。

あと、入り込みきれなかった原因は、何回かに分かれて、沢山のお客様が遅れて入ってきて気がそがれたのと、一部、役柄と役者さんに無理を感じ続けていたからなのかもしれません。





ストリッパー物語

ストリッパー物語

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

新たなる三浦大輔
完全ネタばれ

ネタバレBOX

つかこうへい【ストリッパー物語】をポツドール・三浦大輔が演出するという池袋芸術劇場の企画である。

高熱度の芝居をするつかこうへいの戯曲を低温度の芝居をする三浦大輔を組み合わせは賛否両論があり、果たして面白い物が出来るかどうかは別として、依頼する側と受ける側が合致したのは間違いないようだ。今、一番好きなポツドール・三浦大輔だけに、オリジナルではない芝居を観る事に何度も戸惑い、観る事を避けていたが、今作は避けずにはいられないようだ。それは一昨年の新作【おしまいのとき】で感じた三浦大輔の新たなる方向性が見えてきたからだ。

内容はストリッパーとひもの話である。
舞台はストリップ小屋で、始まりからでんでん扮する座長が、ストリップショーの始まりの挨拶から始まる。そこで観客は自分がストリップ小屋にいて、俺たちは観客?と錯覚を起こさせてしまう掴みは成功である。
そして楽屋でのストリッパーとひもの関係性を紹介していくのだが、上手い俳優を使いながらも、ややセミドキュメント風に近い演出で進んでいく。戯曲では男女の深く熱い関係性が徹底的に描かれているのだが、今作では明らかに視点を変えて描いていた。つかこうへいが人間が持っている残酷性と優しさを交互させながら、紙一重の違いで男女の骨肉の情熱を描いているのだが、三浦大輔は残酷性のみに焦点をあて、紙一枚すらないように登場人物を底へ底へと落して行くのである。
つかこうへいはそこで観客を涙の海へ落しこみ、明日への希望を感じさせるのだが、三浦大輔は涙すらない海に落していくので、終わりは無感動、絶望しか感じないのである。
特に休憩を挟んだ今作の前半は三浦大輔の今まで行っていたポツドールでのセミドキュメント風の演出、そして後半は新たなる方向性を如実に感じさせる演出法で攻めてくる。もし三浦大輔が今後新たなる演出法で新作を作ってくるならば、観客は今まで以上に奈落の底に落された気分を味わさせてくれる作品を作るだろうなぁ?という予感を感じた次第だ。
やはり同じ戯曲ながら視点を変えるだけでこんなにも芝居を変えてしまう三浦大輔はやはり天才としか言いようがない。

今作はつかこうへい、三浦大輔という名を外したとしても、作品の出来は非常に良いのである。

だからお勧めである。
小野寺の弟・小野寺の姉

小野寺の弟・小野寺の姉

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

ほっこりと暖かい
脚本家の西田さんの舞台が観たくてチケットを購入。目当ての役者さんがいるわけでもないので気軽にA席を。
相手を思うが故のすれ違いや空回りは肉親であれば尚更修正するのが難しい。毎日顔を合わせていれば尚更。振り回されているようで振り回していて、みんな可愛くてみんな愛おしい。嫌な人は誰もいない、誰も嫌な気にならない、とにかく優しくてホッと一息ついて穏やかになれる舞台だった。
向井さんの演技、良いなー

ネタバレBOX

舞台装置により家の中と外が交互に展開するのが飽きさせず面白い。濃いキャラクターの中平田さんのおかみさんはとっても強烈で良いスパイスだった。
ラストの雨降らしはちょっとびっくり。マチソワであの演出は体力的にも大変だなーなんて思ってしまったけど中々効果的で面白かった。
ライクアプラスチック

ライクアプラスチック

あひるなんちゃら

ザ・スズナリ(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆるさがたまらない
好きだなあこの雰囲気。でもしっかりとした演出で役者もボケと突っ込みがバランスよく配置されて、心が緩んだ。次回も観にいくことでしょう

Moonlight Rambler

Moonlight Rambler

トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)

俳優座劇場(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/22 (月)公演終了

満足度

本郷奏多さん初主演おめでとうございます
初日観劇。
女性が多い客席にも拘わらず、物凄く冷房が強くとても寒かったのでアンケートに記入しました。改善されていると良いのですが。

物販のブロマイドはたくさん種類があり、公演パンフレットも写真が豊富で素敵でした。
本郷奏多さんの初主演舞台を見届けることが出来てよかったです。

ネタバレBOX

証拠物件となる写真の、大きなパネルを役者が持って出てくる際の照明について。
役者にライトは当たっているのですが、頭上に掲げている肝心の写真には照明が当たっておらず、よく見えませんでした。
全て当てることが出来ないのなら、胸の前で持つ等、どうして出来なかったのだろうかとチェックの甘さが気になりました。

役者陣があまり舞台向きの発声が出来ていないようで、BGMとなるはずの音楽が大きすぎ、聞き取りにくいシーンが何箇所もありました。
照明も音響も、ゲネの際に見逃されたのでしょうか。

他にも、女優さんの衣裳のストールが脱げてきて、最終的に手で掴んでいたことが気になりました。
その後で激昂してストールを投げるから、そのために手で持っているのかな?と思いましたが、どうやら単純に脱げたから持っていただけのようで……。
本番前に衣裳で演じた際は問題なかったのでしょうか。意味もなく脱げるようであればストール用のピンで留める等、方法はいくらでもあったのでは。

以上、アンケートに書きそびれたので、こちらで。
スタアゲイザー「毒虫の女王」

スタアゲイザー「毒虫の女王」

バカバッドギター

アドリブ小劇場(東京都)

2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

悲しい怪異
どんな出来事にも理由がある、とは言いますが
人の弱さと愚かさと不思議が絡み合って生まれた悲しみが昇華されたお話でした。
そしてそこに行きつくまでに笑いだったりドキドキだったりが組み込まれていて、とても気持ちが入りやすい作品だと思います。

ネタバレBOX

物語の構成はちょっとわかりにくかったです。
連続もの、ということもあると思いますが、兄と妹のストーリーはもう少し見えた方が、次回作が気になると思います。

最後、BGMをバックにしたセリフの時、声が聞こえなかったのが残念です。

六花役の方の演技がすばらしくて、時間の経過や悲痛な思い、恋心が伝わってきました。その声はどこから出しているんですかー!と思いながら見させていただきました。

そして表現力がピカイチ!
子や家族のお面とか、天井からの視点とか、笑わせていただきました。

今回はどうもありがとうございました!
番外公演 トラベリンマン

番外公演 トラベリンマン

立体再生ロロネッツ

明石スタジオ(東京都)

2013/07/18 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★

うーん
私には合わなかったです。

そこで、王たちはいなくなった

そこで、王たちはいなくなった

劇団回転磁石

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったです。
これから、この劇団さんは要チェックしていこうと思います。友達にもお勧めしたいと思いました。

マクベス

マクベス

東京二期会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2013/05/01 (水) ~ 2013/05/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

ヴェルディ『マクベス』
オペラという場合,ミュージカルとか,オペレッタというものは入らない。オペラは,宮廷文化から,近代市民社会への移行期に発展した。絶対王政の威光を表現したものだったから,オペラは,浪費芸術でもあった。もしかして,バッハは,プロテスタントで倹約思想家だったから,オペラを書いていないのかもしれない。

最初,古代ギリシアの悲劇復興をめざして,気がついたら,単なるショーであり,物語性より,スペクタル性の強いものになる。パターン化され,体制芸術といえる。グルックは,オペラの脱ショー化をめざす改革をおこなった。いずれにせよ,フランス革命までは,イタリア・オペラこそが,正当なものだった。ヨーロッパ全土で,イタリア語によるイタリア・スタイルが上演された。フランス流は,バレエを使い,合唱を重視した。また,音楽よりも,文学性に重点があった。

バロック・オペラにおいては,作品よりも,場に比重があったかもしれない。貴賓席にいることは,大衆を見下ろすことであり,また,彼らの視線を浴びることでもあった。一番前で観るのは,むしろはしたないことだった。

オペラが時代を超越して,普遍的な芸術になるには,モーツァルトの存在が大きい。彼は,喜劇をオペラとして,人間性のある作品で人気を得た。人間業とは思えないカストラートは目立たなくなる。テーマも,男と女の哀しいすれちがいを描く。

オペラの本質は,御用芸術であって,時の支配者の好みでスタイルは変わっていく。オペラの観客層は,やがて,教養ある貴族でなく,一般大衆も取り込んでいく。ナポレオンが失脚すると,また次の時代に突入する。ロッシーニ『ウィリアム・テル』が有名。グランンド・オペラの魅力は,音楽と台本と舞台が一体となる総合演劇といえる。ビジュアル性を尊び,事前に台本など読まなくても楽しめるようになっていく。視覚効果を重視したといえる。この頃,オペラの大衆化を見越し,ヴェロンは上階のボックス席を廃止し,天井桟敷に改造した。

18世紀まで,オペラにおいて,イタリア様式が唯一の国際様式だった。やがて,政治体制の不安定な国々で,国民オペラが生まれる。誰もが,いつかどこかで聴いたことのある,遠い民族の歌声の記憶,といったものだ。異国オペラと呼ぶべきものもある。異国を舞台として,白人と現地の娘との悲恋なども多かった。スッコットランドを舞台としたヴェルディ『マクベス』1847も,異国オペラに含まれるかと思う。

浅薄なイタリア,フランスのオペラを追放し,総合芸術としてのオペラを確立したのは,ワグナーということになる。オペラは,貴族の遊びで,シャンパンのように消えてゆく性格をもっていた。しかし,これを,文化財と考えるようになっていく。定番の名作,すなわち,レパートリー・オペラという言葉も1845年頃から,イタリアで使われる。ワグナーによる,総合芸術としてのオペラという理念が浸透するにつれて,オペラ上演における演出家の地位ははね上がる。映画という強力なライバルの出現により,自らの存在理由に,オペラは苦悩する。

参考文献:オペラの運命(岡田暁生)中公新書

ドングリコッコとコッココッコの冒険

ドングリコッコとコッココッコの冒険

市川市文化会館

市川市文化会館(千葉県)

2013/07/21 (日) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ミュージカル『ドングリコッコとコッココッコの冒険』を市川市民文化会館で観た。
ミュージカル『ドングリコッコとコッココッコの冒険』を市川市民文化会館で観た。このお話は,ハイキングに出かけて,そこで遭難してしまう親子の集団が主役である。夢のような世界にまぎれこむと,森の妖精やら,動物たちが,意外にも楽しい時間を与えてくれる。本当に山の中で道に迷うと,これは,腹もすくし,寒いし,体調を崩し始めるようなことも多く,悲惨だ。しかし,この物語では,親子で森の中で楽しく遊ぶ。

演劇の構成は,比較的良く知られている童謡がいくつか紹介されている。子どもの遊びは,気が付くとテレビ・ゲームのようなものが主になってしまった時代かもしれない。そこでは,塾などに通うスタイルが多いと,集団で縄跳びとか,かくれんぼなどする暇もない。また,街の中では,神社のような遊び場所も減少し,子どもが動きまわることもできない。さらに,子どもだけでどこかで遊んでいる状態が,危険だという考えもある。

演劇・ミュージカルは,まず,固い身体をほぐすことから出発するという人も多い。その点で,早くから,身体全体を十分に使って,ダンスをし,大きな声で合唱するのは,基本的な幼児教育にもなるのだろう。こういったことをしっかりやると,言語による障害ももしかして出にくいかもしれないし,改善されるだろう。また,なんらかの運動をすることは,明るい性格もできるにちがいない。

市民が,参加型で始める演劇・ミュージカルは,こてこてのプロ集団ほど充実はないし,演出効果も比較的単純なものだろう。結局,学生演劇などが,のりで,なんかおもしろいものをやっているのと同じで,自己満足ぽいかもしれない。演劇・ミュージカルに何を求めるかというちがいがそこにはあるが,ずっと観ている人は,いつかは,自分もステージに立ってみたくなるものかもしれない。観るのに比べ演技するのはたいへんだ。

それにしても,子どもを持つ親には,そこそこの責任はあり,緊張感もあるとは思うが,いつも楽しげである。とりわけ,親子で,楽しいミュージカルを作り,近所の仲間に観てもらうのは魅力的な空間だ。子どもは見ているだけで楽しいものだ。人の子どもを見ていると,自分も欲しくなるとも良く言われる。でもすぐ,大きくなってしまう。

スピードの中身(新キャスト)

スピードの中身(新キャスト)

中野成樹+フランケンズ

有明教育芸術短期大学 ホール(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/20 (土)公演終了

満足度★★★★

観る感覚がリフレッシュされる
いつもの如くお芝居を観る感覚で気軽に足を運んで、
受付で受講証を渡されたのにはちょっとびっくり。
公開講座的な扱いだったのですね。

で、中味はといえば、
とても分かりやすく、なるほど感にあふれた演劇トークと
驚きと見応えをもった2本の舞台でした。

ネタバレBOX

演劇2本の感想を

・ 『つながらない点と点、その間に、私たちは生きています』    

芸術教養学科演劇コース現役とOB作とのこと、これがお世辞抜きに面白かった。
平均演劇経験が1年数か月の役者達だそうですが
複雑にニュアンスを組み合わせることは難しくても、
一つの表現を貫く力はきちんと持ち合わせていて
シークエンスをこなしたり、リピートをしたり
バリエーションを少しずつ変化させていったり・・・。

で、そこに織り込んでいくコンテンツがこの上もなく面白い。
難しく組み上げたのではきっと上手く伝わらない感覚が、
ワンショットの会話やバリエーションで
すっと切り出されてくる。
きっと2~3行の台詞やほんの一ひねりだからこそ
訪れるものがある。

舞台のテンションがしっかりと作られていて、
観る側をそらさないし、
役者たちがちゃんと掌に載せている感覚だから
曖昧さがなくエッジも立っていて。

もう、ほんと、見飽きませんでした。

『スピードの中身(新キャスト)』  

作品としては以前にアゴラ劇場などで観たことがあったのですが、
今回はいろんな手練がさらに加わって、
従前に観たものよりもわかりやすくなっていました。

良い意味で作品がシンプルになっていて・・・。
なにか、要所がきちんと整理されていることに加えて、
前回見たときにはなかったシチュエーションごとのちょっとした外連もあって、
シーンというか視座の区切りが分かりやすくなっているというか。
その分、描かれるものもくっきりと伝わってきたように思います。

前回に観たときにも
かなり不思議な印象が残る作品だったのですが
今回は単に作品に描き出そうとしたものを
概念で理解したという満足感に留まらない、
もう一歩踏み込んだ
人が生き死すことへのシニカルな感覚に捉えられて。
なにか、作品の異なる表情を見たような気がしました。

こうやって舞台は幾様にも研がれていくのだなぁと思ったりも。

*** ***

2本立てのお芝居で、
演じる力の多様性と
日頃あたりまえのように観ている
キャリアを持った役者たちの表現の奥行きの凄さを
改めて目の当たりにしたような気もしたり・・・。
冒頭のトークショーのようなレクチャーも
目から鱗が落ちるような話もあって。

演劇としての秀逸さに目を奪われ、楽しみつつ、
演劇に触れる感覚がリフレッシュされたようにも思えたことでした。
ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

純粋に・・
面白い舞台を楽しんだという感じでした。とても面白くて、ずっと笑っていました。ストーリー自体はシンプルなのですが、役者さん達の演技、動き、ボケとツッコミ(?)が絶妙で、本当に楽しかったです。肩肘はらず、純粋に楽な気持ちで観る事ができました。他の方もコメントしていましたが、人を楽しませるというサービス精神が素晴らしいと思いました。大満足の舞台でした!

ティーチャー

ティーチャー

保木本真也がプロデュース

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

え~雰囲気はー
’80年代の深夜バラエティーみたいなノリのドタバタコメディーでありました。
楽しめはしましたが、豪華なキャスト使ってやるにはチトと思った話の荒さというか雑さが気になったです。女性教師陣はホント自分が学生ならこんな先生達に教わりたくなるような素敵な方々でありました。こーゆーツクリなら”8割世界”さんが上手に舞台化していたなぁ・・・などと思ってしまいました。
すんません辛口で・・・。でも物販のパンフ購入した分許されて(^。^;)

ネタバレBOX

馬のカブリモノで気づくべきだった→「真夏の夜の夢」がベースでしたのね

先に重厚な先生ものの芝居「最後の授業」みていたので、
たぶん評価辛くなったんだなぁと自己分析。

はなから先生としての能力などが怪しい方々がドタバタやっていたんで、
できれば頭はいいのに行動が御馬鹿という設定で作って欲しかったと。

女性教師の対決は本気みたくて怖いくらいでした

タイトルが先生なのだから、生徒は話だけにして出さない演出にして欲しかったとか。化けさせるのにしても女装ぐらいと常識の範疇の判断して欲しかったなぁとか。伏線も結構生かしてたけど、実力はこんなものではないのでは?と余力を感じましたので要求が大きくなったかなぁ。徴兵で帰国する外人さんも初めの方から教室内に入らせる方が面白くなったでしょうにとも感じた。

先に水着姿を見ていたら不審者のカブリモノ程度では、同僚の教師とすぐに見破るのも普通と思うが。せめて怪物化した同僚さん半裸にせずボロでも着せて欲しかったです。で触ってやっと確認できるとしたほうが自然や。

途中での相関図は判りやすかった

こんだけ頭の回転ゆるい教師達なら、副担集めた2軍職員室とでも明言した方が納得しやすかったなぁ。とかいろいろ突っ込んで見てましたが、ドタバタコメディはこーゆーみかたはよくないのかなぁ・・・・

あーさて”七人のナナ”から10年近く・・・。
でナマ中原さん見れて実は大変嬉しかったのですが、
感想の評価には結び付ける事は出来ませんでした(-_-;)。
(麻衣さんにKY(もう死語かなぁ)な
声かけする観客が1名いてチト不気味に感じたりもしたです)
林家木久扇・木久蔵親子付かず離れず落語会

林家木久扇・木久蔵親子付かず離れず落語会

北鎌倉 お坊さん☆アカデミー

北鎌倉 円覚寺佛日庵(神奈川県)

2013/07/21 (日) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

友人に誘われ拝聴してきました
で・・・・木久扇さま→大爆笑させてくださいまして大変感謝いたします(^^)
お寺の中の庵にて行われた落語会でありましたが。
前座の木りんさん(192cm!)と木久蔵さんはちゃんと(?)落語<木りんさんは”動物園”で木久蔵さんは”天狗裁き”(羽織脱ぐタイミングは父のほうが上手でしたね)>して下さったのですが(笑)。木久扇さんは自らの落語家への道を話してくださって。経緯からお世話になった各師匠の物真似交えて話されるもので、談志さんやら田中角栄さんやらの物真似が懐かしく楽しく聞けました。
特別付録では、親子対談にて野球選手になりたかった息子と漫画家になりたかった父の人生論が楽しく語られて、とても面白かったです(^^)。
仲入り15分入れての2時間半でしたが、長く感じなかったなぁ~。

TV番組アド街っく天国の「北鎌倉」の回で紹介されたそうで、
満席完売になったそうです。
また今回の会はBSフジで9月ごろ放映予定があるとのことです。
(詳しくは北鎌倉 お坊さん☆アカデミーのHPでも教えてくれるらしいです)

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