最新の観てきた!クチコミ一覧

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富豪タイフーン

富豪タイフーン

突劇金魚

ナンジャーレ(愛知県)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

突劇金魚「富豪タイフーン」観ました
 AAFやミソゲキで、名古屋でもお馴染みになりつつある、サリigROCKさん主宰「突劇金魚」が、いよいよ名古屋で本公演!ミソゲキ観れなかったのでわくわくしながら行きました。初日の客席も濃かった(笑)



 小さな空間が、役者の配置と身体で、大富豪の巨大な屋敷に。


 登場人物全員の価値観、人生観が、外部からの刺激で大きく何度もうねる。覚悟なく「知る」事「知らせる」ことが、どれほど恐ろしいことか…。
 普通のはずの青年が異常に、異常でしかない母が普通に見えてくる。


 傷つき、頑なに防御する心、押し込めても吹き出すコンプレックス。
 どうしてこうも、人は分かり合えないのか。バラバラの平穏。



 ユーモラスで残酷な味わい、なかなか体験できません。名古屋の皆さま、この機会にぜひ!アフタートークでは、毎回豪華地元(笑)ゲスト参加!

て

ハイバイ

三重県文化会館(三重県)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハイバイ「て」観ました
 「観たい!」を誤って東京公演に書いてしまいました…「観てきた!」は、津公演に。ハイバイは名古屋や長久手、東京で観てますが、津・三重県文で観るのは初めて。
 「て」を元にした、青山円形劇場「その族の名は、家族」は観ました。今回は円形ではない舞台、こちらの方が家らしくしっくりくる。



 演劇を観て、初めて、泣きながら笑ってしまった。


 一週目と二週目でほぼ同じ事をしているはずのに、家族がみな違って見える(特に、物静かな兄の見え方の違いに衝撃)。(事実上の道具扱いである)祖母以外の全員に感情移入。父にまでそう感じた自分が意外…
 戯曲も演出も巧み。どのタイミングで場面を切り取るかで、その人の見え方がまるで変わる。「ある女」より、むしろ岸田候補。


 岩井さんの襞(ひだ)のある演技も、あいかわらず見応えあり。
 戯曲を根幹とした演技に、周囲への敏感さが生む所作が加味され、岩井さんの精神・身体独特の、世界への関わり方が出ているのを、今回観ながら意識。(缶ビールの残りを確認してる場面で、私だけ吹いたりしてたw)



 ハイバイには、新作を連発せずとも、数年置きに「て」や「ヒッキー」の再演を望みます。
 観客が、自分の変化に気づかされるリトマス試験紙的な舞台。

 しかし、つくづく、岩井さんは私にとって(一方的に)演劇の師匠だなあ…初めて意識した演劇人、それが岩井秀人。

ゆけ!シーメイトメイツ

ゆけ!シーメイトメイツ

ヴァンデュラス

H732シアター(福岡県)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

ベタだけど楽しい
秘密基地を改修し、H732シアターとなって、初めての観劇。
ベタで楽しいお芝居でした。合間にはいるジャグリングも良いです。

ネタバレBOX

インチキ外国人とおばさんキャラの演技もフフッ。
かぶり物造型こってるのがありました。
IRIS・・・黎明の鳥

IRIS・・・黎明の鳥

DANCETERIA-ANNEX

あかいくつ劇場(神奈川県)

2013/06/11 (火) ~ 2013/06/12 (水)公演終了

素晴らしかった歌と演奏
IRISさんの素敵な声と歌の上手さに引き込まれました。またPearlさんの歌唱力に圧倒されました。ストーリーも良かったです。また会場の雰囲気と演目が合ってました。残念だったのは、装着していた小型マイクの調子が良くなくノイズが入ったり音量が不安定だったり… 会場の大きさを考えるとマイクは不要だったのでは? ピアノのソロ演奏も歌も生音の方がより情緒的でより心に響いた気がします。

ネタバレBOX

他の登場人物の感想を少々。
アメリカからの留学生…シリアスで沈みがちなストーリーの中で明るく陽気な感じが良いアクセントになってました。裏の顔があったのには少し驚き。
興業師…常にプリントを携えていた姿がやり手に見えなかった。理由があるにせよ高級な感じのファイルを持たせるなど工夫して欲しい。
(この件に加えて、ろうそく立てがいつまでも倒れっぱなしだったこと、カメラマンの方が何度となく会場を出入りしその度に外の明かりが入り込んだこと、も気になりました)
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

エキサイティングな体験型
横断幕が拡がった辺りで没入してからは、
まるで異世界へ入り込んでしまったかのような濃密な2時間を
過ごすことができました。感動というと大袈裟かもしれませんが、
確実にこころが動かされました。

しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

かわったおはなし
後半の展開にびっくりしました!
とっても面白かったです☆

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

イロトリドリの世界
お話はとにかく美しくて切ない物語。
色とりどりの森でみんなが走り回って、踊ってる。
観劇当日は物足りなさがあったけど時間が経って思い返すとちょっと違う感想が出てきたりしてビョードロは日々進化してるっていうし、なんだかスルメ的な噛めば噛むほどいいダシが出てくるみたいなお芝居なのかもしれない。
タクモは相変わらず素敵なピュアボーイで、リペンは1番普通の少年なんだけどいろんなとこで魅せてくれるし、ジョウキゲンの無垢さとタクモへの愛が切なくて、ジュペンの親子愛も涙せずにはいられない。
そして今回客演の林さんの色気がすごい。
会場に入ったとき、たまたま入口にいたユスカが挨拶してくれたんですがこれまた色っぽいの!!
どうやったらそんな色気出るの?その色気ください!!!
タクモとユスカの絆が見どころです!

行けないと思っていた2回目の観劇に明日行きます♪
どんな風に進化しているのかほんと楽しみ☆

救われるとか救われないとか私はそういう見方をしていないのでなんとも言えないけれど、お話としては良くできた童話だと思います。
何も考えず見た方が気楽に見られるんじゃないかしら?
白雪姫も赤ずきんも誰か殺されちゃうけどそんな重く見ないでしょ?(´▽`)
個人的な見解ですけどね。

獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

イキウメ

ABCホール (大阪府)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろいなぁ。
これは、おもしろいなぁ。
こんな設定を思いつくスゴイと思います。
DVD出たら買ってしまいそう。

SQUARE AREA

SQUARE AREA

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

役者さんの連携が素晴らしいです
こういうお芝居/パフォーマンスは、ホントこの劇団でしか観れないと思います。
役者さんの連携が素晴らしいです。話も、謎が最終的に解けていく感触が良い感じ。
ただ、残念ながら、全面的にすっきりするには、もう一回観る必要が、私にはありそうです。
上演時間は約90分でした。

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

これを観ずして、何を観る?
観るという言葉には語弊がある。おぼんろは観劇ではなく、参加であるから。
私も3度目の参加。語り部のみんなが参加者と屈託なくはなしている。私以上にこの場所に訪れている人も多数いるみたいだ。
始めて一人で参加している人にもまるで前々から知り合いかのように、話かけている様を見て、本当におぼんろの語り部達は人として暖かい人たちなのだなと痛感します。
席を変え、角度を変えてみる物語は驚くべきほど新鮮で、誰もがリピートしたい作品であることは、一度この作品に参加すれば、すぐに納得すると思う。
一度では足りない。全体を見渡せる席に座って一度、一人一人の語り部を追う事で、5度。最低6回はいつでも新鮮な楽しさを感じる事ができるのだと思う。残りたった5ステージ。まだたった3回しか参加できていないけれど、何としてでも、後一回はd-倉庫に向かいたいと思っています。
まだ一度もこの世界観に触れていない人たちに告ぐ。
一般の人でも、舞台関係の人たちも
絶対に見逃してはいけない作品がここにあります。
残りたった5ステージです。
千秋楽は売り止めみたいだけど、
他はまだ参加できる様子。

演劇の新しいスタイルを目撃してください。

HEY!ポール!

HEY!ポール!

山田ジャパン

シアターサンモール(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鳥肌総立ちでした!!
が、今初めてあらすじを読んで、全然違うことにウケました。
とっても面白かったです!

釣書バード

釣書バード

スポタニ♡

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

人は弱い
人の弱みにつけ込むことは大嫌いです。

ネタバレBOX

マザーと名乗る教祖が不妊の男女の弱味につけ込んでマザービレッジという新興宗教的な組織を作り、子供を欲しがっている多くの男女を集めて集団生活を送る話。

マザー自身も不妊で悩んでいたのが組織を作るきっかけでした。そして、不妊をずっと夫のせいにしていたのですが、集団生活者の中の女性が一人妊娠し、その相手がマザーの夫だということが分かりマザーの無力さが露呈しました。いずれこの事実は全員に広まることでしょう。

ホントこういう気色悪い集団が嫌いですから、組織の崩壊が予想される結末にホッとしました。

ミスユニバースジャパンに選ばれた人やファイナリストの人など、皆さんスタイルバツグンで流石でした。
千年の狐と小さな嘘

千年の狐と小さな嘘

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

草食?
ポケシお得意の「すこしふしぎ」ワールド。こういうの大好きです。
今回は冨士枝千夏が出色。

全体的には21世紀の演劇といったテイでおもしろかったんだけども、役者さんの一部は90年代の学生演劇みたいな地味さ。もちろんどちらも悪いものではないのに、その擦り合わせがいまいち、で、詰めが甘い印象を受けました。決して完成度が低いわけではなくて。
喩えるならば、ライトノベル原作を独立U局のアニメでなくフィルムで実写映画にしたような違和感とでも言いましょうか。

思うに、動員とかPublic Relationsといった点で控えめというか、野心を感じないのですね。自分たちが納得できる作品を上演できればいい、というような。

会場の仕切りももひとつでした。
開演後に入ってきた客を最前列の前の補助席まで通すって。。。

ネタバレBOX

「小さな嘘」が何だったのかわからないのです…。

「私の容姿をほめろ。」笑
こういうの観ると、けがした小動物を見つけたときどうしようか考えちゃうね〜。
しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

「日本の家族の在り方」が、変わる
舞台だからこそ感じられる、面白味。

「日本の家族の在り方」を変える、メッセージ力。


バレないネタバレを是非。


ネタバレBOX






「日本の家族の在り方」を問う、重要なエッセンスを含んだホーム・コメディだった。


とある山奥に、家族経営で守り抜いてきた“昭和の旅館”があった。
亡き両親が残した、その建物と四月一日(わたぬき)家9人にのぼる兄弟達。
答えを言ってしまおう。兄弟達は実の子ではなく、全て養子として引き取られた子供達だった。


そういえば、「3つ子」「双子」が 並ぶと、それぞれ顔が違えば、身長も違う。
私たちは、実の兄弟とばかり思い、舞台を観ていた。当初、大きな疑問が浮かばなかったのは、あまりの仲の良さ にある。


旅館内従業員居住スペース=茶の間のシチュエーションで、複数のドラマが同時進行するため、まず飽きることはない。
消費者金融の兄ちゃんの存在が、舞台に よりダイナミズムを与えていた。

「押入れの中の人」の存在を感じながら観劇するのは、気持ちのいい感覚だ。茶の間にいる四月一日(わたぬき)家の面々は知らないからである。
その意味で言えば、さくら と “謎の王子様”は出番こそ少ないものの、舞台におけるボリュームだと思う。

『劇団14歳』という名の演劇団体を把握する観客はいるか。
主に、池袋などで上演を重ねている。テーマは、「この時にしかない、魅力」だ。

年齢はズレるが15歳で養子の事実を押入れで知ってしまった彼女は 、この事実に対し どう対応すればいいのだろうか。さくらの体操着姿は、女子中学生にさえ見える。

「日本の家族の在り方」を存分に感じられた反面、現実と向き合った作品だった。さくらの大泣きぶりは、養子を認識したことが成長のマイナス要因になることを印象付ける。

複雑、混乱、世の中、現実…。


「日本の家族の在り方」は、世界各国の中で極めて保守的な基盤がある。
「捨て子」の最大の原因は、金銭的理由ではなく、「非摘出」等々の出生背景である。

仏の新しい女性大統領・ロワンド氏は、夫と事実婚の関係にあり、非摘出の子供を持つ。
例えられるケースが最近多いが、では日本の首相に非摘出の子供を持った事実婚を続ける人物が就任できるか。
西武グループ総帥・堤康次郎は隠し子がいたが、新聞・雑誌に追求されなかった。それはメディアを抑え付けるポリティカル・パワーを振りかざすことが可能だったからだ。



養子と非摘出は、全く次元の違う問題だろう。しかし、いずれも保守的な家族意識下、排除されかねない「少数派」だ。

それを、肯定することは、社会と断絶しなければならないことを意味する。
“双子”だったはずの兄弟が、養子と聞かされ、混乱する姿は まさかに「日本の家族の在り方」に基づいた反応だった。
20歳の“双子”のうち、女は激怒。男は沈黙。15歳の さくら は大泣き。

これは、四月一日(わたぬき)家の呼び方「大黒桂」(だいこくかつら)か、社会の「大黒柱」(だいこくばしら)を 取るのか、という問題に置き換えることができる。

簡単に示せば、“長女”を筆頭とする上の兄弟6人が「大黒桂」を呼び続ける、下の3人が「大黒柱」に直したい、だった。

結果も、言ってしまおう。
導かれた結果は、家庭憲法「四月一日(わたぬき)法」を修正し、各人が自由に暮らしながらも「繋がり」を大切にしていく。
「大黒柱」を受け入れながらも、緩やかに 絆を守り続ける。
新たな四月一日(わたぬき)法が生まれたのは四月一日(わたぬき家+4の団結力が備わっていたからである。


これが、「四月一日(わたぬき)家の家族の在り方」である。
そして、それは「日本の家族の在り方」を変えてしまう、根源的な「在り方」なのかもしれない。


20歳を迎えた さくらの笑顔が物語っていた。

















































































「日本の家族の在り方」を問う、重要なエッセンスを含んだホーム・コメディだった。


とある山奥に、家族経営で守り抜いてきた“昭和の旅館”があった。
亡き両親が残した、その建物と四月一日(わたぬき)家9人にのぼる兄弟達。
答えを言ってしまおう。兄弟達は実の子ではなく、全て養子として引き取られた子供達だった。


そういえば、「3つ子」「双子」が 並ぶと、それぞれ顔が違えば、身長も違う。
私たちは、実の兄弟とばかり思い、舞台を観ていた。当初、大きな疑問が浮かばなかったのは、あまりの仲の良さ にある。


旅館内従業員居住スペース=茶の間のシチュエーションで、複数のドラマが同時進行するため、まず飽きることはない。
消費者金融の兄ちゃんの存在が、舞台に よりダイナミズムを与えていた。

「押入れの中の人」の存在を感じながら観劇するのは、気持ちいいものだ。茶の間にいる四月一日(わたぬき)家の面々は知らないからである。
その意味で言えば、さくら と “謎の王子様”は出番こそ少ないものの、舞台におけるボリュームだと思う。

『劇団14歳』という名の演劇団体を把握する観客はいるか。
主に、池袋などで上演を重ねている。テーマは、「この時にしかない、魅力」だ。

年齢はズレるが15歳で養子の事実を押入れで知ってしまった彼女は 、この事実に対し どう対応すればいいのだろうか。さくらの体操着姿は、女子中学生にさえ見える。

「日本の家族の在り方」を存分に感じられた反面、現実と向き合った作品だった。さくらの大泣きぶりは、養子を認識したことが成長のマイナス要因になることを印象付ける。

複雑、混乱、世の中、現実…。


「日本の家族の在り方」は、世界各国の中で極めて保守的な基盤がある。
「捨て子」の最大の原因は、金銭的理由ではなく、「非摘出」等々の出生背景である。

仏の新しい女性大統領・ロワンド氏は、夫と事実婚の関係にあり、非摘出の子供を持つ。
例えられるケースが最近多いが、では日本の首相に非摘出の子供を持った事実婚を続ける人物が就任できるか。
西武グループ総帥・堤康次郎は隠し子がいたが、新聞・雑誌に追求されなかった。それはメディアを抑え付けるポリティカル・パワーを振りかざすことが可能だったからだ。



養子と非摘出は、全く次元の違う問題だろう。しかし、いずれも保守的な家族意識下、排除されかねない「少数派」だ。

それを、肯定することは、社会と断絶しなければならないことを意味する。
“双子”だったはずの兄弟が、養子と聞かされ、混乱する姿は まさかに「日本の家族の在り方」に基づいた反応だった。
20歳の“双子”のうち、女は激怒。男は沈黙。15歳の さくら は大泣き。

これは、四月一日(わたぬき)家の呼び方「大黒桂」(だいこくかつら)か、社会の「大黒柱」(だいこくばしら)を 取るのか、という問題に置き換えることができる。

簡単に示せば、“長女”を筆頭とする上の兄弟6人が「大黒桂」を呼び続ける、下の3人が「大黒柱」に直したい、だった。

結果も、言ってしまおう。
答えは、家庭憲法「四月一日(わたぬき)法」を修正し、各人が自由に暮らしながらも「繋がり」を大切にしていく。
「大黒柱」を受け入れながらも、緩やかに 絆を守り続ける。
新たな四月一日(わたぬき)法が生まれたのは四月一日(わたぬき家+4の団結力が備わっていたからである。


これが、「四月一日(わたぬき)家の家族の在り方」である。
そして、それは「日本の家族の在り方」を変えてしまう、根源的な「在り方」なのかもしれない。


20歳を迎えた さくらの笑顔が物語っていた。









































































ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵なパフォーマンス
音楽や照明に頼らずとも物の見事に別世界へ誘われてしまいました。
紡がれるというのはこういうことだったのですね。

メコン流れ星

メコン流れ星

ひげ太夫

ザ・ポケット(東京都)

2013/06/11 (火) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

また♪疲れちゃいました♪
もう!血圧やばいからそんなにワクワクさせないで下さい~♪
はあ~楽しかった。どどーん!

ひつじ

ひつじ

劇団CORPUS(コープス)

東京芸術劇場 ロワー広場(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

非非日常
逆に日常らしさを感じさせる程、
わかりやすくてちょいちょい笑えました。

この手のが初めての方にこそお勧めしたい催し!

ネタバレBOX

エスカレーターで踏ん張ってる狼がお気に入りです。
効率の優先

効率の優先

城山羊の会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

申し訳ないけれど
私には合いませんでした。
結局何がしたかったのかがわからず…。笑いどころでもいまいち笑えず…。
リアリティを出すためだったのかもしれませんが、声が小さかったりしてセリフが聞き取れない部分が結構あったのも残念でした。

しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

後半見もの!
本が素晴らしく、役者さんも好演で楽しめました。
伏線の点を結んでゆく様と終わりに架けての盛り上がりが
心地良かったです。

ネタバレBOX

喧嘩のシーンにアニメーションの音楽を使うことで
狙われた笑いについては好みが別れるでしょう。

ある部分において予定調和が否めませんでした。

家族の二十歳の儀式(血縁関係)が分かってからの求心力が
素晴らしく感じました。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

僕らは愛を求めるこども
フライヤーも見ていましたし、twitterで劇場内の様子も見ていましたが体験してみると大分衝撃的でした。
初めて「参加」してみて感じたことはこの人たちは演劇の力を信じているのだなあ。演劇の魅力を理解しているのだなあ。ということでした。
ジョウキゲンの見せてくれる生きることへの純粋な喜び、愛情への一途な憧れは自分の中の当たり前になって死んでいた強烈な感覚を甦らせてくれました。
特に今自分自身が恋をしているので共感する部分が多かったです。
人間の本能的、根源的な望みが描かれていて、あの壮大な世界観を5人(と観客全員)で立ち上げていることがすごかったです。

ネタバレBOX

ずっと親友であるユスカのためにジョウキゲンに対して嘘をついてきたタクモが「ワクチンを打ったから種になったりしない。」と言う場面。
タクモは最後にジョウキゲンのための嘘をついてあげたんだなあ。と思ってうれしくなる。
言葉にしなくてもジョウキゲンの願いを叶えてあげるタクモとやっと抱きしめてもらえたジョウキゲンの姿。
結びつきたい。つながりたい。
その一瞬のために人は悩んだり、苦しんだりするんだろう。
物語の終着点は絶望になるのかもしれない。けれどとても希望を感じられるラストだった。

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