「夢の水底、泡沫の檻」・「夢幻廻廊」
風凛華斬
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
夢の世界
物語は分かり易く、楽しめた!
全8部(物語5、ライブ3)で構成され盛りだくさん。
その分、役者陣がちょっと忙しすぎたか(笑)。
上演時間1時間45分。
ネタバレBOX
劇場に到着し、受付。この劇団の受付はいつも笑顔の対応でgood!
前説で脚本・演出のSINさんが挨拶。
グダグダでちょこさんに「何回やってんの!」と怒られていた(笑)。
チャレンジに溢れた公演であったが、8部構成はちょっと忙しいかな。
役者陣も着替え大変だっただろう。
ライブは楽しめたが、3部ではなく1部に集約しても良かったかも。
殺陣シーンも良かったが、ちょっと多く感じた。。
物語はどの作品も印象に残っているのだが、「サイレントクリスマス」が
好きかな。ありきたりでベタな作品になるかもしれないが、これだけで1本みてみたい(笑)。
「英雄」もサワリだけでだったので、もっと観たかったな。
「同棲始めました」もなかなか。
冷やし中華始めましたみたいなタイトル(笑)。
作品自体は面白いし、皆さん好演していたがもっとコント仕立てで弾けた感じに仕上げないと笑いは半減してしまうかな。
「夢の底」、「夢の檻」
役者陣の役柄がはまっていた感じがした。
あれっ?と思うところもあるが、明るい結末で良かった。
少し暗い感じのする肇、元気な双葉。
アリス思ったより、いい人すぎ。ちょこさんには悪役でいて欲しい(笑)。
体調が良くなかったのであるが、何とか観劇できて良かった。
いつものように飴ちゃん袋(出演者の写真、コメント付き。収益は被災地へ全額寄付。)を購入し、帰途へ。
バイト
カスガイ
テアトルBONBON(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
役者を見せる舞台
描き出される世界の骨組みには
どこかルーズな部分も感じるのですが、
そのことが、役者たちが紡ぎ出すロールの
色も、質感も、息遣いまでをも、
裾野にまで解くためのスペースのようになっていて。
舞台の空気には物語の枠組の中でタイトに縛られることなく
むしろ定まりきれない揺らぎが常にあって。
その中にキャラクターを定め、色を醸し、場を感じ、対比を生み、
ミザンスを作り、自らも他のロールたちも映えさせていく
役者たちの一人ずつの底力にぐいぐいと引き込まれていく。
これは役者を見せる舞台だなぁと思いました。
ネタバレBOX
終わってみれば、
物語のコアには、社長と罪を負わない従業員の二人が浮かび上がり
そのロールはしっかりと色を定められ
揺らぐことなくきっちりと作りこまれていて。
一方でその世界に繫がれることを強いられた
他のロールたちのありようが、
二人の世界に重なり、
とてもビビッドに空気を織り上げ
観る側をも、そのなかに引きづり込んでいく。
役者それぞれが台詞とともに描き出すキャラクターの世界も
しっかりと観る側に置かれるのですが、
むしろ、同じ場にあって、
自らのロールを粛々と紡ぎ続ける
他の役者たちの貫きが凄い。
その身体や、表情や、テンションが紡ぎ出す
感情や想いのありようや強さが、
常に表情を持ち、色を変化させ、場に一期一会の如き
揺らぎを与えていく。
どの一瞬に、どのロールをながめても、
そこには刹那の想いと息遣いがあり、
対面客席の中、背中の演技を晒す役者からも、
その感情の切先をしなやかに受け取ることができるのです。
物語の枠組に定められたロールたちのタフな状況と
バイアスの掛け方が
役者たちの演技を縛るのではなく、
むしろ、それぞれの演ずることへの想像力や瞬発力や持久力を
刹那ごとにしっかりと解き放つ仕掛けともなっていて。
それを足場にして、ロールを単なる物語の色に染めず、
場ごとの命を与え続けていく役者たちの力量にひたすら見入る。
初めて拝見する役者はおらず、
もれなく、他の舞台での秀逸なお芝居が記憶に残っているのですが、
なにか、それぞれの役者力に、改めて惚れ直してしまったことでした。
正直に言って、
描ききれていなかったり、埋もれてしまった
部分もいろいろに感じたりはするのです。
たとえば、ロールたちのその場に至るまでの日常の肌触りとか、
コアを支えた二人の感情の積もっていく質感とか・・・。
でも、そうであっても、
脚本や演出のこの物語へのフォーカスの定め方が、
役者の底力を見せるという部分では
功を奏しているようにも思えて、
観る側に意識をさせず、
一方で舞台を際立たせていく音の使い方もうまい。
美術にもセンスがあって、
生き物のような舞台のベースをスタイリッシュに支えて。
観終わって、
コアを背負った二人の役者の終盤のシーンにも息を呑みつつ、
単に物語の顛末を知ることの充足感に留まらない、
出演者達それぞれが切り出した
刹那ごとに生まれたライブ感のようなものにこそ
しっかりと掴まれておりました。
A love story
もしもしガシャ~ン
タイニイアリス(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★
もどかしい気持ち表現できましたか?
初見でしたが、奈尾という男個性の塊という印象。
芝居はどこまで台本でどこがアドリブか解りにくく混沌。
妹が探してた兄の正体が・・・・・とは。
深く考えず観ると楽しめるかもしれない。
共演者の声ちょっと訊きたい気がする。
ライダーになれなかった人のための
カムヰヤッセン
スタジオ空洞(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★
熱トーク
熱かったです。
ネタバレBOX
背中に手を添えて、人生について何かを話し掛けてくれるようなちょっと切ないものを期待していましたが、そうではありませんでした。
仮面ライダーにはなれないことに気付き、仮面ライダーになるには改造を受けなければなりませんからね、それではと、ライダーの中に入るアクション俳優になりたいと思ったりもしたけれど、それをスーツスターって言うんだ、最初何のことだか分からなかったです、でもやはり特に目指したわけでもなく、そして仕事を選ぶときもライダー関連の職種を選んだのかというと明確にそうだとも言えず、それでも今では仮面ライダー新シリーズの企画会議に呼ばれる立場の各業界の人たちの、プロデューサー不在の中で企画会議が次第に熱を帯びていく様子を描いた話。
一応決定していた新シリーズの企画がスポンサーの反対でダメになりかけているということで、初めはお互いに二流どころをけなし合っていたものの、次第に代替案がまとまっていき、みんなで勝手に熱く盛り上がっていったところで、米国のスポンサーの許へ行っていたプロデューサーからスポンサーを説得できたので元のままでいくという連絡が入りシャンシャン。
美少女系ライダーや、ブリやハマチをモチーフにしたライダーは次回シリーズで活かしてくださいね。熱いトークは決して無駄ではありません。一流どころへ一歩前進です。アイドルの弱味につけ込んでいるアシスタント・プロデューサーを除いてね。
ラ・シルフィード
東京バレエ団
東京文化会館 大ホール(東京都)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
若手によるバレエ・ブラン
若手がメインキャストを勤める公演で、幻想的で美しい、正当派のバレエを堪能しました。
婚約している男の前に現れた妖精シルフィードに引かれ、結婚式をすっぽかしてシルフィードを追い掛けたものの、魔法使いの策略に掛かり、2人とも死んでしまうという悲しい物語ですが、終盤で急に悲劇的色彩を帯びるまでは全体的に可愛らしくて楽しい雰囲気が強かったです。
第1幕ではアイボリーを基調としたセットの中で赤と青の衣装を着たダンサー達が踊り、ラ・シルフィードの純白の衣装が際立っていて非現実的な感じが良く出ていました。幻影を表すのに実物大の映像を壁面に投影していて、効果的でした。
第2幕は森の中のシーンで、真っ白な妖精達の群舞が美しかったです。多彩なフォーメーションの変化がありながらも動きが統一されていて綺麗でした。
宙吊りや水平に移動する装置を使って重力に反した動きを見せ、さらにスモークや照明で幻想的な雰囲気を生み出していました。
派手なテクニックをひけらかす感じではなく、控え目な印象の振付でしたが、動きやポーズの細部まで丁寧に作られていました。
音楽はオーケストラの生演奏だったものの、コンサートピースとして演奏されるバレエ音楽に比べると単調に感じられて、あまり印象に残りませんでした。
ステキなタイミング【ご来場誠にありがとうございました!】
円盤ライダー
HOTEL SHERWOOD(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★
ホテルマンのサービスとは
ホテルのラウンジを利用したホテルマンのサービスのコメディ。
ラウンジ中央で演じ、360度客席の配置。
ラウンジがセットなので、とても雰囲気がある。
出演者も演技達者揃いでとても楽しかったです。
皆が幸せになるなら、時には嘘も必要と考えているホテルマンが多くいれば良いと信じてます。
みよかなPOISON
lovepunk
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネガティヴ系
たくさんの悪徳が詰まった怖い作品でした。
表現力と迫力凄い!
パラノイアショー op.136
hi-pine company
吉祥寺シアター(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
これでパラノイア?
おこがましい。陳腐で徹底するならそれはそれで、面白いのだが、勉強していないことが明かな独りよがりで、大仰な観念を並べられてもシラケルばかりだ。面白く感じた所は、意識的に創られた部分ではなく単にハプニングが、偶然に齎した結果であろう。
太い幹での作業が全然、行われていないことが明らかで、それを小手先で誤魔化している。それが、見抜けない観客ばかりだと思っているとしたら、哀れである。
『SEE YOU』!!アフタートーク開催決定!!
素晴らしき青春第七幕
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/17 (月)公演終了
満足度★★
うーーん
率直な感想です。開始30分で帰りたかった。
良かったのは入りと最後の部分だと思います。
一般1200円は高いと思ってしまう作品でした
ネタバレBOX
細かく書かせていただきます。
アングラだと思うのだが、客への問いかけではなく、客への押しつけが強いため見ていてカチンとくる
意味がないものが多すぎる
恐らくキャストはわかっているのだろうと思うが、身内だけが分かる台詞を使わないで欲しい。同じセリフが多すぎる。リフレインの使い方を間違えているのでは?あれでは説明のし過ぎになっていると思う
中学生が書いたライトノベルのような言葉が多すぎる。
正直言うとカップルやカップルの友達・親子全員の会話がなくても物語は成立するのではないかと思ってしまうぐらい薄い。幽霊と水質検査の人の話を膨らませればいいのでは?と思った
歩き方が男性全員おかしい。特に父親役の人
主役の女の子2人は僕っ子がやりたいのか、少年をやらせたいのか分からない。衣装がものすごい記号論的発想で安直
キャスト全員、セリフが一辺倒のため眠くなるし飽きる。
プロッキングしてるのかな?と思うくらい動かなすぎる
神様?の台詞回しは明らかに違うと思う。衣装もおかしい。黒一色だと神様ではなく悪魔に見えるのでは?
舞台を九州地方にした意味は?
カップルは部屋にいるのになんで靴履いてるの?と思ってしまった。アメリカじゃないんだから.....
セリフの落としどころや立たせどころがなさすぎて耳にも脳にも残らない
水を使ったのはすごく良いと思ったのだが、見ていて「綺麗だから使いました」感がある気がする
パンフレットのお言葉欄にチョコレートとかなり書いてあったので、物語の重要なファクターだと思っていたが何もなくてちょっと残念。ファクターつながりで煙草という物があるが、なんのためにあそこまで使ったのか正直分からない。説明台詞はあるが、もしあの台詞で説明しただけなら、煙草はいらないものだと思います
消失
もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡
相鉄本多劇場(神奈川県)
2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
愚かな我々に贈られたエチュード
我々、科学技術の恩恵を受けながら、日々、愚行を繰り返すヒトという生き物の漠然と感じている終末的不安を顕した作品。
ネタバレBOX
舞台は、最終戦争勃発後、かつて未来を夢見たヒトが移住用に打ち上げた人工の月が空に掛かる世界。第一陣の移住者たちは、既に移住を終えていたが、その後の状況の激変で、彼らへの支援や、後発移住者の入植も行われず、今では、死に絶えていると思われる月だ。
そんな2つの月を眺めながら、中年の兄弟が暮らしている。二人とも未婚だが、弟は、結構もてて、兄が、大好きである。ところで、最近、弟は、スワンレイクという3つ年下の元教師にぞっこんである。初めは、相手にしなかった彼女だったが、訪れた兄弟の物置きに、彼女へのプレゼントの証を見付け、心を動かされる。話をしてみると話題も合い、二人は急速に近付いて行くが、弟は時々、頭痛を訴え、調子を崩す。すると、兄の友人、ドーネンがやってきて治療をしてくれるのだった。但し、ドーネンも、最近、物忘れが酷くとんでもないミスをやらかす。
他方、兄弟の家の2階に間借りをしたい、という女性、エミリアが現れた。彼女の夫は、第一次移住者、彼女も追って行くはずであったが、最終戦の結果、シャトルが飛ぶことは無かったのである。結果、夫は、亡くなっていると考えられるが、その具体的手続きはできないまま、宙吊りである。
ところで、この家の電気やガス、水道などは、何が狂ったか頓珍漢な状態である。水は時に苦く、時に濁る。水道から歯が流れ出たことさえあった。ガスのスイッチを捻ると水道が出る。といった具合なのだ。そこで、ガス屋に修理を頼むが、出張して来た人物は、実は、探偵だとエミリアに明かし、彼女に協力を求める。
探偵がやってくるのは、弟のつきあって来た女性の失踪に絡んでの事だと思われた。謎を明かしてゆくのは、実は、知り合いであったエミリアとスワンレイクである。エミリアの夫は、スワンレイクの同級生で、彼女に目を潰されていた。エミリアは、結婚後、夫からスワンレイクを紹介されていたのである。そのスワンレイクは、弟からアルバムを見せて貰うが、そのアルバムの1枚1枚の写真について細かい説明をしてくれる弟の写真は1枚も無いのであった。他方、彼女は、失踪している、前の弟の彼女に家を訪ね、母と会い、前の彼女と弟が一緒に映っている多くの写真を見ていた。彼女は、この事実のギャップに不信感を抱く。
その後の情景では、買い物に出掛けた女性達の留守中に弟のケアをしている、兄とドーネンの姿が描かれる。
最終に至るシーンで、兄と弟、ドーネンの関係、失踪事件の顛末、スワンレイクと弟、探偵、実は、管理局員、等々の実相が明かされてゆく。が、上演中なので、ここは明かさない。ちょっと面白い仕掛けがある。
地球
チームまん○(まんまる)
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
面白かった
意外と(といっては失礼か)まともで,ストーリーもしっかりしていて,気楽に楽しめた。下ネタもそんなに過激ではなく,女性同伴でも大丈夫なもの。ただ,下ネタを期待して行った人は確かに肩透かしを食うかもしれない。
ネタバレBOX
言いたいこと,励ましたいことは,わかるんだけど,優秀な遺伝子(精子)といっても相対的なモノでしかないので,大奮闘レースを勝ち残ったからって,絶対的に優秀なとは言えないよね。だから,最後の方で全員で「S○Xしよう」と言ってたのも的外れになるのでは。
リスボン@ペソア
重力/Note
BankART Studio NYK(神奈川県)
2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
特異性を良く表現
序盤で、種子島への鉄砲伝来以来、日本人には余り馴染みの無いポルトガルについての説明が為されるが、この辺りは親切な導入と言えよう。
ネタバレBOX
日本では、Pessoa自身を知る人も多くあるまい。かく言う自分も初めて知った。存在の中枢を降りてゆくことによって、彼は、その中心に空虚のあることを悟ったのではないか、と感じる。その意味でハイデガーに近いのではないか、と。生没年を調べてみると、ぺソアの方が、1年早く生まれている。但し、没年は、ハイデガーの1976年に対して、ペソアは1935年である。
一方、ハイデガーの生まれたドイツは第一次世界大戦に敗れ1918年には、大変な精神的危機に陥っていた。その深刻さは1945年を凌ぐと言われる。
他方、ペソアの生まれたポルトガルは、大航海時代の先鞭をつけておきながら、対スペイン戦争で敗れて以来、その栄華は、地に落ち、リスボンでの大地震の影響もあって、国力の衰えは、誰の目にも明らかであった、と同時に栄華を極めるスペインに対する劣等感は、並大抵のものではない。それが、現在迄続いているのが、ポルトガルという国である。
これらの社会的条件が、ペソア及びハイデガーの持つ精神的傾向に類似を齎していると感じられるのかも知れぬ。何れにせよ、存在をひっかきながら滑り落ちてゆくような、体験を二人とも持っていたような気がしてならないのだ。哲学者、ハイデガーが現象学的実存主義に立ったのに対し、ペソアが、多重人格とも言えそうな<異名>を多数持ったということが、逆に存在の中心への地獄下り決行の例証になるのではないか、と思われる。少なくとも、存在論の中心に居座るのは、紛れもない影、乃至は、空虚であろう。何故なら、問いを発する主体は、点に過ぎず、問われる主体は、せいぜいが関係に過ぎないからである。存在の実体は其処に無いことを存在論という言語的営為が証明してしまうのだ。一方、存在とは、ア・プリオリな実体そのものであろう。その意味ではヘーゲルの認識の方が、正しい。取りとめのないことを書いてしまった。然し、このような存在論的アプローチをしてみたくなるような、妙に懐かしい、そして地獄下りの陰影を帯びた、冥界の風景とでも言えるような不思議な世界であり、その寂しさである。
その雰囲気を、ポリフォニックな発声や、意図的な吃音、シュールレアリスティックな感興で演じてみせた。また、工場などで用いられる運搬用パレットを壁面、天井などに張り付け、丸く作られた演技空間の音の響きなども実に面白い工夫で、ペソアの特異性を表現するのに役立っていた。演出、演技、特徴的な衣装なども面白い。また、床に所狭しと撒き散らされた紙が、ペソアの創造した<異名>そのものででもあるかのような効果を齎してもいる。
どっきり!成人式~オレもお前も~
動物電気
駅前劇場(東京都)
2013/06/08 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
おめでとうございます。
鬼頭さん伊藤さんと不在になった電気さんですが
客演の帯金さん、堤さんの新たな魅力を引き出して
今回もバカバカしくもドタバタ→面白と変わらない楽しさで
安心にも似た感情で満足出来ました。
これからも年1じゃなくてもいいので継続下さいねー
バイト
カスガイ
テアトルBONBON(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
パンフは必見
玉置さん演じる絶対井上の世界に圧倒されます。
この理由というか設定が解るのばパンフに書いてありますので
観た後で読んだのですが、観劇前に読んでるといいかもしれません。
ネタバレもしないしねー
1stも観たかったなぁと今さらながら悔しい
この世界がまだ続くのなら、また拝見したいです。
「夢の水底、泡沫の檻」・「夢幻廻廊」
風凛華斬
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
夢の世界
立ち回りと演技はまだまだ粗削りな感じですが、構成や夢の持てるエンディングが良かったです。風の章だけ何となく異質というか現実的というか浮いている気がしましたが何か狙いが? でもおもしろかった 笑
絶句
秘密結社ブランコ
あさくさ劇亭(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/11 (火)公演終了
ファンタジー
「砂場」を観ました。綺麗なランプがたくさん登場する詩のような世界。どちらかというと淡々としていて絶句する場面もなく物足りなさが残りました。照明を落としてランプの仄かな光を強調した演出なら印象が変わっていた気がします。
劇作家女子会!
劇作家女子会×時間堂presents
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/06/13 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
お菓子食べればよかったと
おもしろかったです。
私が座っていた席の後ろのどこかで、おいしいおいしいと 声が聞こえてきましたので、きゃー 食べればよかったと思って てんてん
ネタバレBOX
是非 有名になって 下さいって 思います。
それぞれの 切り口が おもしろかったですのです。
パラノイアショー op.136
hi-pine company
吉祥寺シアター(東京都)
2013/06/14 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
言葉では簡単に説明できませんが
奥行きも高さもかなりある舞台を柔軟に使っていて良かったです。何度も繰り返されるシーンの中の相違点、それを見つける楽しさも○! 確かにオムニバス。でもそれ以上の何か新しいもの。一部強引なアドリブコーナーもおもしろかった。未見の方は、とりあえず見るべし 笑
みよかなPOISON
lovepunk
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
毒
ストーリー・演技ともにかなり練り込まれていて、思わず身を乗り出して観てしまいました。特に劇中歌「毒」での女優陣の表情は、毒々しくて見事!オリジナルの楽曲も◎でした。次回作も期待大です。
ネタバレBOX
‘みよかな’があの二人のことだとは当日まで気づかず意表を突かれましたが、毒をもって毒を制す感じの結末に何となく心地良さを感じてしまった自分。これも毒なのかな…
劇場版 DOGIMO
劇団伽羅倶梨
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
ラブラブ(ノ´∀`*)
庄吉どん&おこんちゃんが、ずっとイチャイチャしててかわゆいっ(ノ´∀`*)
美しく燃える狐火のときも、仲良くイチャイチャ(ノ´∀`*)
ノリがよくて、テンポが良くて、
声だして笑って、最後にじんわり涙が浮かんで。
HAPPYな愛に満たされた\(^o^)/
大好きな人たちを、もっと愛おしくなる。
うちらも、山小屋ランプにたまたま居合わせた人間なのだね。
人間が、勝手に騒いだり悩んだり。
そんな人間のことなんて関係なく、
けどまた、ステキな愛を伝えるために。
100年後も待ってるよ(*^_^*)