最新の観てきた!クチコミ一覧

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始発電車は君の街へ

始発電車は君の街へ

ロリポップチキン

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

満足度★★★

意欲作。。。
作り手の意気込みを感じる作品でした。70分という時間の中に表現したい事(主にテクニカルな意味で)を詰め込めるだけ詰め込んだ感じ。

ネタバレBOX

詩的&情緒的なセンスは良いのではないかと思います(タイトルの付け方なんかもそうだし)。ただ依って立つ”芯”が希薄な印象を受けました。やっぱり自分の経験に基づいたものには真実味や説得力を感じるけど、そうじゃない場合はどうしても薄く感じてしまう(メッセージ性があるような無いようなフワフワした印象なのもその辺にあるのかなぁ)。

演出的にはどこかで観たような表現も多く、新鮮味があまり感じられなかった。

役者陣はそれぞれ個性があって良かったと思います。

もっと”経験に基づいたオリジナリティ”が加味されてくれば今後面白くなって行くんじゃないかと感じました。
佐世保バーガーズ

佐世保バーガーズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

気になるハンバーガー屋
架空のハンバーガー屋という設定でも十分面白いステージになったんだろうけど、近所に本当にあるお店と提携し、それっぽいセットを作り、より親近感を醸し出したことで、面白ささらにアップ。劇場に行く前に寄ってチーズバーガー食べましたが、美味しかったよ。

『太平洋食堂』

『太平洋食堂』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

難しい題材に挑んだ脚本家の志に拍手
座・高円寺で『太平洋食堂』の初日を観てきた。

難しい題材に挑んだ脚本家の志に拍手。
大逆事件が題材で、洋行帰りの医者が「金持ちも貧乏人も議員も被差別部落の人も、万人がともに囲む食卓」を作ろうとした。
日露戦争の勝利に沸き立つ時代に、逆行する発言へのバッシングは今も同じだとつくづく感じた。

つづく

つづく

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

こういうの超好き♪
オムニバスってことなんだけど、しっかりと話が繋がって面白かったです♪
好き嫌いはあると思うけど、好きな人はめっちゃ好きだと思う。
私は2話目がお気に入り♪

Pride -プライド [傲慢] -

Pride -プライド [傲慢] -

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★

満員御礼ですね!
七つの大罪シリーズもいよいよ最後ですね。全作続けて観ていたら、もっとおもしろかったのかもしれませんが、前作を思い出しながら観ていました。
それにしても、台詞が長くて大変そうって思いました。スタイリッシュで、楽しかったです。

始発電車は君の街へ

始発電車は君の街へ

ロリポップチキン

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

断片化した90年代by「若い世代」
日本の伝統芸能の一つである「能」は、死者の視点から見た「過去」である。
演じる舞台、及び客席の間に敷き詰められた白玉は現世と 死者を隔てる役割があるとされる。

その集合体が「能」だとすれば、間違いなく今作は現代のアグレッシブな「能」だと思う。
あの世界的キャラクターや、映画「テッド」を彷彿とさせるクマのぬいぐるみ が、舞台の いたるところに散りばめられている。
おもちゃ箱をひっくり返した惨状は、アグレッシブな「能」における白玉だった。




この作品を、「狂っている」とは思わない。



断片的にストーリーが進み、過去、現在が 月島もんじゃ 並のごちゃ混ぜである。「事件」ベースであることは間違いない。






70分間という短い上演タイムではあった。
しかし、若いパワーを石炭替わりに動く暴走機関車だった。


「解りにくさ」が一種のテーマであるため、あえて「意味が解らなかった」と批判するのは的外れでしかない。むしろ、作品から感じらたのは「90年代の日本人」に対する考察である。

それは、「集団ヒステリック」と表現できる、経済的没落に起因した過度なバイブル志向だ。低迷する日本経済のなか、『清貧の思想』(中野孝次著 草思社 1992年 ) なる本がベストセラーとなった。


著者の中野孝次氏は 当時の現象について、ご自身のブログで次のような解説をされている。


 「1990年代前半、それは日本経済がまだ「酔い」から冷めやらぬエア・ポケットの時代であった。実際には、ここから急速に資本の流れは冷え込んでいくのだが、それにまだ楽観的な見通しが続いた頃である。そこでは、日本人はすぐれたホモ・ファーベル(物を作る人)であったし、これからもあり続けるという幻想が抱かれていた」

作品は今日の20年前、つまり1993年6月をモチーフとする。中野氏が指摘する「資本が急速に冷え込む」のは1995年頃ではあるものの、若者の間では 時代的な兆候は既に現れていたのかもしれない。

もっとも、私は 現在こそ危機であると考えているので、歴史を見直す作業としても極めて重要な舞台だと言わざるをえない。

「差別」についても、言及のある作品であった。


耳の聴こえぬ「何も知らない子」

「アフリカには一日一ドルで暮らす人がいる」

そして、「かわいそうな人」を愛しむ自分自身に対し、優越感を誇るのである。
これは、1990年代以降のバリアフリー社会への強烈なアンチテーゼで あって、日本社会の後進性を発掘するアプローチ方法ではないか。
たとえば、ニュージーランドでは先住民族であるマオリ人選出の国会議席数が予め確保される選挙制を採用し、より少数の声が届く政治を行う。中国においても、進学で少数民族の枠を予め定め、漢族に比べても優遇されている現実がある。

90年代以降の世界の在り方は、少数者を「上から保護する」のではなく、「平等を越えた権利を与える」方向だろう。
その 在り方から考えると、日本社会の少数者=マイノリティへの対応は明らかな偽善でしかなく、そのようなことを唱える多数の言論人も自身を誇示する偽善者なのだ。


以上は私見だが、おそらく同じ考えの下、舞台を形造ったのではないか、と期待する。


いくつもの表情が読み取れる、プリズムの舞台だった。仮面を被ってもなお、表情を隠せない。

観客に説明する役者の独り言は、なぜだか安心させる懐かしさが漂う。
これから起こる事実なのか、起こってしまった事実なのか。

寺山修司に繋がる、社会から否定されるべき題材だろう。
だが、歪な関係性=兄ー妹を通し「人間の面白さ」を垣間見ることができる。妹を心の底より愛しているから、あんな結果になってしまった。

「90年代の日本人」、「差別」、「人間の愛憎」、この3つを柱とする作品。
暴走機関車は この巨大な柱を運び、70分間 走り続けた。
だが、断片を違った場所、時間で繰り返し見せるわけだから、大長編に向く。長大な時間の流れがプラスされ出現するのは、旧•宗教劇団ピャー!!が 具現化した、「価値観を変える舞台」である。


ネタバレBOX


日本の伝統芸能の一つである「能」は、死者の視点から見た「過去」である。
演じる舞台、及び客席の間に敷き詰められた白玉は現世と 死者を隔てる役割があるとされる。

その集合体が「能」だとすれば、間違いなく今作は現代のアグレッシブな「能」だと思う。
あの世界的キャラクターや、映画「テッド」を彷彿とさせるクマのぬいぐるみ が、舞台の いたるところに散りばめられている。
おもちゃ箱をひっくり返した惨状は、アグレッシブな「能」における白玉だった。




この作品を、「狂っている」とは思わない。



断片的にストーリーが進み、過去、現在が 月島もんじゃ 並のごちゃ混ぜである。
回想なのか、現実なのか、私は知らない。


ある線路の踏切で、男子学生が耳の聴こえぬ少女に話し掛けており、少女もそれに応えている。彼は、「何も知らない子」と名付けた。


男子学生と「何も知らない子」の間を よく凝らして観察すると、双方が“コンセントコード”を握りしめていた。

そして、数分後、同じ踏切、初めて2人が出逢ったシーンである。

文庫本を切り裂き、10ページごとに製本し直した、そのような感じだろうか。

学友であり、「何も知らない子」の兄が死亡したところで、仲間が狂いながら号泣するシーンがあった。その後、「何も知らない子」がピアノの腕で進学する話題から長い暗転があり、誰しも終演を覚悟したはずだ。
ところが、“キャスト”は登場せず、新しい断片が また繰り返されるだけだった。

「紙吹雪」が吹いてさえも、断片は 続行された。


70分間という短い上演タイムではあった。
しかし、若いパワーを石炭替わりに動く暴走機関車だった。


「解りにくさ」が一種のテーマであるため、あえて「意味が解らなかった」と批判するのは的外れでしかない。むしろ、作品から感じらたのは「90年代の日本人」に対する考察である。

それは、「集団ヒステリック」と表現できる、経済的没落に起因した過度なバイブル志向だ。低迷する日本経済のなか、『清貧の思想』(中野孝次著 草思社 1992年 ) なる本がベストセラーとなった。


著者の中野孝次氏は 当時の現象について、ご自身のブログで次のような解説をされている。


 「1990年代前半、それは日本経済がまだ「酔い」から冷めやらぬエア・ポケットの時代であった。実際には、ここから急速に資本の流れは冷え込んでいくのだが、それにまだ楽観的な見通しが続いた頃である。そこでは、日本人はすぐれたホモ・ファーベル(物を作る人)であったし、これからもあり続けるという幻想が抱かれていた」

作品は今日の20年前、つまり1993年6月をモチーフとする。中野氏が指摘する「資本が急速に冷え込む」のは1995年頃ではあるものの、若者の間では 時代的な兆候は既に現れていたのかもしれない。

もっとも、私は 現在こそ危機であると考えているので、歴史を見直す作業としても極めて重要な舞台だと言わざるをえない。

「差別」についても、言及のある作品であった。


耳の聴こえぬ「何も知らない子」

「アフリカには一日一ドルで暮らす人がいる」

そして、「かわいそうな人」を愛しむ自分自身に対し、優越感を誇るのである。
これは、1990年代以降のバリアフリー社会への強烈なアンチテーゼで あって、日本社会の後進性を発掘するアプローチ方法ではないか。
たとえば、ニュージーランドでは先住民族であるマオリ人選出の国会議席数が予め確保される選挙制を採用し、より少数の声が届く政治を行う。中国においても、進学で少数民族の枠を予め定め、漢族に比べても優遇されている現実がある。

90年代以降の世界の在り方は、少数者を「上から保護する」のではなく、「平等を越えた権利を与える」方向だろう。
その 在り方から考えると、日本社会の少数者=マイノリティへの対応は明らかな偽善でしかなく、そのようなことを唱える多数の言論人も自身を誇示する偽善者なのだ。


以上は私見だが、おそらく同じ考えの下、舞台を形造ったのではないか、と期待する。


いくつもの表情が読み取れる、プリズムの舞台だった。仮面を被ってもなお、表情を隠せない。

観客に説明する役者の独り言は、なぜだか安心させる懐かしさが漂う。
これから起こる事実なのか、起こってしまった事実なのか。

寺山修司に繋がる、社会から否定されるべき題材だろう。
だが、歪な関係性=兄ー妹を通し「人間の面白さ」を垣間見ることができる。妹を心の底より愛しているから、あんな結果になってしまった。

「90年代の日本人」、「差別」、「人間の愛憎」、この3つを柱とする作品。
暴走機関車は この巨大な柱を運び、70分間 走り続けた。
だが、断片を違った場所、時間で繰り返し見せるわけだから、大長編に向く。長大な時間の流れがプラスされ出現するのは、旧•宗教劇団ピャー!!が 具現化した、「価値観を変える舞台」である。





























Call me Call you

Call me Call you

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!
もう、さすがとしか言いようがありませんね。
美術も良かったし、作・演出がよかったんじゃないですか。宇田川さんの魅力がこんなに爆発しちゃってました。愛しの椎名さんが普通に見えましたよ。

シレンシオ

シレンシオ

ネビュラプロジェクト

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

難しい・・・
デラシネラ以降の小野寺作品は出来るだけ観てきたつもりだけど、これまでで一番「つかみどころがない」作品だったかも。
タイトルにもあるように、今までに比べても、「動き」や「重なり」よりも「静寂」や「ほどける瞬間」により重みが置かれてたって感じ。
「難しいなあ、今回は」とか客席で思いながらも、そういう瞬間が闇から浮かび上がってきたときにはおもわず「もってかれる」「惹きこまれる」感覚があって、後をひく旨味なんとも。

小野寺さん、新しいゾーンに入った、のかな?

今回の観劇、芸劇プレイハウス客席の床がフラットなゾーンで観たのは失敗だったなあ・・・。
床での動きに「おいしい」動きがかなり多くて、もっとちゃんとそこら辺みられる席で観たかったかも。

失われつつある物語

失われつつある物語

Minami Produce

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

神様たち
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

ネタバレBOX

作家たちの創造とその終焉の物語。
ひかる(芝原弘)は、知人の作家らと世界を創造し物語を作り、世に広め神となろうとする。一見順調に進むプロジェクトだったが、次第に現実と物語に混同が生じ始め、ひかるは物語の中で穢れたシノブ(チバアカネ)と出会い、そしてシノブの消失を受け入れる…。

ひかる…プロジェクトの発起人。最愛のしのぶを失ったことから、世界を創造し、その中のシノブを追い求める。
吾妻(和知龍範)…ひかるから最初に打診を受けた。ラスト、ひかるの再生を認める。
えみり(石井舞)…ひかりに密かに想いを寄せる。ファッションがいい感じ。
亘(青木柳葉魚)…ひかると衝突する。
城戸(西川康太郎)…吾妻らの編集。声がでかい。
しのぶ…亡き人。
荒木(浜野隆之)…実在しない作家。
芳美(吉原小百合)…実在しない作家。
鷲津(橋口克哉)…実在しない作家。

シノブと会うため、自身らを物語の中へ入れると提案するひかるの読み通りか、物語の中に入り込んだひかる。また、物語の中の住人が現実の意識の中にも登場するという設定がナチュラルで上手い。突飛なプロジェクトであるが、徐々に設定を厚くし世界に具体性を持たせ、また床の地図も手伝ってイメージが掴みやすい。その分舞台に入っていけた。
次第に物語と現実が混同する過程の(見せ方の)スピードもいい塩梅。ひかるが物語に入って(ジョナサンがシノブを殺しにかかる頃)からの、不穏さもいい。演じた西川の他者とのテンションの違いとコミカルな調子が光ってた。物語でのポジションもいいとこ担ってたし。マント装着時の気味悪い動きも良かった。

総じて面白かった。ただ、売れっ子作家な感じが少々弱かった気がする。また、ひかるの「再生」(しのぶとの決別)が、もっとジーンと来るとなお良かった。ちょっとサッパリしすぎに見えた。
『太平洋食堂』

『太平洋食堂』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

まず、明治時代の大逆事件の犠牲者への
オマージュという形でNPOや世話人が動き、この劇が実現したことに驚きと感動。また多くの人が見に来ていたことにも驚きを禁じ得なかった。それから開演ブザーで劇が始まったのも何というか・・・・・初めての体験でした。実は近代史というのは一般人にとって割と未知なもの。学校で時間切れになってしまって習わない場合が多い。なので、始めのうち時代感が掴めず苦労した。演出は超正統派の真っ向勝負なので、よけいしんどい。音楽や効果音がミニマムなのも、それに拍車をかけている。小道具や衣装が丁寧で好感を抱かせますが、3時間の長丁場なのでもう少し音楽などで時代の空気や各シーンに変化をつけてくれればリラックスして見られたかも。

ネタバレBOX

こうした劇はなるべくたくさんの人に見てもらいたいというのが製作者側の第一の目的だと思いますが、前半が少し冗長で、ドクトルの年齢なども非常に分かりにくい。また、もう少し何か時代感を表す生活音や音楽などが欲しかったです。長い劇なので、観客を飽きさせない工夫も大事だと思います。明治中期という時代、あまりイメージが沸かないし、頭をフル回転して想像しなければならない感じ。
ブスサーカス

ブスサーカス

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

凄惨・陰惨なのに頬が緩むフシギ
まさにブラックユーモア、起きていることは凄惨・陰惨なのに頬が緩んでしまう。
他にも「不幸自慢」をしている時に可愛らしさや哀しさが見え隠れしたり、いたるところに表裏一体と言おうかアクセルとブレーキを同時に踏むと言おうか、なのが後味を悪くさせないのか?

ネタバレBOX

偶然、この日のマチネに観たものにもA瀬Hるかを「可愛さの尺度」に使う場面があってビックリ!
浦安ロック

浦安ロック

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/17 (月)公演終了

満足度★★★★

「お家芸」+α
TDL開業を控えた地元民たちの物語。
もはや「お家芸」的なラストのパフォーマンスはもちろん、その直前にサラリと体罰が人の心に残す傷に言及するのはさすが。

四の五の言わずに恋しろリーマン!

四の五の言わずに恋しろリーマン!

Island

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

こんな会社
風通しがよくて良いですね!!、隠ぺいは感心しませんが… 
途中、恋はドコに? という展開でしたが、スッキリ落としてくれて、観劇後は心地よかったです。

Call me Call you

Call me Call you

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

満足度★★★★★

うわぁ・・・・・
これ、最高ですね!吉祥寺シアターいっぱいに設えられた警察トレーラーといい、(思い切った美術だ~。もうこれしか無いってやつですね)入場前からのものものしい雰囲気といい、(もう、SITの制服カッコ良すぎ~涎出そう・・・・)ストーリーの巧みさ、結末の意外さ、展開のスピード、その他のサイドストーリーもすべて完璧!でした。これはもう誰が見ても五つ星でしょう・・・。でも、この劇団には珍しく、わずかですが台詞の噛みが目立った。いつも完璧に近いのであれっという感じでした。すごい大人数の出演でしたが、これでもAチームとBチームがあるとか。地力があるなぁ、と驚きです。交渉人の「コール!!」の声の使い分けが素晴らしかった。

五感の迷宮

五感の迷宮

tejinacy

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/06/27 (木) ~ 2013/06/29 (土)公演終了

満足度★★★★

面白いです 実に興味深い!!
 お遊びを、 12枚の絵が双六の様に、
好きな数字を想い浮かべて、進みます 戻ります モナリザにたどり着きます。 実に面白い 興味深い 視覚をつかったお遊び。

 メイドと主で物語が進んでいくマジック メイドが鞄を持ってくる 封筒を開けカードを出す、手紙を読む 携帯は・・・ 飲食・・・ 私に恋したりしない様に・・・ お客様の中にターコイズブルーのカーディガンを着た方 そんなちょうどいるわけが・・・いた!! お客様を舞台に、一緒にマジックに引き込んでいきます。 福山雅治 ガリレオの様な口調で進めていきます はまっているらしい。 水は、どんな味 カードが辛いと出る 水の色が変化した。
面白いです 実に興味深い!!

 鼻がきく猫キャスパー(小さなぬいぐるみ)が、投げられてお客様を選びます。 嗅覚 3つの香水 3つの新聞紙でくるまれた額縁 どの臭い 間違えると本物の絵を切ってしまう。・・・・ナイフを入れる・・・
面白いです 実に興味深い!! 

アカツキのロシアンルーレットぉーーー  壁に打つホチキス5個1つに玉を入れる。混ぜる 手に打つ 首に打つ メイドの首に・・・もちろん玉の入ったのを外して取ります、良かった 玉は出なかった、緊張感、うっ と来ます。 
面白いです 実に興味深い!!
 
匂いで記憶が鮮明になるブルースト効果、 聴覚的選択・「カクテル・パーティー効果」
 カードマジックが、すごいです、スペードのAが何処に入れても、上に来る。 モナリザのジグソーパズルのピースが1つ無い キャスパーが私に来ました。
皆さんに渡されたピースを回収袋へ、その中から一枚引きます チャンスは3回 最後に当たりました。 面白い 実に興味深い!!

実に興味深い!! 面白かった。

SAMURAI挽歌 III

SAMURAI挽歌 III

水木英昭プロデュース

ももちパレス(福岡県)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/02 (火)公演終了

満足度★★★★

坂本龍馬から始まる
が、メインではなく、村上水軍末裔の海賊のお話。
徳川埋蔵金、会津藩、元壬生志士などがからんで、
田中真弓さんもからむと、ひとつなぎのパロディまで。
パニクルーのダンスも圧巻です。

ネタバレBOX

田中真弓さんのキャラは爆笑です。
カーテンコールの撮影会は違った意味ですごい盛り上がり。
天神から離れていたので、後列の空席はいなめない。
『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

『うそつき』を観劇
最初から最後まで「うそ」にまつわる物語で、いくつかのうその配分もちょうどよかった。登場人物4人がそれぞれ、うそをつくし。(板垣のは本当だったのかな?)
今回、改めて会話劇というのは登場人物の距離感だったり位置関係というのが重要なんだな、と思った。(それは左右に離れて言い合うナイルと板垣だったり、ラストの奥の椅子でつぶやくスランプだったり、後ろ向きで寄り添う板垣とギーコだったり。)
その点、この「スタジオ空洞」という新たな空間は奥行きがありガランとしていてこの芝居にピッタリだったなと思う。
それにしても国が戦闘状態に入ろうかというのに(ナイルは新聞を読んでしきりに気にしてはいたが。)、結局日常的な会話のやり取りに終始するっていうのもなんだか面白い。人間って、いざとなってもこんなものかもね。

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!

おぼんろ

d-倉庫(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しかった~~♪
20回以上は参加させていただきました。本当に美しかった。ありがとうございました。語り部の皆さんは勿論、森の空気も木々もその空間に最後はうっとりとしていました。すべてがいとおしくて抱き締めたかったけれども、ジョウキゲンだけで我慢します。まだまだ、目をつぶればあの空間が広がります、好きな台詞が出てきます。大事にとっておきます。ほんとうに素敵でした。

不道徳教室

不道徳教室

森崎事務所M&Oplays

シアタートラム(東京都)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

不道徳さに、ドキドキ、憧れ、女子高生トリオのギャグやダンスも何ともかわいらしく可笑しくって良かった!
不道徳さに、ドキドキ。
ここだけの話、憧れも…。

物語は、時間が前後に錯綜しながら進む。
誰が誰を見たのか、手を怪我したのはいつか、
だんだん時系列がわからなくなってくる…。

しかし、相変わらず岩松さんの書くセリフは面白い。
そして今回、岩松さんのいつもの芝居には無い要素である、
女子高生トリオの友達同士のギャグや踊りが何ともかわいらしく可笑しくって良かった!
こういうシーンを絶対楽しそうに演出してる、岩松さんを見てみたいものです。

3人の「さよならの絲(いと)」

3人の「さよならの絲(いと)」

ソノノチ

KAIKA(京都府)

2013/06/21 (金) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

3人の「さよならの絲(いと)」
作・演の方がとても真面目な方なんだろうということと、こういう未来を描いているのだろうということは作品でよくわかります。だからすべてお話しなければならなくなってしまっているのだと思います。深読みしようとしてしまうけれど、観た、聞こえたその通りの作品なのだと思います。
作品の終盤、ああもう終わった、と思ったら、芝居はまだ続いていて、でもそれって続ける必要があったのだろうかと疑問になりました。すなわち、観ているものが物語を作る余地を排除してしまったのではないでしょうか。ちょっとおなか一杯になってしまいました。

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