最新の観てきた!クチコミ一覧

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劇場版 DOGIMO

劇場版 DOGIMO

劇団伽羅倶梨

八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)

2013/06/15 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラブラブ(ノ´∀`*)
庄吉どん&おこんちゃんが、ずっとイチャイチャしててかわゆいっ(ノ´∀`*)
美しく燃える狐火のときも、仲良くイチャイチャ(ノ´∀`*)

ノリがよくて、テンポが良くて、
声だして笑って、最後にじんわり涙が浮かんで。
HAPPYな愛に満たされた\(^o^)/
大好きな人たちを、もっと愛おしくなる。

うちらも、山小屋ランプにたまたま居合わせた人間なのだね。

人間が、勝手に騒いだり悩んだり。
そんな人間のことなんて関係なく、
けどまた、ステキな愛を伝えるために。
100年後も待ってるよ(*^_^*)

『千葉さん』

『千葉さん』

(劇)快心劇

ワーサルシアター(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

いい話でした
↑小説書く方の脚本ということで。
HYP39でみた白井さんは素がこわい人かと思ってましたが面白かった。

ネタバレBOX

あんな若くてかわいい奥さんほっといちゃいかんやろ。
劇作家女子会!

劇作家女子会!

劇作家女子会×時間堂presents

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
気鋭の女性劇作家4人のオムニバスどれも楽しめました。途切れのない連続上演で緊張感を持続できたのがよかったです。強いて言えば、「親指姫」がベストかな。

千年の狐と小さな嘘

千年の狐と小さな嘘

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは面白い
時代劇でラブコメで少女漫画(笑)何のことやらと思うかもしれないが、漫画好きやラノベ好きにはたまらない話だと思う。
不満も多少あるが、期待値を込めて5。
詳細はネタバレにて。

ネタバレBOX

最初はいきなり時代劇から始まる。見ごたえのある殺陣やダンスもあり、盛り上がるが、少々長く感じた。

しかし、次のシーンから、時代は一気に現代に移る。冒頭の雰囲気はどこへやら、主人公真治と、それを追いかける妖狐玉緒、そこに真治の兄弟や、真治の経営するスーパーの従業員も巻き込んで、真治、玉緒、真治の仕事仲間だったあずみとの三角関係を中心とした、ドタバタラブコメが始まる。ここからが本番。

まず脚本が上手い。ただのドタバタの中でもしっかり話を進めて、ラストの落としどころやエピローグも素晴らしい。2時間飽きさせないテンポや話の畳み掛けも見事なもの。

役者も水準が高いように思えた。三角関係を構成する三人の安定感は見事。特にいろいろ時代の演じ分けをする玉緒役の女優の実力には目を見張った。
脇役も魅力的だ。兄弟三人のコンビネーションは見事。ライバル会社の女社員と唐揚げに感情移入するスーパーの店員もとても良かった。

惜しむらくは、ごく一部の役者が明らかに足を引っ張っているレベルであること。出演者が多ければ多少は仕方がないのであろうが、実力のある人間で固められたら、もっと売れるのではないかと思ったりもする。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

懲りずに日暮里へ足を運んでしまった・・・
千秋楽は事前予約終了のアナウンスがあったので、これはまずいと、もう一度、足を運んでしまった。
会場前から、劇場前には長蛇の列。劇場に入り、劇場中央の受付に行くまでに、劇場内から聞こえる参加者の声などを聞いていると、リピーターの割合がなんと多い事か、そんな私もその一員であるのだが・・・
今日はどこの席に座ろうかと迷っていると、語り部が声をかけてくれる。
「あっ、○○さん!今日はどこの席にします!?」
私が、おぼんろのに舞台を観始めて数回、今回に限っては3回目だが、名前を覚えてくれているのだ。こんなに嬉しい事が他にあるだろうか?
私だけではない、来る人来る人に、語り部が名前を呼んで声をかけている。
出演者が、友達でもない一観客の名前を覚えているなんて、こんな劇団が他にあるのだろうか?
一般的な舞台は客だしの時に知人との面会ができるかどうか、という所だが、おぼんろは本当にその場所に訪れる全ての人間を大切にしようと思っているのだなと思う。
紡がれる物語もさることながら、おぼんろの人気を支えているのは、
一人一人を大事にしていることだ。
これから、きっともっと大きくなっていくだろうおぼんろにとって、
動員数が伸びれば、当たり前のように、触れ合う人間がふえてくる。
全員を全員覚えられるはずがない。
それでも、彼らは、不可能を少しでも可能にしようと、
がんばっているのだな。
応援せずにはいられない。
16日の千秋楽は事前予約分には完売らしいが、当日券がでるらしい!
これが最後のチャンス。明日、早めに打ち合わせが終わったら、当日券狙いで再度、劇場に向かおうと思う。

「ラフ~絵のある風景」

「ラフ~絵のある風景」

[DISH]プロデュース

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ラフに観る作品
短編集というと3~4本のイメージがありましたが、20本ぐらいで短編集と言うより断片集?
特にオチめいた事のない話もあったりしました。
狙い通りだ思うのですが、リラックスして観るのが正しい作品だと思う。

楽しかったです。


スタッフワーク○。
開演押した時に、一言、ごめんなさいが言えるところは総じて他の部分も良い。
前説していた制作のかた、やけに存在感があったなぁ。
客席案内をしていたかたも丁寧で良かった。

ネタバレBOX

何でも無いような日常の一風景の様な話しから気軽に笑える話しまで、結構楽しめた。
こういった役者が何度も着替える作品では舞台裏のドタバタを想像するのも面白いです。
冒頭、その部分をネタにしてたりもしましたし。


話数が多かったのでいくつか少なくして、掘り下げる作品がもうちょっとあった方がなお良かったかも。
てかお話によっては、「これ続き見せてよ」と思う作品も(笑)
でもオチの無い話の方が難易度高いんでないかいとも思ったり。


画廊とかで、絵画を見る時、全員かなり絵に近い目線になってたのだけ気になった。
絵の見方知らない人でも本能的にもう少し離れて見るんじゃないかなと。


話の中でとはいえ、役者の役、に見立てた人たちを「もう呼ばない!」と言ってしまったのは美しくなかった様に思った。
しあわせの支度

しあわせの支度

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

家族モノ良作
今年に入って月一くらいのペースで公演してるみたいなので気になっていました。
正直、作品によってクオリティの振り幅がでかいかもしれないとは思ったのですが(まあ失礼な話ですが、過去の感想とか見るとそんな雰囲気があったので)、とりあえずこれは当たりだったかと!

あ、作品によって作・演出が違うから、かな?


空・鈴とWキャスト体制で、アンケートには観た日時の他、どちらのキャストだったか書かせる欄があったが、客全員がWキャストの違いを気にしているかと言ったらそうではないです。

日時が分かった時点で団体側には分かると思うので、その欄は蛇足だと思います。


家族モノなのですが、何か独特の雰囲気があった。
自分は家族があまり好きではないのでなんですが、自身の家族に思い入れのある人ほど響くんじゃないかなあ。
逆にいうとそんな自分でも楽しめた。

ネタバレBOX

大黒桂とか、三兄弟の順番とか、押し通されると明らかな間違いでも観てる側はスルーするものだなと。
何気にそれが一番感心しました。

たまに家族モノだと登場人物が多すぎると感じる事もあるのですが、おおいけど気にならない、の枠に収まってたと思う。

父親をばっさり切ったせいだったり?


話の執着は結構オーソドックスなところに落ち着いたけど、儀式とかにカモフラージュされて序盤で気づいてしまう、とかは無く良かった。


ラストの花にスポット当たっていたのは見えない人もいた様な気がする。
アトミック☆ストーム

アトミック☆ストーム

流山児★事務所

座・高円寺1(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめた
流山児と聞くとアングラのイメージがあるが、それが中屋敷の演出と佃典彦の脚本と見事に融合して、非常に心に訴えかけてくるエネルギーが渦巻いている。素晴らしかった。

ライダーになれなかった人のための

ライダーになれなかった人のための

カムヰヤッセン

スタジオ空洞(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/24 (月)公演終了

満足度★★★★

多いに共感 ♪♪
面白かった。みんな”ヒーロー”に憧れて飛び込んだ業界だったはずなのに、シビアな現実の中でいつの間にか自分が抱いていた夢を忘れていってしまう…。

とってもくだらないんだけど、日々の生活の中で忘れかけていた”何か”を思い出させてくれる。そんな舞台でした。

ネタバレBOX

とは言え、「仮面ライダーディッシュ」はさすがに観たいとは思わないなぁ(笑)。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

言葉が無い!
観終わって、すぐには言葉がありませんでした。
やられました!…(:_;)
理屈抜きで、演劇の力を感じました。
演劇愛ですね!
演劇の力をもっと信じよう!
そう思わせてくれる舞台でした。
ありがとうございました\(^o^)/

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ビョードロ ~月色の森で抱きよせて~/劇団おぼんろ
おぼんろさんの世界観、あれはずっと続けていってほしい。

想像力、
一体感、
艶やかで美しい物語り、
ゴミ美術、
役者の息づかい、
物音、
空気、
近さ、
語り部、
演出…。
これだけじゃないおぼんろの全てが魅力的魅惑的で一目惚れしてしまった。
誘ってくれた先輩方に感謝。

ビョードロは、
叫び出したくなるように締め付ける切なさの周りを、
綺麗でどこか神秘的な冷たい美しさが包み込むようなそんな感覚だった。
不思議な気持ちでふわふわと自宅に辿り着いたけど、すごくいい気分だった。
自分達の演劇へのいい刺激になった。やっぱり舞台に立つのは素敵で素晴らしいと実感。
おぼんろさんに多大なる感謝と尊敬の念を。
本当にありがとうございました。

平成25年6月歌舞伎鑑賞教室「紅葉狩」

平成25年6月歌舞伎鑑賞教室「紅葉狩」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2013/06/02 (日) ~ 2013/06/24 (月)公演終了

満足度★★★

歌舞伎初鑑賞に適した公演
初心者でも楽しめるように、上演前の解説やしっかりした作りのパンフレットが用意されていて、70分程度の上演時間も丁度良い感じでした。

『紅葉狩』の上演の前にまだ十代の中村隼人さんと中村虎之介さんによる30分間の解説があり、親しみやすい語り口ながらしっかりとした内容で、分かり易かったです。何もセットがない状態で回り舞台やセリを動かすのを見ることが出来て良かったです。

平維茂を一緒に紅葉を観ましょうと引き止め、酒を振る舞い、踊りを舞うた更科姫が実は人を食う鬼だったという物語で、踊りも立ち回りもユーモラスなシーンもある、、盛り沢山な内容でした(悲しいシーンはありませんでした)。紅葉が散り、薄暗い中を雷が光る中の立ち回りが美しかったです。
竹本・長唄・常磐津の掛け合いに迫力があり、引き込まれました。

更科姫を演じた中村扇雀さんの曲芸的な扇の扱いや、姫と鬼の声色の使い分けが良かったです。
山神を演じた虎之介さんは台詞に関してはこれからだと思いましたが、若者らしくバネが利いていてリズム感の良い、しなやかな踊りが印象に残りました。

学校の行事として高校生が団体で来ていて、始まるまではとても騒々しく鑑賞条件の悪さを覚悟していましたが、開演すると最後まで集中して静かだったのが意外でした。

フライング北海道

フライング北海道

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

「SFコメディ」の到来!


「北海道」への、身体を張ったオマージュ。


バカバカしいけど、展開が気になる…。


バレてないネタバレを是非。


ネタバレBOX


「北海道」は、日本列島になくてはならない一部である。
よく本州の立川山脈が背骨といわれるが、「北海道」は この国のお頭だろう。

もし、その「北海道」に彗星が衝突することが科学技術庁により測定されたら、私達は どのようして白い大地を守るか。


飛ばすしかないでしょ。




SFコメディの到来を期待させる、「北海道」「コメディドラマ」に対するオマージュで溢れかえる2時間だった。


「密室ほど、面白いものはない」。
民間の“フライング北海道”ミッションに携わるのは、極秘研究チームに加え システムを開発した科学者の孫と幼馴染、それに普段は地下のホームで暮らす「艦長」、北海道知事の面々だ。
この研究チーム自体は国から依頼を受けた機関ではあるが、突如として政府が指令系統の乗っ取りを試みる!

さあ、札幌時計台に造られた密室の操縦室は、政府の妨害を持ちこたえ、道民500万人を守れるのか?

大切なことなので、もう一度 言います。

では、どうするか?


飛ばすしかないでしょ。



「バカらしい」という声が聞こえる、そういった舞台である。
とにかく腹を抱えて笑える。
未来操縦室 ありがちな、カラーボックスと白熱電球の組合せではあるものの、「北海道を飛ばすための操縦室」として観客は受け入れる。
『北の国から』田中邦衛風のチームスタッフ(主人公の父親)が登場しても、先端テクノロジーを受け入れることができる。

それは、みんな「北海道」の「白い恋人」を変わらずに食べたいからだろう。
賞味期限粉飾の不祥事が あったって、僕達が「白い恋人」を思う気持ちは 同じ。

そう、「北海道」を思う気持ちが、“フライング北海道”に任せたい観客の総意を生むのだ。

任せたい総意は、政府が国民を戦争に駆り立てるプロモーションとして造り上げていく。
単純に笑えるSFコメディだったが、政府のプロパガンダをメタメタに刺す東京新聞 なら見逃さない舞台構成である。
もちろん、彼ら研究チームは政府に抗する民間組織の設定だっため、明確な意図は ないものと考えるが。

私の「面白い!」ポイントは、北海道知事だ。

密室指令室に登場した知事は派手な服装の女性。耳たぶが心配である。
あれ?、現実の北海道知事も 似たような方だったような…。

指令室に登場した知事は、
「わたしに何ができるか?」
「わたしに何ができるか?」
「わたしに何ができるか?」

を繰り返す。


ブレア元英国首相ばりに「教育」「教育」「教育」を連呼したのだと思ったが、カンペを読んでいるだけだった(とほほ…)。


歌番組でチャンネルを変えられるランキング1位の「演歌」は明治時代、「演説」の中から生まれたジャンルである。日本人にとって「演歌」は古臭い。系統が一つであった「演説」=政治家を古タヌキと感じ取るのも無理はないのだ。


「北海道」に対するオマージュが あったとすれば、こちらも「政治家」に対するオマージュである。
後者の場合、動物園で見物客がごった返すなか笹をくわえるパンダへ抱く 、「ご苦労様ね」の感も含む。


“笑い”の起爆装置は、身体を張ったからこそ点火する。
役者なのに顔面銀色、全身タイツマン…。
「マッキー」でシワやヒゲを描いた結果、パンフレットの写真と見分けがつかぬ人々…。
狭い箱の中に上半身裸で閉じ込められる人…。

“ここまでするか”、いや、“だから ここまで 面白い”のだ。


「諦めるんじゃねえ。俺たちは諦めねえぞ」(by破砲士)

「もっと、色んな星座を 教えたかったです」(by 自身と引き換えに彗星を爆破する直前の道産子ロボット)


道産子の声が聞こえるか?


冷蔵庫を、凍らせないための道具として使用する道産子の声が。


私には聞こえる。『北の国から』の田中邦衛が“ルールル”とキツネを呼ぶときの声。


しかし、やってきたのはキツネではなかった。
SFコメディの到来である。




















































バイト

バイト

カスガイ

テアトルBONBON(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

俺の世界
面白い。井上製紙のチケットもいい感じ。

ネタバレBOX

井上(玉置玲央)が社長の井上製紙の会議室。集められたバイトらに、同僚の女が死んだから自白遺書書いて死ぬ人間を選べと、社長が告げる…。
井上の幼馴染である日高(山崎彬)以外は、出所してきた面々。そんなバイトらを人間扱いしない社長に、バイトらはビクビク。トイレを禁止された村田(岡田あがさ)は失禁し、社長の愛人的同僚の女のことが好きだと舐めた態度の百日(村上誠基)は、首元噛みつかれる。
女が持ってたICレコーダーを再生し、犯人役を買って出る日高。そして、女が日高をすきだったこと、日高が井上の母の死に関わっていたこと、社長が女の手首を切って食べようとしてたこと、その手首を日高が食べたこと、日高の記憶障害が嘘だったことを、棺おけのような舞台の中、ぶつけ合う二人。そして、日高は井上を殺し手首を奪う…。

キレた社長を玉置が好演。もっと暴力的でも爬虫類的でもいいけど。OPのあの笑みは気色悪くてよかった。
もう一人のキーマンである、日高を演じた山崎も、朴訥な雰囲気がうまい。終盤は、井上を飲み込むくらいの狂気が観たかった。

舞台には登場しない女に対して、皆(社長含め)なんらかの気持ちを持っててとこと、井上と日高の特別な関係ってとこが、終盤のシーンで爆発する構成。中盤まで大人しい日高が、どう牙を剥くのかに注目しとけばよかったと思った。「俺の世界」だと言い切る社長とか手首カットとかいい素材だけど、欲をいえばヌメリが欲しかった。つながりがテーマという話もあったけど、そのつながりから出るヌメリが。

演技も達者でテンポよくて面白い、集中できる110分だった。その反面もう一声とも思った。
音楽良かった。村上の笑いを引き出すテク?がやはり上手い。
贋作マクベス

贋作マクベス

夢幻舞台

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/03/15 (金) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★

楽しみ方
私が大学時代に所属していた演劇サークル・夢幻舞台。

その卒業公演を観に行ってきた。
出演しているのは、もはや顔を合わせた事もない後輩たち。

どういうスタンスで見ればよいのやら戸惑った。

出演者はとても楽しそうである。
それは良い事なのだが、その楽しさが、はたしてこちらに伝わってこない。

演劇の楽しさ、というよりは、
サークルの楽しさ、なのである。


それが私は楽しめなかった。

誰に向けられているのかも朧気な台詞たち、
人前に、舞台に立っているという事に無自覚な俳優たち。

と、こんな事を書いてみた所で、
結局「演劇」というものに求める理想とか楽しさみたいな物が、
私と彼らとでは違うのだろうから、
ただの口うるさいOBとなってしまうのだろう。

しかし、これだけは言いたい。

人様の時間をもらって舞台に立つわけだから、
それ相応の覚悟を決めた方がかっこいいぞ、と。

マクベス夫人(井内友理恵)は結構良かったんだが。


しかしこの『贋作マクベス』という戯曲、
私が高校の頃の時代の空気がすっぽり閉じ込められている。

J-PHONEに届かないメール、モーニング娘。、踊る大捜査線。

知ってる人にはよく分かる話だが、
今の高校生とかは、この戯曲とどう向き合っているのだろう。

中高の演劇部にはなかなか人気の戯曲だろうから、
これがどう上演されているのか、非常に気になる所である。

みよかなPOISON

みよかなPOISON

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

痛いんだけど、笑いたい。
ドキリとする演出の連続に、笑うタイミングでは、ついつい遅れてしまいました。

ネタバレBOX


「謎のセレブ」と「霊能者」両者の人物像の作り込みが浅い気がした。
メコン流れ星

メコン流れ星

ひげ太夫

ザ・ポケット(東京都)

2013/06/11 (火) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

どっど~ん!
ず~っと気になっていたのに、やっとの観劇。なんだこれ?すげ~面白い!

劇作家女子会!

劇作家女子会!

劇作家女子会×時間堂presents

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な恋愛物でした
特に親指姫というタイトルのものが面白かったです。
その他、全体的な雰囲気も個人的に大変好みでした。

千年の狐と小さな嘘

千年の狐と小さな嘘

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

新境地×新境地=傑作
冒頭は妖狐封印、な時代もの(じぇ?)だが本編は基本的にラブコメディ(じぇじぇ!)と、新境地の二段重ね(じぇじぇじぇー!)。
そんな中に生き永らえる孤独や人を想う切なさなどを織り込み、腐女子や「浄めの塩」などの小ネタで彩った秀作。
「呪いをかけたのは誰か?」やエピローグも巧くて大いに満足。

釣書バード

釣書バード

スポタニ♡

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

女子のしあわせ
美女が演じることに意味のある作品だった。

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