失われつつある物語 公演情報 Minami Produce「失われつつある物語」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    神様たち
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    作家たちの創造とその終焉の物語。
    ひかる(芝原弘)は、知人の作家らと世界を創造し物語を作り、世に広め神となろうとする。一見順調に進むプロジェクトだったが、次第に現実と物語に混同が生じ始め、ひかるは物語の中で穢れたシノブ(チバアカネ)と出会い、そしてシノブの消失を受け入れる…。

    ひかる…プロジェクトの発起人。最愛のしのぶを失ったことから、世界を創造し、その中のシノブを追い求める。
    吾妻(和知龍範)…ひかるから最初に打診を受けた。ラスト、ひかるの再生を認める。
    えみり(石井舞)…ひかりに密かに想いを寄せる。ファッションがいい感じ。
    亘(青木柳葉魚)…ひかると衝突する。
    城戸(西川康太郎)…吾妻らの編集。声がでかい。
    しのぶ…亡き人。
    荒木(浜野隆之)…実在しない作家。
    芳美(吉原小百合)…実在しない作家。
    鷲津(橋口克哉)…実在しない作家。

    シノブと会うため、自身らを物語の中へ入れると提案するひかるの読み通りか、物語の中に入り込んだひかる。また、物語の中の住人が現実の意識の中にも登場するという設定がナチュラルで上手い。突飛なプロジェクトであるが、徐々に設定を厚くし世界に具体性を持たせ、また床の地図も手伝ってイメージが掴みやすい。その分舞台に入っていけた。
    次第に物語と現実が混同する過程の(見せ方の)スピードもいい塩梅。ひかるが物語に入って(ジョナサンがシノブを殺しにかかる頃)からの、不穏さもいい。演じた西川の他者とのテンションの違いとコミカルな調子が光ってた。物語でのポジションもいいとこ担ってたし。マント装着時の気味悪い動きも良かった。

    総じて面白かった。ただ、売れっ子作家な感じが少々弱かった気がする。また、ひかるの「再生」(しのぶとの決別)が、もっとジーンと来るとなお良かった。ちょっとサッパリしすぎに見えた。

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    2013/07/03 23:23

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